快適な寝心地&コンパクト収納を売りにするキャンプ用エアーマット、FIELDOOR(フィールドア)枕付き コンパクトエアーマット。「厚みがあって寝心地がよい」と評判です。しかし、「空気を入れるのが大変」「付属の袋に収納しにくい」などの口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の5つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のモンベルやロゴスなどのキャンプ用エアーマットとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、キャンプ用エアーマット選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
FIELDOOR 枕付き コンパクトエアーマットは、はじめてのキャンプ用エアーマットにおすすめです。キャンプ経験者5人が実際に寝たところ、底つき感は気になりませんでした。比較した商品の厚みは平均12cm(※執筆時点)だったなか、こちらは14cmと厚くしっかり体を支えられます。「厚みがあって寝心地がよい」という評判どおり、地面の硬さや凸凹を気にせず快眠できるでしょう。
横幅も75cmあり、広さは十分です。比較したモンベルやロゴスの商品は50cmほどしかなかったのに対し、成人男性も軽く手を広げて楽な姿勢をとりやすいでしょう。モニターからは「丁度よい柔らかさ」という声もあがり、空気を入れすぎなければ反発も適度ですよ。ただし、動くときに生地が擦れてシャカシャカ鳴った点は惜しいポイントでした。
足踏み式で準備で疲れにくいところもメリット。空気を入れたモニターから「体力を使わず完成した」と好評でした。比較した足踏み式のなかには1~2分で空気を入れられたものもあったのに対し、こちらは3〜5分とやや時間はかかります。とはいえ、踏むだけなので初心者や体力に自信がない人も「空気を入れるのが大変」という口コミのようには感じにくいでしょう。
簡単にしぼませて小さく収納できるところも便利です。「体重を掛ければすぐに空気が抜ける」とモニターに好印象。収納ケースはやや小さく「付属の袋に収納しにくい」という口コミどおりなので、丁寧に折りたたんでしまってくださいね。収納時の重量は1100gと重めですが、体積は0.04cm2と謳い文句に違わずコンパクト。ザックや車内でかさばらずに持ち運べますよ。
枕つきで別途用意する必要がないところもうれしいポイントです。TPUコーティングが施してあり、耐久性にも期待できます。連結機能がなくファミリー向きではないものの、手に取りやすい価格なのも魅力。ソロキャンプ用にそろえたい人も、ぜひ試してはいかがでしょうか。
そもそもキャンプ用エアーマットとは、電動ポンプや手動で空気を入れて厚みを出し、底冷えや凹凸を防ぐキャンプ用品。軽量でコンパクトにまとまるものが多く、持ち運びやすい点も長所のひとつです。凹凸の多い地面では穴が空くリスクがあるため、どちらかというと車中泊向きのアイテムといえます。
今回ご紹介するFIELDOOR 枕付き コンパクトエアーマットは、あらかじめ枕が付属しているのが特徴的です。体を包み込むような形状や厚みに加えて、収納時のサイズにもこだわっています。快適な寝心地&コンパクト収納が売りです。
手掛けるメーカーは、ネット販売のみでオリジナルアイテムを展開するクローバーです。なかでもFIELDOORは、思い立ったときに気軽に楽しめるようなアウトドア用品を取り扱うブランド。ソロテントからファミリーテント、アウトドア調理器具までバリエーション豊かに取りそろえています。
サイズは、展開時で約190×75×14cmの1種類。カラーは、検証で使用したグレーのほかにもダークブラウンをラインナップしています。
今回は、FIELDOOR 枕付き コンパクトエアーマットを含むキャンプ用エアーマット全11商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、寝心地の検証です。
キャンプ経験のあるモニター5人が実際に横になって寝心地を確かめました。チェックポイントは、厚さ・横幅・柔らかさ・反発力・空気が動く音や生地が擦れる音がしないかの5つです。
一部に圧力が集中したときにもほとんど底つき感はなく、「厚みがあって寝心地がよい」という評判どおりといえます。「左右の両端に土手があるため転落しにくい」という声も寄せられました。
実測75cmと横幅も余裕があり、「安定して寝返りを打てた」とモニターに好印象。比較したモンベルのエクセロフト エアパッド 180やロゴスのエアライトマットは50cmほどしかなく成人男性には狭かったのに対し、こちらは軽く手を広げてゆったり寝られるでしょう。
<厚さについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
一方で、「枕部分の反発が強すぎて寝返りを打ちづらい」という指摘も。ほどよい反発を得られるものの、空気の入れすぎには注意が必要です。
また、「動くたびシャカシャカと大きい音がして気になる」という声も複数聞こえました。表面がザラッとしたナイロン製で擦れやすいため、音に敏感な人には不向きでしょう。
<柔らかさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
次は、空気の入れやすさの検証です。
キャンプ経験のあるモニター5人が実際に空気を入れ、準備に時間や手間がかからないかを評価しました。
とはいえ、モニター5人中4人が「時間は気にならなかった」と満足しています。「無心で踏んでいたら膨らんだ」「簡単に空気が入った」などと好意的な感想がほとんどです。
<空気入れにかかる時間についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
