アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
コムテック HDR801は、明るい時間帯での走行がメインの人におすすめです。日中の映像を確認すると、フロントカメラは3.5m離れた場所からナンバープレートの情報をすべて読み取れました。リアカメラもひらがな以外は、鮮明です。比較したなかには信号機の点滅周期と同じフレームレートの商品もありましたが、こちらは28.15fpsで信号の色もしっかり記録できるでしょう。
映像保護機能が充実している点も魅力。Gセンサーによるイベント録画やマニュアル録画機能を搭載しています。比較した一部商品には備わっていなかったSDカードのチェック機能もついており、SDカードの入れ忘れや故障に気づきやすいでしょう。さらにSDカードは定期的なフォーマットも不要で、最大128GBに対応しています。
実際に測定したところ、水平画角はフロント・リアカメラともに120度とやや狭め。とはいえ、比較したなかには水平画角が前後ともに90度しか記録できない商品もあったことをふまえると、こちらは割り込みやすり抜けをある程度映せます。「画角が広くてよい」というほとではないものの、前後だけでなく側方も適度にカバーできるでしょう。
液晶モニターがあるので、録画した映像を車内で手軽にチェックできるのもメリット。MP4形式の動画ファイルはWindows・Macでも再生可能です。専用ソフトで自車の走行軌跡や速度など詳細なデータも調べられますよ。ただしソフトはWindows専用なので、Macユーザーには不向き。また、Wi-Fiに対応していないのも惜しいところです。
「画質はやや低い」という口コミに反して映像は鮮明なうえ逆光に強く、トンネルの出口付近や日中の白飛びが起きにくい点は強み。一方で、「夜間でもきれいな映像を記録」という謳い文句とは異なり、真っ暗な環境では映像が暗く通行人の姿がはっきりと映りませんでした。夜の走行が多い人は、ほかの商品も検討しましょう。
JVCケンウッド
高画質で画角も広いものはコレ。証拠を残しやすく使いやすい
そもそも前後2カメラ型ドライブレコーダーとは、フロントだけでなく後方も撮影できるドライブレコーダーのこと。360度ドライブレコーダーと比べると撮影範囲は狭いものの、価格や取りつけ工賃を抑えやすいというメリットがあります。
今回ご紹介するコムテック ドライブレコーダー HDR801は、映像を人の視覚特性に合わせて補正することで見やすい映像を実現したという商品です。マクセル株式会社の映像処理技術を使用した、新たな新映像補正機能であるRecolizeを搭載。色鮮やかさ・精細感・光沢感を向上していると謳っています。
コムテックは、 自動車用電子精密機器を販売するメーカーです。1985年に愛知県名古屋市で設立して以来、ドライブレコーダー・リモコンエンジンスターターなどを中心に開発。高品質の商品・サービスを提供できるよう、徹底した製品評価にもこだわっています。
今回はコムテック HDR801を含む、前後2カメラ型ドライブレコーダー全23商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
人気の前後2カメラ型ドライブレコーダーを比較検証したところ、コムテック HDR801には4つのよい点がありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。
水平画角を確認するため、商品を壁から3.5mの距離に設置し、レーザー墨出し器と分度器を使って正確に角度を設定。すり抜けや幅寄せも捉えやすい水平角度140度を上限として調べたところ、フロントとリアカメラともに水平画角は120度であることが判明しました。
メーカー公称値の130度より狭く、実測値と異なる結果に。水平画角が130度以上あると広い範囲を記録しやすい傾向がありましたが、こちらはやや物足りない数値です。
とはいえ、比較したなかには水平画角がフロント・リアカメラともに90度しか記録できないものもあったことを思うと、本品は割り込みやすり抜けもある程度映りやすいといえます。「画角が広くてよい」という口コミほどではないものの、側方もおおむねカバーできるでしょう。
