第13世代Intel Core i7プロセッサを搭載した、Surface Laptop Studio 2。口コミが少なく評判がわからないため、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の9つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、前モデルのSurface Laptop StudioやSruface Pro 11など人気のsurfaceとも比較。検証したからこそわかった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、Surface選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
筑波大学芸術専門学群卒業後、芸術制作で使用していたPCをはじめとする多くのデジタルデバイスやソフトウェアに関する知識を活かそうと大手家電量販店に入社。販売員としてPCだけでなくプリンター・ルーターなどPC周辺機器の販売や、インターネット・格安SIMなど通信サービスの提案など、PCに関する販売・契約を総合的に担当、自身の担当顧客に合ったPC環境を真摯に考え、販売ノルマや利益にとらわれず提案してきた。 その後2022年にマイベストへ入社し、PCや周辺機器の専門ガイドを担当。富士通やDellのような大手メーカー製PCだけでなく様々なデジタルデバイスに関する経験・知識を活かし、PCや周辺機器選びに困ったユーザーに寄り添う企画・記事制作を心がけている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
Surface Laptop Studio 2は、ノートや文書の作成、動画編集などマルチに使いたい人におすすめ。ベンチマークソフトを使ってCPU性能を確認すると、14,019ptsと非常に高い性能を発揮しました。前モデルのLaptop Studioを2倍以上上回り、比較した商品のなかでも群を抜くパフォーマンスです。レポートの作成はもちろん動画編集など重たい作業もサクサクこなせるので、在学中から就職後まで長く使えますよ。
画面サイズは14.4インチと大きく、ディスプレイのきれいさも申し分ありません。リフレッシュレートは最大120Hzに設定できるので、最新の3Dゲームもヌルヌルと動きます。実際に映画を見てみると、色鮮やかで画質もなめらか。サウンドも臨場感があり、モニターからは「重低音がきれいに響く」「映画で見ているような気分になれる」と絶賛されました。
純正ペンとの相性もよく、書き込みもスムーズ。現役大学生のモニターからも「小さい文字も書きやすい」「思いどおりに書ける」と好評でした。前モデルのLaptop Studioと同じく、画面を倒したり角度をつけたりと変形の自由度が高いので、板書の写しから動画鑑賞まで幅広いシーンに対応できますよ。動画の連続再生時間も約7時間と、出先で軽い作業をするには十分です。
一方で気になったのは、充電器も含めると約2kgと重たいところ。GoやProシリーズなど1kg未満のモデルに比べると、長時間の持ち運びには向きません。「キーボードの底打ち感が気になる」というモニターも多く、打鍵感もいまひとつ。ずっしり重たいぶんタイピング時の揺れは少ないので、太ももに乗せて入力しても安定はしていました。
高性能モデルだけあり、公式サイトでの販売価格は37万円〜(※2024年9月時点)とかなり高価。どんな作業でもこなせる性能は魅力ですが、一般的なデスクワークをするだけならオーバースペックともいえます。価格や持ち運びやすさや重視するなら、GoやProシリーズなども候補に入れてくださいね。
<おすすめな人>
<おすすめできない人>
実際にSurface Laptop Studio2と比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイのSurfaceと、各検証でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
Surface Laptop Studio2の購入を迷っている人はぜひチェックして、自分にとってのベストバイのアイテムを見つけてみてくださいね!
マイクロソフト
高性能かつ多機能でキーボードも安定感抜群!長く使える1台はコレ
マイクロソフトが展開するSurfaceは、軽さとデザイン性が魅力のパソコン兼タブレット。キーボード一体型でデスクワーク向きの「Laptop」、処理性能にこだわった「Pro」、持ち運びやすい「Go」の3シリーズがあり、幅広い世代から支持されています。
今回ご紹介するのは、2023年10月に発売された Laptop Studio 2という機種。前作「Laptop Studio」に比べてCPU・GPU性能が2倍になり、「Surface史上最もパワフルなデバイス」を謳っています。
CPUは2024年9月時点で最新の第13世代Intel Core i7を搭載。メモリは最大64GBと本格的なマルチタスクにも取り組める設計です。前作にはなかったUSB Type-A端子やmicroSDカード用スロットが追加され、本体サイズ・重量も少しだけ大きくなっています。
キーボード一体型のLaptopシリーズのなかでもこちらは、前作と共通して用途によって自由に変形できるのが特徴。180度折り曲げ可能な「ダイナミックウーブンヒンジ」を採用し、ノートPCモード・動画を視聴しやすいステージモード・タブレットのように使えるスタジオモードと自在に切り替えられます。
AIを搭載したスマートカメラにより、アイコンタクト(視線補正)や背景ぼかし、自動フレーミングといった機能も利用可能に。別売のスリムペン2を使えば、紙にペンで書いたときと同じような感覚で、手書きのメモやイラスト制作もこなせますよ。
今回はSurface Laptop Studio2を含む、人気のSurfaceを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
Surface Laptop Studio2を実際に試した結果、7つものよい点があるとわかりました。購入を考えている人はぜひ最後までチェックしてくださいね!
