紫外線による乾燥から肌を守ると評判の、アムリターラのオールライトサンスクリーンクリーム。「オーガニックで安全」「肌になじむ」と良い口コミが多いものの、日焼け止めは使ってみないとわからないと、購入を迷ってしまう人もいますよね?
そこで今回は真偽を確かめるべく、アムリターラオールライトサンスクリーンクリームを実際に使って、成分・落としやすさ・焼けにくさ・耐摩擦性・撥水性を検証レビューしました。あわせてテカりや白浮きを防ぐ使い方のポイントも紹介していますので、これから購入を検討中の方はぜひ参考にしてくださいね!
新卒で国内メーカーの美容職に入社し、3年半従事。年間6,000人以上をカウンセリングし、お客さま一人ひとりにあった美容法を提案していた。その後マイベストへ入社し、メイク・スキンケア全般の記事を執筆。コスメコンシェルジュ・化粧品成分上級スペシャリスト・顔タイプアドバイザー1級を所有。
すべての検証は
マイベストが行っています
アムリターラのオールライトサンスクリーンクリームを使ってみた感想は、予想以上にUVカット効果が高いと高評価。原料の安全性やメーカーの信頼感は高いものの、耐久性の面では弱いという評価でした。
保湿成分が豊富なためオイリー肌やサラっとした感触が好きな人、リゾートや激しい屋外スポーツなどには不向き。肌負担を減らして肌を健康に保つ設計なので、乾燥肌や日常的な紫外線対策をしたいナチュラル派、滑らかに伸びるコスメを探している人におすすめです。
ブルーライトの光もカットでき、スマホを手放せない人やオフィスでパソコン作業が多い人にもおすすめ。化粧下地に使って、一年中気軽にUV対策ができるのは嬉しいですね。
アムリターラ オールライトサンスクリーンクリームは、柔らかめのクリーム状のテクスチャ。顔にも体にも使える日焼け止めで、日常的に使いやすいと人気を集めています。最初にその魅力をご紹介していきましょう。
アムリターラ オールライトサンスクリーンクリームは、太陽光に含まれる紫外線以外の近紫外線や、スマホやパソコンのブルーライト(※)もカットするのが特徴。日常的な紫外線ダメージから肌を守り、肌が美しく・若々しく保てると好評です。
波長380-500nm
その効果の秘密は、紫外線散乱材に使っている天然ミネラルの酸化セリウム。一般的な散乱材の酸化チタンや酸化亜鉛よりも光活性が少なく、植物由来成分でコーティングして配合しているため、肌への負担が少ないところがポイントです。
アムリターラは、植物が持つ天然の防腐効果を活用しているのも特徴です。この商品もエアーレスのプッシュボトル入り。劣化を防ぐためにクリームが空気に触れない設計なので、最後の1滴まで衛生的に使えるのも嬉しいポイントです。
無香料で味気ないオーガニック製品が多いなか、甘夏とローズマリーの天然製油の甘くさわやかな香りでおしゃれな女性に大人気。どちらの香りもリラックス効果があるため、スマホやテレビを見ながらくつろぐひとときの紫外線対策に最適です。
アムリターラ オールライトサンスクリーンクリームの、使い方のポイントを確認しておきましょう。
気になる顔回りのテカりや白浮きは、使い方次第で改善可能です。適量は、顔やデコルテ回りのケアに3~4プッシュ程度。白さが消えるまで良く肌になじませて広げるのが、白浮きを防ぐコツですよ。
テカリを防ぐポイントは、スキンケアの後にティッシュで余分な油分を拭き取ってから日焼け止めを塗ること。潤い効果がある日焼け止めなので、オイリー肌の場合は保湿クリームは使わず、そのまま塗ってもOKです。
アムリターラ オールライトサンスクリーンクリームのネット上の口コミは、「しっとりする」「肌が健康的な印象になる」とおおむね好評です。しかし、やっぱり実際の使い心地が気になりますよね?
そこで今回は、実際にアコレル サンプロテクションクリームを使って、以下の5項目について検証してみました。
検証①:成分
検証②:落としやすさ
検証③:焼けにくさ
検証④:耐摩擦性
検証⑤:耐水性
最初に、商品に配合されている成分からチェックしていきましょう。オーガニック製品でも科学的に合成された保存料などを使っている商品は意外と多く、安心できません。天然成分も体質による相性があるため、自分で成分を確認することが大事ですよ。
今回はオーガニック日焼け止めの検証ということで、肌への優しさを重視。商品のパッケージの記載を確認して、配合成分のシンプルさや、散乱材を使用しているかの観点から成分を総合的に評価しました。
パッケージの表示によると、この商品の成分数は28個。若干多めですが、紫外線吸収剤やナノ粒子は使っていないため、肌に優しい仕様だということが分かります。
使われている天然素材はエコサートをはじめとする、複数のオーガニック認証を取得済み。配合成分の原産地もすべて記載している徹底ぶりで、メーカーにも好感が持てますね。
次に、肌からの落としやすさを検証していきましょう。日焼け止めをしっかり落とす必要があるのか、簡単に落ちるのかで使い勝手が大きく違うので、確認は大事ですよね。
今回は、実際に商品を肌に塗って落としやすさを検証実験。塗布した後に、泡タイプの洗顔料で撫で洗いをしてから水をかけてみて、きれいに落ちているかを目視で確認して評価しました。
続いて日焼け止めで最も大事な、焼けにくさの検証を見ていきましょう。UVカット効果はSPFやPA値で判断しがちですが、自分にあった商品を選ぶためにも、実際の焼けにくさを知っておきたいですよね。
そこで今回は、紫外線に当てると色が変わるUVラベルと、実際に人間の肌の上に商品を塗布する2つの検証を実施。30分間屋外で日光に当てた後の色の変化を目視で確認して、焼けにくさを確認しました。
この商品はSPF18・PA+とそれほど数値が高くないものの、UVラベルを使った検証では若干の変色はあってもほぼ真っ白。人間の肌を使った検証でもほぼ色の変化が見られないという結果がでました。値は低くても、ブロック効果はかなり優秀です。
次は耐摩擦性の検証です。日焼け止めが服など擦れて取れると、思わぬ日焼けの原因になるため、耐久性を理解して塗り直しの頻度を知っておく必要がありますよ。
今回は実際に商品を肌に塗り、馴染んだ後に2回ほどタオルで擦って、どれくらい残っているかを目視で確認。耐摩擦性を評価しました。
耐摩擦性の検証結果では、肌にクリーム分は残らず、簡単に拭き取られてしまうという残念な印象。ベタっとしたこびり付きもなく、きれいに取れてしまうので、耐久性はそれほど高いとはいえません。長時間外出する場合はこまめな塗り直しが必須でしょう。
最後は耐水性の検証です。プールや海などのリゾートシーンで使う日焼け止めを選ぶなら、耐水性は重要なポイント。日常用でも、どれぐらい水をはじくか知っておきたいですよね。
今回は、馬油とぬるま湯を混ぜた疑似汗を用意。実際に商品を肌に塗ってから疑似汗を吹きかけて、どれくらいはじくかを目視で確認して耐水性を評価をしました。
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