ヒーターで沸騰させたお湯の蒸気を利用する、東芝 スチームファン式加湿器 TKA-S45A。「しっかり加湿される」と評判です。しかし、「音が大きい」などの口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の7つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のシャープやアイリスオーヤマなどの加湿器とも比較。検証したからこそわかった、ほんとうのメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較行いましたので、加湿器選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてくださいね。
ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
東芝 スチームファン式加湿器 TKA-S45Aは、清潔に使いやすいものがほしい人におすすめです。加湿方法は、ヒーターで沸騰させたお湯の蒸気を利用するスチームファン式。比較したアイリスオーヤマ KUHK-500のように、1週間の稼働で21個以上のカビが発生した加熱超音波式の商品に対し、まったく菌が見られませんでした。沸騰させることで菌が繁殖しにくく、ほったらかし運転をしたい人にうってつけです。
「しっかり加湿される」との口コミどおり、湿度30%に設定した約2畳の部屋を、99%に加湿。比較したなかで加湿性能が非常に高かった、シャープ HV-S75のような加熱気化式の商品に引けをとりませんでした。また、加湿フィルターがないため、乾燥や交換の手間もなし。お手入れ箇所も5つと多くないうえ、口の広いバケツ型タンクにより、スポンジで細かい部分まで掃除できますよ。
本体上部には持ち手があり、重量3.3kgとさほど重くありません。比較したシャープ HV-S75のように、持ち手がなく5kg以上重量があるものもあったことえをふまえると、持ち運びやすいでしょう。加えて、側面からタンク内の水量を確認できるほか、自動加湿コントロールも可能。随時、湿度を確認して設定を変更する手間が省けて便利ですよ。
しかし、給水や排水はやや面倒な印象。タンクを必ず本体から外して給水する必要があるうえ、給水口が下部にあるため毎回ひっくり返さなければなりません。さらに、水を沸騰させる分、消費電力も366W(最強モード)と比較的大きめ。省エネを考慮したモードなども搭載されておらず、電気代を気にする人には負担に感じやすいといえます。
「音が大きい」という口コミがあったように、ファンの音がうるさい点もネック。リビングで使うなら気になりにくいものの、寝室には向かないでしょう。とはいえ、7,000円程度と良心的な価格で、清潔に使いやすいのは大きな魅力。蒸気が出るため小さい子どもがいる家庭にはあまり向きませんが、アロマを使えば香りも楽しめる仕組みなので、ぜひ検討してみてくださいね。
実際に東芝 スチームファン式加湿器 TKA-S45Aと比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
東芝 スチームファン式加湿器 TKA-S45Aよりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
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加湿器は、喉・肌・髪を乾燥から守るほか、ウイルスの活性化を抑えたり、花粉やほこりの飛散を防げる点がメリット。湿度40%以下でウイルスが活発になるといわれており、加湿器を用いて50~60%に保つことが大切です。また、置き場所としておすすめなのは、温度の高い場所。温度が低い冬季の窓際などは、結露が発生しやすいので避けるのが無難でしょう。
東芝(TOSHIBA)は、日本の大手総合電機メーカー。家電製品や医療機器のほか、メモリなどさまざまな商品を取り扱っています。
今回は、ヒーターで沸騰させたお湯の蒸気を利用して加湿するスチームファン式商品のご紹介です。炊飯器を思わせるようなシンプルなデザインが特徴で、加湿しながら好みの香りを楽しめるアロマポットつき。東芝のスチームファン式加湿器シリーズでは、連続稼働時間の目安8時間50分(強モード)の長時間タイプに該当します。
今回は、東芝 スチームファン式加湿器 TKA-S45Aを含む加湿器48商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
比較したなかには、アイリスオーヤマ KUHK-500のように、21個以上のカビが発生した加熱超音波式の商品もあったのに対し、ヒーターで沸騰させたお湯の蒸気を利用して加湿するスチームファン式。一度沸騰させることで菌が繁殖しにくいといえます。ほったらかし運転をしたい人にうってつけといえるでしょう。
