
仮想通貨・ビットコインのマイニングの仕組みや始め方は?収益性と税金の注意点を徹底解説
自宅のPCや専用機を使って仮想通貨を得られるマイニング(採掘)。かつては「誰でも稼げる」と話題になりましたが、電気代の高騰やビットコインの価格変動が激しい昨今、「今から始めても本当に儲かるの?」「高価な機材を買って赤字にならない?」と参入を迷っている人も多いでしょう。
そこで今回は、仮想通貨マイニングの仕組みや初心者向けの始め方を詳しく解説します。収益性のリアルや、気になる税金・確定申告の注意点もあわせて紹介するので、マイニングに挑戦しようと考えている人はぜひ最後までチェックしてくださいね。

大学卒業後に銀行員として勤務、法人顧客の経営支援・融資商品の提案や、個人向け資産運用相談を担当。 2020年にマイベストに入社、自身の銀行員時代の経験を活かし、カードローン・クレジットカード・生命保険・損害保険・株式投資などの金融サービスやキャッシュレス決済を専門に解説コンテンツの制作を統括する。 また、Yahoo!ファイナンスで借入や投資への疑問や基礎知識に関する連載も担当している。
仮想通貨取引所おすすめTOP5
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仮想通貨のマイニング(採掘)とは?初心者にわかりやすく解説

仮想通貨のニュースやコンテンツにおいてよく耳にする「マイニング(採掘)」という言葉。なんだか難しそうなイメージがありますが、その正体は「仮想通貨の取引が正しいかどうかを確認し、ネットワークに記録する作業」のことです。
仮想通貨には銀行のような中央管理者がいないため、世界中の参加者が協力して取引の整合性をチェックしています。この膨大な計算作業に自分のコンピューターのリソースを提供し、最も早く承認作業を成功させることで、その見返りとして新しい仮想通貨発行を受けられる仕組みです。
つまり、マイニングとは、ネットワークの維持に貢献した報酬として仮想通貨を受け取る行為だと考えればそれほど難しくはありません。
仮想通貨・ビットコインのマイニングは今でも儲かる?
かつては個人のパソコンでも手軽に利益を出せた仮想通貨・ビットコインのマイニングですが、現在は市場環境が激変し、誰でも簡単に稼げる状況ではなくなりました。参入を検討する前に、現在のマイニングで利益を出すのがどれほど難しいのかを把握しておく必要があります。
日本国内での個人マイニングが「オワコン」といわれる理由

日本国内で個人がマイニングを始めても儲からない・オワコンだといわれる最大の要因は、マイニング大国と比較して数倍高い日本の電気代にあります。マイニングは24時間365日にわたって膨大な電力を消費し続けるため、収益の大部分を電気代が食うことになるからです。
日本の電気単価は、マイニング大国であるアメリカ・アイスランド・中央アジア諸国と比較して数倍高く設定されています。そのため、掘り出した報酬よりも電気代のほうが高い状態に陥りやすいのが現状です。
また、企業規模で運営される海外の巨大マイニングファームは、寒冷な気候を利用して冷却効率を高め、安価な産業用電力を大量に使用しています。こうした圧倒的な資本力とコスト競争力を持つライバルと比較すると、日本の一般家庭で行うマイニングは不利な戦いを強いられるでしょう。
マイニングの収益が決まるポイント

