軽量・コンパクトで使いやすいと謳うキャンプ用エアーマット、コールマン コンフォートエアーマットレス。インターネット上では高評価の口コミが多い一方、「寝返りするたびに音がする」「膨らませるのが大変」と気になる評判も存在し、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、コールマン コンフォートエアーマットレスを含むキャンプ用エアーマット全9商品を実際に使って、寝心地・空気の入れやすさ・片づけやすさ・持ち運びやすさ・機能性を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
キャンプ歴は10年以上でキャンプインストラクターの資格を保有。焚き火を囲んで料理を楽しむキャンプはもちろん、蛇や虫を食べるサバイバル寄りのキャンプ・秘境探検などの幅広いアウトドア活動を行なっている。自身の経験や知識を活かし、現在はマイベストにて誰もが知ってるメジャーブランドから、通好みなマイナーブランドにいたるまで、幅広い商品を徹底的に比較・検証している。「初心者から上級者まで幅広く楽しめるギア選び」をモットーに、ユーザー目線に立ったコンテンツ制作を心掛けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
4,200円
おすすめスコア
寝心地
空気の入れやすさ
片づけやすさ
持ち運びやすさ
機能性
タイプ | エアマットタイプ |
---|---|
対応サイズ | シングル相当 |
素材 | PVC |
展開時幅 | 97cm(実測値) |
厚さ | 19cm |
重量 | 2500g |
良い
気になる
コールマン コンフォートエアーマットレスは、とにかく寝心地のよさを重視したい人におすすめです。比較した全商品のなかでも、厚さが10cm未満のものは地面の硬さを感じたのに対し、空気を入れたときの厚さは19cm。圧力をかけても底つき感はほとんどないので、屋外でも快適に寝られるでしょう。
比較した多くの商品が横幅80cm以下だったなか、97cmとかなり広いのも利点です。ほどよい柔らかさと反発力も備わり、実際に使用したモニターからは「安定して寝返りがうてた」と好評。「寝返りのたびに音がする」との口コミがありましたが、摩擦音は特に気になりませんでした。
耐水性のあるPVC素材で作られているため、汚れた際に拭き取りやすいのもうれしいポイントです。収納用のケースや紐はマットレスと一体型のため、なくす心配がありません。
ただし、「膨らませるのが大変」との口コミのように、サイズが大きいぶん空気を入れる作業は大変。比較したほかの商品には足で踏むだけで空気が入ったものもあるなか、手動ポンプを使って膨らませた人からは「腰も足も手も疲れた」との声が。電動ポンプは必須といえます。
軽量&コンパクトとの謳い文句に反し、重量は2.5kgとずっしり。収納サイズも直径20×長さ34cmと大きく、ザックに入れての持ち運びは少し難しいでしょう。快適な寝心地にこだわる人には候補となりますが、空気入れや片づけ・持ち運びの手間を減らしたいなら、ほかの商品も検討してみてください。
実際にコールマン コンフォートエアーマットレスと比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイキャンプ用エアーマットと、寝心地・空気の入れやすさ・片づけやすさ・持ち運びやすさ・機能性それぞれの項目でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
コールマン コンフォートエアーマットレスのデメリットが気になる人は、ぜひこちらも検討してみてくださいね!
そもそもキャンプ用エアーマットとは、空気を入れて使うマットのこと。キャンプや登山・車中泊などで寝袋の下に敷くと、地面の凹凸を感じにくいのがメリットです。空気の量によって厚さを調整できるのも便利なポイントでしょう。
今回ご紹介する、コールマン コンフォートエアーマットレスもそのひとつです。素材には、耐水性のあるPVCを採用し、軽量・コンパクトで使いやすいと謳っています。
販売元のコールマンは、100年以上の歴史をもつアメリカのアウトドアブランド。数多くのキャンプ用品を販売しており、世界中のキャンパーから高い人気を誇ります。
空気を入れるバルブには、ダブルロックバルブを採用。空気の注入や排出が効率よく進むのが利点です。
マットの大きさは、シングル(S)・ダブル(W)の2種類を展開しています。サイズは、シングルが幅97×奥行187cm・ダブルが幅138×奥行187cm。使う人数やシーンに合わせて選べますよ。
今回は、コールマン コンフォートエアーマットレスを含むキャンプ用エアーマット全9商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、寝心地の検証です。
キャンプ経験者の男女5名が実際にエアーマットに寝て、厚さ・横幅・柔らかさ・反発力・空気が動く音や生地が擦れる音がしないかをチェックしました。
空気を入れた際の厚みは19cmとかなり分厚く、モニター5名全員が「底つき感がない」と回答。比較した結果、厚みが10cm未満のものは地面の硬さが気になる傾向がありましたが、こちらはほとんど気になりません。
横幅も97cmと、比較した商品のなかでもトップクラスの広さ。モニターからは「寝返りをうっても余裕があった」との声があがりました。
<厚さについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
体が適度に沈み込んだ点も好評で、5名全員が「柔らかい」と回答しました。マット全体に空気が行き渡り、反発力も高め。モニターからは「体圧が均一になり、ちょうどよい反発力」との声があがっています。
生地が擦れる音はほとんどしませんが、一部の人からは「ベットの表面と衣類のこすれる音がする」との声も。とはいえ、比較した動くたびに大きな音がした商品と違って、睡眠を邪魔するほどではありません。「寝返りするたびに音がする」という口コミがありました、それほど気にならないでしょう。
<柔らかさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
次は、空気の入れやすさの検証です。
5名のモニターが電動ポンプを使わずにエアーマットに空気を入れ、かかった時間・疲労感をチェックしました。
大きさがあるがゆえに、空気を入れるのには時間を要しました。比較したほかの商品には1~2分で膨らませられたものがあったなか、6分近くかかったモニターもいます。
バルブが閉めづらいことも相まって、「空気入れに時間はかからない」と回答したのは5名中1名にとどまりました。時間にゆとりをもって用意を始めてくださいね。
