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スエヒロ トリプルシャープナー プロ kc-303をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

ステンレスから出刃まで幅広い種類の包丁を研げて便利だと評判の包丁研ぎ器、スエヒロ トリプルシャープナー プロ kc-303。インターネット上では高く評価される一方で、「切れ味はそこまでよくならない」といった気になる口コミもあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?


そこで今回は、スエヒロ トリプルシャープナー プロ kc-303を含む包丁研ぎ器全39商品を実際に使って、研磨性の高さ・使い勝手・収納のしやすさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!

2024年11月29日更新
相野谷大輔
ガイド
バリスタ・焙煎士/マイベスト キッチン・食品担当
相野谷大輔

製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。

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本コンテンツに記載の検証結果は2023年05月までの情報です

目次

はじめに結論!研ぐ際には水が必要。切れ味の戻りは物足りないが、使用時の安定感に優れる

末広
トリプルシャープナー プロKC-303

3,478円

トリプルシャープナー プロ

スエヒロのトリプルシャープナー プロ kc-303は、安定して研げるのが魅力です。持ち手が曲線を描いているため握りやすく、底面の5か所には滑り止めがついています。比較したほかの商品には研いでいる最中にずれてしまうものもありましたが、本品は持ち手でしっかりと支えながら包丁を動かせました。


3つの研ぎ口があり、出刃・柳刃・鋼・ステンレスとさまざまな素材・形の包丁に使えるのも利点。サイズは幅20.0×奥行6.0×高さ7.0cmとやや高さがあるものの、引き出しには入りました。使用後は、カバーを外して内部を洗えます。削りカスが残りにくく、清潔に使い続けられますよ。


一方で、使い勝手はいまひとつ。水研ぎ式のため、使う前にタンク内へ水を入れる必要があります。研ぐ動作は包丁を軽く当てるだけと簡単ですが、取り出してすぐに使いたい人には不向きです。


「切れ味はそこまでよくならない」との口コミどおり、切れ味の回復力も物足りません。実際に摩耗させた包丁を研いでトマトをカットしたところ、皮にうまく切り込めませんでした。切り心地もなめらかとはいえず、切っている最中にはざらつきを感じます。


使用中の安定感に優れる点や幅広い包丁に対応しているのはメリットですが、上位商品には研ぐと新品状態に近い切れ味に戻るほど研磨性が高いものもありました。切れ味を短時間で回復させたい・使用時の手間を減らしたい人は、ほかの商品もチェックしてみてください。

スエヒロ トリプルシャープナー プロ kc-303とは?

スエヒロ トリプルシャープナー プロ kc-303とは?

そもそも包丁研ぎ器とは、切れ味を一時的によくするアイテムです。砥石のように刃全体を削るのではなく刃先を荒らして仕上げるため、手早く包丁の切れ味を復活させられます。


今回ご紹介するトリプルシャープナー プロ kc-303は、1台で出刃包丁・柳刃包丁・鋼包丁・ステンレス包丁を研げるのが魅力。3種類の砥石ローラーが装備されており、包丁のタイプに適した砥石で仕上げられます。


販売元は、創業50年を超える砥石専門メーカーのスエヒロ。本品は機能性・品質・使いやすさにこだわって開発された同社のkcシリーズのなかでも、最高峰の製品と謳われています。

刃に均一な圧力を伝える、サスペンション機能を搭載

刃に均一な圧力を伝える、サスペンション機能を搭載
出典:suehiro-toishi.com

刃先をなめらかに研げるよう、砥石ローラーにサスペンション機能がついているのも特徴です。刃先にかかる力を調節し、一定の圧力をかけられます。


なお、購入時点ではセラミック製の砥石ローラーが標準装備されていますが、別売りされているダイヤモンド配合のものと交換が可能です。砥石ローラーを付け替えることでセラミックナイフにも対応できるようになるので、お使いの包丁にあわせて選んでくださいね。

実際に使ってみてわかったスエヒロ トリプルシャープナー プロ kc-303の本当の実力!

