




セットアップが簡単で、通信速度も安定していると人気のバッファロー(BUFFALO) WCR-1166DS。インターネット上では高評価の口コミがある一方で、「5~10m離れると電波強度が弱くなる」「初心者には設定が難しい」といった評判もあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、バッファローのWCR-1166DSを含むWi-Fiルーター37商品を実際に使ってみて、通信速度・同時接続台数・機能性を比較してレビューしたいと思います。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!

アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
本コンテンツに記載の検証結果は2022年09月までの情報です
バッファロー WCR-1166DSは、低価格で購入できるWi-Fiルーターをお探しの人におすすめです。販売価格は、執筆時点で税込5,500円(公式サイト参照)。検証したなかでもトップクラスの安さでした。
ただし、通信速度は全商品の平均値を下回っています。設置場所近くでも100Mbpsには届きませんでした。3階建の戸建てでも全室で動画視聴ができる速度は出ますが、ワンルームなどの狭い範囲で使用するのがよいでしょう。
また、同時に接続する台数にも注意が必要です。検証では5台の段階で大幅に減衰していたため、利用環境によっては通信が切断される場合も。搭載機能も、端末を狙って電波を飛ばすビームフォーミング機能のみと最小限でした。
通信速度は上位商品に及ばないものの、初期設定はアプリで簡単にできます。安さで選びたい人や初心者の人には好適です。使い方にマッチするなら、候補としてみてください。
パソコン周辺機器メーカーのバッファロー。AirStasionブランドとして、Wi-Fiルーターなどを数多く販売しています。
今回ご紹介するのは、コンパクト設計のWCR-1166DSです。50×110×109mmと手のひらに収まるサイズなので、狭い部屋や棚の上など場所を選ばず設置できます。ケーブルも縦配列になっていて、すっきりとまとめられますよ。
通信規格はWi-Fi 5(11ac)、アンテナ数は「2×2」を搭載することで、高速通信を実現。アンテナは効果的な位置に内蔵し、安定した接続ができるよう工夫。推奨使用台数は6台まで、戸建て2階建・マンション~2LDKまで対応できます。
接続した機器の位置を見分けてピンポイントで電波を届ける、ビームフォーミングが搭載されているのも特徴です。ゲーム機やスマホを持ち歩いていても、電波が途切れにくくなっています。
本体には、最大100Mbps対応の有線LANポートが1つ搭載されています。テレビなどと有線接続ができ、無線で接続するよりも安定した通信が可能です。
ハブを用意すれば、テレビ・レコーダー・HDDなどをまとめてインターネット接続することもできますよ。
初期設定は専用アプリ「QRsetup」をスマホにダウンロードすれば簡単です。アプリをダウンロードしてから同梱されているQRコードを読み取り、画面の指示に従って操作するだけで完了。スマホしか持っていない人でも設定できます。
Wi-Fiルーターの設定変更も、「SitationRadar」アプリでできます。ゲストのためにポートを解放する場合など、一見難しい設定もスマホで簡単に変更できます。
セキュリティは、WPA2の暗号方式を採用しています。Any接続拒否が設定できるため、SSIDを知らないパソコンからのアクセスはできません。勝手にWi-Fiの電波が使われる可能性は少ないでしょう。
1日に1回最新ファームウェアがないかチェックし、自動でアップデートが行われるのもポイント。面倒なアプデの手間がかかりません。保証期間は購入から1年間、LINEやチャットでの相談もできて問い合わせしやすいですよ。
今回はバッファローのWCR-1166DSを含むWi-Fiルーター全37商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:通信速度
検証②:同時接続台数
検証③:機能性
まずは、通信速度の検証を行います。
住宅環境を再現するために3階建て一軒家を貸し切り、2階の書斎にWi-Fiルーターを設置。上り・下りの速度を6室すべてで3回ずつ計測し、それぞれの平均値を算出します。どの部屋でも快適に通信が行えるかチェックしました。
PCは「ASUS ZenBook 15」、計測アプリは「LAN Speed Test」を使用しています。
今回はあくまでも、特定の場所で計測した数値で評価をしています。使用環境が変われば実効速度の値も変わってくるので、必ずしも検証結果と同じ数値が出せるとは限りません。
通信速度は、今回検証した全商品の平均値より遅めでした。検証した6か所での速度は、以下のとおりです。
<上りの通信速度一覧 単位:Mbps> ※()内は全商品の平均値
<下りの通信速度一覧 単位:Mbps> ※()内は全商品の平均値
設置場所である2階書斎の数値も、92.17Mbpsと平均を下回りました。とはいえ、全室で高画質の動画視聴ができるくらいの速度は出ています。オンラインゲームのようにデータ量の多い通信でなければ、快適に通信できるでしょう。
最も離れた場所での通信速度を測るために、1階寝室にWi-Fiルーターを設置し3階リビングでの測定も行いました。
