10cmの厚みがあり、家でのように快適に眠れると謳うインフレーターマット、DOD ソトネノキワミ S CM1-649-TN。「家の布団と遜色ない寝心地」「これがないと眠れない」と評判です。しかし、「空気を入れるのが大変」などの口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の5つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のインフレーターマットとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、インフレーターマット選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
キャンプ歴は10年以上でキャンプインストラクターの資格を保有。焚き火を囲んで料理を楽しむキャンプはもちろん、蛇や虫を食べるサバイバル寄りのキャンプ・秘境探検などの幅広いアウトドア活動を行なっている。自身の経験や知識を活かし、現在はマイベストにて誰もが知ってるメジャーブランドから、通好みなマイナーブランドにいたるまで、幅広い商品を徹底的に比較・検証している。「初心者から上級者まで幅広く楽しめるギア選び」をモットーに、ユーザー目線に立ったコンテンツ制作を心掛けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
DOD ソトネノキワミ S CM1-649-TNは、アウトドアシーンでも快適に眠りたい人にぴったりの商品。厚みは10cmと比較した全商品の平均値8.02cm(※執筆時点)を上回り、実際に横になると体がふわっと包み込まれるような感覚を味わえました。横幅も78cmと十分なゆとりがあり、寝返りもスムーズ。「家の布団と遜色ない寝心地」との口コミにも納得です。
「空気を入れるのが大変」との口コミに反し、空気の入れやすさも高評価。モニターからは「勝手に入るので楽」など満足の声が挙がりました。比較した空気充填に時間も手間もかかる商品とは異なり、バルブを開けると5分ほどで十分な厚みに膨らみます。付属の枕はポンプとして使え、好みの硬さに調節できる点も魅力です。
機能面では、取り外して丸洗いできるポリコットン製のマットカバーが付属するのが利点。補修用シールはないものの、収納ケース・ゴムバンドなどがついていました。ただ連結はできないので、ファミリーキャンプなどに使う場合はより幅広なMサイズ・Lサイズも検討してみましょう。
片づけやすさはあと一歩です。大きくて厚みがあるぶん空気を抜くのに力が必要で、折りたたみに手間取りました。比較したなかには、バルブが2個あり短時間で空気が抜けるものや、少しの力で楽に抜けるものも。片づけやすさを重視するなら、素材が柔らかくまるめやすいモデルも要チェックです。
重量が4.6kgとずっしりしているのも気がかり。収納サイズは幅23×奥行91×高さ23cm・体積は0.481m2あり、全体平均値の重量2.85kg・体積0.283m2(※執筆時点)を上回りました。とはいえ、ベッドのようなふわふわな感触は見逃せないポイント。キャンプなどでも快適に寝たいなら、ぜひ試してみてくださいね。
実際にDOD ソトネノキワミ S CM1-649-TNと比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
DOD ソトネノキワミ S CM1-649-TNよりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
そもそもインフレーターマットとは、寝袋の下に敷いて使用するアウトドア用のマットです。中に詰まったウレタンフォームはクッション性が高く、エアーマットよりもふかふかとした寝心地が特徴。バルブを開くと自動で膨らむものも多く、準備に手間がかからない点もうれしいポイントです。
今回ご紹介するDOD ソトネノキワミ S CM1-649-TNもそのひとつ。「アウトドアにプレミアムな寝心地を」をコンセプトに作られた商品です。10cmの厚みのウレタンマットに、取り外して丸洗いできるポリコットン製のシーツがかけられていて、清潔に使い続けられますよ。
販売元のDODは、ビーズ株式会社が運営するアウトドアブランド。インフレーターマットのほかにテント・タープ・焚火台など、幅広くユニークなキャンプギアを販売しています。
オートマチックエアバルブを採用しており、バルブを開くと自動で空気が注入されて膨らみます。吸気モード・排気モードを切り替えられる360度バルブにより、折りたたむ際に空気が逆流せずしっかり圧縮できる点もポイントです。
内部のウレタンは肉抜きされていて、寝心地と軽さを両立する設計。付属のソトネノマクラをエアーポンプ代わりにして、マットに空気を追加注入することも可能です。好みの寝心地に調整したいときに役立ちますよ。
表面・裏面は生地を圧着して接合。あえて縫製しないことで、水の侵入を防いでいます。
加えて、マットシーツはポリエステルとコットンの混紡生地であるポリコットン製です。ポリエステル特有のベタつき感がなく、肌にくっつく感じを抑えているとアピールしていますよ。
