情熱価格史上最高の画質を実現したと謳う、ドン・キホーテ 50型GoogleTV機能搭載4K対応QLEDチューナーレススマートテレビ TL-5002QUHD。インターネット上では「値段が安くて色彩もよい」と評判ですが、実際に口コミどおりなのかと気になって購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
テレビ・プロジェクターなどの映像家電や、ノートパソコンやプリンターなど家電全般の比較・コンテンツ制作を経験し、家電チームのマネージャーに就任。キャリブレーションソフトを用いたテレビ・プロジェクターの画質測定を設計したり、ノートパソコンのベンチマークテストに取り組んだりしてきた。「ユーザーにとってベストな選択体験を提供する」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
ネット動画・スポーツ映像の視認性は良好でした。オーディオ・ビジュアル専門家の折原さんは「ビビットな色味で、鮮やかな点がよい」とコメント。再現できる色の幅を示す色域は58.16%と標準的ですが、発色は自然です。4K対応のため解像度は高く、ノイズや残像感もあまり気になりませんでした。
ただし、斜めから見ると画質が劣化します。上位商品は正面以外でも画質を維持できていましたが、こちらは斜めから見ると明るさも鮮やかさも低下しました。寝転んだり、家事をしながら見たりするのには不向きです。スピーカーの音も迫力に欠けます。全体的に音がこもっており、モニターからは「セリフが聞き取りにくい」との意見が多く寄せられました。
リモコンの操作性はおおむね良好です。ボタンは少しわかりにくいものの、慣れれば問題なく使用できます。主要な動画配信サービスに簡単にアクセスできる、ショートカットボタンもありました。動作も比較的速く、テレビはわずか2.96秒で起動。YouTubeも2.89秒で立ち上がったので、見たいときにすぐコンテンツを再生できますよ。
コンテンツによって見え方が異なり、「情熱価格史上最高の画質」という謳い文句どおりとはいえませんが、ネット動画やスポーツ映像は十分なきれいさでした。とはいえ、「値段が安くて色彩もよい」という口コミとは異なり、値段は税込54,780円(※2024年9月時点)と特別安くはありません。4万円以下でも美しい映像・音を楽しめる商品があったので、ほかも検討してみてくださいね。
<おすすめできない人>
実際にドン・キホーテ 50型GoogleTV機能搭載4K対応QLEDチューナーレススマートテレビ TL-5002QUHDと比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイのチューナーレススマートテレビと、各検証でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
ドン・キホーテ 50型GoogleTV機能搭載4K対応QLEDチューナーレススマートテレビ TL-5002QUHDの購入を迷っている人はぜひチェックして、自分にとってのベストバイのアイテムを見つけてみてくださいね!
Xiaomi
チューナーレステレビならコレ!国内大手メーカーに匹敵する画質性能
合計出力24Wの高音質スピーカーを搭載しているのもポイント。前モデルよりもスピーカー出力が120%アップしており、サウンドに力強さと迫力が出るよう設計されています。
画面サイズは、今回検証で使用した50型と55型の2種類です。詳細なスペックは以下をご参照ください。
販売元は、総合ディスカウントストアのドン・キホーテです。オリジナルブランド「情熱価格」が人気で、食品や家庭雑貨・美容品や衣料品・家電など、幅広い商品を手掛けています。チューナーレステレビは、本品以外にもスペック違いで24・32・43型を販売中です。
一方、最大輝度は284.68cd/m2とやや高めです。部屋の明るさに負けることなく、画面全体の色をしっかり描写できる性能でした。
色域も悪くなく、映画視聴時を想定した検証ではカバー率58.16%を記録。色の正確さは3.77ΔEと満足と設定した基準値より良好で、制作者の意図した色を再現できるといえます。本品も悪くない性能ですが、よりメリハリのある映像を楽しみたい人はほかの商品も検討してみてくださいね。
1画面内で100%の白と黒を映し出したときの輝度を比率で表したもののこと
実際に映画を見たところ、モニターからは「全体的に暗く見える」「暗い部分の色が潰れてしまう」との声が多くあがっています。比較したなかには細かな陰影もしっかっり再現されている商品もあったのに対し、こちらは「暗くて役者それぞれの表情が分りにくい」と指摘されました。
オーディオ・ビジュアル専門家の折原さんも、「解像度は問題ないレベルだが、暗部の階調が潰れてしまっている」とコメントしています。ノイズや映像の乱れは見られなかったものの、映画の世界に没入したい人には不向きです。
