足で踏むだけで楽に空気が入ると謳うキャンプ用エアーマット、ロゴス エアライトマット(ポンプ内蔵)。インターネット上では「軽くてコンパクト」と評判の一方、「幅が狭い」と気になる口コミも存在し、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、ロゴス エアライトマット(ポンプ内蔵)を含むキャンプ用エアーマット全9商品を実際に使って、寝心地・空気の入れやすさ・片づけやすさ・持ち運びやすさ・機能性を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
キャンプ歴は10年以上でキャンプインストラクターの資格を保有。焚き火を囲んで料理を楽しむキャンプはもちろん、蛇や虫を食べるサバイバル寄りのキャンプ・秘境探検などの幅広いアウトドア活動を行なっている。自身の経験や知識を活かし、現在はマイベストにて誰もが知ってるメジャーブランドから、通好みなマイナーブランドにいたるまで、幅広い商品を徹底的に比較・検証している。「初心者から上級者まで幅広く楽しめるギア選び」をモットーに、ユーザー目線に立ったコンテンツ制作を心掛けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
ロゴス エアライトマット(ポンプ内蔵)は、ソロキャンプや登山をする人におすすめです。重量は540gと比較したほかの商品には1kgを超えるものもあるなか、非常に軽量。口コミどおりコンパクトにまとまるため、ザックにも収納可能です。持ち運びやすいため、できる限り荷物を軽くしたいときに向いていますよ。
メーカーの謳うとおり足で踏むだけで空気が入るため、体力をほとんど使わず準備できる点もメリットです。片づけも簡単で、空気を抜くときは時間も力も必要ありません。折り目に沿って折りたたみ、収納袋へもスムーズに入れられました。1人でも準備・片づけを簡単にこなせますよ。
空気はしっかりと全体に行き渡り、厚みも10cmと十分。膝を立てても底つき感はありません。しかし、口コミどおり横幅は52cmと狭く、比較した商品の平均68cm(執筆時点)に対しやや窮屈。実際に使用したモニターからは「空気を入れすぎると落っこちそう」との声があがりました。
機能性に関しては、収納ケースがあるのみで多機能とはいえず。比較したほかの商品で見られた枕やマットカバーはないため、快適な睡眠を求める人は別で準備することをおすすめします。
とはいえ、非常に軽いうえコンパクトにまとまるのは魅力。場所を取らないため、収納場所にも困らないでしょう。持ち運びやすさを重視するなら、ぜひ検討してみてくださいね。
実際にロゴス エアライトマット(ポンプ内蔵)と比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
ロゴス エアライトマット(ポンプ内蔵)よりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
そもそもキャンプ用エアーマットとは、空気を入れて使うマットのことで、寝袋の下に敷いたり車中泊をする際に活躍するアイテム。空気の厚みによって凹凸を感じにくく底冷えを防げるほか、比較的手頃な価格・使わない時はコンパクトにまとまるのも魅力です。
今回ご紹介する、ロゴス エアライトマット(ポンプ内蔵)もそのひとつ。ポンプ内蔵型のため、足で踏むだけで簡単に空気が入るのが特徴です。約1分で膨らむと謳っており、体力に自信のない人でも使いやすいでしょう。
販売元は、日本のアウトドア用品総合ブランド、ロゴス。比較的手頃な価格のものが多く、キャンパー達からの絶大な人気を誇ります。
展開時のサイズは、長さ185×幅52×厚さ10cm。素材は、ナイロン(TPU)とポリウレタン(PU)なので、耐久性も期待できるでしょう。
また、マット・収納袋の両方にロゴスの代名詞ともいえる、メイプルリーフのロゴがあしらわれています。ブランドにこだわりたい人には、うれしいポイントです。
今回は、ロゴス エアライトマット(ポンプ内蔵)を含むキャンプ用エアーマット全9商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、寝心地の検証です。
キャンプ経験者の男女5名のモニターが実際にエアーマットに寝て、厚さ・横幅・柔らかさ・反発力・摩擦音の5点に着目してチェックしました。
全体に空気が行き渡るため、肘や膝を立てても底つき感はありません。また、厚みも10cmと十分。比較したほかの厚さ15cm以上のものには及びませんが物足りなさはなく、モニター5名中4名が「厚さがよい」と回答しました。
一方、展開時の横幅は52cmと、比較した全商品の平均が約68cm(執筆時点)だったのに対し狭い印象。モニターからは「何とか肩が覆える程度で、大きな動きはできない」との声があがりました。男性はやや窮屈に感じるかもしれません。
<厚さについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
柔らかはほどよく、反発力も適度にあります。ただし、空気を入れすぎると反発力が強くなり、「寝返りをすると落ちそうになる」との声が。モニター5名中3名が「柔らかさがちょうどよい」と回答しました。
空気の音はしませんが、摩擦音はやや気になります。比較したなかには、マットな素材で音が気にならなかったものもあるのに対し、「シャカシャカ音がする」と指摘する声が聞かれました。
気になる人は、マットカバーなどを敷いて工夫するとよいでしょう。
<柔らかさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
次は、空気の入れやすさの検証です。
電動ポンプは使わずに空気を入れ、時間がかからないか・疲労度に着目してチェックしました。
足で踏むだけで空気が入るため、準備は簡単です。「空気入れに時間がかからない」と回答したモニターは5名中4名でした。
比較した手動ポンプ式の商品は、空気を入れるのに5分程度要したものも。一方本品は、コンパクトなサイズも相まって、3分程度で楽に入れられました。慣れればメーカーの謳うとおり、1分程度で注入できそうです。