<空気入れにかかる時間についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
時間だけでなく、体力も使います。比較した上位商品のほとんどは、上から踏むだけで空気が入る足踏み式だったのに対し、別途空気入れが必要。
何度もポンプを押す必要があり、完全に膨らんだ頃にはかなりの疲労感がありました。結果、「疲労度が少ない」と回答したモニターはゼロ。体力に自信がない人は、別売りの電動ポンプの使用をおすすめします。
<疲労度の少なさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
次は、片づけやすさ・持ち運びやすさの検証です。
5名のモニターが十分に膨らませたエアーマットを片づけ、空気を抜きやすいか・折りたたみやすいか・収納しやすいかをチェックしました。重量と体積から持ち運びやすさも確認しています。
バルブが大きいため、折りたたみながらスムーズに空気を抜けました。ただサイズが大きく、何度かに分けて圧力をかける必要があります。比較したなかには弁を抜くだけで簡単に空気が抜けたものも。
「空気が抜けやすい」と回答したモニターは5名中2名にとどまりました。片づけも早めにとりかかるほうがよさそうです。
<空気の抜けやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
折りたたむ際も、大きさが仇となりました。「折りたたみやすい」と回答したモニターは5名中1名と厳しい結果です。
一方、収納方法は袋に入れるのではなく、たたんで紐でまとめるだけと楽ちん。モニターからは「うまくたためなくても収納できるのがよい」と好評でした。テントなどの収納が苦手な人でも、使いやすそうです。
<折りたたみやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
持ち運びやすさは低評価に。比較したほかの商品には500g未満とかなり軽量なものがあったなか、重量は2.5kgとずっしりしています。
収納時のサイズが大きいのもネックです。比較した結果、直径15×長さ30cm程度なら持ち運びやすい傾向がありました。対して本品は、直径20×長さ34cmありザックに入れるのは難しいでしょう。
メーカーが謳うような、軽量・コンパクトさはそれほど感じられませんでした。ただ、大きくてゆったりしたものをお探しの人には重宝しますよ。徒歩ではなく、車で移動する人向きといえます。
最後は、機能性の検証です。快適に使えるような工夫があるか・準備や片づけがしやすい工夫があるかなどをチェックしました。
結果、防水性のあるPVC素材が使われており、汚れてもさっと拭き取れる点が高評価。収納ケースはマットと一体型なので、紛失の心配もありません。
比較したなかには手動ポンプしか使えない商品がありましたが、電動ポンプに対応しています。膨らませるのが大変だったため、別売りの電動ポンプは必須でしょう。
一方、連結機能は非搭載。つなげて大人数で寝るという使い方はできません。枕やマットカバーも付属していないので、より快適な睡眠を求める人は準備しておくとよいですよ。詳細は以下のとおりです。
タイプ | エアマットタイプ |
---|---|
対応サイズ | シングル相当 |
素材 | PVC |
展開時幅 | 97cm(実測値) |
厚さ | 19cm |
重量 | 2500g |
良い
気になる
防水加工 | |
---|---|
収納ケース | |
空気の入れ方 | 手動ポンプ |
連結可能 | |
マットカバー付き | 不明 |
枕付き | |
収納ケースのポンプ化 | |
リペアキット付き | |
ゴムバンド付き |
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コールマン コンフォートエアーマットレスは、コールマンのオンラインショップまたは、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトで購入できます。価格は税込5,500円(※)です。
なお、ダブルサイズは税込6,600円(※)で販売されています。空気入れに便利な電動ポンプも税込3,300円(※)で購入できますよ。公式サイトでは送料無料で注文できるため、ぜひチェックしてみてくださいね。
価格は、公式サイト参照・執筆時点
最後に、準備に手間取らず楽に持ち運べた商品をご紹介します。
はじめてエアーマットを買うなら、FIELDOORの枕付き コンパクトエアーマットがおすすめ。足で踏むだけで空気が入るため、体力はほとんど必要ありません。折りたたむと直径13×長さ30cmとコンパクトにまとまり、ザックでの持ち運びが可能。収納にも場所を取りませんよ。
手軽さを重視したい人は、GEKETYのエアーマットをチェック。重量は830gと比較したなかでも軽量です。折りたたむとコンパクトにまとまるうえ枕つきなので、荷物を最小限に抑えられます。足踏み式のため準備にかかった時間は、わずか1~2分。体力に自信がない人にうってつけです。
タイプ | エアマットタイプ |
---|---|
対応サイズ | シングル相当 |
素材 | 40Dリップストップナイロン |
展開時幅 | 75cm(実測値) |
厚さ | 14cm |
重量 | 1100g |
良い
気になる
防水加工 | 不明 |
---|---|
収納ケース | |
空気の入れ方 | 足踏みポンプ |
連結可能 | 不明 |
マットカバー付き | 不明 |
枕付き | |
収納ケースのポンプ化 | 不明 |
リペアキット付き | 不明 |
ゴムバンド付き |
FIELDOOR 枕付き コンパクトエアーマットをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
タイプ | エアマットタイプ |
---|---|
対応サイズ | シングル相当 |
素材 | 40Dナイロン、TPUコーティング |
展開時幅 | 61cm(実測値) |
厚さ | 10cm |
重量 | 830g |
良い
気になる
防水加工 | |
---|---|
収納ケース | |
空気の入れ方 | 足踏みポンプ |
連結可能 | |
マットカバー付き | |
枕付き | |
収納ケースのポンプ化 | 不明 |
リペアキット付き | |
ゴムバンド付き |
GEKETY エアーマットをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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