サイズは全部で3種類から選べます。今回ご紹介するSサイズは、幅80×長さ208×高さ10cmのソロ仕様。収納サイズは約幅91×奥行23×高さ23cmで、重量は約4.6kgです。
そのほか、大人2人が横になれる幅115cmのMサイズ、大人2人が余裕を持って眠れる幅138cmのLサイズもチョイスできます。テントや車のサイズ・使用人数に合わせて選べるのがうれしいポイントです。
DODからはソトネノキワミのほか、薄型でより気軽に使いやすい「ソトネノサソイ」、エアー式でよりコンパクトに収納できる「ソトネノキワミエアー」なども販売されています。DOD公式サイトにスペックの比較表があるので、気になる人は参考にしてみてください。
今回はDOD ソトネノキワミ S CM1-649-TNを含む、インフレーターマット全12商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
まずは、寝心地の検証です。
キャンプ経験者のモニター5人が厚さ・横幅・柔らかさなどのポイントを確認し、評価しました。
実際に横になるとふかふかした感触で、寝心地は比較した商品内でもトップクラスです。モニター5人全員が厚みに満足し、「ベッドのマットレスのような寝心地」などの声が挙がりました。厚みは全体平均値8.02cm(※執筆時点)を上回る10cmあり、地面の硬さが気になる場所でも快適に眠れそうです。
横幅も78cmとかなりゆとりがあり、手を広げたり余裕を持って寝返りしたりできます。また厚みと柔らかさのバランスがよいため、背中へのフィット感も良好でした。冬キャンプなど地面からの冷気を遮りたいシーンでも活躍するでしょう。
<厚さについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
柔らかさも、モニター5人中4人から高評価を得ました。反発力があるというよりも、沈みがよく柔らかでふわっとした寝心地が特徴。「ふわっと包み込まれているような感覚」などの声が挙がり、「家の布団と遜色ない寝心地」との口コミにも納得です。
比較したほかの商品には、生地の擦れる音が気になるものもありましたが、本品のシーツの生地感は布に近く音はほとんどしません。キャンプでもできる限り自宅の睡眠環境に近づけたい人には、有力な選択肢になるでしょう。
<柔らかさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
次は、空気の入れやすさの検証です。
キャンプ経験者のモニター5人がバルブを開けて放置した状態の厚さ・手間がかからないか・時間がかからないかなどのポイントをチェックしました。
バルブを開けて放置するだけで、十分な厚みまで膨らみました。モニターからは「しっかり膨らみ厚みも十分」との声が挙がり、5人全員がバルブを開けて放置した状態に満足。手間いらずで空気を充填できるので、サイト設営や料理の準備に手間がかかるファミリーキャンプにもぴったりです。
空気の充填が物足りないと感じる場合は、エアーポンプ代わりにもなる付属の「ソトネノマクラ」で追加充填が可能。比較した商品内には、充填に時間がかかるうえ空気が十分入らないものがあったのに対し、本品は手軽に自分好みの厚みに調整できますよ。
<バルブを開けて放置した状態の厚さについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
しっかりした厚みがあるのに、空気を入れる手間がかからない点も魅力。両端まできっちりシワなく空気が入るには10分程度かかりますが、5分ほどで十分眠れるレベルまで膨らみました。モニターからは「勝手に空気が入るので楽」などの声が寄せられています。
比較したなかには、追加で空気を手動で入れないと張りが物足りないものや、折り曲げて空気を送り込む必要があるものも。本品も枕に別途空気を入れる必要はありますが、モニター全員が「手間がかからない」と回答しており、簡単に準備できるでしょう。
<手間のかかりにくさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
続けて、片づけやすさの検証です。
キャンプ経験者のモニター5人が空気の抜きやすさ・折りたたみやすさ・収納ケースへの収納のしやすさを確認し、評価しました。
空気を抜くのには力が必要で、片づけやすさは高評価には届かず。モニターからは「空気が抜けているかわかりにくい」などの声が挙がり、満足したのは5人中3人でした。空気の充填はほぼ自動で行える一方、片づけにはやや手間がかかります。
比較したなかには、バルブが2個あり短時間で空気を抜けたものや、それほど力を加えなくても簡単に抜けたものも。本品は力に自信がない人には使いにくい可能性があります。とはいえたたみながら抜くことに慣れれば、問題なく作業できるでしょう。
<空気の抜きやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
