Pulsar Gaming Gears X2H Gaming Mouse
Pulsar Gaming Gears X2H Wirelessは、つかみ持ち派の人におすすめです。トレンドの尻高形状を採用しているのが特徴。比較したところ、平坦な形状のマウスよりも指先で操作するつかみ持ちに向いている傾向がありました。「持ち方によっては指が疲れる」との口コミどおり、かぶせ持ちや手が小さい人にはやや不向きですが、滑りにくくしっかりとホールドできますよ。メインボタンのクリック感が軽く、長時間プレイの際に疲れにくいのも魅力です。比較した一部商品のようなラグもなく、スピーディかつ正確に入力できました。サイドボタンは親指で押しやすい位置に配置されており、誤押下しにくい設計です。ホイールは「回転が重い」との口コミに反し、ほどよい抵抗感で意図したとおりに動かせました。マウスを動かしたときにマウスポインターがどのくらい動くかを示すDPIは、最大26,000まで50単位で調整できます。背面にDPI変更ボタンが搭載されているので、専用アプリが必要な商品よりも手軽に設定を変えられますよ。カーソルの動きのなめらかさに関わるポーリングレートは、別売りのドングルを買えば4,000Hzまで上げられます。バッテリー持ちも良好で、最長100時間もプレイを楽しめる設計です。重量は54gとかなり軽く、「軽くて使いやすい」という口コミがあるのにも納得でした。比較した商品には100g以上と重いものもあったのに対し、ぶんぶん振れて快適にゲームを楽しめるでしょう。一方で、ソールの滑りがよく照準を合わせにくいのはネック。ブレやすいので、繊細な動きが求められるFPS・TPSにはやや不向きです。値段は税込13,860円(※執筆時点・公式サイト参照)と、比較的高めでした。かぶせ持ち派の人やエイムのしやすさを重視したい人は、ほかの商品も検討してみてはいかがでしょうか。
SteelSeries Aerox 9 Wirelessは、軽量で操作しやすい多ボタンマウスを探している人におすすめです。サイドボタンが12個ありサイズは大きめですが、重量は89g。「重量がかなりある」という口コミもありますが、比較したなかには100g超の商品も多かったので軽いほうです。実際に使用したゲーマーからは「ほどよい軽さで動かしやすい」と好評でした。マウス感度の高さも操作性のよさに一役買っています。実際にマウスパッドなしで使ってみても、デスクの素材問わずスムーズに動作しました。比較した商品の多くが反応しなかったガラス面でも、問題なく動きます。「超低遅延」を謳うだけあって、無線接続時の遅延も一切感じません。サイドボタンを含めると、カスタマイズ可能なボタンは全部で18個あります。サイドボタンが邪魔して握り込めないので素早い動作が必要なFPS向きとはいえないものの、MMORPG・MOBAにはぴったり。マクロ設定でよく使うキー操作を割り当てたり、複数のキー操作が必要なコマンドを設定したりすると、ゲームを有利に進められますよ。マウスのクリック感も良好です。比較したなかにはクリックした感覚が薄い商品もあったなか、本商品はほどよい反発があり「気持ちよくクリックできた」という声が寄せられました。一方、サイドボタンの押し心地は、口コミどおりやや固めです。ボタンが密集しているので、押し間違いには注意しましょう。価格は、執筆時点でECサイトで17,000円前後。カスタマイズ性も高く、DPIの調整幅は100~18,000と広く、カーソルの加速幅まで調節できます。自分に合う設定を見つけやすいでしょう。表面はメッシュ状ですが、耐久性にこだわった設計も魅力。ほかにも多ボタンマウスを比較しているので、気になる人はあわせてチェックしてみてくださいね!
