
ノートパソコンはどんなメーカーがある?主要メーカーの特徴を解説
ノートパソコンは、国内向け・海外ともに多くのメーカーから展開されています。ノートパソコンの買い替えを検討しているものの、「各メーカーの特徴は?」「主力モデルはいくらで買える?」など気になることも多く、メーカー選びに悩んでいる人も多いでしょう。
そこで今回は、国内向け・海外メーカーのノートパソコンの価格帯や特徴を解説します。メーカーに関するよくある質問も解説するので、ぜひ購入の際の参考にしてくださいね。

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国内向けメーカー6社の特徴と主力モデルの価格帯
ノートパソコンの主な国内向けメーカーは、NEC・富士通・dynabook・VAIO・パナソニック・マウスコンピューターの6社です。保証・サポートの手厚さが共通の強みではあるものの、価格帯と得意分野はかなり異なります。以下で6社の主力シリーズ・公式直販の価格帯・得意な使い方を解説しますので、ぜひ参考にしてください。
NEC(LAVIE):国内シェア1位でサポートが手厚い

NECは、家庭向けのラインナップをひととおりそろえる国内向けのメーカーです。NECのLAVIEは、Lenovoブランドとの合弁で国内シェア1位。量販店での取り扱いや日本語サポートの窓口が多く、はじめての1台や家族共有の1台にもおすすめですよ。近年は大学生・Z世代向けの軽量モデル「LAVIE SOL」も登場しています。
NECは、大画面で作業しやすい15.6型が10万円台前半クラスで購入できる点が魅力。なお、LAVIE Directはカスタマイズや時期によって価格が動きやすいため、実際に購入する際は最新の直販価格を確認してくださいね。
富士通(FMV):3年保証標準で初心者でも扱いやすい
富士通のFMVは軽量モバイルから家庭向けまで幅広くシリーズ展開しており、どんな用途でもぴったりのものが見つかりやすいでしょう。公式直販で購入した際の3年保証と日本語のサポート・付属アプリが魅力で、パソコンに不慣れな人にもおすすめ。世界最高レベルの軽さにこだわった「FMV Zero」も有名です。
個人向け市場では国内シェア2位で、量販店でも多く販売されています。ただし、店頭モデルと公式直販のWebモデルでは構成・価格・保証条件が異なる場合があるため、モデルを比較する際は同じ販路で確認してくださいね。
dynabook:16型のスタンダードノートに強い

dynabookは、13〜16型の実用的なモデルを豊富に展開するメーカーです。大画面・キーボード入力のしやすさを重視した構成の16型スタンダードノートが主力で、自宅に据え置いて使う1台がほしい人に向いています。堅牢性と充実したサポートがあり長く使えるのも魅力で、「数年は使える定番の1台」を選びやすいでしょう。
持ち運び前提で選びたいなら、R・G・XPシリーズなど13.3〜14型のモバイルノートパソコンをチェックしてくださいね。
VAIO:設計・品質にこだわる国内生産メーカー
VAIOは、冷却機構や薄型・軽量化など設計の技術力が光る国内メーカーです。長野・安曇野の本社工場で1台ずつ仕上げる国内生産で、出荷前の最終検査工程「安曇野FINISH」による品質と故障時の安心感を謳っています。価格はやや高めですが、品質・堅牢性を重視して長く使えるモデルがほしい人におすすめです。
ラインナップはモバイル中心のSX・Sシリーズと大画面のFシリーズに絞られており、10万円を切る廉価帯の選択肢はほぼありません。
パナソニック(レッツノート):外出先・屋外での使用にぴったりの堅牢性

