TCL 50V型4K対応液晶 チューナーレススマートテレビ 50P63Eをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

比較した商品には500:1ほどの商品もあったなか、標準モードで4892:1・映画モードで8156:1と好記録。最大照度は200半ばとそこまで大きくないものの、最小輝度が映画モードで0.03と非常に低く、明暗の再現が得意です。

比較した結果、色域の広さは商品ごとの差はあまりありませんでしたが、コントラスト比で大きく評価が分かれました。動画を視聴する場合は映画モードを活用するとより鮮明な映像を楽しめますよ。

夜景・影など黒味の表示がくっきりし、映像に奥行感があるのが魅力。映画モードでは色温度が高めで全体的にやや青みが強い発色ですが、見えにくさは感じません。比較したほか商品のように解像感の低さやノイズが気にならず、映画・ライブ映像・YouTube動画のいずれも快適に楽しめました。

一般的にチューナーレステレビは、4Kテレビより性能を抑えて価格を安くしていますが、本商品は大手メーカーの4Kテレビに匹敵するクオリティ。高画質で映像を楽しみたい人は、有力候補としてほしい一台です。

比較し他結果、KONKAの商品は斜めから視聴しても色彩や照度の変化がほぼなかったのに対し、EDIONの商品は白味ががり見えにくいと感じる傾向が。本商品の高画質を活かすなら、できるだけ正面から視聴するとよいでしょう。

音に情報量があり、映画を視聴すると人の声のニュアンスを感じるほど繊細。ライブ映像でもバスドラムとベースギターの低音がそれぞれ際立ち、心地よいリズム感がありました。

比較した多くの商品は、機器の中で音が反射したり不鮮明で聞きとりにくかったりしたのに対し、空間的な音の広がりを感じます。「音質はいまひとつ」との口コミに反し、臨場感のあるサウンドを味わえるでしょう。

動画再生は比較した商品による大きな差はなく、約4.8秒で視聴できました。一方で、アプリの起動は約23秒と、ややゆっくりめです。比較したなかには10秒未満で起動したものもあり、アプリメインで使う人は「反応が少しもっさり」と口コミ同様に感じる場合があるかもしれません。

リモコンには、Neflix・YouTube・Hulu・U-NEXTなど主要なネット配信サービスへのダイレクトボタンがありアクセスが簡単。ネット動画のサブスクに複数加入して頻繫に切り替える人には使いやすいでしょう。

比較した商品の約半数がゲームモードを搭載していなかったなか、カジュアルにゲームをプレイするには十分なゲームモードを搭載。重めのゲームでなければ、ラグを気にすることなくプレイできそうです。