こちらも平均値を下回り、測定結果は上り16.40Mbps・下り66.68Mbpsとなっています。通信が可能な範囲ではありますが、通信中に接続が途切れてしまう恐れがあります。広い範囲での通信よりも、ワンルームなど狭い範囲で利用するのがおすすめです。
続いて、同時接続台数の検証です。
スマホ・PC・ゲーム機などを同時に接続し、5台接続時と10台接続時の通信速度を測定します。1台のみを接続した場合の通信速度と比較し、評価しました。
複数台同時に接続すると、大幅に減衰する結果に。詳しい速度一覧は以下をご覧ください。
<同時接続時の速度一覧 単位:Mbps>
5台同時で25.97%、10台では6.73%まで減衰しました。接続が遮断されてしまった機器もあり、快適に通信することができません。快適に通信を行うためにも、同時接続は5台以下に留めておきましょう。
最後に、機能性の検証を行います。
Wi-Fiルーターを実際に使ってみて、初期設定が簡単にできるか・専用アプリで設定や管理が可能か・便利な機能が搭載されているかなど8つの項目をチェックしました。
検証した8項目のなかで、該当していたのは3項目だけでした。IPv6やMU-MIMO機能などは搭載されておらず、必要最低限の機能を備えた商品です。詳しい内容は以下をご覧ください。
<機能性一覧>
ビームフォーミング機能は搭載されているので、移動しながらでも快適な通信が可能です。初期設定も専用アプリで簡単に行えるため、初めてでも迷わず設定できるでしょう。性能重視の人よりも、初心者向けのWi-Fiルーターといえます。
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
5,600円
(最安)
販売価格:5,600円
ポイント:0円相当
送料無料

(8件)
7,079円
(+1,479円)
販売価格:7,143円
ポイント:64円相当
送料無料
7,290円
(+1,690円)
販売価格:7,290円
ポイント:0円相当
送料無料
(72件)
7,452円
(+1,852円)
販売価格:7,520円
ポイント:68円相当
送料別
7,940円
(+2,340円)
販売価格:7,940円
ポイント:0円相当
送料無料
(51件)
7,970円
(+2,370円)
販売価格:7,970円
ポイント:0円相当
送料別
7,980円
(+2,380円)
販売価格:7,980円
ポイント:0円相当
送料無料
(98件)
8,899円
(+3,299円)
販売価格:8,980円
ポイント:81円相当
送料別
最後に、価格と性能のバランスがよい商品をご紹介します。
バッファローのWSR-5400AX6S-MBは、1LDKにお住いの人におすすめです。設置場所から離れると速度は低下しますが、1LDKくらいの広さなら高速通信ができます。10台同時に接続しても大幅に減衰しないので、二人暮らしや友人を呼んだ際なども快適に通信できますよ。
アイ・オー・データのWN-DAX3600QRは、高性能モデルにも関わらずリーズナブル。通信速度の最大値は649Mbpsを記録しており、遠く離れた場所でも152Mbpsと安定していました。メッシュ機能以外の機能は搭載されており、機能性も十分です。部屋数が多い場合に好適のモデルですよ。
| 推奨利用環境 | 戸建て3階建、マンション4LDK |
|---|---|
| Wi-Fi規格 | Wi-Fi 6 |
| ストリーム数 | 不明 |
| 最大帯域幅 | 不明 |
| 専用中継機数 | 不明 |
| 給電方法 | ACアダプター |
| 専用中継機 | 不明 |
| 転送速度 | 4803+573Mbps |
| 最大通信速度(理論値) | 4803+573Mbps |
| 最大通信速度(2.4GHz) | 不明 |
| 最大通信速度(5.0GHz) | 不明 |
| 最大通信速度(6.0GHz) | 不明 |
| 周波数帯 | デュアルバンド(5.0GHz+2.4GHz) |
| 周波数 | 2.4GHz、5.0GHz |
| アンテナの種類 | 内蔵タイプ |
| アンテナ数 | 4×4+2×2 |
| 重量 | 約650g |
| 幅 | 不明 |
| 奥行 | 不明 |
| 高さ | 不明 |
| LAN端子 | 不明 |
| INTERNET端子 | 不明 |
| LANポート | 最大1Gbps×4 |
| コア数 | 3コア |
| ビームフォーミング機能 | |
| MU-MIMO機能 | |
| メッシュ機能 | |
| EasyMesh対応 | 不明 |
| QoS機能 | 不明 |
| 中継機能 | 不明 |
| IPv6対応 | |
| VPN対応 | 不明 |
| バンドステアリング機能 | 不明 |
| ファームウェアの自動更新機能 | 不明 |
| コンバーター機能 | 不明 |
| 専用アプリ | |
| セキュリティサービスあり | 不明 |
| セキュリティサービスの詳細 | 不明 |
| キッズタイマー機能 | 不明 |
| アクセスログの取得可能 | 不明 |
| 端末ごとのアクセス制限可能 | 不明 |
| ネットフィルタリング機能 | 不明 |
| 6GHz下り最大通信速度(検証時) | 不明 |
| 検証時の6GHz下り最大通信速度 | 不明 |
| 5GHz下り最大通信速度(検証時) | 不明 |
| 6GHz上り最大通信速度(検証時) | 不明 |
| 検証時の6GHz上り最大通信速度 | 不明 |
| 5GHz上り最大通信速度(検証時) | 不明 |