パナソニックは、軽さと堅牢性を両立したモバイル向けのレッツノートというブランドに注力しているメーカーです。約0.9kg台の軽さと、76cm落下試験(26方向・動作時)や天面と底面に均等に980N(100kgf)をかける加圧振動試験に裏打ちされた頑丈さが魅力。外出先や屋外での使用が多く、数年使える相棒を探している人にぴったりです。
頑丈設計に加えて、ビジネス向けに位置づけられたメーカーなので価格帯は高めです。ゲームや動画編集など、負荷が高い用途を目的とする人には向かないでしょう。なお、落下・加圧振動試験の実施は、無破損・無故障を保証するものではありません。
マウスコンピューター:国内生産と長期保証が強み。安価なモデルも豊富
マウスコンピューターは、注文するときに自分でメモリやストレージなどの構成を選べる受注生産(BTO方式)が中心の国内メーカーです。全国に実機を試せる店舗もあり、同じ予算でも中身を増やしやすいので、スペックにこだわりつつ、コスパも重視したい人に向いています。
一般用途からゲーム・動画編集まで幅広い用途をカバーしており、過不足ない性能の構成を選びやすいでしょう。また、3年間無償保証・24時間365日サポート、修理対応は平均72時間以内を掲げている点も魅力です。なお、高性能モデルほど価格も重量も増すため、通勤通学などで毎日持ち運ぶ人は重量を確認してくださいね。
海外メーカー6社の特徴と主力モデルの価格帯
ノートパソコンの主な海外メーカーは、Lenovo・HP・Dell・ASUS・Acer・マイクロソフトの6社。世界規模の販売台数を前提にした量産と直販中心の販売なので、価格の幅広さが共通の強みで予算に合わせて選べます。以下で6社の主力シリーズ・公式直販の価格帯・得意な使い方を解説しますので、ぜひ参考にしてください。
Lenovo:シェア1位で価格帯の幅が最も広い
Lenovoは、ビジネス向けのThinkPadやコスパ重視のIdeaPadなど、用途や予算に合わせた型番の多彩さが持ち味。NECブランドを含む国内出荷シェアは1位で、入門機からゲーミングまで選択肢が非常に多いメーカーです。条件をかなりこだわっても、「何かしら見つかる」のが最大の強みといえます。
なお、高性能なThinkPadシリーズは法人向けモデルが主軸。個人が量販店で購入できるモデルは限られるため、ThinkPadシリーズがほしい場合はLenovo公式オンラインショップをチェックするのがおすすめです。
HP:普段使いから仕事用まで幅広くこなせるモデルが豊富
HPのノートパソコンは、デザインやコスパのよさに力を入れています。特定の用途に尖りすぎず、普段使いから仕事まで幅広くこなせる「ちょうどいい1台」を探しやすいメーカーです。個人向けノートは型番で性能の段がつき、ゲーミングモデルはVictusとOMENに分かれているため予算に合わせて選べます。
同じシリーズでも構成の違いで価格が2倍近く変わるため、予算と用途に合わせてCPUとメモリを調整してくださいね。AIのデータ処理に特化したプロセッサーNPUを搭載した上位モデルのAI PCは価格が高いため、事務作業中心なら下位シリーズでも十分な場合も多いでしょう。
Dell:直販中心でコスパ良好なモデルが多い

Dellは、公式直販サイトで注文する際にメモリやストレージなどの構成を細かく選べる点が魅力のメーカーです。8万円台のスタンダード機から30万円超のビジネス上位機までそろっており、価格を抑えつつスペックにもこだわりたい人に向いています。
安さを重視して最小構成のモデルを選ぶと数年でメモリの容量不足を感じて後悔する可能性もあるため、用途に合わせた構成にカスタマイズしましょう。
ASUS:シリーズが幅広く、用途に合わせて選びやすい
ASUSのノートパソコンは、シリーズが豊富で守備範囲の広さが魅力です。最新素材の採用にも積極的で、外装の質感や手に触れたときの触感には、ほかとは一味違うこだわりがあります。
価格帯は10万円以下の廉価なものから30万円超まで幅広く、用途別にシリーズが住み分けられています。同じシリーズでも型番によって性能差が大きいため、シリーズ名だけで判断しないようにしましょう。なお、ChromebookはWindowsではなくGoogleが開発したChrome OSを搭載したノートパソコンです。
Acer:エントリーもハイエンドもそろう老舗メーカー

