大きく見やすい画面と高級感あるデザインが人気の、Apple Watch Ultra 2。「ディスプレイの輝度が高く、視認性がよい」「電池持ちが格段によい」と評判です。しかし、「価格が高い」という口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の7つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のApple Watchとも比較。検証したからこそわかった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、Apple Watch選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
111,870円
おすすめスコア
ヘルスケア機能の高さ
ワークアウト機能の豊富さ
連絡の対応のしやすさ
着用のしやすさ
支払い機能の豊富さ
画面の見やすさ
バッテリー持ちの良さ
ヘルスケア機能の種類 | 心拍数測定、消費カロリー計算、睡眠トラッキング、血中酸素濃度計測、ストレス値測定、皮膚温度測定、心拍数異常の警告、月経周期モニタリング、歩数計測、心電図計測、移動距離測定、睡眠時無呼吸の通知 |
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連続稼動時間 | 最大36時間(低電力モード:最大72時間) |
電子決済の種類 | Suica、PASMO、iD、QUICPay、PayPay |
LINE返信 | |
LINEの返信方法 | テキスト、音声入力、定型文 |
良い
気になる
Apple Watch Ultra 2は、屋外でのハードなワークアウトに使いたい人におすすめです。ウォーキング・サイクリングなど25項目以上に対応し、そのうちランニング・水泳を含む6項目は自動検出が可能。心拍・距離・消費カロリーなどが測定され、過去データと比較できます。水深計はSeries 10の6mを超える40mまで対応しているうえサイレン機能もあり、ダイビングや登山時にも使いやすいですよ。
画面サイズは49mm・最大輝度は3,000ニトと、比較したApple Watchのなかでは画面が大きく明るいのも魅力。太陽が眩しい日でもくっきり見やすく、楽に操作できるといえます。通知方法はSNS・メール・電話 ・SMS・カレンダーと幅広く、LINEやメール・SMSへの返信も可能。アウトドアシーンでもスムーズに連絡を取れるでしょう。
支払い方法が充実しているのもよい点。Suica・Pasmoのような交通ICカードのほか、PayPay・iD・QuickPayにも対応していました。ウォレットアプリを使って入れたいカードを設定すれば、手首をかざすだけで楽に支払い可能です。駅やコンビニでもスマホなしでサッと済ませられますよ。
ヘルスケア機能も豊富で、心拍数・歩数・消費カロリーはもちろん、血中酸素濃度や心電図の計測も可能。対応している商品が少なかった睡眠時の呼吸状態の通知機能も備えていました。医師による診断に替わるものではありませんが、病気のリスクなどを事前に検知できる可能性があります。バッテリー持ちも36時間と、比較したApple Watchのなかでは優秀でした。
一方で、厚み14.4mm・重さ61.4gとずっしりしているのは気になる点。SeriesやSEシリーズは厚み9.7~10.7mm、重量は30g台だったことを考慮すると、負担がかかりやすいといえます。「価格が高い」との口コミどおり値段も12万円台~と高額です。タフな環境で使う人には向いていますが、手頃さやコンパクトさを重視するならほかの商品も検討してください。
<おすすめな人>
<おすすめできない人>
実際にApple Watch Ultra 2と比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイのApple Watchと、各検証でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
Apple Watch Ultra 2の購入を迷っている人はぜひチェックして、自分にとってのベストバイのアイテムを見つけてみてくださいね!