マイニングで利益が出るかどうかは、主に以下の4つの変数のバランスによって決まります。
- 仮想通貨の価格:報酬として受け取る通貨自体の価値が高まれば利益は増える
- 電気代:最大の運営コスト。単価が少し上がるだけで収益が赤字に転落するリスクがある
- ハッシュレート(採掘難易度):世界中のライバルが増えるほど計算競争が激しくなり、1人あたりの報酬は減る
- 半減期:ビットコインなどの通貨に設定されている仕組みで、一定期間ごとに得られる報酬額が半分に減少する
これらの要素を総合的に判断すると、現在の日本でマイニング機材を1からそろえ、高い電気代を払いながら利益を出すのはハードルが高いといわざるを得ません。多額の機材投資や電気代のコストを負ってまでマイニングに挑戦するよりも、信頼できる取引所で直接ビットコインなどの仮想通貨を購入して運用するほうが効率よく利益を狙えるのが今のリアルな相場感といえるでしょう。
そのため、これから仮想通貨で資産形成を目指したい人は、仮想通貨を購入するために取引所の口座を作ることが重要です。
下記コンテンツでは、さまざまな仮想通貨取引所を比較し、その選び方やおすすめのサービスを紹介しています。マイベストのおすすめは、手数料が安くさまざまな銘柄を扱うCoincheck。どこで仮想通貨を買うか迷ったら、ぜひ口座開設の手続きをしてみてくださいね。
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| ビットコインの最小注文数量(取引所) | 0.001BTCかつ500円 |
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- 料金価格については、2026年01月15日時点の公式サイトを参照した標準価格が記載されています。
手数料の安さと豊富な取扱銘柄が魅力。仮想通貨取引所の有力候補
「Coincheck」は、アプリのダウンロード数トップクラスを誇る国内大手仮想通貨取引所。暗号資産の取引だけでなく、NFTとの取引ができるサービスである「Coincheck NFT」も提供しています。スマホアプリは取引所に対応しておらず、取引所での売買をするにはブラウザでログインする必要がある点には注意しましょう。
日本円の入金手数料は、コンビニ入金やクイック入金の場合は500円以上の手数料がかかるものの、銀行振込であれば各銀行の振込手数料しかかかりません。出金手数料は金額にかかわらず一律料金が必要ですが、400円程度に抑えられます。取引手数料も無料で、低コストで売買できるといえるでしょう。
ビットコイン・イーサリアム・XRPといった主要銘柄にくわえ、取引所ではペペ(PEPE)やシバイヌ(SHIB)、ポルカドット(DOT)などさまざまなアルトコインを取引可能です。銘柄を豊富に取りそろえている点が大きな強みであり、その数はアルトコインを含め全30種類以上に上ります。自分の投資戦略に合わせた幅広い銘柄で取引できるでしょう。
良い
- ビットコイン・イーサリアム・XRPの取引手数料が無料
- ビットコイン・イーサリアム・XRPの取引量がトップクラスで希望どおりの価格で取引しやすい
- 取引所・販売所ともに取り扱う仮想通貨の種類が豊富
気になる
- 高くはないものの、日本円の入出金手数料が無料ではない
| タイプ | 取引所、販売所 |
|---|---|
| 取扱仮想通貨の種類(取引所) | 38種類(BTC、ETH、TRX、SOL、FPL、PEPE、MASK、MANA、GRT、LSK、XRP、SHIB、DOGE、XLM、BC、SAND、BCH、LTC、MATIC、IOST、AVAX、DOT、APE、LINK、BRIL、FNCT、IMX、CHZ、BAT、QTUM、MONA、AXS、WBTC、ENJ、DAI、XEM、ETC、XYM) |
| 取扱仮想通貨の種類(販売所) | 33種類(BTC、ETH、TRX、SOL、FPL、PEPE、MASK、MANA、GRT、LSK、XRP、SHIB、DOGE、XLM、BC、SAND、BCH、LTC、MATIC、IOST、AVAX、DOT、APE、LINK、BRIL、FNCT、IMX、CHZ、MONA、AXS、WBTC、XEM、ETC) |
| 取引方法 | 現物取引 |
| スマホアプリあり | |
| アプリの価格アラート機能 | |
| アプリでの取引形式 | 販売所 |
| 積立投資(定期購入)可能 | |
| 最低積立額 | 10,000円/月 |

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マイニングの3つの種類とメリット・デメリット
それでも仮想通貨のマイニングに挑戦したいという人向けに、ここではマイニングの方法を3種類紹介します。自分の予算や用意できる機材・リスク許容度に合わせて、どの方法が最適かを確認していきましょう。
【ソロマイニング】個人で挑む一攫千金の仕組みと難易度

ソロマイニングとは、その名のとおり自分ひとりのコンピューターだけで取引の承認作業に挑む方式です。もし承認に成功すれば、得られる報酬(ブロック報酬と取引手数料)をすべて独り占めできます。
しかし、現在のマイニング難易度は極めて高く、個人レベルの機材で承認レースに勝つのは宝くじを当てるよりも難しいといわれるほど困難。膨大な電気代を払い続けても、数か月あるいは数年間にわたって一度も報酬を得られないリスクがあるため、現実的な選択肢とはいえません。
【プールマイニング】安定して報酬を得やすい主流手段

初心者からプロまで、現在主流となっているのがプールマイニングです。これは、世界中のマイナーが自分の計算能力を1つの「プール」に持ち寄り、協力してマイニングを行う仕組みを指します。
プール全体で獲得した報酬は、提供した計算能力(ハッシュパワー)の割合に応じて分配される仕組み。運営者への手数料を支払う必要はありますが、ソロマイニングと違い、働いた分だけ小分けの報酬を受け取れる点がメリットといえるでしょう。
【クラウドマイニング】機材不要だがトラブルリスクに要注意

クラウドマイニングは、マイニング設備を運営する専門業者に出資し、その見返りとして報酬の一部を受け取る方法。自分で高価な機材を買いそろえる・電気代を管理するといった手間がないため、最も手軽に始められます。
ただし、トラブルのリスクが大きい点には要注意。実際にはマイニングを行っていない詐欺業者だったり、業者が倒産したり、市場価格の暴落によって一方的に契約が打ち切られたりするリスクも考慮する必要があります。
仮想通貨マイニングの始め方5ステップ

