ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。
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目次
シロカ 5L加湿器 SD-C113は、寝室で使える静音性に優れた商品をお探しの人におすすめです。大・中・小の各モードの稼動音を測定すると、平均33.9dBとホテルの室内と同程度の静かさ(参照:環境省)でした。比較したなかには静音モードでも55.5dBと音の存在感が強い商品もありましたが、本商品は「動作音が静か」という口コミどおりの結果に。どの加湿量に設定しても就寝中に使用しやすいでしょう。
加湿性能も優秀です。実際に試すと、30分間の運転で湿度が30%から80%まで上昇。比較したなかには約10%しか湿度が上がらなかった商品もあったのに対し、こちらは十分な加湿性能を発揮しました。しっかり加湿できますが、実測した消費電力は30Wと低く電気代も抑えられます。ただし自動で加湿量を調整する機能は搭載していないため、加湿量は手動で調整してください。
水タンクは5Lと大容量。タンクは持ち手つきなうえ、シンクに収めやすいサイズ感で給水しやすい構造でした。稼働中でも水量を把握できるのもポイントです。ただし本体に持ち手がなく、タンクと本体が固定されない構造のため、下から抱えるように持ち運ぶようにしましょう。
振動で水滴を発生させる超音波式のため、カビにはやや注意が必要です。7日間水を継ぎ足して稼動させたところ、「カビが生えやすい」という口コミどおり、タンク内にわずかながらカビや細菌が確認されました。こまめにお手入れしなければなりませんが、パーツは2つだけと少なくお手入れ自体は大きな負担にはなりにくいでしょう。
公式サイトの価格は税込6,930円(※執筆時点)と、比較したなかではリーズナブル。購入価格もランニングコストも抑えられる点は魅力ですが、より使いやすいものがほしい人はほかの商品をチェックしてみてくださいね。
今回ご紹介するシロカ 5L加湿器 SD-C113は、5Lの取っ手つき大容量タンクを搭載し、1回の給水で最大24時間も加湿できると謳う商品です。水タンクは菌の繁殖を抑える抗菌仕様で、丸洗いが可能。いつでも清潔に使用できる点を売りとしています。
販売元は、ヒーター・サーキュレーター・扇風機など小型家電を中心に製造・販売するメーカー、シロカです。日本国内をメインにアジア圏にも商品を展開しています。
加湿方法は、振動により水滴を発生させる超音波式を採用。ミストが高温にならない設計のため、小さな子どもやペットのいる環境でも使いやすいと謳われています。
本商品のような超音波式の商品は、本体価格や消費電力が安いのが特徴。コンパクトでデザイン性に優れた商品も多いため、低価格でインテリアを邪魔しないものを探している人にぴったりです。
ミストは無段階で調節が可能。適用畳数は木造和室は6畳・プレハブ洋室は10畳までと広い部屋にも対応しています。なお、詳細は以下のとおりです。
本体のほかに、取扱説明書(保証書つき)が付属。カラーは検証で使用したライトホワイトのほか、メタリックレッド・ピンク・ダークブルーの全4色が用意されています。インテリアに合わせてお好みのカラーを選んでみてください。
今回はシロカ 5L加湿器 SD-C113を含む、加湿器全48商品を実際に用意して比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、加湿性能の高さの検証です。温度・湿度を一定に管理できる約2畳の恒温恒湿室で、運転前の環境を温度20℃・湿度30%に設定。加湿器を最も強いモードで30分稼動させ湿度の上昇率をチェックしました。
検証の結果、湿度は30%から80%まで上昇。30分間で室内の湿度は50%アップしました。比較したなかには10%ほどしか上昇しなかったものもありましたが、こちらは加湿能力は十分といえます。
7日連続で稼動させると、若干ながらカビが繁殖しました。口コミのように「カビが生えやすい」というほどではありませんが、お手入れはこまめに行う必要があるでしょう。
比較した象印の「スチーム式加湿器 EE-RS35」のように水を沸騰させるスチーム式の商品は、菌が繁殖しにくい傾向がありました。一方、本商品のような超音波式の商品は菌が繁殖しやすいため、継ぎ足しの使用はおすすめできません。
お手入れのしやすさは高評価です。フィルターレスの超音波式のため、比較した気化式の商品のように、加湿フィルターを交換する手間はありません。
お手入れが必要なのは、本体と水タンクの2か所のみ。タンクは水洗いでき、本体は布で拭くだけと作業は簡単です。ただし、本体にタンクを設置する際に少しかみ合わせが悪かったため、印をよく見てセットしてください。
こまめな手入れは必要ですが、給水のついでにササっと手入れできるので負担は少ないでしょう。なお、詳細は以下のとおりです。
給水はスムーズ。タンクの高さは15cmほどとシンクの中にすっぽりと収まり、給水しやすいサイズ感でした。給水後にはタンクをひっくり返して設置する必要があるものの、持ちやすい取っ手がついているのはうれしいポイントです。
比較したなかにはタンクの容量が小さく頻繁に給水する必要がある商品もあったのに対し、こちらは5Lの大容量タンクを搭載。給水の頻度を抑えられますよ。
ただし、排水はタンクと水槽内の両方からする必要があります。お手入れ時に乾燥させたいときなどは、両方ともしっかり排水しておきましょう。
本体上部に持ち手がないうえ、本体と水タンクが固定されていないのも気になるポイント。持ち運ぶ際は両手で下から抱えるようにそっと持つ必要がありました。なお、詳細は以下のとおりです。
次に、静かさの検証です。