Apple Japan
支払いから健康管理まで!あらゆるシーンに対応する機能性
Apple Japan
健康管理を徹底したい人に。ヘルスケア機能が充実
Apple Japan
健康管理を重視する女性に。トップレベルに近い機能性
Apple
テキストで返信したい人に。支払いやワークアウト機能も充実
そもそもApple Watchとは、Apple社が開発したスマートウォッチのこと。iPhoneと連携して電話やメール・支払いなどができたり、細かく健康管理ができたりと、ほかのメーカーの商品と比べて多機能なのが魅力です。バッテリー持ちの短さや価格の高さは気になりますが、便利さを重視するAppleユーザーにはおすすめですよ。
今回ご紹介するApple Watch Ultra 2は、「Series」「Ultra」「SE」の3シリーズのなかでもハイエンドモデルにあたるUltraシリーズの商品。「スポーツと冒険のための究極の腕時計」をキャッチコピーに掲げ、堅牢なデザインとアクティビティに特化した機能を備えています。
初代Ultraとの違いは、ジェスチャー機能を新搭載している点。Apple Watchをつけている手の人差し指と親指を2回タップすると、電話応答・カメラ撮影・音楽再生といった基本操作を行えます。高精度GPS・明るく大きなディスプレイ・高いバッテリー性能を備えているのも特徴です。
国際的に認められたダイビングアクセサリの規格「EN13319」に準拠し、水深40mまでのダイビングにも対応しています。「あらゆる種類のアスリートや冒険家に最適なスポーツウォッチ」と謳っており、険しい山道・市街地・海や川など環境を問わず本格的なスポーツを楽しめる設計ですよ。
文字盤には「モジュラーUltra」を採用。大きなディスプレイを活かし、秒数・高度・深度のデータをリアルタイムでエッジ付近に表示します。本体のケースは傷に強いつくりで、グレード5チタニウムにダイヤモンドライクカーボンをコーティング。カラーはナチュラルとブラックの2種類から選べます。
バンドのサイズはS・M・Lの3種類。バンドの種類とカラーは以下のとおりです。ハイキングやウォータースポーツなど、使用場面にあわせて選べますよ。
<バンドのラインナップ>
Apple Watchの通信方式は2種類あり、GPSモデルとGPS+Cellularモデルが用意されています。GPS+Cellularモデルは通信契約を結んで月額料金を支払うため、iPhoneなしでも単体での通信が可能。対してGPSモデルは通信するためにスマホを持ち歩く必要がありますが、月額料金なしで利用できます。
なおApple Watch Ultra 2は、GPS+Cellularモデルの1種類のみ。Cellularモデル・GPSモデルのどちらのパターンでも使用可能で、本品単体での通信が不要なら通信契約を結ぶ必要はありません。
<スペック>
今回はApple Watch Ultra 2を含む人気のApple Watchを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まず連絡への対応しやすさを検証した結果、非常に高い評価を獲得。通知機能は、SNS・メール・電話 ・SMS・カレンダーと、日常的に使用するツールをカバーしていました。
返信機能も高く、Apple Watch SEはメールで返信できなかったのに対し、本品はほかの多くのモデルと同様にLINE・メール・SMSへの返信に対応しています。SEとSeries 6ではできないフリック入力も可能で、スマホを取り出せないときでもスムーズにやり取りできるでしょう。
電話に出る・着信を切るといった操作も、画面だけで対応可能。GPS+Cellularモデルのため、通信契約をしていればスマホがなくても通話できます。どの連絡にも対応しやすく、アウトドアシーンでも普段と変わらずやり取りできますよ。
支払い機能もかなり充実。PayPay・Suica・Pasmoは、ウォレットアプリから入れたいカードを選び、画面の指示に従って設定すればすぐに利用できます。iDやQuickPayも、ウォレットアプリで対象のカードを設定するだけと簡単でした。
手首をかざすだけで支払いが完了するので、電車に乗ったり買い物をしたりする際に非常に便利。比較したほかのApple Watchも同様の充実度だったため、支払いに関しては商品選びのうえで気にしなくてよいといえます。
ワークアウト機能が種類豊富にあるのも利点です。25種類以上のアクティビティのデータを測定可能で、ウォーキング・ランニング・サイクリングはもちろん、スキーやスノーボードといった冬のアクティビティやヨガ・ピラティスにも対応しています。
