ほどよい負荷をかけられると評判のトレーニングチューブ、セラチューブ レッド ミディアム。「トレーニングにうってつけ」と高評価の口コミばかりがみられますが、実際のところどうなのか気になりますよね。
今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のトレーニングチューブとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、トレーニングチューブ選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
徹底した自社検証と専門家の声をもとにした、商品比較サービス。 月間3,000万以上のユーザーに向けて「コスメ」から「日用品」「家電」「金融サービス」まで、ベストな商品を選んでもらうために、毎日コンテンツを制作中。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
セラチューブ レッド ミディアムは、幅広いトレーニングを楽しみたい上級者におすすめです。手に巻きつけて使うタイプですが、実際に手へ人工汗液を付着させた状態で強く引っ張っても、ほぼ滑りませんでした。比較した商品にはハンドルタイプもあり、クッション部分が薄いと汗で滑ってしまうことも。対して本品は、肌に吸いつくような感覚を得られたのが利点です。
実際に引っ張ると90cm以上も伸び、チューブの伸縮性も優秀。比較した商品のうち、チューブが布に覆われているものは足で引っ張った際の伸び方に左右差がみられたなか、チューブがむき出しで均一に力をかけられます。カットして長さを調節できるほか、チューブ同士を重ねると強度を高められるため、さまざまな使い方が可能ですよ。
使用感も高評価。ツルツルとした質感で触り心地がよく、素材に使われている天然ゴム特有のニオイもあまり感じません。比較したほかの商品にはチューブがベタベタしたものがあったのに対し、モニターからは「肌への摩擦は気にならない」と好評でした。
ただし、握りやすさは惜しい結果に。チューブは細めで、握り心地はよいとはいえません。手に巻きつける動作も初心者には難しく、扱いづらさを感じる可能性があります。モニターからは「強度の調節が難しそう」との意見も寄せられました。
手が滑りにくく均一に伸ばせるため、全身をくまなく鍛えられるのは魅力です。とはいえ、上位商品にはハンドルつきでしっかり握れるものも。本品は上級者には候補となりますが、はじめてトレーニングチューブを使う人はほかの商品もチェックしてみてください。
そもそもトレーニングチューブとは、ゴムの伸縮を利用して負荷をかけたトレーニングを行えるアイテムのこと。似た器具のリング状で短いエクササイズバンドはお尻・肩まわりなど一定の部位を鍛えるのに適していますが、トレーニングチューブは使い方を工夫することで全身に効かせられますよ。
今回ご紹介するセラチューブ レッド ミディアムは、ハンドルのないチューブタイプなのが特徴です。握る位置を変えることで負荷を調節でき、リハビリからトレーニングまで自在に応用できると謳っています。
チューブの素材には、ハードなトレーニングにも耐えられるよう厚めの天然ゴムを使用しています。
チューブは1本タイプで、長さは7.62m・30.48mの2パターン。カットして使えるため、種目や自分の体格にあわせて調節できます。なお、詳しいスペックは以下のとおりです。
強度は、リハビリ用からアスリート向けまで全部で7種類を展開。検証で使用したレッドの強度はミディアムで、シリーズのなかでもベーシックなモデルにあたります。強度ごとにチューブの色が異なるため、自分に適したものを選びましょう。
<色と強度の種類>
今回は、セラチューブ レッド ミディアムを含むトレーニングチューブ全15商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、握りやすさ・滑りにくさの検証です。
男女4人のモニターが各商品を使用し、握り心地をチェックします。また何もつけていない状態と、汗に見立てた人工汗液をつけた状態の2パターンでトレーニングを行い、滑りにくさも評価しました。
実際に使用したところ、ハンドルがないため握りづらく、モニターからの評価は伸び悩みました。チューブも細めで柔らかく、「強度の調節が難しそう」との意見もあがっています。
比較した商品のなかでは、ハンドルつきのものほど力を入れやすく正しいフォームを保ちやすい傾向がありましたが、本品は手に巻きつけて使用しなければならず、初心者には扱いが難しいといえます。
