水だけで簡単に貼り付けやすいと評判の、ニトリ 遮熱・断熱 窓フィルム。粘着剤が使われておらず、跡が残りにくいのが魅力です。しかしインターネット上には口コミが少ないため、実際の使い勝手がわからず購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ニトリ 遮熱・断熱 窓フィルムを含む窓用断熱シート全15商品を実際に使ってみて、断熱性(夏場)・断熱性(冬場)・シートの貼りやすさ・光の入りやすさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
掃除用品・衛生器具などの日用品から文房具・ファッション用品など身近な生活で使う幅広い商材のコンテンツ制作を3,000本以上担当。トイレットペーパーやスーツケースなど日常生活に関わる商材を比較検証してきた。「こだわって選ぶものではない生活雑貨こそ、実際に検証しなければわからない情報を届けること」を心がけ情報発信を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
本コンテンツに記載の検証結果は2023年02月までの情報です
ニトリ 遮熱・断熱 窓フィルムは、外気の遮断力にこだわる人におすすめです。とくに夏場の断熱性が優秀で、暑い環境ではガラスのみの状態に比べて温度上昇が6℃も抑えられました。検証では、気泡緩衝材タイプよりも本商品のようなフィルムタイプのほうが温度が上がりにくかったため、冷房効率をアップしやすいでしょう。
また、寒い時期の断熱性も十分。冬場を想定して冷風を当て続けたところ、貼っていないときに比べて温度低下が1℃軽減できました。見た目が目立ちにくく、謳い文句のとおりオールシーズンの使用にも向いています。
パッケージにはイラストとわかりやすい説明があり、貼り方に迷う心配は少ない印象です。たっぷりと水を使えば、ガラスにくっついたあとでも位置の微調整ができます。ヘラで気泡が取り除きやすいのも魅力。カットするときの補助線はありませんが、切りやすい素材で難なくサイズを変えらるでしょう。
UVカット機能付きなので、人だけでなく家具や床の日焼け防止にも便利です。しかし、光が入りにくいのは惜しい点。遮光したガラスの一部に貼って照度を調べた結果、透過した光は何も貼っていない状態の半分以下でした。日光の明るさを確保したい人は、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。
そもそも窓用断熱シートとは、窓に貼るだけで熱や冷気の流入を抑えるアイテム。室内の冷暖房効率がアップするため、暑い夏場・冷え込む冬場に活躍します。
今回ご紹介する、ニトリ 遮熱・断熱 窓フィルムもそのひとつです。接着に必要なのは、水だけ。吸盤効果により、ガラスにしっかり密着します。粘着剤が使われていないので、剥がしたあとにのり残りがないのも魅力です。
サイズは幅92×高さ90cmで、重量は約430g。素材は塩化ビニール樹脂で、耐熱温度は約60℃です。紫外線が99%カットでき、オールシーズンの使用に適していると謳われています。貼り付けられるガラスは以下のとおりです。
<対応ガラス>
複層ガラスや、表面がザラザラのガラスには対応してないので注意しましょう。なお今回用意したサイズ以外に、幅46×高さ90cmのものも販売されています。
まずは、夏場・冬場の断熱性の検証です。
温度計を入れた箱に、断熱シートを貼ったガラスを取り付けました。そして、白熱電球を使って夏場を想定した環境を作ります。冬場を想定した環境は、冷風機を使って再現しました。ガラスに何も貼っていない場合と比べて、温度差が大きいものを高評価とします。
検証では、気泡緩衝材タイプに比べるとフィルムタイプのほうが温度の上昇を抑えやすい傾向があり、こちらもフィルムタイプなので夏場に活躍するでしょう。見た目が目立ちにくいのも魅力といえます。
冬場を想定して冷風を当て続けた結果、ガラスのみの場合と比べて温度低下が1℃軽減できました。薄手のフィルムタイプで、しっかりとした厚みがある気泡緩衝材タイプほど温度が下がりにくいわけではないものの、十分な効果を備えているといえます。
謳い文句のとおり、オールシーズン貼りっぱなしにするのもよいでしょう。