ランニング・サイクリング・水泳などの6項目は、ワークアウトの自動検出も可能です。心拍・距離・消費カロリーが測定され、月別や週別の運動量を分析できます。普段の運動はもちろん、水中競技を行うアスリートにも使いやすいでしょう。
評価には含めていませんが、水深計は40mまで測定可能です。最新モデル(※2025年1月時点)であるSeries 10の6mを大幅に超える性能を備え、ダイビングをする人にうってつけ。緊急時に周囲に異常を知らせるサイレン機能もあり、本格的なスポーツの心強い味方となりそうです。
ヘルスケア機能も比較したApple Watchのなかではトップクラスの充実度です。心拍数・歩数・消費カロリーなどの基本的な項目はもちろん、SEには見当たらなかった血中酸素濃度や心電図の計測機能も搭載。本品とSeries 9・Series10にしかなかった睡眠時の呼吸状態の通知機能にも対応し、就寝中に使うことで呼吸状態の変化に気付ける可能性があります。
一方で比較したほかの商品と同様、血糖値と血圧の測定や、AIからのアドバイス機能は非搭載。ストレス測定も、質問に答えてストレスチェックができる程度でした。より詳しく測定したい人は、心拍データを分析してストレスレベルを測る「StressWatch」アプリの利用も検討してみてください。
画面が非常に見やすい点も大きな魅力です。明るさを左右する最大輝度は3,000ニトとトップクラスで、2,000ニトだったSeries 10の1.5倍の性能。「ディスプレイの輝度が高く、視認性がよい」との口コミにも納得です。常時点灯機能・自動調光機能も搭載し、シーンに合わせて使い分けられますよ。
画面サイズが49mmと大きい点も注目ポイント。比較したコンパクトなモデルよりも、タップなどの操作をスムーズに行えるでしょう。明るさ・大きさを両立した設計で、太陽光の眩しさが気になる日中の屋外でも快適に使えそうです。
大画面なぶん、装着感はいまひとつの評価に。比較したSeriesやSEの厚みが9.7~10.7mmだったのに対し、初代Ultraと本品は実測値で14.4mmと分厚いのがネックです。
重量もほかのシリーズは30g台だったなか、Ultraシリーズは61.4gとずっしりしていました。長くつけていると装着感が気になる可能性があるでしょう。軽い使用感にこだわるなら、ほかのシリーズも検討してみてください。
バッテリー持続時間は公称値で36時間と短めなのも気になります。ほかのメーカーが販売しているスマートウォッチには数日持つモデルが多かったのに対し、本品は充電する手間がかかるといえます。
とはいえ比較したSeriesやSEが18時間だったことを思うと、「電池持ちが格段によい」との口コミどおり、Apple Watchのなかでは高性能。低電力モードだと最大72時間持つので、丸1日使いたいシーンでもそれほどバッテリー切れは気にならないでしょう。
急速充電にも対応しており、約1時間で0%から80%まで回復します。約30分で80%までチャージできたSeries 10には届かないものの、時間がないときでもサッと充電できますよ。
「価格が高い」との口コミどおり、値段は128,800円から(※2025年1月時点・公式サイト参照)と高額なのも気がかり。Seriesが5~6万円台、SEが3万円台という点を考えると、購入コストを抑えたい人には向きません。毎日気軽に使いたい人より、登山やダイビングなどハードなワークアウトで使用したい人に適しています。
少しでも値段を下げたいなら、Appleのオンラインストアで買える認定整備済製品がおすすめ。認定整備済製品とは、メーカーによって整備された中古品のこと。厳しい品質基準に沿った整備を実施しており、1年間の特別保証がついています。
中古品販売サイトでも安く購入できるところはありますが、メーカーによる整備を希望するなら、Appleのサイトをチェックしてみてくださいね。
ヘルスケア機能の種類 | 心拍数測定、消費カロリー計算、睡眠トラッキング、血中酸素濃度計測、ストレス値測定、皮膚温度測定、心拍数異常の警告、月経周期モニタリング、歩数計測、心電図計測、移動距離測定、睡眠時無呼吸の通知 |
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連続稼動時間 | 最大36時間(低電力モード:最大72時間) |
電子決済の種類 | Suica、PASMO、iD、QUICPay、PayPay |
LINE返信 | |
LINEの返信方法 | テキスト、音声入力、定型文 |
良い
気になる
モデル | Ultra 2(GPS+Cellularモデル) |
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CPU | S9 SiP |
画面サイズラインナップ | 49mm |
