車の全方位だけでなく、車内の映像も録画できると人気のケンウッド DRV-C750。PCで録画映像や走行記録を確認できて便利と高く評価される一方で、「走行中のナンバープレートは読み取れない」「画質が悪い」といった気になる口コミもみられ、購入を迷っている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ケンウッド DRV-C750を含む前後360度ドライブレコーダー全15商品を実際に使ってみて、ナンバープレートの認識精度・明るさの補正力・画角の広さ・機能性を比較してレビューしました。購入を検討中の方はぜひ参考にしてみてくださいね!
アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
ケンウッドのDRV-C750は、画角の広さを重視する方におすすめです。
全方位録画のためほとんど死角がなく、さらに側方も後部座席の横まで映し出せています。幅寄せなど左右からのトラブルにも十分対策できるでしょう。明るさ補正力もそれなりに備え、夜間では暗がりの歩行者をしっかり認識できました。
さらに3つの機能をすべて搭載し、長時間の運転をアナウンスするリフレッシュ通知といった安全運転支援機能が充実しています。ただし広角レンズにより近距離でもナンバープレートの小さな文字を読み取るのは難しく、認識精度はいまひとつです。
ナンバープレートの認識精度にこだわる方は、他の商品も検討してみてください。
今回ご紹介するケンウッドのDRV-C750は、車の前後左右から車内まで360度の撮影に対応したドライブレコーダーです。
業界トップクラスの明るさと評価されるF値1.8のレンズを採用しており、高画質での撮影にこだわっています。
また急な明るさの変化にもクリアな映像を撮影できるよう、HDR機能を搭載。
さらに別売りのリアカメラを合わせて使用すれば、ガラスの濃さに合わせて録画映像の明るさを3段階で調節できます。LED信号機の無灯火記録防止・地デジへの干渉対策も備わっていますよ。
録画モードは、全方位を円形状に撮影するラウンド・全方位を録画するパノラマ・前方と車内映像を映す二分割・前後左右をそれぞれに分割した四分割と4種類から選択可能です。
13.7fps・3.4fpsの低フレーム記録モードを装備しているため、SDカードの容量が少なくなっても長時間記録できます。常時・イベント・手動とシーンに合わせて、録画方法を変更できるのも便利ですね。
車のエンジンが事故などで停止した場合、録画中のデータの破損を未然に防ぐスーパーキャパシターを内蔵しています。GPSも搭載しており、事故時に重要な位置・速度・時間の記録が可能。
専用の無料ソフトを使用すれば、PCで録画映像を再生するほか、GPSを用いた走行記録も確認できますよ。
今回は、ケンウッド DRV-C750を含む前後360度ドライブレコーダー全15商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。それぞれの検証で1〜5点の評価をつけています。
検証①:ナンバープレートの認識精度
検証②:明るさの補正力
検証③:画角の広さ
検証④:機能性
まずは、ナンバープレートの認識精度の検証です。
ドライブレコーダーを設置した車を時速40kmで走らせ、追い越し車両のナンバープレートを約1〜5mの近距離にて確認します。地名や番号などの小さい文字まで読み取れるかをチェックしました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
ナンバープレートの認識精度の検証では、2.5点と評価は伸び悩みました。
文字の輪郭はわずかに認識できるものの、地名や分類番号といった小さな文字は読み取れません。走行中のナンバープレートの読み取りはいまひとつです。
しかし、今回検証で使用した超広角レンズタイプの商品の中で、近距離でも小さな文字まで読み取れたものはなかったため、同性能の商品との差はそれほどないといえます。
続いて、明るさの補正力の検証です。
昼間のトンネルと夜間の路上の2つのシーンで、撮影を行います。昼間のトンネル付近では明暗差があっても記録できているか、夜間の路上ではライトの反射を抑えられているか・暗闇の歩行者をどの程度認識できるかをそれぞれチェックし、評価しました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
明るさの補正力においては、3.5点とまずまずの結果でした。
昼間のトンネルでは入り口付近でほぼ白飛びしてしまい、かろうじてトンネル外にある青色の看板が見えるレベルです。またトンネルの出口辺りでも、まだ半分程度は白飛びしている状態でした。
夜間の路上ではヘッドライトの反射を抑えられず、ナンバープレートが完全に白飛びしてしまっています。しかし映像は明るく、暗がりにいる歩行者もしっかり映せていました。
歩行者が暗闇に溶け込んでしまうほど明るさが物足りない商品も多かった中で、補正力は申し分ない性能を備えています。
次は、画角の広さの検証です。
それぞれのドライブレコーダーの設置位置を同じ場所に揃え、前方・車内及び側方・後方の映像を見比べ、視覚がなく広範囲を撮影できているかをチェックしました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
全方位録画によりほぼ死角がなく、4.5点と高評価となりました。
さらに後部座席の横まで映せており、側方も広範囲の撮影が可能です。車の脇を通り抜ける車もきちんと映せていたため、幅寄せや追い抜き車両との接触など左右で起こりがちなトラブルの記録も期待できるでしょう。
さらに別売りのリアカメラを設置すれば、後方の視界が広くなる点も好印象です。
最後は、機能性の検証です。
