ふっくらもちもちでおいしいと評判の、雑穀米本舗 美容重視ビューティーブレンド。「さまざまな雑穀が入っていてバランスがよい」と高く評価されている一方で、口コミのなかには「豆の主張が強い」「白米の風味が弱い」といった気になる声もあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の2つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のはくばくや波里などの雑穀米とも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、雑穀米選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
こちらの商品はリニューアルされているため、現行品とは仕様が異なります。詳細は公式サイトをご確認ください。
目次
雑穀米本舗 美容重視ビューティーブレンドは、雑穀米をお探しのすべての人におすすめです。原材料には、食物繊維やタンパク質といった特定の栄養素が豊富な、大豆3種類・小豆・ごま3種類・アマランサス・大麦2種類など、全15品目が入っていました。比較したほかの商品には5品目と少ないものもあったことから、栄養素を摂取しやすいといえます。
ポリフェノールの1種であるアントシアニンを含む、黒米・黒豆が入っているのも利点です。アントシアニンは、健康だけでなく美容目的で雑穀米を取り入れたい人にも適しています。ごはんは、きれいな紫色に炊き上がりますよ。
味わいにクセがないのもメリット。実際にモニターが試食したところ、6人全員が「おいしい」と回答しました。比較した波里の「16種雑穀米」や「国産十雑穀米」は、ともに特有の青臭さが気になりましたが、本品は豆にやや苦味・えぐみを感じる程度。そのほかの雑穀も食べづらさにつながるクセが控えめでした。
食感は、「豆の主張が強い」との口コミがあったように、豆以外の雑穀それぞれの食感を感じにくかったのが惜しい点。比較した人気の「はくばく 十五穀ごはん」より、もちもち感も控えめでした。ただモニターからは「豆入りで満足感がある」との声もあり、食べごたえ重視の人にはよいでしょう。
1日30g消費する場合、1日あたりのコストは約85円(※執筆時点)です。相場の60〜70円に比べると高めですが、雑穀マイスター監修かつ栄養も豊富。「白米の風味が弱い」との口コミに反し、お米の甘さも感じられますよ。初心者でもおいしく食べられるため、ぜひ購入を検討してみてください。
そもそも雑穀とは、主穀とされる米や麦以外の穀物のことを指します。白米や玄米にはない栄養素を含んでいる雑穀もあり、白米のみを食べるよりも栄養価が高いのが魅力です。白米よりも糖質が低く食物繊維も豊富なため、ダイエット中の主食としても取り入れやすいですよ。
今回ご紹介する美容重視ビューティーブレンドは、サポニンを含む黒豆と、美肌をサポートするアントシアニンを含む黒米など、全部で15品目の雑穀をブレンドした商品。雑穀マイスターが監修しており、赤飯のような色味・もちもち食感に仕上がると謳っています。
販売元は、静岡県に拠点をおく雑穀米本舗。安全・品質・おいしさ・価格にこだわった製品づくりに取り組んでいます。
原材料の雑穀には、すべて国産のものを使用。1食分にあたる30gのカロリーは116.3kcal、賞味期限は製造日から約365日です。なお検証では500g入りを用意しましたが、執筆時点では内容量がリニューアルされており、1袋あたり450g入っています。
袋は便利なチャックつきです。開封後はフタつきの容器に入れ、直射日光・高温多湿を避けて保管すると、鮮度がより長持ちしますよ。
今回は、雑穀米本舗 美容重視ビューティーブレンドを含む雑穀米全31商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、栄養の豊富さの検証です。雑穀米の魅力は、さまざまな種類の雑穀から栄養を摂取できること。
そこで、各商品に代表的な雑穀15種類が含まれているかを確認します。そのなかでも特定栄養素が豊富な、大豆・小豆・ごま・アマランサス・大麦の5つが入っているかをチェックしました。
実際に原材料表を調べたところ、チェックした5つのすべてを配合し、高評価を獲得。大豆3種類・小豆・ごま3種類・アマランサス・大麦2種類が入っていました。比較したなかでも、ごまは4割・アマランサスは6割の商品にしか含まれていなかったことをふまえると(※執筆時点)、栄養素は豊富といえます。
美肌づくりをサポートするアントシアンを含む黒米・黒豆が入っているのもうれしいポイント。健康だけでなく、美容維持を目的に雑穀米を食べたい人にも向いていますよ。
次は、おいしさの検証です。
各商品をモニター5人・ガイド1人の合計6人で試食し、味わい・クセのなさ・食感のよさの3点をチェックしました。
実際に試食したところ、モニター6人全員が「おいしい」と回答しました。雑穀の香りがしっかり広がり、「白米の風味が弱い」との口コミに反して白米にも甘味を感じます。
比較したほかの商品には、ごまや豆の臭みを感じるものもありましたが、豆は大きめながら臭みは気になりません。ガイドからは「豆のおいしさを味わえる」と好評でした。雑穀米を食べ慣れていない人にもおすすめです。