Acerは、1970年代創業と歴史が長く、日本でも1990年代から親しまれてきた台湾のメーカー。公式ストアでは5万円を切るChromebookから60万円超のハイエンドゲーミングまでを扱っており、「安く1台そろえたい」「ゲーミングで妥協したくない」どちらのニーズにも応えられる選択肢が特徴です。
シリーズはCopilot+ PC・スリム&軽量・スタンダード・ゲーミング・クリエイター向け・Chromebook・OLEDと分かれており、価格ではなく用途で住み分けられています。
マイクロソフト(Surface):2in1で使える薄型モデル

マイクロソフトは、Surfaceの一本勝負ともいえるシンプルなラインナップが特徴で、Windowsとの相性を重視する人に向いています。タブレットとしても使える2in1のSurface Proが軸で、クラムシェルのSurface Laptopも選択可能。Windowsを提供しているMicrosoftらしく、最新の使い方を提案してくれる点も魅力です。
Surface Proには一部キーボード別売りのモデルがあり、ノートパソコンとして使うには支払総額が上がる点に注意しましょう。また、2026年後半には「Surface Laptop Ultra」の発売が予定されています(2026年7月時点)。
ノートパソコンのメーカーに関するよくある質問
ノートパソコンを購入するときや、購入したあとに迷いやすいポイントを解説します。生産地や購入場所、保証や故障のしやすさを整理して、メーカー選びの参考にしてください。
国内メーカーのパソコンは日本で作っていますか?

国内メーカーでも資本や生産地は各社で異なり、「国内メーカー=国内生産」とは限りません。たとえば、NEC・富士通はLenovoとの合弁・出資関係にあり、Dynabookは台湾の鴻海精密工業に買収されたシャープの傘下に入っています(2026年7月時点)。
設計や最終検査は国内で行っていても、製造は海外を拠点にしているケースもありますよ。一方、VAIOは長野県安曇野の拠点で最終検査を行っており、マウスコンピューターの一部モデルでは高品質な国内生産を掲げています。
各社の資本関係や生産体制は時期によって変わりやすいため、こだわる場合は購入時点の公式情報を確認してくださいね。なお、生産地がノートパソコンの品質のよしあしを直接決めるわけではない点には留意しましょう。
メーカー直販と量販店はどちらが安いですか?

Webモデルの受注生産で構成を選べ、会員価格やクーポンが使える公式直販のほうが安くなりやすい傾向がありますよ。たとえば、Dynabook Directは会員価格・配送料無料・即納モデルを掲げており、NECのLAVIE DirectはLAVIE Direct価格とクーポン適用後価格を並べて表示しています。
一方、店頭での値引きやポイント還元を含めると、量販店での購入が有利な場合も。即日持ち帰りができる場合が多いうえ、ポイント還元を強みにしている量販店も多くあります。
値引き額や特典は時期で変わるため、購入前に公式直販と量販店両方の実売価格を比較しましょう。また、延長保証の条件も販路によって異なる場合があるので、あわせて確認してくださいね。
メーカーによって壊れやすさは違いますか?

メーカーから公表されている耐久試験の内容には差があるため、頑丈さを重視するなら試験条件を確認するとよいでしょう。公表内容から、設計上どんな使い方を想定しているかが読み取れますよ。
前述のレッツノートのように、落下試験・加圧振動試験の条件まで公表しているメーカーは、机からの落下や満員電車での圧迫を想定しているといえます。仕様表や品質ページで、試験内容の記載をチェックしましょう。
なお、試験の実施が無破損・無故障を保証するものではありません。持ち運びが多い人は、落下や水濡れが保証の対象に入っているかも確認してくださいね。
メーカーを絞ったら実機の比較で最終候補を決める

価格帯や得意分野でメーカーを絞ったら、最後は同じ価格帯の実機性能を比較しましょう。同じ価格帯でも、処理性能やバッテリー持ちは機種によって差があります。国内向けメーカーはサポート、海外メーカーは価格の幅が優位という前提をふまえて、最終候補の1台を決めましょう。
マイベストでは、売れ筋のノートパソコンを実際に購入して検証しています。処理性能とバッテリー持ちを基準に、メーカー別・用途別・価格別のランキングにまとめていますので、ぜひ以下のコンテンツをチェックしてくださいね。
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