肌に優しい処方なのに、しっかり紫外線をブロックしてくれると人気の日焼け止め「江原道 クリアUVヴェール」。日焼け止めとしての効果が高く使いやすいと評判ですが、口コミの中には「コスパが悪い」「白っぽくなる」という声もあり、試せずにいるという方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は口コミの真偽を確かめるべく、江原道 クリアUVヴェールを実際に使って、使いやすさ・焼けにくさ・耐摩擦性・撥水性・落としやすさを検証レビューしました。購入を検討中の方はぜひ参考にしてみてくださいね!
新卒で国内メーカーの美容職に入社し、3年半従事。年間6,000人以上をカウンセリングし、お客さま一人ひとりにあった美容法を提案していた。その後マイベストへ入社し、メイク・スキンケア全般の記事を執筆。コスメコンシェルジュ・化粧品成分上級スペシャリスト・顔タイプアドバイザー1級を所有。
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本記事における「エイジングケア」は、年齢を重ねた肌にうるおいを与えることを指します。
検証してみたところ、江原道 クリアUVヴェールは液だれすることもなく、使いやすさとしてはまずまずといったところ。しかし、ぼんやりと焼けてしまったことがマイナスとなりました。
スプレーしたままでは白っぽくなってしまうので、手で伸ばしてなじませるのがおすすめです。ほんのりトーンアップできるので、くすみがちな肌をカバーすることも可能。
保湿力があるためか少しべたつくものの、顔に塗る場合はプレスとパウダーなどで押さえることで解消できそうです。摩擦や水に強いため、一度塗っておくと長時間効果を発揮してくれますよ。
美肌やエイジングケアにも特化していますから、全身用よりも顔用として使うのがおすすめです。顔だけの使用なら持ちも良く、気になるコスパの悪さも解消できるでしょう。
肌荒れに悩む女優が作った自然派化粧品ブランド「江原道」。肌悩みを持つ多くの女性から支持されています。そんな江原道の人気シリーズの1つ「スパシリーズ」の日焼け止め、クリアUVヴェールにはどのような魅力があるのでしょうか?まずは商品の特徴からご紹介します。
江原道 クリアUVヴェールの大きな魅力は、肌に優しい処方なのにもかかわらず、日焼け止め効果に優れているところ。紫外線吸収剤をはじめ、香料・合成色素・石油系鉱物油・パラベン・アルコール無添加という6つのフリー処方で、敏感肌を考慮した設計です。
紫外線カット効果においては、SPF50+、PA++++と、国内最高レベルを実現。しっかり日焼けを防止するのに肌には優しく、誰でも使えるのが人気の秘密です。背中や膝の裏などの塗りにくい部分にもしっかり塗布できるスプレータイプのため、全身ムラなく日焼け対策ができますよ。
クリアUVヴェール1本で乾燥対策・紫外線対策・肌トラブル対策の3つのエイジングケアができるのも魅力のひとつです。
ラベンダー花エキスなどの整肌成分をはじめ、白樺樹液(保湿成分)や、出雲湯村温泉水を含んだSPA水により、角質層の隅々までしっかりと保湿。乾燥に悩む方にはぴったりの処方です。
さらに、UVA(紫外線A波)やUVB(紫外線B波)によるダメージから守り、ハリのある健やかな肌に導いてくれる優れもの。特に年齢による肌トラブルが気になっている方にはとても嬉しい1本です。
スプレーした肌を美しく見せる効果に優れているところも大きな魅力。機能性パウダーの働きにより、気になる肌のお悩みをカバーすることができます。
毛穴や小じわをカモフラージュしつつ、光を拡散して透明感アップ。さらに、ロングラスティング機能で皮脂を吸着し、化粧崩れを防止するので、メイクも長持ちします。日焼け止めとは思えない効果で美肌に近づける嬉しいアイテムです。
肌を美しく見せる効果が期待できるとは言え、焼けにくさも気になるところですよね。正しい塗り方のコツを知れば、しっかりと紫外線を防ぐことができますよ。
なお、量をケチったり、大量につけすぎるとムラになりやすいので注意が必要です。適量を意識して、少しずつ塗り足すようにしましょう。まめに塗り直しを行うことでより紫外線をブロックすることができるので、スプレータイプのムラが心配な方はぜひこの方法で塗ってみてくださいね。
紫外線カット力と肌への優しさで人気の江原道 クリアUVヴェールですが、口コミの中には購入を踏みとどまってしまうような声も見受けられます。では一体、どのような口コミがあるのでしょうか?