ドライブレコーダーのなかでも特に重要とされる、Gセンサー・安全運転支援・駐車管理といった3つの機能の有無・実用性を確認し、各機能5点満点で採点します。3つの平均点より、総合的に評価しました。
この検証では、以下を評価項目としています。
3つの機能をすべて搭載しており、4.5点と素晴らしい結果となりました。
Gセンサーは感度設定ができ、駐車監視機能は車両の振動に合わせて自動で録画がスタートします。またエコドライブ機能や長時間運転の際に休憩を促すリフレッシュ通知といった、安全運転支援機能の豊富さも評価を伸ばしました。
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ケンウッドのDRV-C750は、走行中のナンバーの読み取りに難しさを感じました。そこで、最後に他のおすすめの商品をご紹介したいと思います。
ナンバーの認識精度を重視する方には、VANTRUE JAPANのN4がおすすめです。高解像度のレンズを採用しており、走行中のナンバープレートをしっかり認識できました。画角は一部死角はあるものの、後部座席横まで広範囲に映し出せています。機能性も高く、危険運転対策に向いている1台です。
またセルスターのCS-360FHは、事故多発エリア警告機能が魅力。さらにGセンサーの感度設定のほか、駐車監視機能がエンジンと連動しているのも便利です。加えて画角にほぼ死角はなく、歪みの少ない映像で車の左右も問題なく見通せました。当て逃げや車へのイタズラにも対応できるでしょう。
カメラ構成 | 3カメラタイプ(フロント・リア・車内) |
---|---|
記録解像度 | フロント:4K(3840×2160)/フロント+リア/車内:フルHD(2160/1080/720)/フロント+リア+車内:フルHD(1440/1080/720) |
フレームレート(フロント) | 28.0fps |
SDカードチェック機能 |
良い
気になる
モニター | |
---|---|
水平画角(フロント) | 155度 |
垂直画角(フロント) | 不明 |
実測した水平画角(フロント) | 100度 |
水平画角(リア) | 160度 |
実測した水平画角(リア) | 100度 |
垂直画角(リア) | 不明 |
水平画角(車内) | 165度 |
実測した水平画角(車内). | 110度 |
垂直画角(車内) | 不明 |
記録方式 | 衝撃録画、動体検知、低ビットレート録画、タイムラプス |
駐車監視記録方式 | 衝撃録画、動体検知、衝撃・動体検知、低ビットレート録画、タイムラプス録画 |
記録最大容量 | 256GB |
映像ファイル形式 | MP4 |
幅(フロント) | 109mm |
奥行(フロント) | 44mm |
高さ(フロント) | 46mm |
幅(リア) | 60mm |
奥行(リア) | 30mm |
高さ(リア) | 31mm |
幅(車内) | 109mm |
奥行(車内) | 44mm |
高さ(車内) | 46mm |
付属品 | リアカメラ、吸盤マウント付きVantrue N4ドライブレコーダー、リアカメラケーブル(6m)、リアカメラ両面テープ、Type-C USBデーターケーブル(1m)、デュアルUSBポート付きのType-Cシガーソケットケーブル(3.5m)、説明書、クイックスタートガイド、保証カード |
音声録音機能 | |
音声録音ON/OFF切り替え可能 | |
HDR対応 | |
GPS対応 | |
Gセンサー | |
Wi-Fi | |
SDカードフォーマット不要 |
VANTRUE N4 3カメラドライブレコーダーをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
カメラ構成 | 360度カメラタイプ(フロント・車内) |
---|---|
記録解像度 | フルHD:1920×1080/HD:1280×720/D1:720×480 |
フレームレート(フロント) | 27.29fps |
SDカードチェック機能 |
良い
気になる
モニター | |
---|---|
水平画角(フロント) | 188.6度 |
垂直画角(フロント) | 102.8度 |
実測した水平画角(フロント) | 180度 |
水平画角(リア) | |
実測した水平画角(リア) | |
垂直画角(リア) | |
水平画角(車内) | 188.6度 |
実測した水平画角(車内). | 180度 |
垂直画角(車内) | 102.8度 |
記録方式 | 常時録画、常時録画+イベント録画、クイック録画(常時録画/モーション録画/常時録画+イベント録画/モーション録画+イベント録画 、パーキングモード時) |
駐車監視記録方式 | 常時、モーション、常時+イベント、モーション+イベント (別売オプションが必要) |
記録最大容量 | 64GB |
映像ファイル形式 | AVI |
幅(フロント) | 101mm(突起部含まず) |
奥行(フロント) | 43mm |
高さ(フロント) | 51mm(突起部含まず) |
幅(リア) | |
奥行(リア) | |
高さ(リア) | |
幅(車内) | 101mm |
奥行(車内) | 43mm |
高さ(車内) | 51mm |
付属品 | DCコード(3極DCプラグ)、マウントベース(GPSユニット)、ボールジョイント、コードクリップ×5個、脱脂クリーナー、取扱説明書、32GBmicroSDカードクラス10/SDHC規格準拠、SDカード変換アダプタ、SDカードケース |
音声録音機能 | |
音声録音ON/OFF切り替え可能 | |
HDR対応 | |
GPS対応 | |
Gセンサー | |
Wi-Fi | |
SDカードフォーマット不要 |
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