今回は、スエヒロ トリプルシャープナー プロ kc-303を含む包丁研ぎ器全39商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。

具体的な検証内容は以下のとおりです。

  1. 研磨性の高さ
  2. 使い勝手
  3. 収納のしやすさ

切れ味はあまり回復せず。切り心地もなめらかとはいえない

切れ味はあまり回復せず。切り心地もなめらかとはいえない

まずは、研磨性の高さの検証です。包丁研ぎ器を選ぶなら、しっかり切れ味が復活するものがよいですよね。

そこで、100円ショップで購入した包丁をプラスチック製のまな板に3,000回切りつけて摩耗させたあと、各商品の説明書に従って研ぎます。研いだ包丁で実際にトマトをカットし、切れ味の戻り具合を確かめました。


なお、説明書がないものや研ぐ回数が明記されていない場合は、研ぐ回数を7回に統一しています。

トマトの皮にうまく刃が入らず、ざらつきを感じる

トマトの皮にうまく刃が入らず、ざらつきを感じる

実際に研いだ包丁で切ると、スムーズにトマトの皮へ切り込めませんでした。切っている最中も、ざらつきが気になります。比較したほかの商品には、軽い力でトマトをカットできるものがあったのに対し、本品は切れ味がそこまで回復しません。


今回刃公式サイトに記載されているように10回程度研ぎましたが、口コミどおりの結果となりました。メーカーが推奨する研ぐ回数よりも少し増やすと、切れ味が戻りやすくなるかもしれません。

使用時に安定感がある。研ぐ手順もわかりやすい

使用時に安定感がある。研ぐ手順もわかりやすい

続いて、使い勝手の検証です。


実際に各商品を使って包丁を研ぎ、安定感があるか・研ぎ方はわかりやすいかなどをチェックしました。

大きめの持ち手と滑り止め付き。しっかり支えられる

大きめの持ち手と滑り止め付き。しっかり支えられる

研ぐ際の安定感は、高評価を獲得しました。比較した商品の重量は20〜340gとさまざまでしたが、適度に重みのあるものほどずれにくい傾向に。本品は170gとほどよい重さで、安定しています。


持ち手が曲線を描いているため、握り心地も良好です。底面の5か所に滑り止めがついているのも利点。実際に平面に置くとややぐらつきましたが、持ち手を握るとしっかりと支えられました。安定して使えるものを選びたい人に向いています。

使用前に水が必要。手入れはしやすい

使用前に水が必要。手入れはしやすい

研ぎやすさは伸び悩む結果に。砥石に近い仕上がりになるローラー式研ぎ器ですが、水研ぎ式のため、内部のタンクに水を入れなければなりません。比較した商品の多くが取り出してすぐ使えるものだったため、手間に感じました。


しかし使い方は、包丁の種類に合った砥石ローラーに刃を軽く当てるだけと簡単です。出刃・柳刃・鋼・ステンレス包丁に対応しており、3つの研ぎ口にはそれぞれどの包丁に使うのかしっかり記載されています。ひと目で研ぐ位置がわかり、手順に迷いません。


使用後はカバーを外して砥石と内部を洗えるため、清潔に使い続けられます。収納時に削りカスを残したくない人にぴったりですよ。

コンパクトとはいえないが、引き出し内で邪魔にならない大きさ

コンパクトとはいえないが、引き出し内で邪魔にならない大きさ

最後は、収納のしやすさの検証です。各商品ごとに、大きさ・収納面を考えた工夫があるかを確認しました。


本体サイズは幅20.0×奥行6.0×高さ7.0cmと、少し高さがあります。比較したほかの商品には、高さが4.0cmほどとコンパクトに設計されているものも多く、評価は一歩およびませんでした。


しかし引き出し内で邪魔には感じなかったため、スペースが限られるキッチンでも収納しやすいでしょう。

スエヒロ トリプルシャープナー プロ kc-303の価格比較

※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。

  1. 1

    3,447円

    (最安)

    販売価格:3,478円

    ポイント:31円相当

    送料別

  2. 2

    3,478円

    (+31円)

    販売価格:3,478円

    ポイント:0円相当

    送料別

    NEXT!

