




世界初(※)のレーザー光源を採用したモバイルプロジェクター、Anker(アンカー) Nebula Capsule 3 Laser。ネット上では「映像が鮮明」と評判です。一方、「低音に迫力がない」と気になる口コミも存在し、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
2022年10月時点 Anker調べ今回はその実力を確かめるため、以下の5つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、前モデルのNebula Capsule IIや人気のXGIMIのモバイルプロジェクターとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、モバイルプロジェクター選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

オーディオ専門店「e☆イヤホン」の販売員として3年間勤務。オーダーメイドや高級機種なども含め、これまでに試聴したイヤホン・ヘッドホンは、のべ500種類を超える。また、音楽や環境に合わせて11種類のイヤホン・ヘッドホンを使い分けるほど、音には並々ならぬ情熱を持っている。 その後、2023年にmybestへ入社し、豊富な知識を活かしてオーディオ・ビジュアル機器のガイドを担当。「顧客のニーズを真摯に考えて提案する」をモットーに、ユーザーに寄り添った企画・コンテンツ制作を日々行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
Anker Nebula Capsule 3 Laserは、鮮やかな映像を楽しみたい人におすすめです。レーザー光源を採用しているだけあって、明るさの実測値は236ANSIルーメンと十分。比較した前モデルNebula Capsule IIは100ANSIルーメンだったので、2倍以上の明るさでした。半数以上の商品は100~150ANSIルーメンという結果をふまえても、本商品は明るいといえます。
実際に映画やドラマの極端に暗いシーン以外なら、明るい場所でも視聴できました。映像と音の専門家・折原一也さんも、実際に映像を見て「スペック以上の明るさが出ている」と称賛。比較した8割の商品は明るい場所だと白っぽく見えたり、ぼやけたりするなか、明るい部屋でもフルHDらしいくっきりした映像を視聴できます。
もちろん暗所では、どのコンテンツでも満足いく映像体験ができました。明暗差を際立たせるHDR10に対応していることもあり、色鮮やかでメリハリある映像を楽しめます。比較した前モデルは解像度がHD(1,280×720)で映像がぼやけたのに対し、本商品はフルHD(1,920×1,080)に進化。表現豊かな映像でコンテンツを視聴できますよ。
音質に不満をもつ口コミに反し、実際はスピーカーも高性能。音の広がりや立体感があり、臨場感あるサウンドで映画鑑賞を楽しめました。比較した半数の商品は音の迫力に欠けるなか、本商品はペットボトル程度のコンパクトサイズながら低音にパワーを感じられるでしょう。
比較したXGIMI Halo+とは異なり、スタンドがないので角度調節はできないものの、狭いスペースでも設置できます。垂直・水平両方向の自動台形補正機能で簡単に画面調整が可能。壁からの距離が近くても斜めから投影できるうえに、オートフォーカス機能も搭載しているので、本体を動かしてもサッとセットアップできます。
価格は、執筆時点で税込119,900円(公式サイト参照)。OSにAndroid TV 11.0を搭載し、いつもの動画配信サービスを見つけやすいでしょう。ミラーリングにも対応しており、スマホ画面も投影できますよ。明るくはっきりした映像が魅力ですが、比較したなかにはより設置しやすい商品もあったので、気になる人はチェックしてみてくださいね。
実際にAnker Nebula Capsule 3 Laserと比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイモバイルプロジェクターと、画質・明るさ・音質・設置性・機能性それぞれの項目でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
Anker Nebula Capsule 3 Laserの購入を迷っている人はぜひチェックして、自分にとってのベストバイアイテムを見つけてみてくださいね!