高い加湿性能も魅力。湿度30%に設定した約2畳の部屋を、99%まで加湿できました。比較したなかで加湿性能が非常に高かった、シャープ HV-S75-Wのような加熱気化式の商品に引けをとりません。「しっかり加湿される」との口コミにも頷けます。
また、適用畳数(木造和室)は8畳と一般的な広さ。リビングや寝室をしっかり加湿したい人におすすめですよ。
清掃時期を知らせるランプはないものの、お手入れ必須の部品が5種類(本体・給水タンク・送風ガイド・アロマポット・上フタ)と、さほど多くないのもうれしいポイントです。
また、フタはありますが、口が広いバケツ型タンクを採用。比較したダイニチのようなボトル式の商品に選べ、スポンジやブラシを用いて細かい部分もサッと掃除できました。日々のお手入れを簡単に済ませたい人におすすめでしょう。
また、タンク内を側面から確認できる仕様も魅力の1つ。パッと水量を確認できるので、稼働中でも給水のタイミングを把握しやすいといえます。
さらに、自動加湿コントロールが可能な「温度と湿度 Wセンサー」を搭載。湿度を随時確認して設定し直す手間が省け、適した環境を保ちやすいでしょう。
また、価格設定も7,000円程度と良心的。コストを抑えたい人にもおすすめできます。
誤動作を防ぐチャイルドロック機能も便利。ただし、蒸気の出るスチーム式なので、小さい子どもがいるご家庭は十分注意してくださいね。
取っ手があるため運搬は問題なくできますが、給水口が下部にあることで毎回ひっくり返す手間がかかります。また、タンクの高さは18.5cmと低くシンクに収まりやすいものの、給水後本体へ設置するにはタンクの向きを変えなくてはなりません。
さらに、タンクと本体の両方から排水する必要があり、片づける際もやや面倒に感じる可能性が。タンクの容量は4Lと十分な大きさなので頻繁に給水することは少なめですが、スムーズな給水を叶えたい人には不向きでしょう。
しかし、「音が大きい」との口コミがあったように、ファンの音がうるさい点がネック。リビングでテレビを見ながら使う分には気になりにくいものの、寝室で使うには向かないでしょう。
また、省エネを考慮したモードなども非搭載。電気代などのランニングコストを気にする人には、負担に感じやすいでしょう。
また、高さはないものの、奥行が25.7cmほどあるためやや存在感が出る可能性も。スリムかつコンパクトなものを探す人にも、あまり向かないでしょう。
加湿方法 | スチーム式 |
---|---|
適用畳数(木造和室) | 8畳 |
適用畳数(プレハブ洋室) | 13畳 |
連続加湿時間 | 強:約8時間50分 |
1日あたりの電気代目安 | 約24.2円 |
最小稼動音 | 58.6dB |
良い
気になる
幅(公称値) | 26.4cm |
---|---|
奥行(公称値) | 25.7cm |
高さ(公称値) | 28.5cm |
重量(公称値) | 3.3kg |
幅(実測値) | 25.9cm |
奥行(実測値) | 25.5cm |
高さ(実測値) | 27.9cm |
重量(実測値) | 3.11kg |
電源コードの長さ | 1.4m |
加湿量 | 450mL/h |
加湿フィルターなし | |
タンクの幅 | 23.0cm |
タンクの奥行 | 16.0cm |
タンクの高さ | 18.0cm |
チャイルドロック機能 | |
防カビ機能 | 不明 |
除菌機能 | |
アロマ対応 | |
自動運転機能 | |
タイマー機能 | |
空焚き防止機能 | 不明 |
タンク種類 | 着脱式 |
2Way給水可能 | 不明 |
タイマー設定最大時間 | 4時間 |
減灯・消灯機能 | 不明 |
水位確認可能 | |
転倒湯漏れ防止構造 | 不明 |
吹き出し口の温度 | 42.0℃ |
転倒防止機能 | 不明 |
特徴 |
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ここでは、東芝 スチームファン式加湿器 TKA-S45Aのデメリットをカバーできていた商品を2つご紹介します。どの商品にするか迷っている人は、あわせて検討してみてくださいね。
さらに、給水のしやすさは非常に優秀。タンクを取り外さなくても上から水を注げる2WAY仕様でした。タンクにはフタがないため、本体から取り外して給水する際でもスムーズ。タンク内の手入れもスポンジを使って行えます。硬めのフィルターなので、洗浄やセットも簡単。本体の大きさはあるため、コンパクトさを求めなければぜひ使ってみてほしい1台です。
給水はフタを外さず直接水を注げる方法と、タンクを取り外して給水できる2WAY仕様。本体やタンクに取っ手はないものの、4Lのタンク容量ながら1.8kgと非常に軽量です。扱いにくさは感じにくいでしょう。
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