折りたたみやすいと感じたのはモニター5人中2人。「厚みのわりに巻きやすいが、空気がなかなか抜けない」などの指摘が寄せられました。寝心地にこだわった厚みゆえか、折りたたむのに手間取ります。
とはいえ、比較した同じ10cm厚のマットのなかでは良好な評価を得ており、厚みと折りたたみやすさを両立したモデルといえます。なかには、反発力が強くより力が必要なものもありました。
収納袋への収納性については、「入りきらなかった」との意見が複数挙がっています。ただファスナーは横に開くタイプのため、しっかりたためさえすれば、問題なく入れられますよ。
<折りたたみやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
続けて、持ち運びやすさを検証しました。測りで収納時の重さを測定し、メジャーで収納時の幅・奥行・高さを測定して体積を算出しています。
調べた結果、重量は4.6kgと重く、比較した全商品の平均値2.85kg(※執筆時点)を大きく上回りました。収納袋に持ち手がついているのはよいものの、力に自信がない人には負担がかかりそうです。
収納時のサイズは幅91×奥行23×高さ23cmで、体積は0.481m2。全体平均値0.283m2(※執筆時点)を超え、荷物をできるだけ軽量コンパクトにまとめたい人には不向きです。自宅での保管にもスペースを取るので、購入する場合はあらかじめ置き場所を考えておくのがベターですよ。
最後に、機能性を検証しました。枕の有無・連結の可否・ノンスリップ加工の有無・マットカバーの有無などのポイントをチェック。「寝心地がよくなったり、準備・片づけがしやすくなったりする機能があるうえ、長持ちしやすくなる工夫がある商品」を満足の基準として評価しました。
機能性は良好。ポンプとしても使える枕と、さらさらした手触りのポリコットン製マットカバーが付属します。枕にはウレタンフォームが入っていて、ほどよいクッション性がありました。マットカバーは取り外して丸洗いできるので、清潔に使い続けたい人にぴったりです。
比較した商品には連結できるモデルもありましたが、本品は連結には非対応。子どもと一緒に使いたい場合や、マットを広く設置したい場合は、より幅広なM・Lサイズも検討してみましょう。また、収納ケース・ゴムバンドなどは付属していますが、補修用のリペアキット(シール)はありませんでした。
タイプ | インフレータータイプ |
---|---|
対応サイズ | シングル相当 |
素材 | マット&枕本体:ポリエステル(TPUコーティング)/中材:ポリウレタンフォーム/シーツ部分:ポリコットン(ポリエステル80%、綿20%) |
展開時幅 | 78cm(実測値) |
厚さ | 10cm |
重量 | 4.6kg |
良い
気になる
PVC加工 | 不明 |
---|---|
ノンスリップ加工 | 不明 |
収納ケース | |
連結可能 | 不明 |
収納ケースのポンプ化 |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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最後に、できるだけ楽に片づけ・持ち運びしたい人におすすめの商品をご紹介します。
扱いやすさを重視する人には、VASTLAND インフレーターマット VL0162を要チェック。バルブが2つあり、1〜2分程度放置すれば十分な厚みまで膨らみます。力を入れなくても空気が抜け、スムーズに折りたためました。連結機能があるので、ファミリーキャンプやデュオキャンプにも適しています。
持ち運びやすさ重視なら、ロゴス ダブルバルブ・高密弾力 100セルフインフレートマット・SOLOがおすすめ。厚さ10cmありながら、2.8kgと片手で楽に持てる重さです。コンパクトに折りたため、車の積載スペースを圧迫しません。バルブが2つあり、2〜3分で十分な厚みまで膨らみました。
タイプ | インフレータータイプ |
---|---|
対応サイズ | シングル相当 |
素材 | 本体:ポリエステル、ウレタンフォーム/収納ケース:ポリエステル |
展開時幅 | 60cm(実測値) |
厚さ | 8cm |
重量 | 2.7kg |
良い
気になる
PVC加工 | 不明 |
---|---|
ノンスリップ加工 | |
収納ケース | |
連結可能 | |
収納ケースのポンプ化 |
VASTLAND インフレーターマット8cmをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
タイプ | インフレータータイプ |
---|---|
対応サイズ | シングル相当 |
素材 | ポリエステル、ポリウレタンフォーム |
展開時幅 | 55cm(実測値) |
厚さ | 10cm |
重量 | 2.8kg |
良い
気になる
PVC加工 | 不明 |
---|---|
ノンスリップ加工 | 不明 |
収納ケース | |
連結可能 | |
収納ケースのポンプ化 | 不明 |
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