センサーの感度が高くスピード感のあるプレイができると謳う、SteelSeries(スティールシリーズ) Rival 3。「軽くて持ちやすい」と評判です。しかし、「サイドボタンを誤操作しやすい」「デスクやマウスパッドを選ぶ」などの口コミもあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、SteelSeries Rival 3を含むゲーミングマウス全66商品を実際に使ってみて、使いやすさ・機能性・マウス感度のよさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
SteelSeries Rival 3は、つかみ持ち・つまみ持ちで使用したいFPSプレーヤーにおすすめです。比較した商品には高さ40mm以上のものが多かったのに対し、37.9mmと低くフラットに近い形状なのが特徴。実際に商品でFPSゲームをプレイしたモニターからは、「つかみ持ち・つまみ持ちにフィットする」と好評でした。
クリックの軽さやサイドボタンの押しやすさも高評価。「サイドボタンを誤操作しやすい」という口コミがありましたが、押し心地は軽すぎず、誤操作は誘発しにくいでしょう。特別速くはないものの、マウス感度も良好です。「デスクやマウスパッドを選ぶ」という口コミは払拭したといえます。
一方で、カスタマイズ性はいまひとつ。カーソルの動きやすさを示すDPIの幅は200~8,500と十分ですが、100刻みでしか調整できません。比較した商品には、50刻みで調整できるものもありました。カスタム可能なボタンも合計6つと少なく、たくさんのコマンドを登録しておきたいMMOゲーム向けではありません。
専用ソフトでの設定は、初心者でも簡単でした。10個以上のボタンを備えた上位商品と比べるとカスタムできる範囲は狭いものの、FPSゲームで使用するには十分。マクロ設定やライティング、DPIの設定保存といった機能は備えています。
比較した有線マウスは1万円以下で買えるものが多かったとはいえ、大手ECサイトで4,000円前後(※執筆時点)と安いのは魅力的です。しかし、メーカーの謳い文句ほどのマウス感度は発揮できず。より高感度のマウスをお探しなら、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。
2001年よりeスポーツを支援し、ゲーミングデバイスの開発を進めてきたSteelSeries。ゲーミングマウスのラインナップは豊富で、プロゲーマーを念頭に置いて設計されています。今回ご紹介するRival 3は、2020年3月に発売されたゲーミングマウス。充電切れの心配がない有線モデルです。
77gと軽量で、サイドボタンが2つと少ないすっきりしたデザインが特徴。センサーには、本商品のために特別にデザインされたという「TrueMove Coreセンサー」を搭載しています。スピード感のある安定したトラッキング精度を謳っています。
なお、単4電池を使用する無線タイプのRival 3 Wirelessも販売されているので、コードが気になる人はこちらもチェックしてみるとよいでしょう。
サイズは幅67×奥行120.6×高さ37.9mmと、高さが低くフラット寄りの構造です。デザインはシンプルで、握りやすさにこだわり人間工学に基づいて設計。長時間のプレイでも疲労感が少なく、快適に操作できると謳っています。
ライティングは1,680万色に対応しており、底面のイルミネーションは3ゾーンに分けて設定できます。形状は左右対称ですが、サイドボタンが左側にあるので右利き用のゲーミングマウスです。
クリックには、6,000万回の保証つきスイッチを搭載。SteelSeriesの最高級マウスと同じクリック構造を採用しており、何年使用しても左右のクリック感は変わらないと謳っています。
高品質ポリマー製で、長期間の使用に耐えられるだけでなく、メーカー公式では「投げつけてもほぼ壊れない」と高い耐久性をアピール。普段から激しい操作が多い人も選びやすいでしょう。
今回は、SteelSeries Rival 3を含むゲーミングマウス全66商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、持ちやすさ・重さ・マウス感度の検証をしました。5人のゲーマー協力のもと、実際にFPSゲーム「Apex Legends」と「VALORANT」をプレイして、使い心地を確認。プレイ時に疲れを感じにくく、どんな素材のデスクでも安定して動作するマウスほど高評価としました。
