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ネット銀行のメリット・デメリットは?初心者でも安全に使えるのかについても解説

ネット銀行のメリット・デメリットは?初心者でも安全に使えるのかについても解説

いつでも、どこからでも、インターネット上で手続きが完結できるネット銀行。口座確認や振り込みなど、スマホからも操作できて便利です。しかし、危険だからやめたほうがいいという声も聞くので、口座開設をためらっている人もいるのではないでしょうか。


そこで今回は、ネット銀行のメリットやデメリットについて詳しく解説します。初心者でも安全に使うためのリスク対策も紹介するので、ネット銀行の利用を検討している人はぜひチェックしてみてください。

2024年02月29日更新
大島凱斗
ガイド
元銀行員/マイベスト クレジットカード・ローン・証券・保険担当
大島凱斗

大学卒業後に銀行員として勤務、法人顧客の経営支援・融資商品の提案や、個人向け資産運用相談を担当。 2020年にマイベストに入社、自身の銀行員時代の経験を活かし、カードローン・クレジットカード・生命保険・損害保険・株式投資などの金融サービスやキャッシュレス決済を専門に解説コンテンツの制作を統括する。 また、Yahoo!ファイナンスで借入や投資への疑問や基礎知識に関する連載も担当している。

大島凱斗のプロフィール
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目次

ネット銀行おすすめTOP5

1

auじぶん銀行

auじぶん銀行
4.24
auじぶん銀行

ATM・振込手数料を抑えたい人に。手数料の無料回数が多い

2

SBI新生銀行

SBI新生銀行
4.12
SBI新生銀行

高金利・手数料の低さどちらも狙う人に。ステージ制度を上げやすい

3

楽天銀行

楽天銀行
3.88
楽天銀行

楽天経済圏で資産運用する人に。金利重視の人には向かない

4

住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行
3.86
住信SBIネット銀行

大手証券会社との提携数が魅力。リアルタイム入金に対応

5

SBJ銀行

SBJ銀行
3.84
SBJ銀行

一部のATMの手数料が低い。金利が低めなのはネック

ネット銀行とは?インターネットバンキングとの違いは?

ネット銀行とは?インターネットバンキングとの違いは?

ネット銀行とは、実店舗や自行のATMをほとんど持たず、オンライン上での取引を専門にしている銀行のことです。


口座開設・預金・振り込みなど、すべての手続きをスマホやパソコンで完結できるのが特徴。口座開設も本人確認書類のみででき、申込書や届出印は必要ありません。


なお、ネットバンクとも呼ばれますが、インターネットバンキングとは別物です。インターネットバンキングとは、メガバンクや地方銀行などの一般的な銀行が提供する、インターネット上での取引サービス全般を指します。


おもなネット銀行は、楽天銀行・ソニー銀行・PayPay銀行・auじぶん銀行・住信SBIネット銀行・イオン銀行など。インターネットバンキングには、三菱UFJ銀行三菱UFJダイレクト、みずほ銀行のみずほダイレクト、三井住友銀行のSMBCダイレクトといったサービスがあります。

ネット銀行のメリットとは?

以下では、ネット銀行のメリットについて解説します。

ネット上ですべての手続きやサービスが完結

ネット上ですべての手続きやサービスが完結

ネット銀行を利用すれば、インターネット上ですべての手続きやサービスが完結。スマホやパソコンさえあれば、都合のよいタイミング利用できるのがメリットです。


口座開設はもちろん、残高照会・振込・振替・預金・金融商品の利用など、どこにいてもさまざまな手続きが行えるので便利。店舗に足を運ぶ手間が省けるうえに、店舗やATMの待ち時間を削減でき、普段忙しい人も利用しやすいのが魅力です。

ATM利用手数料や振り込み手数料が安い

ATM利用手数料や振り込み手数料が安い

一般的な銀行と比べてATM利用手数料や振り込み手数料が安いのも、ネット銀行のメリットです。


ネット銀行は実店舗をほとんど持たず、店舗維持費や人件費といった経営コストを合理化し、手数料を抑えるなどの形で利用者に還元しています。


一般的にメガバンクや地方銀行の振り込み手数料は、窓口で600〜800円、ATMでは200〜400円程度。これに対して、大半のネット銀行は、ATM利用手数料や振り込み手数料を0〜300円に設定しています。


ネット銀行によっては、ATM利用手数料や振り込み手数料が一定回数無料になる場合もあるのでお得。たとえば、ソニー銀行での出金手数料は110円かかりますが、月4回までは無料で引き出せます。


