そこで今回は、バイエルンエッジ 卓上型シャープナー T02500を含む包丁研ぎ器全39商品を実際に使って、研磨性の高さ・使い勝手・収納のしやすさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
バイエルンエッジ 卓上型シャープナー T02500は、さまざまな種類の包丁に対応できる商品をお探しの人におすすめです。比較した商品の大半が両刃のみに対応するなか、両刃・厚刃・ギザ刃の3種類に対応。肝心の研磨性も高く、摩耗させた包丁を研いでトマトを切ると、わずかな力で2mmの薄さにスライスできました。
切った食材の断面がきれいなのも魅力。比較した商品にはうまく刃が入らず、トマトの形が崩れたものもあったなか、つややかな断面に仕上がりました。「よく切れる」という口コミどおりの結果です。パン切り包丁や出刃包丁など、食材に合わせて使い分けている人は、1つ持っておくと便利ですよ。
安定感も十分です。高さはあるものの、土台がしっかりしており、本体の滑り止めもきちんと機能していました。ただし、本体を握って固定できるような部分はありません。包丁の入れ方で粗研ぎ~仕上げ研磨までを調節する仕様のため、慣れるまでは研ぎ分けが難しいと感じるでしょう。
サイズが幅16.0×奥行き8.0×高さ12.0cmと大きいのもネック。縦長の据え置き型なので、口コミにあったように収納に場所を取ります。謳い文句どおり鋭い切れ味が復活するのは魅力ですが、もう少し研ぎ分けが簡単なものを選びたい人は、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。
そもそも包丁研ぎ器とは、包丁の切れ味を砥石よりも手早く復活できるアイテムのこと。砥石が刃の全体を削って切れ味をよくするのに対し、研ぎ器は刃先を荒らすことで一時的に切れ味を回復させます。
今回ご紹介するバイエルンエッジ 卓上型シャープナー T02500は、主に海外で大きな人気を集めている卓上型の包丁研ぎ器。砥石にはタングステン鋼・鋼が採用されており、切れ味がスパッと回復すると謳っています。
日本の正規輸入販売店は、テレビショッピングなどでおなじみのダイレクトテレショップです。
今回は、バイエルンエッジ 卓上型シャープナー T02500を含む包丁研ぎ器全39商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まず、研磨性の高さの検証です。
100円の包丁をまな板に3,000回切りつけて摩耗させ、説明書に従って包丁を研いだ後、トマトを切って切れ味が回復したかを確認しました。なお、説明書がない商品・回数が明記されていない商品は、研ぐ回数を7回で統一しています。
その結果、研磨性の高さは比較した商品のなかでもトップクラス。あまり力をかけずとも、トマトを2mmほどの薄切りにできました。
比較した商品には皮に刃が入りにくかったり、形が崩れてしまったりするものもあったなか、断面もつややかな仕上がりです。「よく切れる」という口コミどおり、鋭い切れ味が復活しました。
次に、使い勝手の検証です。
実際に包丁を研いで、安定して研げるか・使い方はわかりやすいかなどをチェックしました。
安定感はまずまず。今回の比較では滑り止めがあって本体もある程度重みがあるとずれにくい傾向があり、本商品も条件に一致しました。
高さはありますが、比較したなかには100g以下の商品が複数あるなか、340gとずっしり重め。本体底に滑り止めもあり、安定して研げました。
ただし、本体に取っ手のように握って固定できるような部分はありません。使い慣れるまでは、少し怖いと感じる場合がありそうです。
3段階での研ぎ分けが可能ですが、包丁の入れ方を調整しなければならず、初心者だと難しく感じました。仕上げ研磨はアームを開いて研ぐ必要があり、比較した3つの砥石の上を順にスライドさせる商品よりも扱いにくく感じます。
対応しているのは、ステンレスや鋼を使用した包丁。比較した商品の多くが両刃しか研げないなか、両刃・厚刃・ギザ刃の3種類に対応できるのが利点です。
砥石に近い仕上がりが期待できるロール式研ぎ器のため、食材に合わせてさまざまな包丁を使い分けている、料理上級者に向いています。
なお、手入れ時に分解はできませんが、本体内に研ぎくずが入り込みそうな隙間はありませんでした。砥石がむき出しのため、手入れのしやすさで選びたい人にもぴったりです。
口コミにあったように収納がしにくいため、収納せずサッと手に取れる場所に置いておきたい人向けといえます。
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バイエルンエッジ 卓上型シャープナー T02500は、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなど大手ECサイトで購入できます。普段お使いのサイトがある人は、ぜひチェックしてみてくださいね。
研いでも包丁の切れ味が回復しないと感じるようであれば、包丁の買い替えもご検討ください。
最後に、収納に困らないコンパクトな商品をご紹介します。
T-falのingenio コンパクトシャープナー K26105は、砥石部分をカバーで覆える商品。一緒に収納している調理器具に削りクズがつきにくいですよ。実際に包丁を研いでトマトを切ると、1~2mmの薄さに切れました。切れ味は新品以上の鋭さで、トマトの断面もツルッとみずみずしさを保てます。
貝印 コンパクト電動シャープナー AP0543は、楽に包丁を研ぎたい人にぴったりの電動式。単三電池を4本使う商品ですが、サイズはコンパクトで置き場所に困りません。回転中の砥石に刃先を当てるだけで研げ、研磨後はトマトにスッと刃が入るほどシャープな切れ味が復活しました。
滑り止め付き | |
---|---|
重量 | 146g |
砥石素材 | セラミック、ダイヤモンド |
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水研ぎ式 | |
幅 | 21cm(収納時:12.4cm) |
奥行 | 4.6cm |
高さ | 5.2cm |
ティファール インジニオコンパクトシャープナー K26105をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
種類 | 電動研ぎ器 |
---|---|
対応包丁の形状 | 両刃 |
対応包丁の素材 | ステンレス、鋼 |
包丁以外に使用できるもの | 不明 |
砥石素材 | 酸化アルミニウム系セラミック砥石 |
コンパクト | 不明 |
滑り止め付き | |
水研ぎ式 | 不明 |
研ぎ分け段階 | 1段階 |
番手 | 不明 |
サイズ | 幅15.7×奥行き6.0×高さ4.6 cm |
幅 | 15.7cm |
奥行 | 不明 |
高さ | 4.6cm |
重量 | 165g |
電源 | 単3形アルカリ乾電池4本(別売) |
貝印 コンパクト電動シャープナー AP0543をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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