包丁だけでなくキッチンバサミも研げて便利な、WJS 包丁研ぎ器 otd-495。しかしインターネット上には口コミや評判が少ないため、実際の使いやすさがわからず購入をためらっている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、WJS 包丁研ぎ器 otd-495を含む包丁研ぎ器全39商品を実際に使ってみて、 研磨性の高さ・使い勝手・収納のしやすさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
WJS 包丁研ぎ器 otd-495は、使っているときのケガが心配な人に向いています。実際に使ってみると持ち手が大きくて握りやすく、底面に滑り止めがあるのでズレる心配は少ない印象です。重量は約263gで、比較したなかでは重みがあり安定感が感じられました。
しかし、研ぎ口の下に書かれた文字がすべて英語表記なので、少し使い方がわかりにくいのは惜しいところ。説明書がついておらず、角度調節機能をどの角度に設定すればよいか判断しにくいのも気になります。三徳包丁と同じくらいの長さがあるためかさばりやすく、購入前に収納場所を確保しておいたほうがよいでしょう。
磨耗した包丁を研いでから食材をカットした検証では、やや切れ味が復活したものの、トマトにスムーズに切り込めませんでした。上位商品に比べると、もう一歩切れ味のなめらかさが物足りません。研磨性の高さを重視するなら、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。
そもそも包丁研ぎ器とは、手早く包丁の切れ味が復活させられるアイテム。似た商品に砥石がありますが、の大きな違いは切れ味の持続性です。
砥石は刃全体を削るため切れ味が長続きしやすいのに対し、研ぎ器は刃先のみを荒らして鋭く仕上げるため効果は一時的といえます。しかし、時間がないときなどさっと切れ味を戻したいときに重宝しますよ。
今回ご紹介するWJS 包丁研ぎ器 otd-495は、3種類の包丁用研ぎ口と、ハサミ用の研ぎ口が1つついているのが特徴。V字の砥石を搭載した交差式タイプで、包丁を挟んで4〜5回引くだけで切れ味が復活すると謳われています。
ダイヤルを回すと6段階で研ぎ口の角度が調節でき、厚みが異なる包丁も研ぎやすいよう工夫されているのもよい点です。
包丁用の研ぎ口は、タングステン鋼でできた粗研ぎ用・ダイヤモンドでできた中研ぎ用・セラミックでできた仕上げ研ぎ用に分かれているので、包丁の状態にあわせて使いましょう。
今回は、WJS 包丁研ぎ器 otd-495を含む包丁研ぎ器全39商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
100円ショップの包丁でプラスチック製のまな板を3,000回切りつけたあと、説明書どおりに研ぎます。そしてトマトをカットして、どれくらい切れ味が改善したかをチェックしました。
なお、説明書がないものや研ぐ回数が書かれていないものは、研ぐ回数を7回に統一しています。
その結果、研ぐ前に比べるとやや切れ味が復活したものの、なめらかさは感じられません。研いだあとは気持ちよいほど食材がカットしやすいほかの商品もあったのに対し、こちらはトマトにスムーズに切り込めませんでした。
続いて、使い勝手・収納のしやすさの検証です。
実際に包丁を研ぎながら、安定感や安全性を確かめ、研ぎ方のわかりやすさ・研ぎやすさにも注目しました。サイズがコンパクトで、収納しやすい工夫があるものを高評価とします。
しかし研ぎ口の下に書かれた文字がすべて英語表記なので、使い方が少しわかりにくいのは惜しいところ。また説明書がついておらず、角度調節機能をどの角度に設定すればよいのか迷ってしまいました。
サイズは、約幅19×奥行4.7×高さ8cm。三徳包丁と同じくらいの長さがあり少しかさばります。比較したなかには手のひらに収まるサイズのものもあったので、コンパクトに収納したい人には不向きな印象です。
WJS 包丁研ぎ器 otd-495は、セラミック製・チタン製・波刃・片刃の包丁には対応していません。
使う頻度は、週に1〜2回を目安としてください。ただし、研ぎ器ばかりを使っているとかえって包丁の刃を傷める原因になりかねないため、砥石でのお手入れも月に1〜2回はしたほうがよいでしょう。
WJS 包丁研ぎ器 otd-495は、Yahoo!ショッピング・楽天市場などのECサイトで購入可能です。
最後に、高評価を獲得したほかの商品をご紹介します。
研磨性の高さで選ぶなら、T-falingenioコンパクトシャープナーがおすすめ。磨耗した包丁を研いだあとは、トマトが1~2mm程度の薄さにスライスでき、断面もみずみずしい仕上がりでした。新品の状態を上回る切れ味を体感したい人はぜひこちらを選んでみてください。
収納時にかさばりにくいものがほしいなら、吉田金属工業のGLOBAL(グローバル)スピードシャープナーをチェック。手のひらにすっぽりと収まるほどのコンパクトサイズですが、研磨性の高さも持ちあわせています。シンプルな構造のため、初心者でも扱いやすいのも大きな魅力です。
重量 | 146g |
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滑り止め付き |
幅 | 21cm(収納時:12.4cm) |
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奥行 | 4.6cm |
高さ | 5.2cm |
砥石素材 | セラミック、ダイヤモンド |
水研ぎ式 |
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種類 | 簡易研ぎ器 |
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サイズ | 幅10.5×奥行き2.5×高さ1.5 cm |
重量 | 65g |
対応包丁の形状 | 両刃 |
対応包丁の素材 | ステンレス、鋼 |
砥石素材 | アルミナセラミックス、セラミック |
コンパクト | |
滑り止め付き | |
水研ぎ式 | 不明 |
研ぎ分け段階 | 1段階 |
番手 | 不明 |
電源 | 不明 |
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