ナイフやはさみ・キリなど12のツールを搭載したアーミーナイフ、レザーマン FREE T4 FRT4-LN。「1本あるといろいろなことに活用できる」と評判です。しかしなかには、「出し入れしにくい」「ナイフの切れ味はいまひとつ」と気になる口コミも存在し、購入をためらっている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の2つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のビクトリノックスやキャプテンスタッグなどのアーミーナイフとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行っているので、アーミーナイフ選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
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すべての検証は
マイベストが行っています
目次
FREE T4 FRT4-LNは、アーミーナイフを探しているすべての人におすすめです。取り回し・ツールともに快適な使い心地で、どちらもトップクラスの高評価を獲得しました。ツールの開閉は「出し入れしにくい」との口コミに反しスムーズ。比較した爪を引っかけるタイプは開きにくい傾向があったのに対し、親指で押すだけで簡単にツールを取り出せました。
また、厚みのあるハンドルはしっかりと握れ、フィット感は良好です。側面には滑りにくいよう、凹凸も施されています。さらに比較したなかでは少なかったロック機能が搭載されているのも魅力。ケガをするリスクを抑えたり、携帯時の刃の飛び出しを防いだりできるでしょう。
メインツールの機能性も優秀。ナイフの刃は全長5.6cmと十分な長さで、口コミに反し切れ味は良好です。ハサミのサイズ感もほどよく、ほぼ抵抗感なく紙をカットできました。栓抜きはしっかりとフタの縁をキャッチでき、開栓もスムーズ。ドライバーは、本体と一直線になるタイプのため、比較した垂直タイプよりも簡単に回転させられました。
本体重量は約122g。比較したなかには80gほどの商品があるのをふまえると若干重めですが、気になるほどではありません。約9.3cmとコンパクトに収納できるうえ、ポケットなどに挟めるクリップがついているので、持ち運びやすいでしょう。
12種類のツールを搭載しており、それぞれに使いやすい工夫が見られています。日常の使いやすさを追求したアイテムのため、アーミーナイフ選びに迷ったらぜひチェックしてみてください。
そもそもアーミーナイフとは、1本に栓抜きやハサミ・ドライバーなど多種多様なツールを備えた折りたたみナイフのこと。マルチツール・多機能ナイフ・十徳ナイフなどとも呼ばれています。今回ご紹介するのは、アメリカ発のマルチツールブランド・レザーマンの、FREE T4 FRT4-LNです。
ツールは、従来製品に多い爪で引っかけて開けるタイプではなく、根元を親指で押して開けるタイプ。ツールの取り出しから閉じるまでの動作を、片手でスムーズに行えると謳われています。開閉時の摩擦抵抗を軽減するよう、業界ではじめてマグネット機構を採用しているのも特徴です。
人間工学に基づいて設計されており、ホールド感のある握り心地もアピールされています。
収納時の全長は9.3cm、重量は122g。搭載されているツールは、以下の全12種類です。日常的な使いやすさを追求したアイテムのため、普段使い用としても活躍するでしょう。
<搭載ツール>
カラーは、今回検証で使用したルナのほか、全6種類が用意されています。お気に入りのカラーを見つけてみてくださいね。
<カラー展開>
今回は、レザーマンのFREE T4 FRT4-LNを含むアーミーナイフ全8商品を実際に用意して、比較検証を行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、使いやすさの検証です。
実際にアーミーナイフを使用し、ハンドルの握りやすさ・開閉のしやすさ・ロック機能の扱いやすさ・重さ・持ち運びやすい工夫の5つのポイントをチェックしました。
実際に使用してみたところ、欠点のない使い勝手のよさが高く評価されました。ハンドルはしっかり握れる厚みがあり、安定感は良好。側面には凹凸があり、滑らずに握れます。
また、比較した爪を引っかけて開くタイプの商品と異なり、ツールの根元を親指で押すだけで開くのも大きな魅力。開閉時の摩擦抵抗を軽減するマグネット機構を売りにしているだけあり、「出し入れしにくい」との口コミに反し軽い力で開閉できました。
さらにロック機能がつき、携帯時の刃の飛び出しを防げるのもメリット。ケガをするリスクも抑えられるでしょう。
重量は約122g。比較したなかには80gほどの商品もあり若干重めですが、持ち運びしづらいほどではありません。
収納時のサイズも約9.3cmとコンパクト。側面にクリップがついているので、ズボンのポケットに引っかけて持ち運ぶこともできますよ。
