取り回しがよく、さまざまなアウトドアシーンで活躍すると評判の、土佐アウトドア剣鉈120 磨 tautodoa_cp-007。インターネット上では高評価のレビューが多く見られますが、「切れ味はよいのか」「握りやすいか」など本当に口コミどおりの商品なのかと不安で、購入に踏み切れない人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、土佐アウトドア剣鉈120 磨 tautodoa_cp-007を含むブッシュクラフトナイフ全12商品を実際に使ってみて、バトニングのしやすさ・フェザリングのしやすさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
キャンプ歴は10年以上でキャンプインストラクターの資格を保有。焚き火を囲んで料理を楽しむキャンプはもちろん、蛇や虫を食べるサバイバル寄りのキャンプ・秘境探検などの幅広いアウトドア活動を行なっている。自身の経験や知識を活かし、現在はマイベストにて誰もが知ってるメジャーブランドから、通好みなマイナーブランドにいたるまで、幅広い商品を徹底的に比較・検証している。「初心者から上級者まで幅広く楽しめるギア選び」をモットーに、ユーザー目線に立ったコンテンツ制作を心掛けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
15,309円
今回検証した土佐アウトドア剣鉈120 磨 tautodoa_cp-007は、バトニングのしやすさを重視する人におすすめです。
木製のハンドルは太く、しっかりと手にフィットします。さらに刃自体が重いのに加えて、スパインに厚みがあるため叩きやすく、軽い力で薪を割れました。
また、フェザーの仕上がりもきれいです。刃の切れ味が非常によく、薪へスムーズに刃が食い込みます。モニターからは「刃の鋭さにより、勢いでフェザーを切ってしまう」との声もあがりましたが、慣れてしまえば取り回しに問題はありません。
バトニング・フェザリングともに申し分ない性能を備えているので、力の弱い人もぜひ試してみてください。
鍛冶屋トヨクニは、1946年に高知県で創業されました。江戸時代より受け継いだ伝統的な技法と最新の3Dプリンター技術を用いて、斧や鎌などの作業用刃物をメインに製造しています。
今回ご紹介する剣鉈120 磨 tautodoa_cp-007は、切れ味のよさにこだわり、刃の素材に炭素鋼である「日立青紙二号」を使用しているのが特徴です。
全長は26.5cm、全体の重さは220g。
薪に食い込みやすいよう両刃タイプを採用しており、断面は刃先に鋭さを出すスカンジグラインドに仕上げています。
また使用時に指をケガから守るため、真鍮製のつばが備わっているのも魅力です。
キラキラとしたゴールドの色味なので、アクセントとしてもおしゃれですよ。
木製のハンドルには、木目の美しさを際立たせるオイルステイン塗装が施されています。
同じく木製の鞘が付属しているので、持ち運びがしやすいのもうれしいポイントですね。
公式サイトでの販売価格は、税込17,939円です(執筆時点)。
公式サイトからの注文であれば、名入れもしてくれるので気になる人はぜひチェックしてみてください。
今回は、土佐アウトドア剣鉈120 磨 tautodoa_cp-007を含むブッシュクラフトナイフ全12商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:バトニングのしやすさ
検証②:フェザリングのしやすさ
最初は、バトニングのしやすさを検証します。
mybestの男性3人が実際に各商品を使って薪割りをし、引っかかることなくバトニングできるかチェックしました。
バトニングが非常にしやすく、すばらしい結果に。
木製のハンドルは太さがあり、しっかりと手に密着します。さらに、つばの役割をするヒルトがついており、「安定感がある」とモニターからも好評でした。
実際に使ってみるとスパイン(刃の背側)が4mmと厚いため叩きやすく、サクサクと薪へ食い込みます。さらに刃が長いうえに重さもあり、薪を割るのにそれほど力は必要ありませんでした。
力の弱い人でも、刃の重さを活かしてスムーズなバトニングが可能です。
続いて、フェザリングのしやすさを検証します。
フェザリングとは、着火に用いる燃えやすい木を作成することです。mybestの男性3人が各商品を使用して実際に焚き付けを作り、きれいなフェザースティックができるかチェックしました。
実際にフェザリングしてみると、軽い力できれいなフェザースティックが作れました。
握り心地においては、バトニングの際と同様に手にフィットします。また刃の形状が鋭角なためか、スーッと薪に刃が入りました。モニターからは「全商品のなかでも、刃の入りやすさはトップクラス」との声も。
一方で切れ味がよすぎるため力の加減が難しく、「使用する木材によってはフェザーを勢いで切り落としてしまう」との指摘もありました。
とはいえフェザリングはしやすいので、刃のすべり具合に慣れてしまえば、問題なく作業を進められるでしょう。
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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最後に、ほかの魅力的なブッシュクラフトナイフをご紹介します。
フェザリングのしやすさを重視する人には、KELLAM KNIVESのWolverineがおすすめです。細く短い刃により力を細かく調節でき、検証では勢いでフェザーを切り落としてしまうことはありませんでした。さらに丸みのあるハンドルで握りやすく、バトニング時もサクサクと薪を割れますよ。
KA-BARのベッカーBK2は、ハードな使い方に向いています。スパインが6mmと厚いうえに刃が長く、バシバシと力を入れて叩けました。薪へも食い込みやすく、とくにバトニングのしやすさは優秀です。フェザリングも問題なくでき、ストレスは感じません。アウトドアのさまざまなシーンで役立つでしょう。
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