悪い口コミで多く見られたのは、コスパが悪いというものでした。内容量が60gとやや少なめなのに対し、価格は2500円ほど(メーカー希望小売価格)。あっという間になくなってしまうので減りが早いという意見も見られます。このコスパは普段使いに向かないのでは?という声も…。
スプレーした部分が白くなってしまうという口コミも気になります。スプレー後に手で伸ばせば解消できるようですが、手が汚れてしまうのでスプレータイプのメリットが半減。また、スプレーしただけではムラが心配で、つけた後に手で伸ばしているという人も見られました。
コスパが悪い・白っぽくなるなどの口コミも見られましたが、本当のところは使ってみなければわかりませんよね。そこで、江原道 クリアUVヴェールを実際に使用して、以下の5点について検証してみたいと思います。
検証①:使いやすさ
検証②:焼けにくさ
検証③:耐摩擦性
検証④:撥水性
検証⑤:落としやすさ
まず最初にスプレーの出方と使用感の2つをチェックし、使いやすさを検証してみます。濡れると色が変わる紙に15cm離してスプレーし、濡れ方や広がり方、細かさなどの観点からスプレーの出方を評価。
使用感に関しては、5人で使ってみて好みかどうかをそれぞれ採点し、スプレーの出方と使用感、両方を総合的に見て評価しました。口コミにあった「白くなる」という声は本当なのでしょうか?
スプレーの出方のテストでは液だれもなく、使いやすさは特に申し分なし。ただ中央部分が白っぽくなるので、口コミにあった通りスプレーした後は手で伸ばした方が良さそうです。伸ばすと透明になるため、手でなじませれば白浮きする心配はありません。ほんの少し、肌がトーンアップした印象を受けました。
5人で使用感を試した結果では、保湿感があるせいか少しだけべた付きが気になるという評価に。顔に使用する場合は、パウダーなどで押さえて仕上げるのがおすすめです。
続いては、日焼け止めとして非常に重要な焼けにくさのチェックです。クリアファイルに日焼け止めをスプレーして、その下に紫外線で色が変化するUVラベルを置いて検証します。同時に、男性モデルの背中や腹部に塗って屋上で焼き、2日経過して赤みの引いた肌でも検証してみました。
少量でも焼けにくいのであればコスパが良いと判断できますが、実際の効果はどうなのでしょうか?
検証の結果、UVラベル・男性モデルの肌ともに、ぼんやりと焼けてしまいました。ムラになっているというよりも、スプレーしただけではカバーしきれないことが原因なのかもしれません。顔に塗る際は直接スプレーするのではなく、手のひらに出してから少量ずつ伸ばしたほうが良さそうです。
また、まめに塗り直したり、気になる部分には重ね付けするのがベター。メイクが崩れにくい・美肌効果など顔への使用に適した効果を謳っていますので、コスパが気になる方は全身用ではなく顔専用として使うのがおすすめです。
次に、日焼け止めが落ちにくいかどうかを検証します。腕の内側に日焼け止めを塗って数分置いた後、タオルで2~3回こすり、日焼け止めがどのくらい残っているのか確認しました。
タオルで数回こすってみましたが、日焼け止めは十分肌に残っており、耐摩擦性は高いということがわかりました。衣服にスレたり、汗をハンカチで拭っても簡単に落ちる心配はなさそうです。一度塗っただけでも、しっかりと肌に留まって紫外線をブロックしてくれるのは嬉しいですね。
次に検証するのは、汗や水による落ちにくさ。まず腕の内側に日焼け止めを塗り、その上から馬油と水を混ぜて作った疑似汗を霧吹きで吹きつけて、撥水性を確認してみます。きれいな粒状になって弾けば、撥水性が高いものと判断し評価しました。
吹きつけた疑似汗は粒状になり、しっかりと弾かれました。画像を見ても、汗や水に強い撥水性の高い日焼け止めであるということがわかりますね。
耐摩擦性も高かったので、汗をかいた後にタオルなどで拭ってもOK。ウォータープルーフタイプの日焼け止めが欲しい方に自信をもっておすすめできます。
日焼け止めの落としやすさについても検証してみます。日焼け止めを塗った腕の内側を泡タイプのボディソープで数回撫でた後、水差しで水をかけ、石鹸だけできれいに落とせるかどうかをチェックしました。
日焼け止めは肌にほとんど残った状態できれいに落ちませんでした。石鹸だけで落とすのは難しいようなので、顔に塗った場合は肌残りが心配です。オフするときはクレンジングを使った方が良いでしょう。
ただし、ゴシゴシこすって落とすのはNG。肌に優しい処方になっているにもかかわらず、力を込めて落とせば肌に負担がかかってしまいます。丁寧にクレンジングをなじませながら落とし、洗顔後は乾燥しないよう、化粧水や乳液で念入りに保湿をするとよいでしょう。
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