ナンバープレートがきれいに映るかを確認すると、フロントカメラは3.5mの距離からすべての情報を鮮明に読み取れました。リアカメラもひらがなはぼやけたものの、ほかの情報ははっきりと記録できたため、事故にあった際に加害者の車を特定するのに活躍しますよ。
フレームレートは28.15fpsで、信号機の点滅周期とかぶりません。信号の色を的確に記録できるので、信号無視などが原因の事故の際も証拠になります。
比較したほとんどの商品は本品と同じフルHD画質で、必要な情報を記録するのに十分な解像度がありました。こちらも「画質はやや低い」という口コミに反して、当て逃げなどの万が一のときでも役立つでしょう。
当て逃げの被害に遭った場合、加害車両のナンバープレートが映っていると警察による捜査がスムーズに進みやすいといえます。
映像を確認しやすいところもメリット。液晶モニターを搭載しているため、車内で録画した映像を手軽にチェックできます。記録したMP4形式の動画ファイルは、WindowsやMacで再生可能です。
比較したほかの商品には専用ビュアーソフトがないものもありましたが、こちらは用意されています。GPSで記録した自車の走行軌跡や速度など、より詳細なデータを残せる点は魅力。事故が起きた際の証拠としての有効性が高まるでしょう。
しかし、専用ソフトはWindows専用なので、Macユーザーは注意が必要。また、本品はWi-Fi機能がついていないので、外出先でスマートフォンからの映像の確認はできません。
万が一の事故やトラブルなどの映像を保護する機能が充実している点も高評価です。本品はGセンサーによるイベント録画に加え、マニュアル録画機能も搭載しており、どんな状況でも映像を記録できます。付属のSDカードは32GBですが、最大128GBまで対応しているため長時間の録画も可能です。
また、SDカードの定期的なフォーマットも不要なので、手間がかかりません。比較した一部商品には備わっていなかったSDカードのチェック機能も完備。SDカードの入れ忘れや故障にいち早く気づいて、撮り逃しのリスクを軽減できるでしょう。
コムテック HDR801にはたくさんのメリットがある反面、気になるところも1点もありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。
逆光下ではナンバープレートの情報もしっかり読み取れて、トンネル出口などの白飛びしやすい場所でもくっきりと映像に残せました。HDR機能によって白とびや黒つぶれを低減できるのはうれしいポイントです。
一方で、夜間の撮影は苦手。真っ暗な環境では、フロント・リアどちらの映像も暗くなりました。新映像補正技術「Recolize」を搭載し「夜間の映像でも明るく色鮮やかに再現する」とメーカーは謳っているものの、暗所での視認性はいまひとつです。
比較したほかの商品には夜間でも明るくきれいな映像が撮れたものもあったのに対し、こちらは通行人の姿もはっきりと映りにくいため夜の走行が多いドライバーには不向き。昼間の走行がメインのドライバー向きといえるでしょう。
記録解像度 | フルHD(1920×1080) |
---|---|
実測した水平画角(フロント) | 120度 |
フレームレート(フロント) | 28.1fps |
実測した水平画角(リア) | 120度 |
専用ビュアーソフト | |
SDカードチェック機能 |
良い
気になる
モニター | |
---|---|
総画素数(フロント) | 200万画素 |
水平画角(前後2カメラフロント) | 130度 |
対角画角(フロント) | 158度 |
総画素数(リア) | 200万画素 |
水平画角(前後2カメラリア) | 130度 |
対角画角(リア) | 158度 |
記録方式 | 常時録画、衝撃録画、マニュアル録画 |
記録最大容量 | 128GB |
映像ファイル形式 | MP4(MPEG-4 AVC/H.264) |
給電方式 | シガーソケット |
幅(フロント) | 66.6mm |
奥行(フロント) | 44.4mm |
高さ(フロント) | 102mm |
幅(リア) | 61.5mm |
奥行(リア) | 23.6mm |