結論、Rival 3は高さが控えめなデザインで、つかみ持ち・つまみ持ちしやすいFPS向けマウスです。比較した商品は高さ40mm以上の商品が多いなか、37.9mmと薄いのが特徴。77gと軽すぎず重すぎない、適度な重さもモニターから好評でした。接地面のすべりもよく、マウス感度もおおむね良好です。
実際に複数人が使用したところ、つまみ持ち・つかみ持ちだと握りやすいとの声が。マウスの山が低い平面的なデザインのため、人差し指と中指を立てて持つか、指先だけで持つのがよいでしょう。
手全体でマウスを覆うようにして持つ、かぶせ持ちのモニターは「フィットしにくい」と答えており、持ち方によっては小さく感じそうです。
重量は77gと軽めです。比較したほかの商品は50~120gと幅があったため、人によっては重さを感じる場合がありますが、瞬間的な操作にも十分対応できるでしょう。表面がマットな質感で、持ちやすくすべりにくい点もモニターから好印象でした。
<持ちやすさ・重さ・マウス感度についてのモニターの声>
コメントは一部抜粋
マウス感度は、鋭く反応する操作感に強いこだわりがなければ、問題なく使えます。比較した商品のなかでも特別反応が速いわけではないものの、モニターから大きな不満も出ませんでした。「デスクやマウスパッドを選ぶ」という口コミは払拭したといえます。
なお上位商品には、手の動きにぴったりついてくるような敏感なセンサーがついたものもありました。より精度高く対象を狙えるマウス感度を求めるなら、ほかの商品もチェックしてみましょう。
続いて、クリック感やホイール性能の検証をしました。引き続き5人のモニターに協力してもらい、実際にFPSゲーム「Apex Legends」と「VALORANT」をプレイして、使い心地をチェックしています。
結論としては、クリックは軽めな一方、ホイールとサイドボタンは若干重めの操作感です。「サイドボタンを誤操作しやすい」という口コミがありましたが、ボタンは押しやすいと好評でした。
浅めのクリック感が好みなら、本体の軽さも相まってスムーズな操作性を実感できるでしょう。一方、ホイールはやや重めの操作感。比較した商品のなかには、高速スクロールできるものもあったので、そこまでの軽快さはありません。
2つのサイドボタンは細めで出っ張っており、スムーズに押せました。誤操作を心配する口コミがありましたが、サイドボタン自体の押し心地は軽すぎないので、誤操作はそこまで気にならないでしょう。
<ホイール性能やクリックのしやすさについてのモニターの声>
コメントは一部抜粋
続いて、機能性の検証です。各商品の機能をチェックし、設定の細かさ・ボタン数などからカスタマイズ性を評価しました。
結論、カスタマイズできる範囲は狭い商品といえます。DPIの変更はできるものの微調整まではできず、カスタム可能なサイドボタンも少なめ。ボタン数が重要なMMOでは、そこまで有利に働かないでしょう。
そもそもDPIとは、マウスカーソルの動きやすさを示した数値のことです。DPIが高いほど、マウスを動かしたときにカーソルが大きく移動します。DPIが高すぎてもカーソル飛びの原因になるので、基本的に3,000あれば十分でしょう。
本商品のDPI幅は200~8,500と十分ですが、100刻みでしか調整ができないのが難点。比較した商品には50刻みで調整できるものも多かったのに対し、好みの設定を見つけにくいでしょう。設定は5つまで保存でき、ゲームやシーンごとに設定を変えられます。
ボタン数は合計6つで、専用ソフトからカスタマイズ可能。キーボードのキーや「進む」「戻る」などの機能を割り当てできるので、使いやすい配置を追求できます。
一連の操作を記憶させてボタンに割り当てられる、マクロ機能も搭載。複雑な操作やショートカットを設定すると便利です。とくにゲーム中のコンボなどを登録すると、手数や入力スピードが上がるので有利になりますよ。
必要な機能はひととおり揃っていますが、カスタムできるボタン数を考慮すると、多数のコマンドを登録しておきたいMMOには不向き。FPSやTPSゲーム向けといえます。
「SteelSeries Engine」という無料の専用ソフトで、マウスのカスタマイズができます。ソフトの使い方はわかりやすく、初心者でも迷わずに操作できるでしょう。
