鮮やかなカラーラインナップが魅力の、Logicool G304 LIGHTSPEED ワイヤレスゲーミングマウス。「軽くて扱いやすい」と評判です。一方で「サイドボタンが押しにくい」「動作精度がいまひとつ」といった口コミもあるため、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のゲーミングマウスとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、ゲーミングマウス選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
2018/08/10 発売
5,148円
おすすめスコア
マウスの使いやすさ
エイムのしやすさ
クリック・ボタンの押しやすさ
カスタマイズ性の高さ
接続方式 | 無線 |
---|---|
重量 | 99g |
良い
気になる
Logicool G304 LIGHTSPEED ワイヤレスゲーミングマウスは、重量があるぶん繊細な操作をしにくく、疲れやすい点がネックです。比較した商品内では、60g以下のマウスは長時間でも操作しやすい傾向があったのに対し、本品の使用時の重量は99gとずっしり。乾電池タイプで連続使用時間が最大250時間と長いのは利点ですが、長く使うと手に負担がかかりやすいでしょう。
実際に10人のモニターがFPSゲームをプレイしたところ、エイムのしやすさもいまひとつな評価に。重心が下にあるためか繊細で俊敏な操作がしにくく、「動作精度がいまひとつ」との口コミは払拭できませんでした。また、本品はサイズがやや小さく手が大きな人だとかぶせ持ちしにくいため、つかみ持ちしたい人に向いています。
クリック感は全体的に浅めで軽く、半数のモニターが満足。ただ押し心地がしっかりある商品と比べると、誤押する可能性がある点に注意が必要です。ホイールの動きが固く、なめらかに操作しにくい点も気になりました。サイドボタンも小さく、モニターからは「サイドボタンが押しにくい」という口コミ同様の声があがっています。
一方で、カスタマイズ性は良好です。カーソルの動き幅に関わるDPIは200~12000dpiで、50単位で調整可能。FPSゲームで主流の400・800・1600dpiにも設定できます。また、1秒間のデータ送信量を示すポーリングレートは最大1000Hz。比較した8000Hzの商品には届きませんが、1000Hz以上は差を感じにくくなるため、実使用には問題ないといえます。
価格は5,000円台と、比較したワイヤレスタイプのなかでは非常にリーズナブルなのも大きな魅力。接続性も高いので、低コスト重視の人には候補となるでしょう。とはいえ、繊細かつスピーディに操作できる軽量マウスを探しているなら、ほかの商品を検討してみてください。
ロジクール
エルゴノミクス形状で握りやすく、かぶせ持ちにおすすめ
そもそもゲーミングマウスとは、一般的なマウスよりも操作性・センサー感度に優れているマウスのこと。ボタンをカスタマイズして複雑なアクションを割り当てられるものもあり、FPSやMMOといった精密な操作が必要なゲームに活躍します。
今回ご紹介するLogicool G304 LIGHTSPEED ワイヤレスゲーミングマウスは、高いパフォーマンスと電力効率にこだわった「HEROセンサー」を搭載しているのが特徴。ワイヤレス技術「LIGHTSPEED」を組み合わせることで接続が安定するうえ、「1本の単三形乾電池だけで、最長250時間の連続使用が可能」と公称しています。
ボタンは計6個あり、すべてのボタンがカスタマイズ可能。専用ソフトウエア「Logicool G HUB」をダウンロードすると、機能を割り当てられるようになります。
今回はLogicool G304 LIGHTSPEED ワイヤレスゲーミングマウスを含む、人気のゲーミングマウスを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
人気のゲーミングマウスを比較検証したところ、Logicool G304 LIGHTSPEED ワイヤレスゲーミングマウスには2つのよい点がありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。
まずカスタマイズ面を確認すると、精細な操作が必要なFPSゲームも快適にプレイできる性能を備えていました。専用ソフトウェア「Logicool G HUB」をダウンロードすれば、全ボタンにプログラムを割り当てられ、自分好みにカスタマイズできます。
マウスを1インチ動かした際にカーソルが何ドット移動するかを示す数値のDPIは、200~12000dpiの範囲で50単位で設定可能。FPSゲームをするうえで主流の400・800・1600dpiに対応し、プロゲーマーや配信者の設定も参考にしやすいでしょう。DPI変更ボタンはマウスの表側にあり、ゲーム中でも簡単に切り替えられます。
マウスがPCに1秒間に何回データ送信するかを示す数値のポーリングレートは、最大1000Hzまで対応。比較したほかの商品には最大8000Hzとかなり高いものもありましたが、1000Hz以上になると差はそれほど感じないので、本品でも実使用には十分といえます。
ワイヤレスタイプのなかではリーズナブルなのも魅力です。比較した半数以上の商品が1万円を超えていたなか、価格は税込5,720円(※執筆時点・公式サイト参照)とかなり手頃。安くても接続性がしっかり考慮されており、低コスト・ワイヤレスにこだわる人には候補となるでしょう。
5,000円台ながら低遅延の接続技術LIGHTSPEEDを搭載しており、FPS・TPSでも遅延を感じることなくプレイできますよ。