なお今回は、CPU:第13世代 Intel Core i7-13700H/メモリ:16GB/SSD:512GBを搭載したモデルで検証しています。
第13世代Intel Core i7を搭載しているだけあり、処理性能は比較したモデルのなかでも群を抜いています。CPUの処理性能を示すベンチマークスコアは平均14,019ptsと、マルチタスクを快適にこなせる基準である5,000pts以上を大幅に上回りました。文書作成やネットサーフィンはもちろん、動画編集や3Dゲームも余裕でこなせるスペックです。
なお、比較した前モデルのLaptop Studioは平均5,728ptsであり、メーカーの謳い文句どおり「2倍以上の演算能力」を有しています。高性能を売りにしているSruface Pro 11でも平均6,297ptsだったため、一般的なデスクワークにはややオーバースペックといえるほどですが、幅広いシーンで活用できるでしょう。
画面の美しさも申し分ありません。具体的な性能は以下のとおりです。
画面サイズは前モデルのLaptop Studioと同じ14.4インチと、比較したモデルのなかでは最大。画面の明るさは最大500ニト、解像度も2,400×1,600とフルHDより高く、字の細かい資料から映画までくっきり見えるスペックです。
映像の滑らかさを示すリフレッシュレートも、高性能モデルのSurface Pro 11や前作Laptop Studioと同じく最大120Hzに設定できます。素早い動きでもカクつきが気にならず、最新の3Dゲームも存分に楽しめるでしょう。
画面が大きく、色味や画質も鮮明でなめらかです。10名のモニターが実写映画を見たところ、画質のよさに満場一致で「満足」と回答しました。画面下半分を折って角度を調整できる「ステージモード」もあり、映画鑑賞にもぴったりです。
サウンドに立体感があり、比較した一部商品のような高音部の音割れや低音の軽さは気になりません。モニターからも「映画館で見ているかのよう」「重低音が響いて臨場感がある」と非常に好評でした。画質・音質ともに前モデルのLaptop Studioよりパワーアップした印象で、おうちでのリラックスタイムにも活躍しますよ。
<動画視聴の快適さのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
インターフェースも充実しており、機能面でも文句なしの高評価を獲得。詳しいスペックは以下のとおりです。
USB Type-Cポート2個のみだった前モデルのLaptop Studioに対し、本商品はさらにUSB Type-AとmicroSDポートを搭載。Type-Aポートが追加されたことで、接続できるデバイスの幅が拡大しました。
Wi-FiやBluetoothの通信規格もアップデートされ、Wi-Fi 6eおよびBluetooth 5.3に対応。2024年に発売された高性能モデルのSurface Pro 11は、さらに新しいWi-Fi 7・Bluetooth5.4に対応していますが、とにかく最新のスペックにこだわる人でなければ本品でも十分でしょう。
動画の連続再生時間は7時間7分。比較したモデルのなかで特別長持ちというわけではありませんが、電源のない場所での作業も十分こなせるレベルです。
なお、前モデルのLaptop Studioは10時間以上持ち、比較したなかでは同じシリーズのLaptop 4や5が12時間以上とトップクラスの電池持ちでした。本商品も十分なバッテリー持ちではありますが、半日以上作業するならこれらのモデルのほうがおすすめです。
前モデルのLaptop Studioと同じく、画面を180度折り曲げられる「ダイナミックウーブンヒンジ」を採用。画面の下半分を折って角度をつけたり、完全に倒してタブレットのようにしたりと、状況に応じて変形できるところが魅力です。
純正ペンの動きもスムーズで、書き込みも自由自在。実際に試した大学生モニターからも「滑りがよく書きやすい」「小さい文字も難なく書ける」と好評でした。比較した一部商品のようなラグもなく、板書も写しやすい印象です。ノートも資料も快適に作成できるので、在学中から就職後まで長く愛用できるでしょう。
<タッチペンでの描きやすさのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
タイピング時も安定感も高評価に。前モデルのLaptop Studioと同じくずっしりと重さがあるため、1kgに満たないProやGoシリーズに比べてタイピング時の揺れが抑えられます。
実際にタイピングしたモニターからも「速めにタイピングしてもほとんど揺れない」「太ももの上でも作業しやすい」と非常に好評です。太ももに乗せてタイピングしても本体が揺れにくいので、電車内やソファに座っての入力もしやすいでしょう。