    4.49

    (9,606件)

  3. 2

    3,478円

    (+31円)

    販売価格:3,478円

    ポイント:0円相当

    送料別

    murauchi.co.jp

    4.4

    (180,197件)

  4. 4

    3,552円

    (+105円)

    販売価格:3,584円

    ポイント:32円相当

    送料別

  5. 5

    3,751円

    (+304円)

    販売価格:3,751円

    ポイント:0円相当

    送料別

スエヒロ トリプルシャープナー プロ kc-303はどこで買える?

スエヒロのトリプルシャープナー プロ kc-303は、楽天市場・Yahoo!ショッピング・AmazonといったECサイトで購入できます


本品を含むシャープナーシリーズは、交換用の砥石ローラーも販売中。砥石ローラーが減ってしまった場合は、新しいものに付け替えてくださいね。

包丁を研ぐ頻度は?

包丁を研ぐ頻度は?

包丁研ぎ器で研ぐ頻度は、週に1~2回が目安です。定期的にメンテナンスすることで、切れ味のよさをキープできます。


ただし包丁研ぎ器ばかりを使っていると、包丁の刃を傷つける可能性も。月に1~2回は、砥石でも手入れしましょう。研ぎ器や砥石を使っても切れ味が戻らない場合には、包丁の買い替えも検討してくださいね。

切れ味がしっかり戻った、こちらもチェック

最後に、また違った魅力を持つ商品もご紹介します。


切れ味の回復力を重視する人には、T-falのコンパクトシャープナーがおすすめです。実際に砥いだ包丁を使ったところ、トマトは1〜2mmの薄切りに。皮にも引っかからず、新品の状態を上回るほどの切れ味に変わりました。包丁の重みで研げるため、研ぎ器をはじめて使う人にも向いています。


GLOBALスピードシャープナーは、手のひらに収まるほどコンパクトなサイズが魅力。幅10.5×奥行2.5×高さ1.5cmと小さく、省スペースに収納できます。研ぎ口が1つのみと構造がシンプルなため、使用時にも迷いませんでした。アウトドアへ持ち運ぶのもよいですよ。

グループセブジャパン
T-fal ingenioコンパクトシャープナーK26105

おすすめスコア
4.26
包丁が切れるようになるか
4.05
研ぎやすさ
4.40
不快音のなさ
4.50
収納のしやすさ
4.84
コンパクトシャープナー 1
コンパクトシャープナー 2
コンパクトシャープナー 3
コンパクトシャープナー 4
コンパクトシャープナー 5
コンパクトシャープナー 6
最安価格
1,546円
中価格
最安価格
1,546円
中価格
重量146g
滑り止め付き
対応包丁の形状
両刃
対応包丁の素材
ステンレス、鋼
研ぎ分け段階
3段階
包丁以外に使用できるもの
21cm(収納時:12.4cm)
奥行4.6cm
高さ5.2cm
砥石素材セラミック、ダイヤモンド
水研ぎ式
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コンパクトシャープナー

ティファール インジニオコンパクトシャープナー K26105をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

種類簡易研ぎ器
サイズ幅10.5×奥行き2.5×高さ1.5 cm
重量65g
対応包丁の形状両刃
対応包丁の素材ステンレス、鋼
砥石素材アルミナセラミックス、セラミック
コンパクト
滑り止め付き
水研ぎ式不明
研ぎ分け段階1段階
番手不明
電源不明
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GLOBALスピードシャープナー

GLOBAL スピードシャープナー GSS-01をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

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