比較したなかでも足踏み式は楽に準備しやすい傾向があり、こちらも同様。少々時間はかかるものの、初心者や体力に自信のない人にもぴったりです。口コミのように「空気を入れるのが大変」とは感じにくいでしょう。
<疲労度の少なさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
次は、片づけやすさと持ち運びやすさの検証です。
片づけやすさは、キャンプ経験のあるモニター5人が空気を抜いて収納ケースにしまい、空気の抜きやすさ・折りたたみやすさ・収納ケースへの収納のしやすさの観点から評価しました。
持ち運びやすさは、測りとメジャーを使って収納時の重量と体積を計測。軽くて小さいものほど高評価としました。
比較したほとんどの商品が空気を簡単に抜けましたが、本品も例外ではありません。すぐに空気抜きして片づけに取りかかれそうです。
<空気の抜きやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
比較したなかにはゆとりのある収納ケースが付属しているものもありましたが、こちらはモニター5人全員が「袋が小さすぎて入れにくい」と指摘。「付属の袋に収納しにくい」という口コミどおりだったため、できるだけ丁寧に折りたたみましょう。
<折りたたみやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
収納時の重量は1100gでした。比較した商品の最小値が340g(※執筆時点)だったことをふまえると、人によっては重さが気になりそうです。
一方で、体積は0.04cm2と比較的コンパクト。比較したなかには0.13cm2いう商品もあり、こちらは持ち運びやすいサイズといえます。ザックに収めやすく、車でもスペースをとらずに保管可能です。軽さ重視でなければ扱いやすいでしょう。
最後は、機能性の検証です。寝心地がよくなる・準備や片づけがしやすくなる・長持ちしやすくなるといった工夫がされているかどうかを手に取って確かめます。
すると、枕つきで寝心地のよさへの工夫が見られました。別途用意する必要がなく、荷物の減少につながります。生地はTPUコーティングによって耐久性をアップしており、長く愛用できそうです。
一方、連結機能がついておらず多人数での使用には不向き。シーンや人数によって使い分けしにくいため、ソロキャンプ向きといえます。
タイプ | エアマットタイプ |
---|---|
対応サイズ | シングル相当 |
素材 | 40Dリップストップナイロン |
展開時幅 | 75cm(実測値) |
厚さ | 14cm |
重量 | 1100g |
良い
気になる
防水加工 | 不明 |
---|---|
収納ケース | |
空気の入れ方 | 足踏みポンプ |
連結可能 | 不明 |
マットカバー付き | 不明 |
枕付き | |
収納ケースのポンプ化 | 不明 |
リペアキット付き | 不明 |
ゴムバンド付き |
FIELDOOR 枕付き コンパクトエアーマットは、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングといったECサイトで購入可能です。取扱店舗によって値段が異なる場合があるので、複数のサイトをチェックしてみてくださいね。
なお、FIELDOORでは約520gと軽量で登山にもぴったりなウルトラライトエアーマットや、5cm・10cmから厚みを選べる車中泊マットなどさまざまな商品をラインナップ。用途に合わせてチェックしてくださいね。
最後に、1kg以下と軽量だった商品をご紹介します。
モンベルのエクセロフト エアパッド 180は、平均的なエアーマットよりも軽い673gで収納時のサイズもコンパクト。生地が薄く本体をまとめるストラップも付属しており、片づけは簡単でした。風船のようなハリがあって底つき感も気になりません。リペアキット・連結機能などもついていますよ。
ロゴスのエアライトマット(ポンプ内蔵)は、540gと非常に軽量。コンパクトでザックに楽に入れられるため、登山のお供にぴったりですよ。足踏み式で膨らませやすく、準備に体力を使いにくい点もモニターに好印象。凸凹が少なくほどよい厚みもあり、動いても底つき感なく過ごせました。
タイプ | エアマットタイプ |
---|---|
対応サイズ | シングル相当 |
素材 | ポリエステル(TPUラミネート)、エクセロフト(ポリエステル) |
展開時幅 | 50cm(実測値) |
厚さ | 7cm |
重量 | 673g |
良い
気になる
防水加工 | |
---|---|
収納ケース | |
空気の入れ方 | 手動ポンプ、吹き込み |
連結可能 | |
マットカバー付き | |
枕付き | |
収納ケースのポンプ化 | |
リペアキット付き | |
ゴムバンド付き |
モンベル エクセロフト エアパッド 180の評判・口コミは悪い?実際に使用してメリット・デメリットを徹底レビュー!
タイプ | エアマットタイプ |
---|---|
対応サイズ | シングル相当 |
素材 | ナイロン(TPU)、PU |
展開時幅 | 52cm(実測値) |
厚さ | 10cm |
重量 | 540g |
良い
気になる
防水加工 | 不明 |
---|---|
収納ケース | |
空気の入れ方 | 足踏みポンプ |
連結可能 | 不明 |
マットカバー付き | 不明 |
枕付き | 不明 |
収納ケースのポンプ化 | 不明 |
リペアキット付き | 不明 |
ゴムバンド付き | 不明 |
ロゴス エアライトマット(ポンプ内蔵)をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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