加湿器から50cm離れた場所で、実際に騒音計を用いて稼動音を測定したところ、1番弱い小モードでは平均34.1dBと静かでした。これはホテルの室内と同程度(参照:環境省)。比較したなかには静音モードでも55.5dBと音の存在感が強い商品もあったのに対し、本商品は「動作音が静か」という口コミどおり音はほとんど気にならないでしょう。
小から中・大と加湿量を強めていっても、静かな稼働音を維持できる点も魅力です。就寝中でも使いやすいでしすよ。
最後に、消費電力の検証です。実際にワットモニターで消費電力を測定したところ、30Wと低い結果に。とても満足できる基準値とした50Wも大きく下回りました。
比較したなかではお湯を沸騰させるスチーム式の商品は、電力消費が大きい傾向が。対して本商品のような超音波式の商品は、消費電力が控えめでした。月々の電気代を抑えたい人にはぴったりですよ。
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より効果的に加湿したいなら、加湿器は温度の高い場所に設置するのがベター。温度が高いほど効率的に加湿できるため、暖房の効いた高い位置がおすすめです。反対に結露しやすい窓際や低い位置などは避けましょう。
少しの工夫で加湿効率が変わるので、ぜひ試してみてくださいね。
続いては、シロカ 5L加湿器 SD-C113のお手入れ方法をご紹介します。水で丸洗いが可能なタンクのため、お手入れは簡単です。以下の手順を参考にしてみてください。
シロカ 5L加湿器 SD-C113は、公式オンラインストアで購入が可能。公式オンラインストアで購入すると、以下の特典があります。
ほかにも、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでの販売も確認できました。取扱店舗により値段が異なるため、比較してお得にゲットしてみてくださいね。
最後に、使いやすい工夫が多く見られた商品をご紹介します。
シャープのHV-S75-Wは、750mL/hのハイパワーモデルで広い部屋も素早く加湿できました。ヒーターを使用しないエコモードを搭載。1時間あたりの消費電力量は221Wと電気代を抑えられるのも魅力です。給水や手入れもしやすい設計のため、手間なく扱いやすいですよ。
購入コストを抑えたい人には、東芝の「TKA-S45A」がおすすめ。水を沸騰させるスチーム式のため、菌が繁殖しにくく清潔を保ちやすいのが特徴です。湿度・温度センサーを搭載しており、自動で加湿量を調整できます。アロマポットつきのため、加湿しながら香りも楽しめますよ。
加湿方法 | 加熱気化式(ハイブリッド式) |
---|---|
素材 | 不明 |
設置方法 | 据え置き型 |
適用畳数(木造和室) | 12.5畳 |
適用畳数(プレハブ洋室) | 21畳 |
幅(公称値) | 27.2cm |
奥行(公称値) | 20.6cm |
高さ(公称値) | 45.5cm |
重量(公称値) | 5.1kg |
電源コードの長さ | 1.8m |
タンク容量 | 約4.0L |
加湿量 | 強:750mL/h/静音:200mL/h/エコ(強):480mL/h |
連続加湿時間 | 強:約5.3時間/静音:約19時間 |
電源 | ACプラグ式 |
部品の数 | 不明 |
加湿フィルターなし | |
チャイルドロック機能 | |
防カビ機能 | |
除菌機能 | |
アロマ対応 | |
自動運転機能 | |
タイマー機能 | |
自動調整機能 | |
空焚き防止機能 | |
静音設計 | |
給水タンク形状 | バケツ式 |
タンク種類 | 着脱式 |
給水位置 | 上部、下部 |
2Way給水可能 | |
用途 | 不明 |
LEDイルミネーション機能 | 不明 |
次亜塩素酸水対応 | |
抗菌カートリッジ付き | |
タイマー設定最大時間 | 切:6時間 |
満水ランプあり | |
水位確認可能 | |
転倒湯漏れ防止構造 | 不明 |
最小稼動音 | 不明 |
最大稼動音 | 不明 |
転倒防止機能 | 不明 |
特徴 | |
対象 | 不明 |
形状 |
シャープ プラズマクラスター加湿器 HV-S75の評判・口コミは?実際に使用してメリット・デメリットを徹底レビュー!
加湿方法 | スチーム式 |
---|---|
適用畳数(木造和室) | 8畳 |
適用畳数(プレハブ洋室) | 13畳 |
連続加湿時間 | 強:約8時間50分 |
1日あたりの電気代目安 | 約24.2円 |
最小稼動音 | 58.6dB |
良い
気になる
幅(公称値) | 26.4cm |
---|---|
奥行(公称値) | 25.7cm |
高さ(公称値) | 28.5cm |
重量(公称値) | 3.3kg |
幅(実測値) | 25.9cm |
奥行(実測値) | 25.5cm |
高さ(実測値) | 27.9cm |
重量(実測値) | 3.11kg |
電源コードの長さ | 1.4m |
加湿量 | 450mL/h |
加湿フィルターなし | |
タンクの幅 | 23.0cm |
タンクの奥行 | 16.0cm |
タンクの高さ | 18.0cm |
チャイルドロック機能 | |
防カビ機能 | 不明 |
除菌機能 | |
アロマ対応 | |
自動運転機能 | |
タイマー機能 | |
空焚き防止機能 | 不明 |
タンク種類 | 着脱式 |
2Way給水可能 | 不明 |
タイマー設定最大時間 | 4時間 |
減灯・消灯機能 | 不明 |
水位確認可能 | |
転倒湯漏れ防止構造 | 不明 |
吹き出し口の温度 | 42.0℃ |
転倒防止機能 | 不明 |
特徴 |
東芝 スチームファン式加湿器 TKA-S45Aの評判・口コミは?実際に使用してメリット・デメリットを徹底レビュー!
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