<味わいについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
クセのなさについても、モニター6人全員から高評価を獲得。モニターのなかには豆の苦味やえぐみを指摘する人が一部いたものの、味わい全体のバランスはとれていました。
比較した波里の「16種雑穀米」や「国産十雑穀米」は、ともに雑穀特有の苦味や青臭さが気になりましたが、どの雑穀もクセは控えめです。豆や雑穀が苦手な人でなければ、食べづらさは感じないでしょう。
<クセのなさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
一方「豆の主張が強い」との口コミのように、豆以外の雑穀の食感が少なかったのは惜しいところ。比較した人気の「はくばく 十五穀ごはん」はもちもちした食感を楽しめたのに対し、本品はもっちり食感よりも食べごたえを求める人に向いています。
ただ大きめの豆がごろごろ入っており、モニター6人中5人が「食感がよい」と回答。豆は硬めで噛みごたえがあり、白米も粒が立っています。「白米がおいしい」との声も複数寄せられました。
なお、1日30g使うと仮定した場合の1日あたりのコストは約85円(※執筆時点)。相場の60〜70円より高めですが、栄養面も食べやすさも重視する人はぜひ検討してみてください。
<食感のよさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
雑穀米本舗の美容重視ビューティーブレンドは、公式サイトのほか、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングといったECサイトにて購入できます。なお、公式サイトでの販売価格は1袋450gが税込1,280円です(※執筆時点)。
お得なまとめ売りや、時期によってはセールを開催しているので、雑穀米を毎日食べる人はぜひチェックしてみてください。
雑穀米本舗の美容重視ビューティーブレンドを炊く際には、炊飯前にたっぷり水を吸わせることが大切です。今回は、公式サイトに記載されているおいしい炊き方をご紹介します。
<炊き方>
①研いだお米を炊飯器に入れ、目盛りに合わせて水を加える
②お米1合につき雑穀米・水をそれぞれ大さじ2杯加え、よく混ぜる
③2〜4時間ほど浸水させてから、通常モードで炊飯する
(参照:公式サイト)
本品は水洗い不要のため、そのまま使用できます。柔らかめに仕上げたい場合は、6時間浸水させてくださいね。
雑穀は白米に混ぜてご飯にするだけでなく、炒め物・サラダ・スープなどの食事に入れてもおいしく食べられます。雑穀をプラスすることで噛む回数が増えるため、ダイエット中の食事にもぴったりです。
まずは、炊飯器へ雑穀・水・塩を入れて30分間浸水させたあと、通常モードで炊飯しましょう。茹でても柔らかくはなりますが、炊飯器を使ったほうが手間を抑えられまよ。
最後に、また違った魅力をもつ商品もご紹介します。
はくばくのおいしさ味わう十六穀ごはんは、ビタミンやミネラルが摂取できるもちきび・もちあわ入り。ほくほくした黒豆・香ばしいごまも含まれており、おいしく食べられました。雑穀特有のクセもほぼ気になりません。1回分ずつが個包装されているため、手軽に使えるのもうれしいですね。
同じくはくばくの十五穀ごはん もち麦ブレンドは、もち麦入りでもちもちした食感を楽しめます。原材料にはチェックした5項目のうち、大豆・ごま・アマランサス・大麦2種類を配合。健康をサポートするとうもろこしや高たんぱくなキヌアも入っていました。白米と大差ないおいしさですよ。
品目 | 16品目 |
---|---|
原材料名 | 黒米、もちあわ、蒸煮黒豆(大豆)、アマランサス、もちきび、焙煎発芽玄米、キヌア、たかきび、蒸煮小豆、黒煎りごま、白煎りごま、発芽赤米、白麦、うるちひえ、挽割とうもろこし、挽割ハトムギ |
包装タイプ | 個包装 |
浸水不要 |
良い
気になる
分類 | |
---|---|
1食あたりのカロリー量 | 114.0kcal(1袋30gあたり) |
1食あたりの糖質量 | 16.9g(1袋30gあたり) |
1食あたりのタンパク質量 | 4.3g(1袋30gあたり) |
保存方法 | 直射日光・湿気を避け常温保存 |
水洗い不要 | |
賞味期限 | 製造日より12か月 |
炊き上がりの色 | ピンク |
はくばく おいしさ味わう十六穀ごはんの口コミ・評判は?実際に使ってメリット・デメリットを徹底レビュー
品目 | 16品目 |
---|---|
原材料名 | 押麦(大麦)、黒米、もち麦、キヌア、もちあわ、挽割とうもろこし、もちきび、焙煎挽割大豆、発芽玄米、発芽赤米、もち米、黒煎りごま、白煎りごま、挽割ハトムギ、アマランサス、たかきび |
包装タイプ | 袋 |
浸水不要 |
良い
気になる
分類 | |
---|---|
1食あたりのカロリー量 | 104.1kcal(1食30gあたり) |
1食あたりの糖質量 | 19.5g(1食30gあたり) |
1食あたりのタンパク質量 | 2.5g(1食30gあたり) |
保存方法 | 直射日光・湿気を避け常温保存 |
水洗い不要 | |
賞味期限 | 製造日より12か月 |
炊き上がりの色 | 白 |
はくばく 十五穀ごはん もち麦ブレンドをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。