次は、シートの貼りやすさの検証です。説明書のわかりやすさや、クセの残りにくさなどをチェックしました。
パッケージにはイラストとわかりやすい説明があり、貼り方に迷いにくいのはよい点。シールで接着するものは貼り直しができないのに対し、本商品は水で貼るためガラスにくっついたあとも位置の微調整ができます。水をたっぷり使えば、ヘラで気泡を取り除くのも簡単でした。
カットするときに便利な補助線はありませんが、切りやすい素材なのでサイズ調節も難なくできるでしょう。きれいに仕上げやすく、はじめて窓用シートを使う人にも向いています。
最後は、光の入りやすさの検証です。遮光したガラスの一部にシートを貼り、正面に白熱電球を置きました。そして、照度計を使ってどれくらいの光が透過しているかを調べます。
その結果、照度は265ルクスで、何も貼っていない状態の半分以下しか光が入りませんでした。照度が600ルクスを超えるほかの商品もあったため、日光の明るさを確保したい人には不向きです。
一方、UVカット機能があるのはメリットといえます。人だけでなく家具や床の日焼けも抑えやすいでしょう。
ニトリ 遮熱・断熱 窓フィルムは、公式通販サイトで購入できます。公式サイトでの値段は、幅92×高さ90cmが税込1,990円・幅46×高さ90cmが税込999円でした。
なお上記の値段は執筆時点のものなので、変動する可能性があります。
きれいに貼るコツは、シートと窓の両方に水をたっぷりと吹きかけることです。水の量が少ないとしっかり貼り付かず、剥がれてしまうことがあるため注意しましょう。
また、水が多いほうが気泡が押し出しやすいというメリットも。詳しい貼り方は、画像を参考にしてくださいね。
最後に、高評価を獲得したほかの商品をご紹介します。
光が入りやすいものがほしいなら、コメリ 窓ガラス断熱シート 水貼りがおすすめ。検証では605ルクスの光が透過したので、部屋の中が暗くなる心配は少ないでしょう。冬場の断熱性がとくに優秀で、窓から入る冷気をしっかりブロックしたい人にもぴったり。また、夏場の断熱性もまずまずの評価でした。
夏場の快適さで選ぶなら、宝舟JAPAN 窓断熱シートもチェック。夏場の環境を再現した検証では、何も貼っていないときに比べて温度上昇が9℃も抑えられました。冬場もおおむね問題なく冷気を遮断できたので、オールシーズン使えます。見た目の主張が少なく、お部屋のインテリアを邪魔しにくいのもメリットです。
幅 | 90cm |
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幅 | 90cm |
丈 | 180cm |
長さ | 180cm |
厚さ | 4mm |
フィルム種類 | 気泡緩衝材 |
防炎加工 | |
付属品 | 不明 |
接着方法 | 水貼り |
遮熱・断熱機能 | |
飛散防止機能 | |
表面加工 | 不明 |
説明書付き | |
デザイン | 不明 |
UVカット機能 | |
UVカット率 | 不明 |
夏場の断熱効果(実測値) | 不明 |
冬場の断熱効果(実測値) | 不明 |
コメリ 窓ガラス断熱シート 水貼りをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
幅 | 90cm |
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幅 | 90cm |
丈 | 200cm |
長さ | 200cm |
厚さ | 0.50mm |
フィルム種類 | フィルム |
防炎加工 | |
付属品 | 不明 |
接着方法 | 水貼り |
遮熱・断熱機能 | |
飛散防止機能 | |
表面加工 | 不明 |
説明書付き | |
デザイン | 無地 |
UVカット機能 | |
UVカット率 | 99% |
夏場の断熱効果(実測値) | 不明 |
冬場の断熱効果(実測値) | 不明 |
takarafune 窓断熱シートをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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