最大輝度 | 3000ニト |
自動調光機能 | |
充電方法 | Apple Watch磁気高速充電 |
低電力モードあり | |
高速充電 | 約1時間で0%から80%まで充電 |
防水性 | |
防塵性 | |
GPS内蔵 | |
音楽再生 | |
音楽保存 | |
通知機能 | |
通話機能 | |
ワークアウトの自動検出 | |
SOS発信 | |
転倒検出 | |
衝突事故検知機能 |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
最後に、装着感に優れた高性能な商品をご紹介します。
Series 10のアルミニウム&GPSモデルは、厚み1cm以下と日常生活で使いやすいのが魅力。重量も36.4gと軽めで、負担になりにくいといえます。通知は電話・メール・SNS・SMS・カレンダーに対応し、PayPay・交通系ICカードなど支払い機能も豊富。ワークアウト機能もUltra 2とほぼ同等で、スポーツ時にも活躍するでしょう。
Series 9(GPSモデル)も、Ultra 2より薄くて軽く装着しやすい商品です。ワークアウト機能はランニングやサイクリングのほか全19種類と多く、毎日の運動管理に使いたい人にも十分。ヘルスケア機能も心拍数・血中酸素濃度・心電図の記録など充実していました。通知方法・支払方法も豊富ですよ。
ヘルスケア機能の種類 | 心拍数測定、消費カロリー計算、睡眠トラッキング、血中酸素濃度計測、ストレス値測定、皮膚温度測定、心拍数異常の警告、月経周期モニタリング、歩数計測、心電図計測、移動距離測定、睡眠時無呼吸の通知 |
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連続稼動時間 | 18時間(低電力モード:最大36時間) |
電子決済の種類 | Suica、PASMO、iD、QUICPay、PayPay |
LINE返信 | |
LINEの返信方法 | テキスト、音声入力、定型文 |
良い
気になる
モデル | Series 10(GPSモデル) |
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CPU | S10 SiP |
画面サイズラインナップ | 46mm、42mm |
最大輝度 | 2000ニト |
自動調光機能 | |
充電方法 | Apple Watch磁気高速充電 |
低電力モードあり | |
高速充電 | 約30分で0%から80%まで充電 |
防水性 | |
防塵性 | |
GPS内蔵 | |
音楽再生 | |
音楽保存 | |
通知機能 | |
通話機能 | |
ワークアウトの自動検出 | |
SOS発信 | |
転倒検出 | |
衝突事故検知機能 |
Apple Watch Series 10の口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
ヘルスケア機能の種類 | 心拍数測定、消費カロリー計算、睡眠トラッキング、血中酸素濃度計測、ストレス値測定、皮膚温度測定、心拍数異常の警告、月経周期モニタリング、歩数計測、心電図計測、移動距離測定、睡眠時無呼吸の通知 |
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連続稼動時間 | 通常使用時:最大18最大18時間(低電力モード:最大36時間)時間/低電力モード:最大36時間 |
電子決済の種類 | Suica、PASMO、iD、QUICPay、PayPay |
LINE返信 | |
LINEの返信方法 | テキスト、定型文 |
良い
気になる
モデル | Series 9(GPSモデル) |
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CPU | S9 SiP |
画面サイズラインナップ | 45mm、41mm |
最大輝度 | 2000ニト |
自動調光機能 | |
充電方法 | Apple Watch磁気高速充電 |
低電力モードあり | |
高速充電 | 約45分で0%から80%まで充電 |
防水性 | |
防塵性 | |
GPS内蔵 | |
音楽再生 | |
音楽保存 | |
通知機能 | |
通話機能 | |
ワークアウトの自動検出 | |
SOS発信 | |
転倒検出 | |
衝突事故検知機能 |
Apple Watch Series 9の口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
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