<映画の画質についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
映像と音にズレはないものの、低音の迫力も物足りません。比較した商品には飛行機の離陸シーンで重低音をしっかり感じられたものもありましたが、こちらは「エンジン音もあっさりとしていた」との声が。「音の移動感が伝わらない」と答えた人もいます。
ライブ映像を見ても同様で、「音量を上げても、音の伸びや広がりに変化はなく臨場感は得られなかった」とモニターからの評価は低めでした。
コメントは一部抜粋
音がこもりやすいのでセリフや楽器の音を聞き取りにくく、必要以上に音量を上げたくなりました。映画や音楽を楽しみたい人は、サウンドバーを接続するのがおすすめです。
元の輝度が高いぶん、斜めから見ると暗さが気になります。色が抜け影があるようにも見えたので、大人数でテレビを見るのには不向きです。
ドン・キホーテ 50型GoogleTV機能搭載4K対応QLEDチューナーレススマートテレビ TL-5002QUHDには気になる点がある反面よい点もありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。
解像度も十分で、「肌の質感や髪の毛のツヤなどが見える」との声が多数寄せられています。オーディオ・ビジュアルの専門家は「動いたときのノイズが気になる」と指摘しましたが、モニターからは「ノイズが目立たない」との意見が多数。きれいな映像を楽しめるでしょう。
コメントは一部抜粋
オーディオ・ビジュアル専門家の折原さんからは、「ビビットな色味で、鮮やかな点がよい」と評されました。一部のモニターからは「クリアさに欠ける」「白っぽく見える」との指摘もあったものの、芝生やユニフォームが色鮮やかに描写されており、視認性は良好です。
コメントは一部抜粋
リモコンの操作性は、おおむね良好です。選択・決定ボタンはわかりやすく、迷うことなく操作できました。なかには「4色のボタンの意味合いがわからない」「再生・停止のボタンがなく迷った」という意見もあがりましたが、慣れれば問題なく使えます。
<リモコン操作のしやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
テレビの起動にかかった時間は、わずか2.96秒とスピーディ。比較したなかには9秒以上要した商品もありましたが、こちらは待ち時間が短めです。YouTubeも2.89秒で立ち上げられたため、遅くてストレスを感じることは少ないでしょう。
Google TV搭載のため、ストアから好みのアプリをダウンロードしてカスタマイズすることも可能。音声操作に対応しているので、リモコンなしでも操作できますよ。
<検証結果>
サイズ展開 | 50V型 |
---|---|
コントラスト比 | 294:1 |
最大輝度 | 284.6cd/m2 |
良い
気になる
画面の種類 | 4K液晶テレビ |
---|---|
本体幅 | 111.0cm(スタンドを含む) |
本体奥行 | 29.9cm(スタンドを含む) |
本体高さ | 69.4cm(スタンドを含む) |
重量 | 11.1kg(スタンドを含む) |
画面サイズ | 50V型 |
テレビ本体の起動時間 | 3.0秒 |
アプリの起動時間(YouTube) | 2.9秒 |
Dolby Atmos対応 | |
映像配信サービス | YouTube、Amazon Prime Video、Netflix、DAZN、Hulu、TVer、Disney+、U-NEXT |
音声操作 | |
色域の広さ | 58.1% |
色の正確さ | ΔE3.77 |
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販売中のショップが見つかりません
ここでは、ドン・キホーテ TL-5002QUHDの気になる点をカバーできる商品をご紹介します。
Xiaomi TV A Pro 43は、チューナーレステレビがほしいなら第一候補としてほしい商品です。最大輝度が高く、国内テレビに負けないくらいの明るさでした。部屋の明かりで色が潰れることはありません。明暗もはっきりしており、映像に立体感を感じられます。
視聴したモニターからは、「肌の質感や服の皺などの細部までも比較的きれいに見えた」との声が多数。実際に映像を見てもパネル性能の高さを感じられます。
音質も良好です。バックサウンドが鳴っていても、声がこもることなく聞こえました。低音のリズム感や音の広がりもよく、臨場感を味わえますよ。
テレビの起動にかかった時間は約4秒と特別速くはありませんが、YouTubeは2.92秒とスムーズに起動が可能。リモコン操作のラグも少なく、サクサク動きました。
コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
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