粒がしっかりしており、ツヤ感も評判の農事組合法人野沢農産生産組合 長野県産 コシヒカリ。インターネットでの口コミでは高評価が目立つ一方で「パサパサしている」「粒が小さく食べ応えがない」と気になる声もあり、購入をためらっている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、農事組合法人野沢農産生産組合の長野県産 コシヒカリを含む米全34商品を実際に食べてみて、おいしさ・香り・100gあたりの価格を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
農事組合法人野沢農産生産組合の長野県産 コシヒカリは、丼物をよくつくる人におすすめです。水分が多めで、瑞々しくふっくらとした食感が特徴的。丼にしてかきこみたくなるような、パクパクと箸がすすむ一品です。
味わいは、甘さがありつつもあっさりとしており、噛めば噛むほど口の中に風味が広がります。比較したなかには、風味の弱いものや甘味の薄いものがあったのに対し、深い味わいがありました。また、もちもちと弾力もあり、満足感を得られます。
さらに、香ばしく甘味のある香りが「食欲をそそる」「芳醇さがある」と好評でした。試食したなかには香りの薄いものがあったので、食欲を掻き立てられる香りを楽しめるのは大きな魅力です。
執筆時点の価格は、5kg入で税込2,690円(公式サイト参照)。100gあたり49.8円と、比較した全商品の平均値ほどの価格帯でした。毎日の食卓にも出しやすいお値段のため、気になる人はぜひチェックしてみてください。
米や米加工品を製造・販売する野沢農産生産組合。組合長は、お米のおいしさを競う「国際米・食味分析鑑定コンクール」で連続受賞した人に贈られる、ダイヤモンド褒賞受賞者です。2022年5月現在、受賞者は8人しかいません。
今回ご紹介する長野県産 コシヒカリは、そんな米作り名人が選んだお米。無洗米に加工することでそのまま炊飯できる手軽さを叶えました。
寒暖差や雪解けの清流など、米つくりに適した風土で栽培されており、しっかりとした粒感とツヤが特徴です。
精米方法にもこだわっており、お米はすべて自社で精米。腕利きの職人が、お米の乾燥具合や品種によって研磨度合いを変えています。
白い濁りは栄養や旨味部分のでんぷんですが、気になる人は軽く水通しをするとよいですよ。
炊飯前は、30分~1時間ほど冷たい水に浸しておきましょう。無洗米の水加減は、米1合に対し大さじ1杯程度プラスした量が推奨されています。
内容量は5kg。お得に購入できる2袋セット・4袋セットも用意しています。
今回検証に使用した無洗米のほかに、精米・玄米も販売中です。お好みの加工度を選んでみてくださいね。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:おいしさ
検証②:香り
検証③:100gあたりの価格
五味識別テストをクリアした企画担当者を含めた男女5名で、官能評価を実施。風味・粘り・歯ごたえ・甘味・あっさり度の5つのポイントを中心に全商品を食べ比べました。
口に入れるとほどよい甘味が広がり、噛めば噛むほどお米の風味や旨味が楽しめます。甘さがありつつもあっさりとしており、バランスのよさが好評でした。
比較した商品には、風味の薄いものや甘味が感じられないものがあったのに対し、満足度の高い味わいといえます。
また、モニターからは「粒感がしっかりしており、食べごたえがある」との意見も。やわらかめですが弾力があり、もちもちとした粘り気を感じました。「やや水分が多い」という感想もあったため、みずみずしさを楽しめるお米です。
比較したなかでは粘りが強く口どけの悪いものや、逆にパサパサしているものは人気がない傾向だったのをふまえると、ほどよい食感といえます。
かきこみたくなるようなお米なので、丼物にもぴったりでしょう。
加えて、食欲をそそる香ばしさがあり、モニターからは「鮭などと一緒に食べたい」との声があがっていました。
続いては、香りを検証します。
炊きたてのご飯の香りをチェックし、官能評価を行いました。
炊飯器を開けると、香ばしい香りがスッと伝わってきます。淡い甘味も感じられ、モニターからは「芳醇さを感じる」「食欲をそそる」と好評でした。
比較した商品には、香りが薄く物足りないものがあったなか、食欲を掻き立てる香りは大きな魅力です。
茶碗に盛りつけたあとも香りを感じられ、味とともに楽しめました。
2022年3月末の価格を参考に、100gあたりいくらかを算出。安価な商品ほど高評価としました。
計算した結果、100gあたり49.8円でした。
比較した全商品の平均は、約50円だったため中間位くらいのお値段です。毎日の食卓にも出しやすい価格帯でしょう。
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
6,030円
(最安)
販売価格:6,030円
ポイント:0円相当
送料別
4.75
(456件)
最後に100gあたりの価格が安かったお米をご紹介します。
神名の秋田県産 あきたこまち 無洗米は、土鍋で炊いたような食欲をそそる香りが特徴。やさしい甘味があり、後味はあっさり。しつこさのないスタンダードな味わいです。粒に厚みと弾力があり噛みごたえも十分。食感はふっくら・もっちりしています。100gあたり37円と比較的安価な点も魅力です。
グラントマトの福島県産 ひとめぼれは、やわらかいごはんが好きな人におすすめ。ふっくらしていますが、弾力も感じられました。さっぱりとした味わいで、噛むたびに甘味が広がります。甘さと爽やかさのバランスがよく、ホッとするような香りもポイント。100gあたり比較的38.9円とお手頃価格です。
コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。