マイニングを実際に始めるためには、機材の準備からソフトウェアの設定までいくつかの段階を踏む必要があります。5つのステップに分けて紹介するので、チェックしてみてください。
ステップ1:マイニングする銘柄(ビットコイン・イーサリアム等)を決める
まずは、どの通貨を掘るかを決めましょう。ビットコインは専用機が必要で難易度が高いため、GPU(グラフィックボード)で掘れる通貨を選ぶのがおすすめです。
ステップ2:必要な機材とPC環境をそろえる
マイニングには、パソコンとGPUが必要。計算専用マシンであるASICで行う方法もありますが、非常に高額であるため、選択肢にはなりにくいといえます。あわせて、24時間稼動に耐えられる電源容量・熱を逃がすための排熱環境も整えましょう。
ステップ3:報酬を受け取るための仮想通貨ウォレットを作成する
マイニングで得た報酬を保管するための「財布(ウォレット)」も用意する必要があります。取引所の口座でも受け取れますが、セキュリティや利便性を考慮して自分専用のソフトウェアウォレットやハードウェアウォレットなどを作成するのが一般的です。
ステップ4:マイニングソフトのインストールと設定
自分のコンピューターとネットワークをつなぐための専用ソフトを導入します。自分が選んだ通貨やGPUに対応したものを選びましょう。
ステップ5:マイニングプールへの参加と稼動開始
準備が整ったら、マイニングプールに接続して計算作業を開始します。
マイニング報酬の確定申告はどうしたらいい?勘定科目は?
マイニングで得た報酬は税務上は「所得」として扱われるため、適切な知識を持って管理する必要があります 。無申告によるペナルティを避けて手元に残る利益を最大化するために、課税のタイミングや経費の考え方を理解しておきましょう 。
マイニング報酬は「所得」になる!課税のタイミングはいつ?

マイニング報酬の課税タイミングは、報酬が自分のウォレットに反映され、自由に処分できる状態になった(権利が確定した)時点です。この受け取った瞬間の時価(円建て)を記録しておく必要があります。
仮想通貨は価格変動が激しいため、あとから遡って計算するのは非常に困難です 。報酬が発生するたびにその日のレートを確認し、収益として帳簿につけておく習慣をつけましょう。
機材費・電気代・通信費は経費として認められる!

マイニング収益から差し引ける経費を正しく計上することは、節税において非常に重要です 。主な経費には、マイニングマシンやグラフィックボードの購入費、稼働に必要な電気代、インターネットの通信費などが含まれます。
ただし、1台あたりの購入価格が10万円を超える機材は一括で経費にできず、数年に分けて費用化する減価償却が必要になる場合も。また、自宅でマイニングを行う場合は、電気代や通信費のうち業務で使用した割合のみを計上する「家事按分(かじあんぶん)」の考え方を用いる点に注意してください。
所得20万円を超えたら確定申告が必要

会社員をはじめとする一般的な給与所得者の場合、マイニングによる所得(収益から経費を引いた金額)が年間で20万円を超えると、所得税の確定申告を行う義務が生じます。
注意が必要なのは、所得が20万円以下で所得税の申告が不要なケースであっても、在住の市区町村への住民税申告は1円から必要である点です 。申告漏れは将来的なリスクにつながるため、利益の額に関わらず自身の申告義務を確認しておきましょう。
マイニング以外で仮想通貨を増やすには?
仮想通貨を増やす方法は、マイニングだけではありません。高価な機材や膨大な電気代を使わず、手軽に始められる運用方法を検討してみましょう。なお、どの方法にも価格変動リスクや取引所破綻リスクなど複数のリスクが存在するため、リスクを理解したうえで少額から始めてくださいね。
手軽に始められる「ステーキング」と「レンディング」

特別な知識や機材なしで始められる運用として、「ステーキング」と「レンディング」があげられます。
ステーキングとは、特定の仮想通貨を保有し、ネットワークの維持に貢献することで報酬を受け取る仕組みです。イーサリアム(ETH)やソラナ(SOL)などの通貨を対象の取引所に預けておくだけで、年利数%程度の報酬が期待できます。
レンディングは、保有している仮想通貨を取引所や専門業者に貸し出し、その対価として利息を受け取る仕組みです。どちらも「持っているだけ」の資産を有効活用できるため、マイニングに代わる運用手法として人気があります。
知識不要で始められる「積み立て投資」

価格変動が激しい仮想通貨において、最も堅実な手法のひとつといわれるのが「積み立て投資」です。毎日や毎月など決まったタイミングで一定額の仮想通貨を自動で購入し続ける方法で、「ドルコスト平均法」と呼ばれます。
価格が高いときには少なく、安いときには多く買うことになるため、長期的に見ると平均購入単価を抑えられる点がメリットです。多くの国内取引所が1〜500円といった少額からの自動積立サービスを提供しており、マイニングのような専門知識や日々のメンテナンスなしで始められます。
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