シャープな切れ味がよみがえると評判の包丁研ぎ器、協和工業 バウンディングXシャープナー BSX17。インターネット上では「安定感があり使いやすい」と好評です。一方で「思ったより切れ味はよくない」との気になる口コミも存在し、購入に踏み切れない人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、協和工業 バウンディングXシャープナー BSX17を含む包丁研ぎ器全39商品を実際に使って、研磨性の高さ・使い勝手・収納のしやすさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
1,385円
おすすめスコア
包丁が切れるようになるか
研ぎやすさ
不快音のなさ
収納のしやすさ
重量 | 130g |
---|---|
滑り止め付き |
協和工業 バウンディングXシャープナー BSX17は、安定して研げる商品をお探しの人におすすめ。比較した商品には薄くて軽く不安定だったものもあったなか、ハンドルをしっかり握って固定できました。高さがあるため少し怖さを感じる場合があるものの、ゴム製の滑り止めがあるうえに本体もやや重く、口コミどおり安定しています。
研ぎ方も、慣れれば問題ありません。比較したほかの商品のように研ぐ順番を数字では示されていませんが、英語で表記されていました。粗目・仕上げの表記を覚えれば、迷わず研ぎ分けできるでしょう。砥石がむき出しで、削りクズが溜まりにくい構造なのもうれしいポイントです。
一方で、研磨性はいまひとつの結果に。摩耗した包丁を研いでトマトを切ったところ、皮に刃が入らず形が潰れてしまいました。口コミで指摘されていたとおり、切れ味の回復力はわずかです。引き出しには入るものの、特別コンパクトではないため、ある程度スペースは必要でしょう。
利き手に関係なく使えるのは魅力的ですが、比較した商品にはトマトを1~2mmの薄切りにできるほど切れ味が復活したものも。ほかの商品もぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
実際に協和工業 バウンディングXシャープナー BSX17と比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
協和工業 バウンディングXシャープナー BSX17よりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
そもそも包丁研ぎ器とは、簡易的に包丁を研げるアイテムのこと。刃全体を削る砥石と比べて切れ味は長続きしませんが、短時間で包丁の切れ味を一時的に復活させられる便利な商品です。
今回ご紹介するバウンディングXシャープナーは、握り心地にこだわったハンドルが特徴。両側にハンドルがあるため、利き手関係なく使えます。タングステン鋼・セラミック材板の2種類の砥石が包丁の形に合わせてバウンドし、シャープな切れ味が蘇るようこだわって開発されました。
販売元は、商品開発はもちろん実演販売まで行う総合商社コパ・コーポレーション。商品を手に取ったお客様の笑顔と感謝を糧に、実用的・画期的な商品を生み出しています。
今回は、協和工業 バウンディングXシャープナー BSX17を含む包丁研ぎ器全39商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まず、研磨性の高さの検証です。
100円ショップの包丁をまな板に切りつけて摩耗させ、商品の説明書に従い包丁を研ぎます。研磨後の包丁でトマトを切り、切れ味が回復したかを評価しました。なお、説明書がないもの・研ぐ回数が明記されていないものは、7回研ぐよう統一しています。
その結果、研磨性はいまひとつ。切れ味はわずかに回復したものの、トマトの皮に刃が入らず、潰れてしまいました。
比較した商品にはトマトに刃がスッと入り、断面にみずみずしさを感じるものもあったなか、しっかり研げたとは言い難い結果です。口コミの指摘どおり、鋭い切れ味を期待する人は物足りなさを感じるでしょう。
次は、使い勝手の検証です。
実際に包丁を研いで、安定感・研ぎ方のわかりやすさ・研ぎやすさなどをチェックし評価しました。
ゴム製の滑りにくいハンドルがあり、しっかり握って固定しながら作業できました。「安定感がある」という口コミにも納得の使い心地です。比較した商品には100g以下のものも多いなか、130gとやや重い点も安定感につながっています。