続いては、メインツールの使い心地の検証です。
実際にペーパーナイフ・ハサミ・栓抜きの3つを使用し、メインツールの使い心地を評価しました。
メインツールの機能性も非常に優秀です。「ナイフの切れ味はいまひとつ」との口コミがありましたが、ステンレス鋼製のペーパーナイフの切れ味は良好。刃は全長5.6cmと十分な長さがあり、力を入れなくてもスムーズに紙をカットできます。
ハサミのサイズ感もほどよく、ナイフと同様の切れ味です。ほとんど抵抗なく、滑るようにスーッと切ることができました。
栓抜きは、しっかりとフタの縁にフィットする形状のため、ぶれなく開栓が可能。さらに、ドライバーは本体と一直線になるタイプ。比較した垂直に開くタイプとは異なり、普段のドライバーの感覚で簡単に回せました。
刃の素材 | ステンレススチール |
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ロック機能 | |
刃長 | 約5.6cm |
重量 | 約122g |
搭載ツール数 | 12 |
ツールの開き方 | 指で押すタイプ |
ドライバー搭載位置 | 本体と一直線 |
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搭載ツール | 420HC直刃ナイフ、ハサミ、キリ(米国仕様)、栓抜き、パッケージオープナー、プラスドライバー、マイナスドライバー(M)、マイナスドライバー(S)、マイナスドライバー(XS)、てこ、木工/金属用ヤスリ、ピンセット |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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レザーマンのFREE T4 FRT4-LNは、公式オンラインストアまたはAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトで購入できます。執筆時の公式サイトの価格は、税込13,750円です。
また、公式ストアでは無料の名入れサービスや有料のギフトバッグも用意されています。贈り物にしたい人は、あわせてチェックしてみてください。
最後に、軽さやツール数を重視したい人におすすめの商品をご紹介します。
Victorinoxスーパーティンカーは、幅9.1×高さ1.7cm・重さ84gと軽量かつコンパクト。携行性が高く、キャンプや登山などのおともにぴったりです。手になじみやすく、扱いやすさは良好。メインツールの使いやすさも申し分ありません。爪を引っかけて開くタイプですが、開閉はスムーズでした。
中林製作所の冒険クラブ 20徳ツールナイフは、コスパ重視の人におすすめ。安価な商品ですがツール数が20種類と豊富で、のこぎりやウロコ取りなど珍しいツールも搭載しています。握りやすさもナイフの切れ味も良好。爪を引っかけて開くタイプですが、こちらも難なく開閉できます。
刃の素材 | ステンレススチール |
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ロック機能 | |
刃長 | 約5.6cm |
重量 | 約84g |
搭載ツール数 | 14 |
ツールの開き方 | 爪で引っ張るタイプ |
ドライバー搭載位置 | 不明 |
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搭載ツール | マルチフック、千枚通し、スモールブレード(小刃)、ピンセット、プラスドライバー(フィリップス型1/2)、キーリング、カン切り、マイナスドライバー 3mm、はさみ、せん抜き、マイナスドライバー 6mm、ワイヤーストリッパー、つまようじ、ラージブレード(大刃) |
ビクトリノックス スーパーティンカーをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
刃の素材 | ステンレススチール |
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ロック機能 | 不明 |
刃長 | 約5.3cm |
重量 | 約155g |
搭載ツール数 | 20 |
ツールの開き方 | 爪で引っ張るタイプ |
ドライバー搭載位置 | 本体に対して垂直 |
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搭載ツール | ナイフ、缶切り、爪そうじ、小刀、のみ、爪ヤスリ、のこぎり、栓抜き、削り落とし、スケール、マイナスドライバー、穴開け、ハリはずし、コルク抜き、プラスドライバー、ウロコ取り、フック、ハサミ、ひも通し、爪楊枝・ピンセット |
中林製作所 冒険クラブ 20徳ツールナイフ L-36をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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