上越地方の一部のみで生産されている新潟県産 キヌヒカリ。インターネット上ではふっくら炊き上がり冷めてもおいしいと評判がよい一方で、「甘味が物足りない」という気になる口コミも存在し、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、新潟県産 キヌヒカリを含む米全47商品を実際に試してみて、おいしさ・香りを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
結論からいうと新潟県産 キヌヒカリは、米1粒1粒をしっかり感じたい人におすすめです。炊いて食べてみると、口のなかで米粒同士がパラパラと分かれ、粒の輪郭と食感をしっかり感じられました。
穀物特有の旨味と噛むほどにじわじわと出てくる甘みも特徴的。しかし、口コミに「甘みが物足りない」とあったように、甘みを含め味わい自体は控えめでさっぱりとしています。
また、炊きたては香ばしい香りがほんのりするものの、こちらも控えめでした。比較した商品にはバターのような濃厚な香りを漂わせるものもあったため、香りの印象は薄いといえます。
味わい・食感ともに主張が強くないぶん、どんな料理にも合うのは魅力です。価格は5kgが税込2,830円(記事執筆時・公式サイト参照)。お弁当や料理に使いたい人も一度試してみてはいかがでしょうか。
炊き上がりが絹のように艶やかかで、冷めても硬くなりにくいのが特徴です。
キヌヒカリは兵庫・滋賀・埼玉・茨城県のほうが作付面積が広い品種のため、新潟県産は希少です。別産地のキヌヒカリを食べたことがある人も、日本有数の米どころである新潟県産を試してみてはいかがでしょうか。
容量は5kg・10kg・ 25kg・ 30kgのほか、300g×3袋のお試しも販売されています。
今回は新潟県産 キヌヒカリを含む米全47商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
食欲をそそるような香ばしい香りがし、口に入れるとまず穀物特有の旨味を感じます。噛むほどにじわじわと甘味が出てくるのも印象的でした。
ただし「甘味が物足りない」という口コミのとおりで、味の主張は控えめ。試食したモニターからは「単体より丼ものやカレーに向いている」「おかずと合わせて食べてみたい」との声が挙がりました。
炊きたてのご飯は、炊きたての香ばしい香りがほんのりとします。しかし、風味と同様香りもそこまで強くはありません。
検証をしたなかのバターのような濃厚な香りを漂わせる商品と比べると、香りの印象は薄いといえます。しかし、ほかの食材の風味を消してしまわないので、おかずと一緒に食べるのに向いているでしょう。
コメントは一部抜粋
口の中に入れても強い粘り気はなく、米同士がパラパラと分かれて粒の輪郭をしっかり感じられました。
比較した商品には舌に絡みつくほどの粘り気を感じるものもあったのに対し、粘りは適度でさっぱりしています。ベチャついたご飯が苦手な人・お弁当にもおすすめです。
コメントは一部抜粋
適度な弾力があり、しっかりとした歯ごたえを感じます。硬すぎず柔らかすぎずのバランスのよさも好評でした。
なかには柔らかすぎて歯ごたえがない商品もありましたが、まずまずの食べごたえがあります。米1粒1粒の食感を楽しみたい人にもおいしく食べられますよ。
コメントは一部抜粋
新潟県産 キヌヒカリは、公式ショップのお米プラザやAmazon・楽天市場などのECサイトで購入可能です。
公式ショップでは300g×3袋のお試しセットが税込1,000円(執筆時点)で販売されています。好みに合うか不安な人は、そちらから試してみてはいかがでしょうか。
米のおいしさを引き出すには、炊き方もとても大切です。おいしく仕上がる炊き方のポイントを以下にご紹介しますので、ぜひ試してみてください。
<炊き方のポイント>
最後に、より味わいや香りが好評だった商品をご紹介します。
越後雪国地酒連峰の魚沼産 新潟こしひかりは、しっかりとした味わいが特徴です。粘りのあるモチモチ食感で、跳ね返るような弾力により食べごたえもあります。米特有の甘い香りも食欲をそそると好評。単体でもおかずに合わせても、どちらでもお米らしい味わいを楽しめる一品です。
風味と食感のバランスがよかったのは、東洋ライスのタニタ食堂の金芽米。噛むほどに溢れる濃厚な甘みのなかに、米自体の味わいがしっかりと感じられます。クセのないさっぱりとした後味で、モニターからはフルーティな風味と評されました。モチッとした食感と適度な歯ごたえも好評を得ています。
種類 | 精米 |
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ブランド | コシヒカリ |
良い
気になる
産地 | 新潟 |
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風味 | 甘め |
食感 | もっちり |
新潟農商 新潟県魚沼産 コシヒカリをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
産地 | 島根県、鳥取県など |
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風味 | 甘め |
食感 | もっちり |
東洋ライス タニタ食堂の金芽米はまずい?実際に試食して口コミどおりなのか徹底レビュー!
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