ただカットして調節が可能なため、自分に必要な長さに合わせやすいのは利点。チューブ同士を重ねれば、より強度をアップできます。全身をトレーニングしたい上級者にはおすすめです。
コメントは一部抜粋
滑りにくさは高評価を獲得。チューブ自体がツルツルしておりまったく滑らないわけではないものの、何もつけていない状態・汗をかいた状態ともに肌へ吸いつくような感覚がありました。
比較した商品内にはハンドルつきタイプもありましたが、ハンドル部分のクッションが薄いと汗で滑りやすい傾向が。対して本品は手に巻きつけて使うため、強く引っ張っても滑りませんでした。トレーニングに集中しやすいでしょう。
次は、チューブの伸びの検証です。
各商品をテーブルに引っかけ、思い切り引っ張ります。トレーニングに必要な伸びを80cm以上とし、どれほど伸びたか確かめました。
実際に引っ張ったところ、伸びは90cm以上をマーク。比較した商品の8割ほどで同様の結果となり、素材の違いによる伸縮性の差はみられませんでした(※執筆時点)。
なお、検証ではチューブ部分が布で覆われているタイプの商品は、足で体重をかけると伸びに左右差が出る傾向が。本品は素材の天然ゴムがむき出しになっているため、均一に伸ばしやすいでしょう。幅広いトレーニングに活用できます。
最後は、使用感の検証です。
男女4人のモニターが各商品のニオイ・触り心地をチェックし、使い続けるうえで気にならないか評価しました。
使用感はモニター満足度が高く、高評価を獲得。実際に触り心地を確かめると、ツルツルした質感で、手首に巻きつけても肌への摩擦感は気になりませんでした。比較したほかの商品にはチューブにベタつきが感じられるものもがあったなか、本品は「汚れがつきにくそう」との声も寄せられています。
また、素材に使われている天然ゴムのニオイも控えめ。モニター4人中3人が「ニオイはあまり気にならない」とコメントしました。快適に使い続けられますよ。
コメントは一部抜粋
<ニオイについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
セラチューブ レッド ミディアムは、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングといったECサイトにて取扱店舗が確認できました。長さをカットして幅広い使い方ができるので、検証結果を参考にぜひ検討してみてください。
<チューブラテラルレイズの手順>
①チューブの中央を両足で踏み、足は肩幅で立つ
②体より少し前側に両手を出す
③肘から上げるイメージで、両手を耳の高さまで持ち上げる
みぞおちを少し丸めた状態でお腹に力を入れ、腰が反らないよう意識します。首の力を抜き、肩がすくまない姿勢をキープしましょう。
<チューブキックバックの手順>
①チューブを土踏まずまわりに1周巻きつける
②四つん這いの体勢になり、チューブの先端を両手のひらで押さえる
③チューブを巻きつけた側の足を、90度に曲げた状態をキープしながら持ち上げる
足を持ち上げる際にはかかとを天井に押しつけるイメージで行うと、よりお尻に刺激を与えられますよ。
最後に、ほかの特徴をもった商品をご紹介します。
はじめてトレーニングチューブを使う人には、サンクトバンドのチュービングウィズハンドルズがおすすめです。ハンドルには厚手のクッションがついていて握りやすく、汗をかいてもほとんど滑りません。フォームが安定しやすいため、効率よくトレーニングを行えますよ。
EMPT トレーニングチューブ ノーマルは、高負荷で鍛えられるのが魅力。長さが120cmと短く、とくにローイングなど体幹部に向かってチューブを引っ張る種目では適度な負荷をかけられます。ハンドル部はふかふかで手にフィットするため、力が逃げにくいのもうれしいポイントです。
タイプ | チューブ |
---|---|
長さ | 150cm |
素材 | 天然ゴム |
本体重量 | 190g |
---|---|
ラテックスフリー | 不明 |
本数 | 1本 |
フットベルトつき | |
幅 |
サンクトバンド チュービングウィズハンドルズをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
タイプ | チューブ |
---|---|
長さ | 約120cm |
素材 | ゴム |
本体重量 | 160g |
---|---|
ラテックスフリー | 不明 |
本数 | 1本 |
フットベルトつき | |
幅 |
EMPT トレーニングチューブ ノーマルをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。