Logicool G304 LIGHTSPEED ワイヤレスゲーミングマウスにはメリットがある反面、気になった点もありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。
マウスの振りやすさ・連続使用時間などの観点から使いやすさを検証したところ、「軽くて扱いやすい」との口コミに反する結果に。乾電池を含んだ重量は99gと非常に重く、マウスをスムーズに振りにくい点がネックです。比較した全商品の平均約84g(※執筆時点)も上回っており、長時間使うと手が疲れる可能性があります。
なおゲーミングマウスは年々軽量化され、50~60g程度の商品も多数。比較した結果、60g以下だと操作しやすいと感じる人が多い傾向がありました。ただ軽ければよいというわけではないので、適度な重さがあるものが好きな人は70gほどの商品も検討してみましょう。
無線ではあるものの、乾電池式のため取り替える手間がかかります。一方、連続使用時間が最大250時間と長いのはうれしいポイント。1日数時間プレイする場合、約3~4か月間は使い続けられそうです。
普段からマウスを使ってゲームを遊ぶ20代の男性PCゲーマー10人が、「Apex Legends」「Valorant」をプレイした結果、エイムのしやすさもいまひとつな評価に。「動作精度がいまひとつ」との口コミどおり、重さがあるため俊敏な操作はしにくいと感じました。
比較したほかの商品には、滑りやすく止まりやすいバランスの取れたものがあったのに対し、本品に満足できたのは4人。意見も二分し、「滑りすぎて止めにくい」「重さがあるぶん止めやすい」など賛否両論でした。乾電池式で重心が下にあり、動かしにくいとの指摘も寄せられています。
手へのフィット感は悪くないものの、マウスの握り心地もよいとはいえず満足したのは2人のみ。小さめのつくりで、マウスを手のひらと指全体で覆うかぶせ持ちだと手が余る人が多数いました。持ち方には、かぶせ持ち・つかみ持ち・つまみ持ちがありますが、本品は手のひらをマウスにつけて指のつけ根を浮かすつかみ持ちに向いているでしょう。
<エイムのしやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
ボタン数は計6個で配置は一般的。前方に2つのクリックボタン、真ん中にホイールとDPI切り替え、左サイドに進む・戻るボタンがあります。ただサイドボタンが小さく、満足できたのは1人のみ。「サイドボタンが押しにくい」との口コミどおりで、FPSゲームでのスキル操作は難しいかもしれません。
ホイールについては、10人中3人が「満足」と回答。引っ掛かりやクリック感はきちんとありますが、動きは全体的に固めでなめらかには操作しにくいでしょう。ただホイールが重いぶんしっかり止められるので、武器チェンジには使えそうです。
<クリック・ボタンの押しやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
2018/08/10 発売
接続方式 | 無線 |
---|---|
重量 | 99g |
良い
気になる
接続インターフェース | 無線2.4GHz |
---|---|
バッテリー持ち時間 | 250時間 |
最大DPI | 12000dpi |
DPI変更可能幅 | 200~12,000dpi |
ソフトウェア付き | |
幅 | 6.215cm |
ソールの別売りあり | |
奥行 | 11.66cm |
高さ | 3.82cm |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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ここでは、Logicool G304 LIGHTSPEED ワイヤレスゲーミングマウスのデメリットをカバーする商品をご紹介します。購入を迷っている人は参考にしてみてくださいね!
Razer Viper V3 Proは、ゲーミングマウスに求められる機能を高いレベルで備えたアイテム。重量はわずか55gと軽量で、長時間使いやすいのが魅力です。クリック感は重すぎず軽すぎず、幅広いジャンルのゲームで快適に使いやすいでしょう。
DPIは100~35000dpiの間で50単位で細かく設定可能。ポーリングレートは最大8000Hzとかなり高めでした。自分のプレイスタイルに合わせて変更できますよ。カスタマイズ性が高く、初心者から上級者まで幅広い層におすすめです。
LAMZU Maya 4K Compatibleは、軽量でエイムしやすいマウスがほしい人に向いています。重量はわずか45gと比較した商品内でもトップクラスの軽さで、長時間でも軽快に操作しやすいのが強みです。
DPIは100~26000dpiの間で50単位で設定でき、用途に合わせて調整OK。クリック・ボタン・ホイールも使いやすく、モニターからは「連打しても疲れにくい」などプラスの声が並びました。FPSをメインでプレイするなら、ぜひ検討してみてください。
軽量で操作しやすいものは、どれも1万円を超える高価な商品ばかりです。予算と相談してマウスを選びましょう。
Logicool G304 LIGHTSPEED ワイヤレスゲーミングマウスは、公式オンラインショップで購入可能です。配送料無料や2年間の無償補償などの特典も利用できます。より没入感を体験したい人は、同メーカーのゲーミングヘッドセットを併用するのもよいでしょう。
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