高い日焼け止め効果が見込めるとして人気を集めているのが、アルファネットのオーガニック日焼け止めクリーム「ソレオ オーガニックス」です。基本的には好評ですが、一方でネット上には気になる声も見受けられ、実際の性能が気になります。
そこで今回は口コミの真偽を確かめるべく、ソレオ オーガニックスを実際に使って、成分・落としやすさ・焼けにくさ・耐摩擦性・撥水性を検証レビューしました!あわせてアイテムを使う際の注意点なども紹介しているので、購入を検討中の方はぜひ参考にしてみてくださいね!
新卒で国内メーカーの美容職に入社し、3年半従事。年間6,000人以上をカウンセリングし、お客さま一人ひとりにあった美容法を提案していた。その後マイベストへ入社し、メイク・スキンケア全般の記事を執筆。コスメコンシェルジュ・化粧品成分上級スペシャリスト・顔タイプアドバイザー1級を所有。
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アルファネット ソレオ オーガニックスは非常に焼けにくいクリームであり、日焼け止めクリーム本来の役割をしっかり果たしてくれます。
また、オイルベースとなっているため、保湿を考えたときにも大活躍してくれるのが、このクリームの大きな強み。乾燥肌の人であれば、使っておいて損はありません。
一方で、耐摩擦性や撥水性は高くないのが欠点です。汗をかきやすい夏場や、雨に降られた際などには、こまめな塗り直しが必要になります。そこにさえ注意しておけば、非常に使い勝手のいいオーガニック系日焼け止めクリームと評価できます。
ソレオ オーガニックスは、常に紫外線問題に悩まされている南半球の大国・オーストラリアで誕生したオーガニック日焼け止めクリームです。紫外線対策について一歩進んだ国の日焼け止め製品というだけで、期待感が高まる人も多いのではないでしょうか。
肌に付けるものである以上、日焼け止めクリームは体に優しいかどうかを重視する人が増えてきています。その点ソレオ オーガニックスは、ノンケミカル処方なのもポイント。肌への優しさを求める人のニーズにしっかり応えられる日焼け止めクリームとなっています。
ソレオ オーガニックスはSPF30+/PA++であり、日常生活を送るだけなら十分紫外線から肌を守ってくれる日焼け止めクリームです。通勤・通学で使うには、ぴったりなアイテムといえるでしょう。
オーストラリア産ということもあり、本体に書かれている文字は英語がぎっしり。濃い緑のデザインは自然的なイメージを強調していますが、パッと見だと歯磨き粉のような印象も受けるかもしれませんね。
ソレオ オーガニックスは、オイルベースであることも大きな特徴の日焼け止めクリーム。日差しを防ぐだけでなく、しっとり感を得られるのも嬉しいポイントとなっています。
成分についても余分なものは含まれていないのも強みです。全体的に、使用者のことをよく考えた日焼け止めアイテムとなっています。
オーガニックの日焼け止めであるソレオ オーガニックスについては、洗い落とす際にも肌に優しいのがいいところ。石鹸を使用する際は肌への負担をしっかり考え、よく泡立てたうえで、泡を転がすように洗うのがおすすめです。
また、オーガニック系アイテムに関する疑問としてよく挙げられる、使用期限の問題も押さえておきましょう。ソレオ オーガニックスについては、未開封ならば基本的に2年間は持つようです。ただし開封してしまった場合には劣化は避けられないため、そのシーズン中に使い切るようにしてくださいね。
ソレオ オーガニックスはインターネット上を見ると非常に好評な声が多いですが、一方でいくつか気になる口コミも見られるため、実際のところはどうなのか気になるところです。
そこで今回は、実際に購入したソレオ オーガニックスを使用して、以下の5項目を検証してみます!
検証①:成分
検証②:落としやすさ
検証③:焼けにくさ
検証④:耐摩擦性
検証⑤:撥水性
まず成分についての検証からスタート。今回は、配合成分のシンプルさと吸収剤を使っているかの2軸で評価を行いました。
配合成分がシンプルなほど肌に合わない可能性が低くなるため、成分数の少ない日焼け止めの方が高ポイントとなっています。
それに加えて、紫外線吸収剤を使用している日焼け止めをチェック。オーガニック商品には適さないということもあり、該当商品はその分の評価をマイナスしました。
成分表から、ソレオ オーガニックスには15の成分の配合が確認できました。
ソレオ オーガニックスはしっとりとした肌とするべく、植物油脂の成分が多く配合されているため、成分数についてはある程度の妥協も大切です。もっとも、15という数字は決して多いものではありませんし、紫外線吸収剤も不使用なため、安心して使うことができるクリームとなっています。
検証は続いて日焼け止めクリームの落としやすさに入ります。
クリームを塗布した腕に、泡タイプの洗顔料を乗せて2~3回撫でたあと水をかけて検証。流した後の落ち具合を目視でチェックしました。
水で流した後の肌をチェックしてみたところ、見た目には落ちたように思えました。が、実際に触ってみると、クリームが結構な量残っているのが分かります。
ソレオ オーガニックスはオイルベースの日焼け止めクリームなため、どうしてもこびりつきがち。とはいえ、しっかり落とそうと思えばそれほど苦労はしないため、平均以上の結果となりました!
検証は焼けにくさのパートに入ります。日焼け止めクリームにとっては超重要な要素のため、ここでは以下の2つの方法を用いて検証していきます。
①UVラベル
クリアファイルに日焼け止めを塗り、UVラベルの上にかぶせ屋上で日に当てて検証。室内に戻ってクリアファイルを取り去り、UVラベルの色の変化を見てチェックします。
②男性モデル
男性の腹部or背中に日焼け止めを塗り、屋上で焼く。赤みが引いた2日後にチェック。
男性モデルの肌をチェックしてみても、ややぼやけているものの白さは維持していることが分かります。総じてソレオ オーガニックスは、焼けにくさにおいて非常に高い性能を持っているのは間違いありません。
検証も大詰め、次は耐摩擦性をチェックしていきます。オーガニック系は摩擦に弱いという話もありますが、実際にはどうなのでしょうか。
オーガニックの日焼け止めがなじんだ後の肌を2回ほどタオルでこすってみて、どれくらい残っているかを確認しました!
オーガニック系の日焼け止めクリームは総じて耐摩擦性に問題がありますが、このソレオ オーガニックスも例外ではありませんでした。タオルでこすってみたところ、ほとんどクリームが取れてしまう結果に。
よく確認するとかろうじて残っている部分もありましたが、これでは日焼け止めクリームとしての役割は果たせません。低い評価も致し方なしです。
最後に検証となるのが撥水性です。水を弾いてくれるかどうかは、突然の雨も多い夏に活躍する日焼け止めクリームにとって重要なポイント。
そこで今回の検証では、オーガニックの日焼け止めをなじませた腕に疑似汗(馬油とぬるま湯を混ぜたもの)を吹きかけ、どれくらいはじくかを検証しました。
スプレーしてみたところ、ある程度であれば粒になって水を弾いてくれること判明しました。そのため、ある程度の雨などであればクリームが落ちてしまう心配はありません。
とはいえ、よくよく見てみると、水滴に油が浮いているのが分かります。これはソレオ オーガニックスが、オイルベースの日焼け止めクリームであることが原因。クリームが分解されているのがわかるため、そこまで防水性が高いわけではないようです。
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