高さ(リア) | 25.5mm |
付属品 | シガープラグコード、カメラケーブル、取付ステー、両面テープ(フロントカメラ 取付ステー固定用)、両面テープ(リヤカメラ 取付ステー固定用)、脱脂クリーナー、コードクランプ、ステッカー、microSDカード |
音声録音機能 | |
GPS対応 | |
Gセンサー | |
Wi-Fi | |
SDカードフォーマット不要 |
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コムテック HDR801のデメリットが気になる人におすすめの商品を2点ご紹介します。ぜひ、あわせてチェックしてみてくださいね。
ユピデルのY-300cは、夜でもリアカメラは明るく映り、人影もしっかり確認できました。フロントカメラの映像はやや暗かったものの、ヘッドライトをつけている走行中ならもう少し明るく映せるでしょう。逆光にも強く、前後どちらのカメラも白飛びを抑えられる点も魅力です。
水平画角がフロント140度・リア120度と広いため、突然の割り込みを記録しやすい点も高評価に。ナンバープレートの本拠地は不鮮明だったものの、それ以外は鮮明に記録できました。万が一の事故にも対応しやすいといえます。
SDカードのチェック機能が搭載されており、不具合に気づきやすい設計も便利。定期的なフォーマットも必要ないため、手間を減らせます。最大記録容量が128GBと多いため、長時間の映像を記録できますよ。
ユピデルのSN-TW9700dは、側方からの割り込みやすり抜けも記録しやすい商品です。前後のカメラは水平画角が140度とかなり広いため、車両の横までしっかり映ります。前後ともに逆光に強く、リアカメラは暗所でも明るく補正できるので、事故のときに加害者の車を特定しやすいでしょう。
映像を保護する機能が豊富で、SDカードの入れ忘れや破損に気づきやすいチェック機能も搭載。SDカードの定期的なフォーマットが必要ないうえ、最大記録容量は128GBあり長時間撮影したい人にもぴったりです。
ECサイトで2万円以下と比較的手が出しやすい価格帯も注目ポイント。大きなデメリットがなく使いやすい商品なので、前後2カメラ型ドライブレコーダーの購入に迷ったらぜひ検討してみてください。
コムテック HDR801は、オートバックスなどのカー用品店やヨドバシカメラなどの家電量販店で購入できます。
インターネット上ならAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトでの取り扱いを確認できました。取扱店舗によって異なりますが、値段は2万~2万5千円前後(執筆時点・ECサイト参照)です。ぜひ、検索してみてくださいね。
本品は自力でも取りつけ可能。フロントカメラはフロントガラスまたはルームミラーの裏に、リアカメラのリアガラスまたはリアトレイなどに設置します。手順は以下のとおりです。
<フロントカメラの取りつけ方法>
①車のシガーソケットに専用コードを差し込み、フロントカメラの電源接続コネクタにつなぐ
②カメラ角度固定ネジを緩めた状態で仮固定を行い、角度を決めたらネジを締める
③付属の脱脂クリーナーで取付ステーとフロントガラスを掃除し、よく乾かす
④取付ステーに両面テープを貼りつけ、フロントガラスに貼りつける
<リアカメラの取りつけ方法>
①フロントカメラのカメラ接続端子に付属のカメラケーブルを接続する
②リアカメラのカメラ接続端子にカメラケーブルをカチッというまで差し込む
③ステーの角度調整ネジを緩めた状態で仮固定して、リアカメラの角度が決まったらネジを締める
④付属の脱脂クリーナーで取付ステー・リアガラスを清掃して乾かす
⑤取付ステーに両面テープを貼って、リアガラスに貼りつける
⑥市販のコードクランプなどを使ってカメラケーブルの配線の取回しを行ったら完成
(出典:取扱説明書)
このように自力でも取りつけできますが、配線を隠すために工具が必要な点や時間と手間がかかる点をふまえると、プロに依頼するのもおすすめです。工賃は約2万円ほどで配線をきれいに隠してもらえて、ケガや車が破損するリスクも避けられますよ。
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