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助産師になるには?必要な資格と取得方法を紹介

助産師になるには?必要な資格と取得方法を紹介

妊娠から出産・育児まで、母子の健康を支える助産師。新たな命の誕生を見守る仕事に興味がありつつも、助産師になるにはどうしたらよいのかわからない人は多いでしょう。


今回は助産師になるために必要な資格や条件、資格の取得方法を解説します。試験の難易度や将来の就業先などもあわせて紹介するので、助産師の仕事に興味がある人や、キャリアアップを考えている看護師の人は参考にしてみてください。

2024年03月01日更新
佐々木里緒
ガイド
マイベスト サービスチーム マネージャー
佐々木里緒

脱毛・病院クリニック・サブスクリプション・レンタル・買取業者などのサービス分野において、幅広いジャンルのコンテンツ制作に5,000本以上携わる。自身のモットーとして「選ぶのが難しいジャンルだからこそ、実際の検証や調査でしかわからない情報を届けること」を心掛け、情報発信を行っている。

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助産師になるための3つの条件

助産師になるには、3つの条件を満たす必要があります。助産師になるために必要な条件を確認し、自身が当てはまっているか、条件を満たすにはどうすればよいのかを押さえておきましょう。

助産師になれるのは女性だけ

助産師になれるのは女性だけ

助産師になるための条件は、女性であることです。男性には助産師国家試験の受験資格がありません。女性に限定されるのは、保健師助産師看護師法で規定されているためです。


年齢制限はなく、必要な資格を取得している女性であれば助産師になれます。実際に助産師養成学校に通っているのは、20〜50代の幅広い年齢層の女性です。つまり社会人や主婦でも、今から助産師を目指すことは可能といえるでしょう。

看護師国家資格の取得が必要

看護師国家資格の取得が必要

助産師国家試験を受験するには、看護師の国家資格を持っている必要があります。助産師は看護師資格を取得したうえで目指せる、上位の国家資格と位置付けられているためです。看護師以外の人が今から助産師を目指す場合は、まず看護師の国家資格取得を目指しましょう


看護師の国家資格を取得するには、高校卒業後に看護大学などの4年制大学または3年以上の看護師課程教育がある短大・専門学校で学んだうえで、看護師国家試験に合格する必要があります。


なお、中卒でも5年一貫看護師養成課程校で学べば、看護師の受験資格を得ることが可能です。

助産師国家試験に合格して資格を取る

助産師国家試験に合格して資格を取る

看護師資格を取得したうえで、助産に関する教育を1年以上受けて助産師国家試験に合格することも、助産師になるために必要な条件です。


妊婦や赤ちゃんの命に関わる助産師の仕事に就くには、国家試験に合格して厚生労働大臣発行の免許を取得しなければいけません助産師国家試験の詳細はのちほど詳しく解説するので、あわせてチェックしてみてください。

助産師になるための3つのルート

助産師になるためのルートは大きく分けて3つあり、最短期間は4年です。ルートは自分の現状に合わせて選べます。それぞれのルートを紹介するので、今から助産師を目指す人は参考にしてみてください。

大学・短大・専門学校で看護師資格を取得して受験する

大学・短大・専門学校で看護師資格を取得して受験する

1つめは、高校から大学・短大・専門学校に進学して看護師資格を取得したあと、助産師養成学校・看護系の大学院・看護大学の専攻科に1〜2年通い、助産師国家試験を受けるルートです。


なかでも、3年制の短大・専門学校で学んで看護師資格を取得し、1年制の助産師養成学校に進んで助産師資格を取得すると、最短4年で助産師になれます看護師と助産師のそれぞれに必要な知識を段階的に学べるため、着実に基礎から学びたい人に向いているでしょう。


なお、中卒の資格しかなくても、5年一貫看護師養成課程校で学んで看護師の資格を取得し、そのあとに助産師養成学校で1年間学べば国家試験を受験できます

大学に通い看護師・助産師のW受験に挑む

大学に通い看護師・助産師のW受験に挑む

2つめは、高校卒業後に文部科学大臣指定の助産師養成課程がある4年制大学の看護科で学び、看護師国家試験と助産師国家試験をW受験するルートです。


助産師養成課程のある大学を卒業すると両方の受験資格が与えられるため、最短4年で助産師国家試験に挑めます。助産師と看護師の試験勉強を同時にする必要があるので難易度はやや高いといえますが、勉強が苦にならない人にはおすすめです。

看護師として働きながら助産師試験合格を目指す

看護師として働きながら助産師試験合格を目指す

3つめは看護師の仕事と並行しながら、大学や短大の専攻科・看護系大学院・助産師養成学校などに1〜2年通い、助産師試験合格を目指すルートです。


働きながら学ぶのが難しい場合は、仕事をいったん休職・退職して助産師養成所に1年間通う方法もあります。なかには助産師学校への通学を出張扱いとし、給与をもらいながら資格取得を目指せる支援制度を用意している病院もあります。

助産師養成学校はどんな学校?入学難易度・受講内容を知っておこう

助産師養成課程のある大学を卒業して国家試験を受験する以外のルートでは、国家試験の受験資格を得るために助産師養成学校へ通う必要があります。ゼロから助産師を目指す人はもちろん、すでに看護師の資格を持っている人も参考にしてみてください。