ただし、高さがあるため怖さを感じる場合も。今回の比較では、底面に複数の滑り止めがあるもののほうが固定されやすい傾向があり、高評価には一歩届きませんでした。
英語表記のため、研ぎ方は少しわかりにくく感じました。比較した商品には研ぐ順番を数字で示しているものもあったなか、慣れるまでは粗目・仕上げのどちらなのか迷いそうです。
構造は、砥石と同じく縦方向に研ぐロール式。刃先をギザギザにすることで切れ味を復活させるため、月1~2回は砥石での研磨も行いましょう。
手入れに関する工夫はとくにありませんが、砥石がむき出しのため、削りクズは溜まりにくいですよ。
本体サイズは、幅12.0×奥行き4.2×高さ11.0cm。比較した研ぎ棒タイプの商品のように特別コンパクトではないものの、引き出しに入るサイズ感でした。手のひらより少し大きい程度なので、ある程度引き出し内にスペースがあれば問題ないでしょう。
重量 | 130g |
---|---|
滑り止め付き |
幅 | 12cm |
---|---|
奥行 | 4.2cm |
高さ | 11cm |
砥石素材 | タングステン鋼・セラミック材板、セラミック、鋼 |
水研ぎ式 |
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協和工業 バウンディングXシャープナー BSX17は、公式オンラインストアから購入できます。価格は税込1,980円(※執筆時点・公式サイト参照)です。無料でギフト包装にも対応していますよ。
また、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどの大手ECサイトでも販売が確認できました。
メーカーによると、包丁を研ぐ頻度は月に1~2回。研ぎ方もあわせてご紹介するので試してみてくださいね。
<研ぎ方>
①平らな場所において、研ぎ器に対してまっすぐ包丁の刃を砥石の隙間にあてる
②ハンドルを持って固定し、手前に引くようにして研ぐ
③粗目(COARSE)の砥石で3~5回研いだ後、仕上げ(FINE)の砥石で3~5回研ぐ
左右に動かすと刃こぼれの原因になるので気をつけましょう。力も入れすぎないようにしてくださいね。
最後に、シャープな切れ味が復活した包丁研ぎ器をご紹介します。
T-falのingenio コンパクトシャープナーは、新品時を上回るほど鋭い切れ味に戻りました。実際に包丁を研いでトマトを切ると、1~2mmほどの薄切りも難なくクリア。断面のみずみずしさも損ないませんでした。収納しやすいサイズ感ながら、安定感があって力を入れずに研げますよ。
貝印 コンパクト電動シャープナーは、力不要で研げる電動式。実際に包丁を研いでトマトを切ると、刃がスムーズに入りました。底面に滑り止めがあるうえに本体もやや重たいため、安定して研磨できます。研磨中の稼働音が気にならないのであれば、ぜひ使ってみて欲しい1台です。
重量 | 146g |
---|---|
滑り止め付き |
幅 | 21cm(収納時:12.4cm) |
---|---|
奥行 | 4.6cm |
高さ | 5.2cm |
砥石素材 | セラミック、ダイヤモンド |
水研ぎ式 |
ティファール インジニオコンパクトシャープナー K26105をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
種類 | 電動研ぎ器 |
---|---|
サイズ | 幅15.7×奥行き6.0×高さ4.6 cm |
幅 | 15.7cm |
奥行 | 不明 |
高さ | 4.6cm |
重量 | 165g |
対応包丁の形状 | 両刃 |
対応包丁の素材 | ステンレス、鋼 |
砥石素材 | 酸化アルミニウム系セラミック砥石 |
コンパクト | 不明 |
滑り止め付き | |
水研ぎ式 | 不明 |
研ぎ分け段階 | 1段階 |
番手 | 不明 |
電源 | 単3形アルカリ乾電池4本(別売) |
包丁以外に使用できるもの | 不明 |
貝印 コンパクト電動シャープナー AP0543をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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