1件あたりの差はわずかでも、取引回数が積み重なれば大きな違いとなるでしょう。ネット銀行で手数料を抑えれば、出費を賢く削減できます。

普通預金や定期預金の金利が高い

普通預金や定期預金の金利が高い

ネット銀行は、普通預金や定期預金の金利が高い傾向があります。一般的に、実店舗がある銀行の金利は、普通預金で0.001%程度、定期預金で0.002%程度(2023年2月現在)ですが、多くのネット銀行はこれを上回ります、


たとえば楽天銀行では、普通預金・定期預金の金利はどちらも0.02%。グループサービスの利用で、普通預金金利は最大0.1%にアップします。また、auじぶん銀行では普通預金金利は通常0.001%ですが、グループサービス利用で最大0.2%にアップ。定期預金金利は最大0.05%です。


金利0.001%の一般的な銀行に100万円を預けても、年に10円しか利息はつきません。しかし金利0.10%のネット銀行に同額を預けると、年1,000円の利息がもらえます。同じ額を預けても、金利が高いネット銀行のほうが利息が多くもらえてお得です。


利用する銀行によっても異なり一概には言えませんが、一般銀行よりもネット銀行のほうが金利が10倍から100倍程度高いので、貯金専用口座にも向いています。

利用頻度に応じてお得なサービスが受けられる

利用頻度に応じてお得なサービスが受けられる

利用頻度に応じてお得なサービスを受けられることが多いのもネット銀行の魅力。関連サービスのネット通販でお得に買い物ができたり、銀行独自のポイントが貯まったりなど、特典内容はネット銀行によりさまざまです。


たとえば、楽天銀行を利用すると、楽天市場でもらえる楽天ポイントが最大+1倍に。楽天カードの引き落とし先と、給与などの振り込み先を楽天銀行にするのが、ポイントアップの条件です。


口座開設によって、特典が得られるチャンスにも注目。2023年2月現在、ソニー銀行では新規開設した口座を給与振り込み先に指定し、5回以上デビットカードを利用すると、2,500円がもらえるキャンペーンを開催中。auじぶん銀行では、口座開設月から翌月末までに口座からau PAY残高へチャージすると、その5%がPontaポイントとして還元されます。


特典の内容や条件は時期により変わるため、各行の公式サイトで最新情報をチェックしてください。

ネット銀行のデメリットとは?

次に、ネット銀行のデメリットについて解説します。

対面で相談できない

対面で相談できない

ほとんどのネット銀行には実店舗がないため、対面の相談はできませんネット銀行を利用するうえで疑問点が生じた場合は、コールセンターに電話をするか、ネット上で自分で調べて解決する必要があります。


通常の操作方法などは簡単に解決できる場合も多いものの、預金以外の金融商品に関する相談ができない点はデメリット。ローン・保険・投資信託などの購入や、資産運用に関する相談をしたいときなどでも、専門知識があるスタッフに相談できないため、不安を感じる可能性が高いでしょう。


ただし、実店舗を持つイオン銀行のようなネット銀行もあります全国のイオンモールなどに140以上の店舗を展開しており、個人の預金・投資信託・各種保険・ローンなど幅広く対応。土日祝日・年末年始も含め、年中無休で午前9時から午後9時まで営業しています。


また、店頭窓口のような感覚で相談や取引ができるオンラインサービスを提供する銀行も増えているので、各行の公式サイトをチェックしてください。

引き落としや振り込みの口座に指定できない場合がある

引き落としや振り込みの口座に指定できない場合がある

ネット銀行は、引き落としや振り込み口座に指定できない場合があるため気をつけましょう。とくに公共料金の引き落とし口座や、給与の振り込み口座として指定できないケースがあります。


頻繁に発生する入出金に対応していないと不便に感じられるだけでなく、ネット銀行の特典条件を満たせない場合もあるので注意。利用中のサービスや勤務先がネット銀行に対応しているか、口座開設前に確認しておきましょう。


ただし、クレジットカードを併用すれば、この問題は解決可能引き落とし口座をネット銀行に指定しているクレジットカードで決済を行うと、間接的にそのネット銀行口座から支払われたことになります。クレジットカードを所有している人は、活用してください。

システムトラブル時には取引ができない

システムトラブル時には取引ができない

ネット銀行は、通信トラブルやシステムメンテナンスにより、取引できなくなる可能性があるため注意してください。ネット取引だけではなく、ATMの利用もできなくなる可能性があるため、通信障害のお知らせやメンテナンス予定はチェックしておきましょう。


また、利用中のインターネット環境により、ネット銀行にアクセスできない場合もあります。ネット銀行に繋がらないときは、スマホやパソコンなどの端末や、契約しているネット環境にトラブルが生じていないかもチェックしてみましょう。


万が一に備えて、ネット銀行以外にメガバンクや地方銀行も併用しておくと安心です。実店舗がある銀行なら、ネット環境がなくても店頭窓口で対応してもらえます。

ネット銀行利用時のリスク対策のポイントは?