助産師養成学校の入学難易度は比較的に高め

助産師養成学校の入学難易度は比較的に高め

助産師養成学校は、ほかの専門学校に比べると入学難易度が高めです。看護専門学校などに比べて学校数や定員が少ないことが、狭き門となっている要因とされています。


日本医師会が行った2021年度の調査によると、医師会が運営する助産師養成学校の定員109人に対して受験者は301人、合格者は87人です。倍率は約3.5倍で、合格したのは約3人に1人でした。学校によっては、さらに競争率が高いところもあると理解しておきましょう。


競争率の高さから、助産師養成学校に入学するほうが助産師国家試験合格より難しいともいわれています。助産養成学校への入学を希望するなら、市販の受験対策参考書などを活用してしっかりと受験勉強をする必要があるでしょう。

助産師養成学校では助産の基礎を学ぶ

助産師養成学校では助産の基礎を学ぶ

助産師養成学校は助産のプロの育成機関です。卒業と同時に助産師国家試験合格を目指すカリキュラムが組まれており、学生は1年間にわたる学科と実習を通して助産の知識・技術を身につけます


学科で主に学ぶのは、助産の社会的役割、更年期障害をはじめとする女性のライフサイクル、助産に必要な法律など。実習は医療機関や助産所でも行われ、実際の出産に立ち会って分娩介助・産婦のケアなども学びます。


実習内容は学校で異なりますが、小中学校での思春期教育、不妊や更年期の問題を抱える人のケアなどを学べる学校も珍しくありません。助産師養成学校に通えば、多岐にわたる実践的な技術を取得できるでしょう。

助産師国家試験の難易度・概要

助産師として働くためには、助産師国家試験の合格が不可欠です。将来の受験に備えて、助産師国家試験の難易度や概要を知っておきましょう。 

助産師試験の難易度は高くない

助産師試験の難易度は高くない

国家試験のなかで、助産師国家試験は難易度が低めであるといえます。なぜなら、ほとんどの年で合格率が98%以上だからです。


助産師国家試験の合格基準は、145点満点で87点以上です。つまり約60%以上得点すれば合格できます。助産師養成学校などでしっかりと学んでいれば、受かる可能性は高いといえるでしょう。

助産師試験は年1回。概要を確認しておこう

助産師試験は年1回。概要を確認しておこう

助産師国家試験は年1回、毎年2月上旬から中旬ごろに実施されます。試験会場のある都道府県は以下のとおりです。


  • 北海道
  • 青森県
  • 宮城県
  • 東京都
  • 新潟県
  • 愛知県
  • 石川県
  • 大阪府
  • 広島県
  • 香川県
  • 福岡県
  • 沖縄県

試験時間は午前75分・午後80分の計2時間35分。合格者は3月下旬に、厚生労働省の公式サイトに受験番号を掲載する形式で発表されます。問題は厚生労働省より発表される出題基準に基づいて出題されるため、事前に厚生労働省の公式サイトで確認しておくとよいでしょう。

助産師になるまでにかかる費用はルートごとに異なる

助産師になるまでにかかる費用はルートごとに異なる

助産師になるまでにかかる費用はルートごとに異なり、約100〜1,000万円と幅があります。以下は、看護系の学校で看護師資格を取得してから助産師国家試験を受験する場合です。


【看護系大学・専門学校の費用の目安】

  • 国公立大学: 約250万円
  • 私立大学: 約450〜800万円
  • 公立専門学校:約60万円
  • 私立専門学校:約250~450万円

【1年制の助産師養成学校の費用の目安】

  • 約100〜250万

看護系大学・専門学校の費用に助産師養成学校の費用を加算した額が、助産師になるまでにかかる費用の目安です。


ただし、助産師養成課程がある4年制大学の看護科を卒業して国家試験を受ける場合は、助産師養成学校の費用は必要ありません。また、すでに看護師免許を持っている人がこれから助産師を目指す場合、かかる費用は助産師養成学校の学費のみです。


費用の工面が難しい場合には、奨学金制度を利用するのも選択肢のひとつ。助産師を目指して学校に通うなら、日本助産師会が設けている奨学金制度の利用も検討してみるとよいでしょう。

助産師の就業先は病院・診療所がメイン

助産師の就業先は病院・診療所がメイン

助産師国家試験の合格者の多くが就業先に選んでいるのは、病院・診療所・クリニック・助産所などです。ほかにも、出張専門助産師・産後ケアセンター・不妊治療専門クリニック・保健所・保健センターなどが主な就業先として挙げられます。


また、助産師には開業権が認められているため、病院などに勤めながら助産院の開業を目指す人も少なくありません。

助産師に求められる資質は協調性・ポジティブ思考など

助産師に求められる資質は協調性・ポジティブ思考など

助産師はさまざまな親子と関わることから、人や赤ちゃんが好きな人に向いているでしょう。病院では産婦人科医や看護師と連携することもあるため、協調性・コミュニケーション力も必須といえます。さらに、何事にも向上心を持って熱心に取り組める人は、助産師としての成長が速いでしょう。


また、陣痛・出産は時間を問いません。勤務が深夜に及ぶこともあるため、体力・精神力も必要です。産前・産後の女性は不安定になりやすいことから、気遣いができるか、他人に共感して寄り添えるかどうかも助産師に求められる資質といえます。

看護師で転職を考えているなら転職エージェントも活用しよう

看護師で転職を考えているなら転職エージェントも活用しよう

看護師から助産師に転職したいなら、看護師転職サイト・エージェントを活用してみましょう。看護師転職サイト・エージェントには助産師の求人もあるため、国家資格取得後にどのような働き方ができるかを考えやすくなります


数ある看護師転職サイト・エージェントのどこを利用するとよいのか迷ったときは、以下の記事を参考にしてみてください。

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