<タイピング時の安定感についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
総じて高評価といえるものの、気になる点も2つありました。購入に踏み切る前に、自分に合う商品なのか確認しましょう。
本体重量は1,890gと重く、充電ケーブルとペンを含めると2kgを超えます。前モデルのLaptop Studioよりもさらに100gほど重くなり、長時間持ち運ぶと負担に感じるかもしれません。
Laptopシリーズはキーボード一体型のデスクワーク向けモデルなので、どちらかというと据え置きでの使用が向いています。持ち運びやすさを重視する人には、本体が500g台だったGoシリーズがおすすめですよ。
キーボードの打鍵感もよいとはいえません。実際に試したモニターからは、「指が直接板を叩いているようで痛くなる」など、底打ち感を指摘する声が多くあがりました。
同じキーボードを採用している前モデルのLaptop Studioと同様に、柔らかいタッチが好みの人には向かないでしょう。比較したなかではLaptop Go 2が柔らかく軽やかに打ちやすかったため、キーボードの押し心地にこだわる人はそちらをチェックしてみてください。
<タイピングのしやすさのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
画面サイズ. | 14.4インチ |
---|---|
重量 | 1890g |
CPU | Intel Core i7-13700H |
メモリ | 16GB、32GB、または 64GB LPDDR5×RAM |
ストレージ | 512GB |
使用タイプ | ラップトップ型、タブレット型 |
良い
気になる
リフレッシュレート | 120Hz |
---|---|
画面解像度 | フルHD以上 |
幅 | 32.3cm |
奥行 | 23cm |
コア数 | 14コア |
Wi-Fi規格 | Wi-Fi6E対応 |
Bluetooth | Bluetooth5.3 |
手書き入力可能 | |
クロック数 | 不明 |
microSDカード対応 | |
インターフェース | USB Type-C |
カードスロット | micsoSDXCカード |
メインカメラ画素数 | 1080万画素 |
インカメラ画素数 | 1080万画素 |
キーボード付き | |
生体認証機能 | 顔認証 |
スピーカーの数 | 1個 |
バッテリー容量 | 58WH |
GPS機能 | |
マイクあり | |
Officeソフト付き |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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Laptop Studio 2の気になる点をカバーできる商品をご紹介します。
外出先での文章入力が多い人には、Surface Laptop Go 2がおすすめです。動画の連続再生時間は約13時間39分と、半日以上持つロングバッテリーが魅力。重さも1,127gとそこまで重くなく、持ち運びの負担は少ないでしょう。
CPUの処理性能を表すベンチマークスコアは平均3,999ptsでした。軽い作業であれば、複数同時に行っても問題ないレベルです。柔らかい打鍵感やタイピング時の安定感もモニターから好評で、太ももの上に乗せても揺れが気になりませんでした。
純正ペンには非対応のため手書きには不向きですが、移動中や旅先での執筆活動にはぴったりの1台です。
Surface Pro 11は、性能と携帯性を兼ね備えたモデル。ベンチマークスコアは平均6,297ptsと、仕事や大学で使う一般的なアプリであればマルチタスクも快適にこなせます。
ディスプレイの解像度は2,880×1,920と高く、写真や細かい文字も鮮明できれいでした。純正のスリムペンで滑らかに文字を書けたため、手書きのメモやイラスト制作を行う人にもぴったりです。
動画の連続再生時間も約7時間30分と十分。13インチで895gと軽量コンパクトなので、持ち運びが多い人にもおすすめですよ。
Surface Laptop Studio2は、公式オンラインショップで販売中。価格は37万9,280円〜67万5,580円で、メモリやストレージ容量によって異なります。
ヨドバシカメラなどの家電量販店でも取り扱いがあるので、実機を見たい人は店舗に在庫を確認してみてください。このほか、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトでも新品・中古品が販売されています。
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