HUAWEI WATCH FIT 2をレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

睡眠・ストレス・消費カロリーなどの多くの計測に対応しており、ヘルスケア機能は充実。音楽や通知といった生活に便利な機能も搭載し、機能性は高評価を獲得しました。作動中はホーム左側にタスク一覧が表示され、確認も簡単です。

なかでも好評だったのは、睡眠モニタリングのわかりやすさ。深い眠り・浅い眠りなどから睡眠を細かく分析しスコア化するうえ、目が覚めた回数や呼吸の質も評価してくれました。スコア向上のための解説もあるため、睡眠改善のサポートも十分。血中酸素レベルの測定では正しい測定方法の説明、心拍数の測定では安静時の心拍数の説明もありました。

ワークアウト数が97種と多い点もメリットです。比較した商品には20種類程度にしか対応していないものもありましたが、こちらはさまざまなスポーツで活躍します。自動検知する運動も6種類と多く、GPS情報との連携でチャートやペースも把握可能です。平均ペースや消費カロリーを知ることで、モチベーションの維持にも役立つでしょう。

1. 睡眠モニタリング｜◯
2. 歩数｜◯
3. 血中酸素レベル｜◯
4. 消費カロリー｜◯
5. 心拍数｜×
6. 心電図｜×
7. ストレス計｜◯
8. 月経周期トラッキング｜◯
9. 体温｜×
10. 転倒検知｜×
11. 緊急通報｜×
12. ワークアウト｜97種類
13. 通知｜◯
14. 音楽｜◯（HUAWEI Healthから転送）
15. キャッシュレス決済｜×
16. スケジュール｜×
17. GPS｜◯
18. 文字盤｜明るさの自動調節可能
19. 音声アシスタント｜×
20. マルチタスク｜◯
21. 体組成計｜×

測定値の正確性は高めです。血中酸素濃度・心拍数・歩数計のどれをとっても、専用機械で測定した数値と商品で測定した数値との差は5%未満でした。

睡眠トレッキングの精度も十分です。比較した大半の商品と同様に、レム睡眠・深い眠りのデータには誤差が出たものの、就寝・入眠・起床といったデータにはほぼズレがなし。毎日記録すれば、睡眠の傾向がきちんと把握できるでしょう。

「使い方がわかりにくい」との口コミに反し、使い心地もおおむね良好でした。

本品はタッチ操作に対応しているうえ、比較した多くの商品と同じく操作ボタンも搭載。ボタンのカスタムはできないものの、手が濡れているときや手袋をしているときでも、ホームへ戻るなどの簡単な操作は行えます。

通知タイトルの文字サイズが9ptと大きめなのもうれしいポイントです。比較した商品で文字サイズが9ptのものは視認性が高く評価されましたが、こちらも「見やすい」という口コミどおりでした。画面の自動調光にも対応しているため、屋外でも使いやすいですよ。

1. 操作ボタンの有無｜◯
2. ボタンでホームへ戻るか｜◯
3. ボタンのカスタムの可否｜×
4. ホーム画面へのループ｜×
5. 右フリック操作で戻る｜◯
6. ナビゲーションバー表示｜×
7. 通知タイトル文字サイズ｜9pt

バンドのつけやすさは、モニターによって意見が二分。「サラサラだからかするんと通せた」という人もいれば、「ツルツル滑ってとめづらい」との声も聞かれました。慣れるまでは、戸惑う場合もあるでしょう。

一方、重みを感じにくいのは利点です。比較した商品に腕に負担を感じるほど重いものは少なく、こちらも5人全員から「かなり軽い」「画面の大きさのわりには軽く感じる」などと評されました。長時間の使用にも向いています。

＜バンドのつけやすさについてのモニターコメント＞

1. 「伸びる素材ではないが、つけにくいというほどではない」
2. 「リングの内側にとめ具があって、ガタガタなる。ただ、とめ具自体が大きくないのでそこまで邪魔をしないのは高評価」
3. 「素材がサラサラだからかするんと通せて調節もしやすい。調節幅にも不満はない」
4. 「ベルトの素材がツルツル滑ってとめづらい。微妙に反発力があるので巻きつけづらい」
5. 「よくあるタイプのバンドではめやすい」

コメントは一部抜粋

＜体感の重さについてのモニターコメント＞

1. 「かなり軽いと思う。重さを感じにくい」
2. 「時計のサイズがそれなりに大きいが、そこまで負担がかからなかった」
3. 「画面がおおきめだがかなり軽く感じる。腕を振った時も遠心力を感じにくい」
4. 「画面の大きさのわりには軽く感じる」

コメントは一部抜粋

ベルトは肌触りがよいうえ、腕へのフィット感も良好です。なかには締めつけ感を指摘したモニターがいたものの、多数から「しっかり固定される」「違和感がない」などとプラスの声が寄せられました。

比較したなかにはとめ具が肌に当たり痛みを感じた商品もありましたが、こちらは日常使いしやすいでしょう。はじめはベルトの厚みがデスクワーク中に気になる場合もありますが、慣れればストレスなく過ごせそうです。

＜邪魔に感じないかについてのモニターコメント＞

1. 「ベルトが液晶画面に近いため、本体の締めつけを腕に感じる。ベルトの素材は肌触りはよい」
2. 「水分があると少し締めつけられていくような感覚があったが、フィット感は良好」
3. 「しっかり固定されているので邪魔ではないが、バックルがPCに当たる」
4. 「ベルトの肌触りもよいので違和感ない」
5. 「固定がしっかりできるが角が手首からはみ出る」

コメントは一部抜粋

自分好みに見た目をカスタマイズできる点も好評です。本体は検証で使用したアクティブモデル以外に、クラシックモデル・エレガントモデルがあり、全6種類から選択可能（限定品を含む）。比較したなかには2〜3種類しか展開していない商品が多かったのに対し、好みに合わせて選びやすいですよ。

ウォッチフェイスは、無料のものだけで100種以上ありました。交換バンドは公式から販売されていないものの、非純正のものならECサイトで多数流通。20mm幅の時計バンドを使えるようにするアダプターを購入すれば、気分や服装に合わせて手軽に変えられます。

バッテリー持ちは申し分ありません。検証で上限とした72時間の稼働時間を、比較した過半数の商品が達成しましたが、こちらも例外ではありませんでした。

「ロングバッテリー」を謳うだけあって、通常の使用なら3日間以上使用できます。こまめに充電する必要がないため、旅行や出張の際も重宝しますよ。