<空気入れにかかる時間についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
体力をほとんど必要とせず、準備ができる点もメリット。実際に使用したモニター5名中4名が「疲労度が少ない」と回答し、高評価を得ました。
比較したなかでも、ポンプ式のものは腰や手に負担がかかり疲労を強く感じた傾向が。こちらは足で踏むだけなため、体力に自信のない人でも使いやすいでしょう。
<疲労度の少なさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
次は、片づけやすさ・持ち運びやすさの検証です。
実際に十分に膨らませたエアーマットを片づけ、手間なく短時間で片づけられるかをチェックしました。また、重量・収納ケースに入れた際の体積を測り、持ち運びやすさも確認しています。
マット自体のサイズがコンパクトなため、空気を抜くのに力や時間を必要としません。
ただし、「最後の方になると排気口の弁が塞がって、空気が抜けづらい」との声もあり、「空気を抜きやすい」と回答したモニターは5名中3名にとどまりました。比較したなかには、弁が大きく一瞬で空気を抜けたものも。
とはいえ、ストレスを感じるほどではないので、疲れているときでもそれほど負担は大きくなさそうです。
<空気の抜きやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
2つ折りにして巻くだけと、たたみ方も簡単。比較したなかには、サイズが大きくたたみづらかった商品もあるのに対し、手間はかかりません。実際に試したモニター5名中4名が「折りたたみやすい」と回答しました。
また、収納袋のサイズがちょうどよいため、入れる作業もスムーズにできますよ。
<折りたたみやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
重量は540gと、比較したほかの商品では1kgを超えるもものもあるなか軽量です。
加えて、収納時のサイズは幅28×奥行き10×高さ10cmとコンパクト。体積でみると、比較した全商品の平均が0.055㎥(執筆時点)だったのに対し、0.028㎥と一目瞭然。
口コミどおりザックにも問題なく収納できる軽さ・サイズ感で、できる限り軽量化したいソロキャンプや登山にぴったりです。
最後は、機能性の検証です。快適に使える工夫が備わっているかをチェックしました。
結果、収納ケースは備わっているものの、そのほかの機能はなく評価はいまひとつ。比較したほかの商品のように枕やカバーはないため、快適な睡眠を求める人は別で準備をする必要があります。加えて、マットをくっつける連結機能もありません。
とはいえ、多機能なマットを求めないなら、特段不自由はないでしょう。詳細は、以下のとおりです。
タイプ | エアマットタイプ |
---|---|
対応サイズ | シングル相当 |
素材 | ナイロン(TPU)、PU |
展開時幅 | 52cm(実測値) |
厚さ | 10cm |
重量 | 540g |
良い
気になる
防水加工 | 不明 |
---|---|
収納ケース | |
空気の入れ方 | 足踏みポンプ |
連結可能 | 不明 |
マットカバー付き | 不明 |
枕付き | 不明 |
収納ケースのポンプ化 | 不明 |
リペアキット付き | 不明 |
ゴムバンド付き | 不明 |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
12,255円
(最安)
販売価格:12,255円
ポイント:0円相当
送料無料
(2,796件)
ロゴス エアライトマット(ポンプ内蔵)は、ロゴスの店舗や公式オンラインショップ、そのほかAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトでも購入できます。価格は税込12,900円(公式サイト参照・執筆時点)です。
公式サイトでも税込11,000円未満の場合は一律550円の送料がかかるため、購入前にしっかり確認するようにしましょう。
最後に、横幅が広く機能面も充実していた商品をご紹介します。
快適な睡眠を求めるなら、FIELDOORの枕つき コンパクトエアーマットがおすすめです。横幅は75cmと、手を軽く広げてリラックスできるほどの広さ。両サイドに膨らみがあり、寝返りをしても転落しにくい設計です。厚さも14cmと十分なので、底つき感はなく快適に過ごせるでしょう。
手軽さを重視するなら、GEKETYのエアーマットがぴったりです。足踏み式で1〜2分で膨らむうえ、片づけもスムーズ。連結機能がついているため、人数やシーンに合わせてマットを繋げられるのも美点です。枕つきなので、買い足しの必要もありませんよ。
タイプ | エアマットタイプ |
---|---|
対応サイズ | シングル相当 |
素材 | 40Dリップストップナイロン |
展開時幅 | 75cm(実測値) |
厚さ | 14cm |
重量 | 1100g |
良い
気になる
防水加工 | 不明 |
---|---|
収納ケース | |
空気の入れ方 | 足踏みポンプ |
連結可能 | 不明 |
マットカバー付き | 不明 |
枕付き | |
収納ケースのポンプ化 | 不明 |
リペアキット付き | 不明 |
ゴムバンド付き |
FIELDOOR 枕付き コンパクトエアーマットをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
タイプ | エアマットタイプ |
---|---|
対応サイズ | シングル相当 |
素材 | 40Dナイロン、TPUコーティング |
展開時幅 | 61cm(実測値) |
厚さ | 10cm |
重量 | 830g |
良い
気になる
防水加工 | |
---|---|
収納ケース | |
空気の入れ方 | 足踏みポンプ |
連結可能 | |
マットカバー付き | |
枕付き | |
収納ケースのポンプ化 | 不明 |
リペアキット付き | |
ゴムバンド付き |
GEKETY エアーマットをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。