製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
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目次
良い
気になる
低温調理器 Emperor Tamarin(エンペラータマリン)は、低温調理器がほしいすべての人におすすめです。実際に作ったローストビーフ・サラダチキンを試食したモニターは、どちらも「ジューシーでおいしい」「お店レベルの仕上がり」と絶賛。比較したほとんどの商品でどちらか一方の完成度がいまひとつだったなか、食材を問わず安定したおいしさでした。
ローストビーフは噛むほどにジューシーな肉汁が溢れ、ソースなしでもおいしく食べられるほど。「牛肉に火が通りすぎてパサパサ」との口コミは払拭しました。サラダチキンも柔らかく、ぷりっとしたみずみずしい食感です。値段が手ごろなアイリスオーヤマ LTC-02や、人気の貝印 DK5129で調理した際に気になった、硬さやパサつきもありませんでした。
簡単な操作でスムーズに調理できたため、初心者にも使いやすいでしょう。予熱は、わずか11分50秒で完了。比較したなかには15~30分かかるものもあったのに対し、すばやく準備が整います。予熱が完了すると音が鳴るため、食材を入れるタイミングも逃しません。「感度が鈍い」との口コミに反し、タッチパネルの感度もよく、5回中5回とも正しく反応しました。
レシピブックの内容は充実しており、肉料理はもちろん、魚料理・スイーツまで掲載されています。比較した大半の商品のレシピブックには肉料理が多く、ネットでレシピを検索する必要があるものも。こちらは豊富なレシピをサッと確認できるので、「低温調理器を買ったものの使い道に困る...」といったことは起こりにくいでしょう。
執筆時点で税込14,980円(公式サイト参照)と、2~3万の高級機に比べて手頃なのもうれしいポイント。それでいて満足感のあるハイクオリティな料理を味わえるアイテムです。料理好きな人はもちろん、筋トレやダイエットのために健康的な食生活を心がけている人も、ぜひチェックしてみてくださいね。
そもそも低温調理器とは、食材をじっくり低温で火を通すことで、タンパク質を壊さず水分を保ち、みずみずしく柔らかに仕上げる調理アイテムです。
今回紹介する低温調理器 Emperor Tamarin(エンペラータマリン)は、様々な食品・アウトドア・スポーツ関連を扱う貿易会社、株式会社ワッションが販売する低温調理器。業務用クラスの1200W出力で、メーカーは「レストランのような味わいをご家庭で」をキャッチコピーにしています。
IPX7の防水性能を備えているのも特徴。万が一鍋のなかに水没しても壊れなく、丸洗いも可能です。サイズは長さ31.5×幅5×奥行8.5cm、重量は約1.1kg。最大対応水量20L・最低水位は13~15cm程度で、最低水位を下回ると自動停止センサーによって空焚きを防止します。
一流シェフが監修したレシピブックも付属しているので、購入したらすぐにプロの本格的な料理に挑戦できますよ。
まず、ローストビーフのおいしさを検証しました。
各商品で同一のレシピにのっとってローストビーフを作り、モニター8人が実食。噛み切れるほど柔らかく、水分が保たれていてジューシーなものを高評価と定義して評価しました。
ローストビーフを試食したモニターには、しっとりと柔らかな食感が好評でした。1万円前後と手頃な価格のアイリスオーヤマ LTC-02をはじめ、比較した多くの商品で硬いとの意見が多かったのに対し、こちらは柔らかさとほどよい肉の弾力を両方感じられます。
モニターからは、「柔らかいのに噛みごたえもある」「お店で出てくるようなローストビーフ」と絶賛する声も聞かれました。公式がかかげる「レストランのような味わいをご家庭で」というコンセプトどおりの仕上がりです。
<柔らかさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
コメントは一部抜粋
コメントは一部抜粋
低価格で買えるアイリスオーヤマ LTC-02では物足りなかったみずみずしさも、本品ではしっかりと感じられ、見た目にもぷるんと美しい仕上がりです。モニターからも「じわっと表面に肉汁が出てくる」「しっとりしていておいしい」と絶賛されました。