DPI・ボタン・マクロの設定ができるほか、ポーリングレート・ライティングの調整や、ゲームごとにプロファイルの切り替えもできます。
DPIの調整はスライダーを動かすだけ。マクロはゲーム内でマクロを記録する方法と、エンジンで直接マクロを記録する方法があります。
マウスの動作をパソコンに送信する頻度を表すポーリングレートの変更も可能です。ただし、ポーリングレートは高いほど素早く操作内容が反映されるので、基本的には最高値1,000Hzに設定したままでよいでしょう。
ライティングは、1,680万色から好みの色に調整できます。マウス底面のイルミネーションを3ゾーンに分けて設定。ほかのSteelSeries製デバイスとの同期もできるので、好みの空間を演出できますよ。
また、League of LegendsやCS:GOなど、特定のゲームをプレイする際に自動的に設定内容を切り替えられるのもポイント。ゲームごとにボタンの割り当てを変更したい場合に便利です。
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最後に、使い勝手がよくマウス感度も良好だった商品をご紹介します。
DeathAdder V3 Proは手に馴染みやすく、プレイスタイルに関わらず使いやすいマウスです。重量も63gと軽く、疲労感が少ないですよ。ワイヤレスですが感度は鋭く、FPSゲームも快適にプレイできるでしょう。DPIは100~30,000まで50刻みで微調整でき、マクロ機能も搭載しています。
RazerのViper Miniは、つかみ持ち・つまみ持ちの人にフィットするリーズナブルな有線マウス。重量61gと軽量ながらブレーキ感があり、照準がブレませんでした。ボタンは6個と少なめですが、専用ソフトから簡単にカスタム可能。DPIは200~8,500まで100刻みで調整できます。
接続方式 | 無線 |
---|---|
重量 | 63~64g |
良い
気になる
接続インターフェース | 無線2.4GHz |
---|---|
バッテリー持ち時間 | 1000Hz:90時間 /8000Hz:17時間 |
最大DPI | 30000dpi |
DPI変更可能幅 | 100~30,000dpi |
ソフトウェア付き | |
幅 | 6.8cm |
ソールの別売りあり | |
奥行 | 12.8cm |
高さ | 4.4cm |
Razer DeathAdder V3 Proの口コミ・評判は?実際に使ってメリット・デメリットを徹底レビュー!
形状 | 不明 |
---|---|
読み取り方式 | 光学式マウス |
接続方式 | 有線 |
解像度 | 8,500dpi |
最大ポーリングレート | 不明 |
接続インターフェース | USB |
おすすめの持ち方 | 不明 |
利き手 | 右 |
電源 | 不明 |
バッテリー持ち時間 | 不明 |
DPI400・800・1600全対応 | 不明 |
カウント切り替え機能 | |
ボタンの数 | 不明 |
特徴 | 不明 |
最大DPI | 不明 |
用途 | 不明 |
DPI変更可能幅 | 不明 |
使用電池 | 不明 |
トラックボール付き | |
チルトホイール | |
静音設計 | |
マルチタッチ・ジェスチャ対応 | |
クレードル充電式 | |
Mac対応 | 不明 |
プロファイル機能 | 不明 |
着脱式レシーバ | |
エルゴノミクスデザイン | |
マクロ機能 | 不明 |
iPad対応 | 不明 |
対応OS | 不明 |
高速スクロール機能 | 不明 |
対応ゲーム機 | 不明 |
DPI調節ボタン付き | 不明 |
ソフトウェア付き | 不明 |
3Dマウス | 不明 |
幅 | 5.35cm |
ソールの別売りあり | 不明 |
コードの長さ | 1.8m |
奥行 | 11.83cm |
高さ | 3.83cm |
重量 | 61g |
保証期間 | 不明 |
ボタン数 | 6ボタン |
最大DPI. | 8,500dpi |
エルゴノミクスデザイン | |
最大ポーリングレート. | 1,000Hz |
Razer Viper Mini RZ01-03250100-R3M1をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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