| 検証時の5GHz下り最大通信速度 | 不明 |
| 2.4GHz下り最大通信速度(検証時) | 不明 |
| 検証時の5GHz上り最大通信速度 | 不明 |
| 2.4GHz上り最大通信速度(検証時) | 不明 |
| 検証時の2.4GHz下り最大通信速度 | 不明 |
| 検証時の2.4GHz上り最大通信速度 | 不明 |
| 最高下り実効速度 | 不明 |
| 最低下り実効速度 | 不明 |
| 通信速度規格 | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax |
| 最大通信速度 | 4803Mbps |
| 設置方法 | 縦置き |
| セキュリティ規格 | OPEN、WPA、WPA/WPA2-mixed、WPA2、WPA2/WPA3、WPA3、Any接続拒否、プライバシーセパレーター、MACアクセス制限(最大登録許可台数:64台) |
| 無線LAN接続用ボタンの種類 | 不明 |
| メーカー保証期間 | 1年間 |
| 消費電力 | 14.6W |
| 同時接続可能 | |
| 同時接続台数 | 不明 |
| セット売り | 不明 |
| 有線接続可能 | 不明 |
| メーカー独自のメッシュ機能 | 不明 |
| ポーチ付き | 不明 |
バッファロー WSR-5400AX6S-MBをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
| 推奨利用環境 | 戸建て3階建、マンション4LDK |
|---|---|
| Wi-Fi規格 | Wi-Fi 6 |
| 専用中継機数 | 不明 |
| 給電方法 | ACアダプター |
| 専用中継機 | 不明 |
| 転送速度 | 不明 |
| 最大通信速度(理論値) | 2402+1147Mbps |
| 最大通信速度(2.4GHz) | 不明 |
| 最大通信速度(5.0GHz) | 不明 |
| 最大通信速度(6.0GHz) | 不明 |
| 周波数帯 | デュアルバンド |
| 周波数 | 2.4GHz、5.0GHz |
| アンテナの種類 | 内蔵タイプ |
| アンテナ数 | 不明 |
| 重量 | 600g |
| 幅 | 不明 |
| 奥行 | 不明 |
| 高さ | 不明 |
| LAN端子 | 不明 |
| INTERNET端子 | 不明 |
| LANポート | 最大1Gbps×4 |
| コア数 | 不明 |
| ビームフォーミング機能 | |
| MU-MIMO機能 | |
| メッシュ機能 | |
| QoS機能 | 不明 |
| 中継機能 | 不明 |
| IPv6対応 | |
| VPN対応 | 不明 |
| バンドステアリング機能 | 不明 |
| ファームウェアの自動更新機能 | 不明 |
| コンバーター機能 | 不明 |
| 専用アプリ | |
| セキュリティサービスあり | 不明 |
| キッズタイマー機能 | 不明 |
| ネットフィルタリング機能 | 不明 |
| 検証時の6GHz下り最大通信速度 | 不明 |
| 5GHz下り最大通信速度(検証時) | 652.39Mbps |
| 検証時の6GHz上り最大通信速度 | 不明 |
| 5GHz上り最大通信速度(検証時) | 193.24Mbps |
| 検証時の5GHz下り最大通信速度 | 652.39Mbps |
| 2.4GHz下り最大通信速度(検証時) | 不明 |
| 検証時の5GHz上り最大通信速度 | 193.24Mbps |
| 2.4GHz上り最大通信速度(検証時) | 不明 |
| 検証時の2.4GHz下り最大通信速度 | 不明 |
| 検証時の2.4GHz上り最大通信速度 | 不明 |
| 最高下り実効速度 | 不明 |
| 最低下り実効速度 | 不明 |
| 通信速度規格 | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax |
| 最大通信速度 | 2402+1147Mbps |
| 設置方法 | 縦置き |
| セキュリティ規格 | WPA2-PSK (AES)、WPA3-SAE、WPA3-SAE Transition |
| 無線LAN接続用ボタンの種類 | 不明 |
| メーカー保証期間 | 1年 |
| 消費電力 | 18W |
| 同時接続可能 | 不明 |
| 同時接続台数 | 不明 |
| セット売り | 不明 |
| 有線接続可能 | 不明 |
アイ・オー・データ機器 Wi-Fiルーター WN-DAX3600QRをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
インターネット回線を利用するうえで欠かせないルーターは、いずれは買い替えないといけません。「Wi-Fiの調子が悪い」と感じて、買い替えを検討しはじめる人もいるでしょう。しかし、「再起動したらつながる」といった場合、買い替え時期を迷いますよね。そこで今回は、ルーターの買い替えタイミングを解説しま...
無線LANルーター(Wi-Fiルーター)
インターネットを開通するときに必要なルーター。名前は聞いたことがあるものの、実際のところ役割や仕組みがわからない人も多いのではないでしょうか。また、「そもそもルーターとモデムの違いってなに」という声もあり、ほかの機器との違いもわかりにくいですよね。そこで今回は、ルーターの役割や仕組みを解説しま...
無線LANルーター(Wi-Fiルーター)