ROCCAT Kone XP Air ROC-11-442-01をレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

エルゴノミクスデザインの握りやすい形状で、持ちやすさの点ではまずまずの評価を獲得。山がやや大きめなので、手が大きい人にとってはフィット感が高く、しっかり握り込めると好評でした。かぶせ持ち・つかみ持ちに向いている形状です。

一方、FPSで使用するにはやや重く、スピーディーな動きは少し難しい印象。マウスを大きく動かすと疲れてしまう可能性があります。安定感があり、ブレーキがかかりやすいともいえるので、マウス感度を高く設定しているハイセンシプレーヤーには向いているでしょう。

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マウス感度については、反応の鋭さや感度設定の細かさが好評です。ウレタン塗装・ガラス・木製デスク・布地での操作を行いましたが、ガラス面以外ではモニター全員が満足と回答しました。

カスタマイズ性の詳細については後述しますが、マウス感度を左右するDPI値の設定範囲が広いのも特徴です。細かく自分好みの設定を見つけられる点を評価する声が、モニターから多く寄せられました。

ホイールやサイドボタンは、重めながらも滑らかな操作感。モニター全員が好みだと回答しました。

4つ並んだサイドボタンは、押し間違えを防ぐために上下段で高低差をつける配慮も。口コミでは「ボタンを誤爆する」との声が聞かれましたが、押し間違いにくい設計です。カチッというクリック感もあり、操作した感覚がしっかり残りますよ。

軽快なクリック感も好評でした。浅いクリックでも反応するので、対戦相手よりもスピード感で優位に立ちやすいでしょう。

1. カチカチとした押し心地とホイールの重みが好みだった。安定感があってバランスよく使えた。
2. ボタンは押しやすい大きさでかたさもほどよく使いやすかった。
3. （クリックについて）音が少し大きいのが気になった。押している感覚も薄いが、スピード感のある操作はできる

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そもそもDPIとは、マウスを動かしたときに画面上のカーソルがどれだけ連動して動くかを示す数値。高すぎると、少し動かしただけでカーソルが飛んで操作が難しくなるので、プロゲーマーでも400～1,200dpiで設定するのが一般的とされています。

Kone XP AirのDPI幅は50〜19,000で、50刻みの細かい調整が可能。なかには1刻みで設定できる商品もありますが、50刻みでも十分好みに合う数値を見つけられますよ。最大5つまで設定を保存できるので、ゲームごとに切り替えられて便利です。

10個のボタンと4Dホイールを搭載する多ボタンマウスです。Easy-Shift[+]機能を割り当てたボタンを押しながら操作することで、合計29個ものプログラムを登録できます。ショートカットキーの活用が勝敗の鍵を握るMMORPGやMOBAを有利にプレイできるでしょう。

専用ソフトウェア「ROCCAT SWARM」のマクロマネージャーから、より細かい設定も可能。FPSでも各種回復アイテムをマウスに割り当てておくと、左手でキーボード操作を行うよりも素早く回復できますよ。

イルミネーションは、光り方や速度・明るさなどを細かく調整可能。充電ドッグとマウスの両方が光る仕様です。

Kone XP Airは、ROCCAT独自のライティングシステム「AIMO」に対応。同システム対応機種のキーボードやヘッドフォンなどと連動したイルミネーションを楽しめます。ゲームの世界に没入したい人は、セットで購入するのもおすすめですよ。