ネット銀行は不正利用の危険性が高いのではないかと、不安を感じる人もいるでしょう。以下では、ネット銀行の利用時に行うべきリスク対策について解説します。

フィッシング詐欺に注意する

フィッシング詐欺に注意する

フィッシング詐欺にかからないようにするため、メールのURLや添付ファイルを不用意に開かないようにしましょう。


フィッシング詐欺とは、電子メールやSMSなどに書きこんだURLをクリックさせて、偽のサイトに誘導する手口。だまされてIDやパスワードを入力すると、ログイン情報が盗まれてしまうので注意。それによって、口座内の現金が盗まれたり、個人情報が流出したりする危険性があるので気をつけてください。


ネット銀行の正しいログインURLを事前にブックマークしておき、それ以外からはアクセスしないなど、日ごろから対策を講じておくとよいでしょう。

OSやソフトウェアの更新を怠らない

OSやソフトウェアの更新を怠らない

パソコンやスマホの環境を最新に保つことも、安全性の向上につながります。ウイルス感染を防ぐため、ソフトウェアやセキュリティ対策ソフトの更新を怠らないようにしましょう。


OSやソフトウェアのアップデートにはセキュリティ強化が含まれる場合も多いので、必ず適用してください古いOSやアプリをそのまま使っていると、セキュリティホールが放置され、ウイルスの侵入を許してしまう場合があります。


ウイルス感染や危険なURLへの遷移を検知して警告してくれる、ウイルスチェックソフトを使用することも大切です。各銀行がインターネットバンキング専用のセキュリティ対策ソフトを推奨している場合もあるので、公式サイトなどで確認してみてください。

IDやパスワード管理を厳密に行う

IDやパスワード管理を厳密に行う

ネット銀行で被害に遭わないためには、ログインIDやパスワードの管理を厳密に行うよう心がけてください。他者に知られてしまうと、悪用される恐れがあります。


まずは、容易に推測されないパスワードを設定し、定期的に変更する習慣を付けましょう。同時に自分以外の人に知られないように取り扱うことも重要。電子メールやクラウド上で共有しない、メモに記入して人目につくところに貼らない、複数のサービスで使い回さないといった具合に、管理を徹底してください。


一方で、IDやパスワードを忘れないことも大切。入力を複数回間違えてアカウントロックがかかってしまうと、再発行手続きをしなければならず、手間がかかってしまいます。複雑なパスワードを覚えるのは大変なため、パスワード管理ツールを利用するのもひとつの手です

口座残高を定期的にチェックする

口座残高を定期的にチェックする

口座の残高を定期的にチェックすることも重要です。


いくら対策を講じても、不正リスクの可能性をゼロにすることはできません。万が一不正利用されたとしても、早期発見できれば被害を最小限にとどめることが可能になります。入出金がないときも、口座はこまめに確認する習慣を付けましょう。

ネット銀行で口座開設する手順は?

ネット銀行で口座開設する手順は?

ネット口座の開設方法を紹介します。Webサイトから簡単に申し込みができるので、口座開設を検討している人は参考にしてください。


①WEBサイトやアプリから申し込む

口座開設手続きは、各銀行の公式サイトもしくは公式アプリから行います。カードの種類などを選択し、氏名・住所・メールアドレスなどの必要事項を申し込みフォームに入力してください。本人確認は、インターネット上に本人確認書類をアップロードしたうえで、顔写真や動画の撮影を求められる場合が多いでしょう。


②審査を受ける

申し込み手続きが完了すると、審査が行われます。審査にかかる期間はネット銀行によって異なるため、各行の公式サイトにて確認してください。申し込み内容に不備がある場合は、確認のメールが届く場合があります。


③書類を受け取り初期設定をする

審査完了後はキャッシュカードや初期設定に必要な書類が、簡易書留で届きます。各行の公式サイトにて、カード利用開始の設定や専用アプリのログイン設定などを行い、利用開始をはじめましょう。

ネット銀行おすすめTOP5

1

auじぶん銀行

auじぶん銀行
4.24
auじぶん銀行

ATM・振込手数料を抑えたい人に。手数料の無料回数が多い

2

SBI新生銀行

SBI新生銀行
4.12
SBI新生銀行

高金利・手数料の低さどちらも狙う人に。ステージ制度を上げやすい

3

楽天銀行

楽天銀行
3.88
楽天銀行

楽天経済圏で資産運用する人に。金利重視の人には向かない

4

住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行
3.86
住信SBIネット銀行

大手証券会社との提携数が魅力。リアルタイム入金に対応

5

SBJ銀行

SBJ銀行
3.84
SBJ銀行

一部のATMの手数料が低い。金利が低めなのはネック

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