使い勝手がよく、非常にバランスのいいオーガニック日焼け止めクリームとして有名なのが、パーフェクトポーションの「アウトドア サンスクリーン」です。人気は非常に高く、多くの人から好評な口コミを寄せられています。一方で、気になる口コミがあるのも事実。
そこで今回は口コミの真偽を確かめるべく、パーフェクトポーション アウトドア サンスクリーンを実際に使って、成分・落としやすさ・焼けにくさ・耐摩擦性・撥水性を検証レビューしました!購入を検討中の方はぜひ参考にしてみてくださいね!
新卒で国内メーカーの美容職に入社し、3年半従事。年間6,000人以上をカウンセリングし、お客さま一人ひとりにあった美容法を提案していた。その後マイベストへ入社し、メイク・スキンケア全般の記事を執筆。コスメコンシェルジュ・化粧品成分上級スペシャリスト・顔タイプアドバイザー1級を所有。
すべての検証は
マイベストが行っています
何か飛び抜けて高い性能を備えているわけではありませんでしたが、全体的なバランスが非常によく、誰にでもおすすめできるクリームです。
このクリームの大きな魅力は、しっとりとした使い心地。潤いが不足しがちな肌にはぴったりですし、日焼け止めクリーム本来の役割を果たせる夏はもちろん、乾燥する冬も活躍が期待できます。
全体的な能力は高い日焼け止めクリームですが、唯一耐摩擦性は低いのが残念でした。オーガニック系の宿命であるため、付ける際はこすらないよう注意してください。そこにさえ注意すれば、誰であってもおすすめできる日焼け止めクリームと評価します。
アウトドア サンスクリーンは、アロマのある自然な暮らしを目指すオーストラリアのブランド・パーフェクトポーションの日焼け止め。
パーフェクトポーションの製品はオーガニック系コスメの中でも、世界中から厳選した天然素材からアイテムを作っているのが特徴的です。アウトドア サンスクリーンも、体への優しさを考えた製品となっています。
また、パーフェクトポーション アウトドア サンスクリーンはSPF50/PA+++。日常生活はもちろん、海水浴やレジャースポーツなど、日差しが強烈なシーンでも活躍すること間違いなし。これ1本あれば、夏を十分に乗り切れるといっても過言ではありません。
天然素材を利用したアイテムを多く開発しているパーフェクトポーションの商品らしく、アウトドア サンスクリーンはホワイトと目に優しいグリーンが特徴的なデザインが魅力。健康的で、落ち着いた大人のデザインからも、人を選ばず使える日焼け止めクリームであることが伺えます。
パーフェクトポーション アウトドア サンスクリーンは、植物油脂の量が植物エキスよりも多くなっており、非常にしっとり感が強い日焼け止めクリーム。単純に日差しから肌を守るだけではないのが、大きな強みとなります。
また油分が強いため、水を弾くのもパーフェクトポーション アウトドア サンスクリーンの強みです。一度塗れば、突然の雨や汗などで落ちる心配もありません。
パーフェクトポーション アウトドア サンスクリーンはインターネット上を見ると非常に好評な声が多いですが、一方でいくつか気になる口コミも見られるため、実際のところはどうなのか気になるところです。
そこで今回は、実際に購入したパーフェクトポーション アウトドア サンスクリーンを使用して、以下の5項目を検証してみます!
検証①:成分
検証②:落としやすさ
検証③:焼けにくさ
検証④:耐摩擦性
検証⑤:撥水性
まず最初は、成分についての検証からです。今回は、配合成分のシンプルさと吸収剤を使っているかの2軸で評価を行いました。
配合成分がシンプルなほうが肌に合わない可能性が低くなるため、成分数の少ない日焼け止めの方が高ポイントとなっています。それに加えて、紫外線吸収剤を使用している日焼け止めをチェック。オーガニック商品には適さないということもあり、該当商品はその分の評価をマイナスしました。
上記の方法で確認したところ、パーフェクトポーション アウトドア サンスクリーンに配合されていたのは24成分。既にご紹介している通り、植物油脂の成分が多数配合されているため、自然と成分数も多めの結果となりました。
とはいえ、紫外線吸収剤も使用していないため、肌トラブルなどのリスクは比較的少ない日焼け止めクリームとみて間違いありません。
続いては、日焼け止めクリームの落としやすさをチェック。
クリームを塗布した腕に、泡タイプの洗顔料を乗せて2~3回撫でたあと水をかけて検証。流した後の落ち具合を目視でチェックしました。
水で流した後を確認してみると、ほとんど残らずに落ちているのが分かりました!ただし、完全に落ちているわけではなく、よくよく見てみるとクリームが残ってしまっているのは分かります。
とはいえ、この程度であれば問題はありません。今回はざっと水をかけた程度のため、落とす際にしっかり手などで擦れば、完全に落ちていきます。
次に検証するのは焼けにくさです。日焼け止めクリームにとっては重要なポイントとなるため、ここでは以下の2つの方法を用いて検証していきます。
まずUVラベルについて検証したところ、UVラベルはほぼ白いままの状態を保っていました!ややピンクの箇所もありましたが、高機能であるのはしっかり確認できました。
検証も佳境に入り、耐摩擦性を確認していきます。衣類やタオルなどで擦れて落ちると塗り直しをしなければならず、時間と手間がかかるのは確実。それなら、初めからなるべく摩擦で落ちにくい日焼け止めを選びたいものです。
そこで、オーガニックの日焼け止めがなじんだ後の肌を2回ほどタオルでこすってみて、どれくらい残っているかを確認しました!
実際にタオルでこすってみたところ、ほとんどクリームは落ちてしまう結果に…。耐摩擦性はお世辞にも高いとはいえません。クリームを塗った際は、こすれないように注意しておきましょう。
ただし、パーフェクトポーション アウトドア サンスクリーンに限らず、オーガニック系は総じて摩擦に弱いのが特徴です。そのため、摩擦に強い日焼け止めクリームを探しているのであれば、そもそもオーガニック系は選ばないようにしてください。
最後に検証していくのは撥水性です。水をしっかり弾いてくれるかどうかは、クリームを持続させるためにも重要なポイント。
そこで今回の検証では、オーガニックの日焼け止めをなじませた腕に疑似汗(馬油とぬるま湯を混ぜたもの)を吹きかけ、どれくらいはじくかを検証しました。
液体を吹きかけて少し観察してみたところ、撥水性の高い「乳液」タイプでないにも関わらず、しっかり水を弾いてくれていました!しかし、気になったのは弾いてできた水滴に油が混ざっているというところ。
乳化の一歩手前といった状態であり、完璧とまではいえないのが残念でした。とはいえ、平均以上の性能を持つ日焼け止めクリームではあるため、安心して使用できます。
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