Logicool G502 X PLUSゲーミングマウス G502XWL-RGBWH
Logicool G502 X Plusは、自由にカスタマイズできる、上級者向けのゲーミングマウスをお探しの人におすすめです。ボタン数が5~6個の商品が多いなか、本商品はカスタム可能なボタン数が13個とかなり多め。複数の操作を登録できるマクロ機能もあり、難しいキー操作が多いMMOゲームにも便利でしょう。DPIは100~25,600まで50刻み、ライティングも細かく変えられ、自分好みに設定できます。マウス感度もよく、木製デスクや布の上でもなめらかに操作できました。ガラスでは動きがやや鈍くなったものの、反応は上々。クリックやホイールは安定した操作感で、モニター間でも「誤操作が起きにくい」と好評でした。連打や素早いスクロールよりは、確実に操作したい人に向いているでしょう。ただし、重量は100g超と重め。ほかの多くの軽量モデルと比べると腕に負担がかかりやすく、マウスを大きく動かすFPS・TPSプレイヤーの場合は手が疲れてくる可能性があります。また大きめかつ縦長のデザインなので、つかみ持ちやつまみ持ちしにくいのも気になるところです。価格は、執筆時点で税込21,780円(公式サイト参照)と、今回検証した商品のなかでは高価格。カスタマイズにこだわりたい人にはよいですが、軽々と使いたい人やボタンを持て余してしまう人にはやや使いづらいでしょう。初心者でも気軽に扱えるタイプなら、以下の商品も検討してみてくださいね。
SteelSeries Rival 3は、つかみ持ち・つまみ持ちで使用したいFPSプレーヤーにおすすめです。比較した商品には高さ40mm以上のものが多かったのに対し、37.9mmと低くフラットに近い形状なのが特徴。実際に商品でFPSゲームをプレイしたモニターからは、「つかみ持ち・つまみ持ちにフィットする」と好評でした。クリックの軽さやサイドボタンの押しやすさも高評価。「サイドボタンを誤操作しやすい」という口コミがありましたが、押し心地は軽すぎず、誤操作は誘発しにくいでしょう。特別速くはないものの、マウス感度も良好です。「デスクやマウスパッドを選ぶ」という口コミは払拭したといえます。一方で、カスタマイズ性はいまひとつ。カーソルの動きやすさを示すDPIの幅は200~8,500と十分ですが、100刻みでしか調整できません。比較した商品には、50刻みで調整できるものもありました。カスタム可能なボタンも合計6つと少なく、たくさんのコマンドを登録しておきたいMMOゲーム向けではありません。専用ソフトでの設定は、初心者でも簡単でした。10個以上のボタンを備えた上位商品と比べるとカスタムできる範囲は狭いものの、FPSゲームで使用するには十分。マクロ設定やライティング、DPIの設定保存といった機能は備えています。比較した有線マウスは1万円以下で買えるものが多かったとはいえ、大手ECサイトで4,000円前後(※執筆時点)と安いのは魅力的です。しかし、メーカーの謳い文句ほどのマウス感度は発揮できず。より高感度のマウスをお探しなら、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。
Lamzu Thornは、しっかりとしたクリック感を好む、かぶせ持ち・つかみ持ちの人におすすめです。本体は左右非対称にくぼみのあるエルゴノミクスデザイン。一般的にかぶせ持ちの人に向いていますが、カーブが浅く左右対称に近いためつかみ持ちの人も違和感なく握りやすいでしょう。商品を使った10人のゲーマーからも握り心地は好評。自然にエイムしやすく、「手にぴったりフィットする」との評判にも納得でした。クリック感はやや重め。操作したモニターからは「ばね感が強い」との声があったため、強めのクリックに慣れている人向けといえます。ホイールも「反発感がある」との意見が多数。とはいえ、そのぶんスクロールの細かな調整がしやすく、スムーズに武器チェンジできそうです。サイドボタンには、モニターから「思ったより回しやすい」との声があがりました。本体が52gと軽いのもポイント。比較した商品内には100gを超えるものもありましたが、こちらは軽い力で動かせ、長時間の使用でも手が疲れにくいでしょう。実際にモニターからも、「スルスルと動かせる」との声が寄せられています。2.4GHzのワイヤレス接続ではバッテリーが80時間も持続するのも利点。柔らかいパラコードケーブルが付属し、充電が間に合わないときは有線でも使えます。カスタマイズ性も申し分ありません。通常1,000Hzのポーリングレートを、別売りのドングルを使うことで4,000Hzにグレードアップできます。カーソルの動きを左右するDPIは50単位で調整可能。細かく調整したい人でも満足できる性能です。商品の価格は税込16,720円(※2024年8月時点・公式サイト参照)とやや値が張りますが、シンプルな形状ながら手にフィットしやすく軽い力でエイムができるところが魅力です。謳い文句どおり、かぶせ持ち・つかみ持ちの人の候補になるでしょう。ただし、クリック感はやや重めなので、軽めのクリック感を好む人はほかの商品もチェックしてくださいね。
Logicool ゲーミングマウス G600tは、多ボタンマウスで複数のショートカットを割り当てられるのは魅力ですが、取り回しには欠けます。重量は133gと、比較した軽量タイプの2倍以上。サイズも大きいため、持ち方はかぶせ持ちに限られるでしょう。「かなり重く、長時間使用すると少し疲れる」との口コミを払拭することはできませんでした。有線タイプで、実際に使用したモニターからは「ケーブルが引っかかる」という指摘もあがっています。加えて、エイムのしやすさもいまひとつです。比較した無線タイプの軽量な商品に比べて、マウスを大きく振る操作や細かなフリックがしにくく、モニターからも「コントロールしづらい」といった声が多数あがりました。クリック感は軽めで「押した感が控えめ」「誤操作しそう」といった懸念の声も。また、サイドボタンやホイールについても「ボタンが密集していて押しにくい」「ホイールが小さい」と指摘されました。サイドボタンの形状は誤押下しにくいよう工夫されていますが、使いこなすには慣れを要するでしょう。一方、計20個のボタンへの機能を割り当てられるのは魅力。「ボタンが多く、ほぼ右手のみでアクションを完結できる」との口コミにも頷けます。MMOゲームや編集作業の効率化を図りたい人にはよい候補となるでしょう。マウスのカスタマイズ性は高く、DPIは本体表側のボタンで200~8,200dpiまで、50刻みで切り替え可能。ポーリングレートは1,000Hzとなめらかなカーソル操作が行えるのも利点です。とはいえ、比較した上位商品にはより軽量でエイムしやすいものもあるので、FPS・TPSゲームをメインで楽しみたい人はぜひチェックしてみてくださいね!