コメントは一部抜粋
予熱完了までの時間は11分50秒と、非常にスピーディ。比較した商品のうち、消費電力が1200Wと高いものは予熱時間は短い傾向がありました。本品も1200Wと傾向どおりのハイパワーを発揮。なかには予熱完了までに30分以上かかったものもあったのに対し、すぐに調理を始められますよ。
消費電力 | 1,200W |
---|---|
予熱時間(実測値) | 11分50秒 |
予熱完了合図あり |
良い
気になる
幅 | 5cm |
---|---|
奥行 | 8.5cm |
高さ | 32cm |
重量 | 1,100g |
コードの長さ | 1.2m |
最大対応水量 | 20L |
最低水位 | 9cm |
最高水位 | 15cm |
留め具の種類 | クリップ式 |
温度設定 | 0.5℃刻み |
設定可能温度(最低) | 0℃ |
設定可能温度(最高) | 90℃ |
設定可能時間(最短) | 1分 |
設定可能時間(最長) | 99時間59分 |
スマホとの連動可能 | |
レシピブック付き | |
付属品 | 取扱説明書、レシピブック |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
最後に、また違った魅力をもつ商品をご紹介します。
葉山社中のBONIQ Pro2は、本体をくるっと回して操作するロータリー式。手が濡れていても扱えるので、同時進行で複数の料理を作りたい人にぴったりです。予熱完了まで13分16秒と短く、スムーズに調理を開始できます。検証では、ローストビーフ・サラダチキンもジューシーかつ柔らかく仕上がりました。
貝印のaio The Sousvide Machineは、ボタン式で操作が簡単。レシピブックはないものの、専用スタンド・食材を真空パックする専用シーラー・真空袋が付属します。予熱完了までも15分以内とスピーディ。実際に作ったサラダチキンは身がぷりぷりしており、モニターからもおいしいと好評でした。
幅 | 5.5cm |
---|---|
奥行 | 10cm |
高さ | 31cm |
重量 | 1,000g |
消費電力 | 1,200W |
コードの長さ | 1.5m |
最大対応水量 | 20L |
最低水位 | 7.5cm |
最高水位 | 不明 |
留め具の種類 | クリップ式 |
コンセント仕様 | 日本仕様 |
温度設定 | 0.1℃刻み |
設定可能温度(最低) | 5℃ |
設定可能温度(最高) | 95℃ |
設定可能時間(最短) | 1分 |
設定可能時間(最長) | 99時間59分 |
スマホとの連動可能 | |
コンパクト | |
レシピブック付き | |
予熱時間(実測値) | 13分16秒 |
予熱完了合図あり | |
付属品 | 取扱説明書、ガイドブック |
操作方法 | ロータリー式 |
低温調理器 BONIQ Pro2の口コミ・評判は?実際に使ってメリット・デメリットを徹底レビュー!
消費電力 | 1,000W |
---|---|
予熱時間(実測値) | 14分03秒 |
予熱完了合図あり |
良い
気になる
幅 | 19cm |
---|---|
奥行 | 7.7cm |
高さ | 31cm |
重量 | 2,000g |
コードの長さ | 1.4m |
最大対応水量 | 20L |
最低水位 | 9cm |
最高水位 | 15cm |
留め具の種類 | クリップ式 |
温度設定 | 0.5℃刻み |
設定可能温度(最低) | 1℃ |
設定可能温度(最高) | 95℃ |
設定可能時間(最短) | 1分 |
設定可能時間(最長) | 99時間59分 |
スマホとの連動可能 | |
レシピブック付き | |
付属品 | 専用シーラー、収納スタンド、専用袋(Mサイズ10枚、Lサイズ10枚)、取扱説明書 |
KaiHouse aio The Sousvide Machine 低温調理器をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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