空気を取り込む構造で簡単に着火できると評判のSOTO エアスタ ベース&ウイングLセット。インターネット上のレビューでは高く評価されている一方、「組み立てにくい」「重たい」など気になる口コミもあり、購入すべきか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、SOTO エアスタ ベース&ウイングLセット含む焚き火台10商品を実際に使ってみて、薪のくべやすさ・料理のしやすさ・準備や手入れのしやすさを比較してレビューしました。購入を検討中の方はぜひ参考にしてみてくださいね!
キャンプ歴は10年以上でキャンプインストラクターの資格を保有。焚き火を囲んで料理を楽しむキャンプはもちろん、蛇や虫を食べるサバイバル寄りのキャンプ・秘境探検などの幅広いアウトドア活動を行なっている。自身の経験や知識を活かし、現在はマイベストにて誰もが知ってるメジャーブランドから、通好みなマイナーブランドにいたるまで、幅広い商品を徹底的に比較・検証している。「初心者から上級者まで幅広く楽しめるギア選び」をモットーに、ユーザー目線に立ったコンテンツ制作を心掛けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
4,950円
今回検証したSOTOの焚き火台は、アウトドアクッキングを楽しみたい方・素早く組み立てしたい方にはおすすめできません。
料理のしやすさの検証では、焼き網が付属していないために低評価となりました。同時に複数の調理ができず、鍋を水平に安定させるのが難しい印象です。キャンプで料理を楽しみたい方は、別売りのスタンドと焼き網を購入しなければなりません。
さらに、組み立てやすさもいまひとつ。パーツがバラバラな上に数が多いため、組み立て方がわかりづらく完成まで時間がかかります。形も複雑なので、直感的に組み立てられないのも残念でした。
一方、薪をくべるスペースが広いので、観賞用の焚き火台としてはまずまずです。灰の捨てやすさも、灰が落ちやすい構造なのは◎。しかし、他と比較して値段が張るのは気になります。このブランドや着火を助ける構造に魅力を感じる方以外は、別の商品も検討してみてください。
ガス器具の製造会社が立ち上げたアウトドアブランド、SOTO。ガス器具メーカーならではの視点から、アウトドアシーンに使いやすい火器を製造しています。
その焚き火台は、空気の力で着火を助ける構造になっているのが魅力です。
焚き火台の中央に筒があり、下から空気を取り込むことによって簡単に着火が可能。無風で風を取り込めない場合でも、うちわであおぐことで効率的に火を燃やせますよ。
キャップを筒の上部につけることで、炭火をおこすこともできます。
収納ケースが付属しているので、収納して持ち運びしやすいのも嬉しいポイント。今回検証に使用したウィングLは4~8人での使用が目安ですが、少人数の使用におすすめのウィングMもラインナップされています。用途や人数に合わせて最適なサイズを選べますよ。
さらに、別売りで焼き網やグリルも発売されているので、購入すればさまざまな料理を楽しむことができます。
今回は、SOTO エアスタ ベース&ウイングLセットを含む焚き火台全10商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。それぞれの検証で1~5点の評価をつけています。
検証①:薪のくべやすさ
検証②:料理のしやすさ
検証③:準備・手入れのしやすさ
最初は、薪のくべやすさの検証です。
mybestの男女3人が焚き火台を使用し、薪のくべやすさを観賞時と料理時の2つの観点から評価しました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
男女3人で検証した薪のくべやすさは、3.4点と平均以上の結果になりました。
鑑賞時については、くべるスペースの広さが評価されています。「スペースが広いので、大きい薪もくべられる」「深さがちょうど良い」「投げ入れられる」と好評。しかし、下にすぼんでいるような形のため、「おさまりよくくべるのが難しい」「真ん中の穴に落ちる」との声も挙がっていました。
料理時については、モニターによって意見が分かれる結果となっています。肯定的な意見としては、「網がないので薪をくべやすい」「鑑賞時と同様に薪をくべられる」との声が挙がりました。
一方、薪の上に直接鍋などを置くので、「水平になるように薪を組む必要がある」「鍋に火をしっかり当てるのは難しい」との意見も出ています。料理中に薪をくべるのには、慣れやコツが必要です。
次に、料理のしやすさの検証です。
スタッフの男女3人が焚き火台を使い、料理のしやすさをチェックしました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
男女3人で行った料理のしやすさの検証では、1.7点といまひとつの結果でした。網がなく調理器具を直接置くタイプなので、同時調理ができません。焚き火台単体では、バーベキューができないのも残念。
バーベキューをしたい方・鍋を安定して置きたい方は、別売りのスタンドや焼き網を購入する必要があります。
最後に、準備・手入れのしやすさの検証です。
男女3人のスタッフが焚き火台を使い、準備や手入れのしやすさを評価しました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
男女3人がチェックした準備・手入れのしやすさの検証では、1.7点といまひとつの評価です。
パーツがバラバラな上に、手順も複雑であることが評価を下げる要因となりました。モニターからは、「知恵の輪のように頭を使う」「説明書がないと組み立て不可能」という声が挙がっています。
一方で、灰の捨てやすさに関してはまずまずの評価となりました。
灰がサラサラと落ちやすい形状や軽さは好評。「灰を落としやすい」「重さは気にならない」との意見が挙がっています。土台ごと持ち上げなければならず、3か所に溜まった灰を捨てるのは手間ですが、特別灰の処理がしづらい印象ではありませんでした。
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
4,950円
(最安)
販売価格:4,950円
ポイント:0円相当
送料無料
(16件)
6,540円
(+1,590円)
販売価格:6,600円
ポイント:60円相当
送料無料
SOTOの焚き火台は、料理のしやすさ・組み立てしやすさを重視する方にはおすすめできません。他のおすすめ商品を最後にご紹介したいと思います。
コールマンのファイアーディスクプラスは、シンプルかつ洗練されたデザインなため準備・手入れが簡単。脚を開くだけで直感的に組み立てることができます。重量があるのは惜しいですが、炎全体が見えるので観賞用に使いたい方にもおすすめです。
キャプテンスタッグのヘキサは、複数の料理を同時に作りたい方に向いています。焼き網のスペースが広く、ダッチオーブンのほかにもケトルなどを置く余裕がありました。さらに、パーツを重ねるだけで簡単に組み立てられるのも◎。値段もSOTOと比べて約4分の1と、お求めやすい価格なのも魅力です。
本体素材 | ステンレス |
---|---|
推奨利用人数 | 不明 |
重量 | 3.2kg |
耐荷重 | 30kg |
ダッチオーブン対応 | |
焼き網付き | |
灰受け付き | |
ロストル付き | |
五徳付き | |
収納袋付き | |
展開時幅 | 60cm |
展開時奥行 | 不明 |
展開時高さ | 23cm |
収納時幅 | 60cm |
収納時奥行 | 不明 |
収納時高さ | 10cm |
特徴 | おしゃれ |
コールマン ファイアーディスクプラスをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
収納時の重量 | 3.54kg |
---|---|
耐荷重 | 10kg |
焼き網付き | |
展開時幅 | 47.5cm |
収納時幅 | 49cm |
薪の投入口の大きさ(網あり) | 0cm |
良い
気になる
本体素材 | ステンレス |
---|---|
展開時奥行 | 41cm |
展開時高さ | 30cm |
収納時奥行 | 47cm |
形状 | 六角形型 |
薪の投入口の大きさ(網なし) | 41cm |
特徴 |
コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。