そもそもモバイルプロジェクターとは、壁や天井などに大画面の映像を映し出せる小型のプロジェクターです。小型で取り扱いやすいので、リビングや寝室など、置けないと思っていた意外な場所にも設置できます。バッテリーが搭載されていて、友達の家など外に持ち運べるのも魅力です。
今回ご紹介するAnker Nebula Capsule 3 Laserは、レーザー光源を採用しているのが特徴。明るさは300ANSIルーメン(公称値)を誇り、外でも十分に映像を楽しめると謳っています。
解像度はフルHD(1,920×1,080)で、明暗の差をより際立たせる映像技術のHDR10に対応しているのも魅力です。細部までクリアで色鮮やかな映像を楽しめるでしょう。
製造元のAnkerは中国の電子機器メーカー。Nebulaは同社のプロジェクターブランドで、プロジェクターの販売台数は世界で100万台以上※を記録しています。ホームプロジェクターや天井の照明と一体になったシーリングプロジェクターも展開中です。
Nebulaシリーズのプロジェクター累計(2022年3月時点)
映像面だけではなく、音質面にもこだわっています。スピーカーは高品質のサラウンドシステムである「Dolby Digital Plus」に対応。8Wのスピーカードライバーを搭載しており、臨場感あるサウンドを楽しめると謳っています。
機能面では、垂直・水平両方の自動台形補正とオートフォーカス機能を搭載。手動での調整は必要ありません。HDMI接続も可能なので、大画面でもゲームも楽しめます。さらに別売りのTVチューナーを使用することで地上波テレビも視聴でき、テレビの代わりにもなるでしょう。
Ankerで培ったモバイルバッテリーの技術が活かされているのも強みです。レーザー光源は不要な光を出さないので、コンパクトながら約2.5時間の長時間再生が可能だと紹介されています。
本体は幅83×奥行83×高さ167mm・重量は0.95kg。比較した商品の半数は重さが1kgを超えていたことをふまえると、比較したなかでは軽量です。500mL缶ほどのサイズなので、どこにでも気軽に持ち運べるでしょう。
円柱型の本体はコンパクトで、置き場所を選びません。スタイリッシュなブラックのボディは、部屋のインテリアに自然に溶け込みます。なお、付属品は以下のとおりです。
<付属品>
明るさが十分な商品としてユーザーがとても満足できる基準を、「薄暗い部屋で投影してもきれいに見られる商品」とし、以下の方法で検証を行いました。
最大輝度と最小輝度の輝度比であるコントラスト比が高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を、「暗い場面でも細かい部分がはっきり見える商品」とし、以下の方法で検証を行いました。
色の鮮やかさ・再現性が高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を、「色に対しての違和感が全くなく、空・人の肌・動植物の色が自然な商品」とし、以下の方法で検証を行いました。
映像の解像感の高い商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「肌の質感や服のシワなどの細部がわかり、画面全体での立体感が再現できていると専門家とモニターが評価したもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
映像の滑らかさが優秀な商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「動きに残像感を感じず目が疲れにくい商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
音質のよい商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「画面サイズ同等の迫力があり、音がクリアで聞こえやすい商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
ネット機能の充実度が高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を、「Wi-Fiに繋ぐだけで見たいサービスがいつでも見られて操作も簡単な商品」とし、以下の方法で検証を行いました。
設置のしやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を、「好きな場所からきれいな画面を簡単に投影できる商品」とし、以下の方法で検証を行いました。
バッテリーの持ちがよい商品としてユーザーがとても満足できる基準を、「外に持ち運んでも映画1本分は見られる商品」とし、以下の方法で検証を行いました。
天井投影のしやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を、「三脚無しで天井投影ができて、壁への投影に移行する際もスムーズな商品」とし、以下の方法で検証を行いました。
起動時間が短い商品としてユーザーがとても満足できる基準を、「電源を入れてから待ち時間を感じさせない商品」とし、以下の方法で検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
まずは、明るさと画質の検証です。
明るさの検証では、壁に100%の白の映像を80インチサイズで投影。その画面を9分割し各ブロックの中心照度(ルクス)を測定し、平均値に面積(平方メートル)を掛けてANSIルーメンを算出しました。
画質の検証では、映像と音の専門家・折原一也さんの協力のもと、各商品で映画・YouTube・ライブ映像を視聴。色の再現・解像感・明るさなどをチェックしました。
レーザー光源を採用していることもあり、明るさの実測値は236ANSIルーメンと比較したなかでも高い数値に。比較した商品の半数以上は明るさが100~150ANSIルーメンだったことをふまえると、かなり明るいといえるでしょう。
比較した前モデルのNebula Capsule IIの明るさの実測値は100ANSIルーメンだったので、前モデルよりも2倍以上明るさが増しました。より鮮明な映像を楽しめますよ。
実際に試聴した映像と音の専門家は、「スペック以上の明るさが出ている」と絶賛。明るさの公称値は300ANSIルーメンですが、スペック以上に明るくくっきりとした映像です。映画やドラマの極端に暗いシーン以外であれば、昼間でも視聴できます。
比較したなかでも視認性はトップクラス(※執筆時点)。約8割の商品は昼間だと白っぽく見えたりぼやけたりするなか、明るい部屋でもフルHDらしいくっきりした画面でした。
映画・YouTube・ライブ映像を視聴しましたが、暗い部屋では、コンテンツを問わず満足度の高い映像体験ができました。明暗差を際立たせるHDR10に対応していることもあって、色鮮やかでメリハリある映像です。
比較した前モデルのNebula Capsule IIは解像度が1,280×720のHDだったため、暗所でも人の顔がぼやけたりしました。一方、本商品は解像度がフルHD(1,920×1,080)に進化し、表現豊かな映像を楽しめます。
次に、音質の検証です。
画質の検証に引き続き折原一也さんの協力のもと、映画・YouTube・ライブ映像を視聴。セリフの聞き取りやすさ・音の広がり・臨場感・迫力などをチェックし、総合的な音質を評価しました。
音の広がりや立体感があり、臨場感あるサウンドで映画鑑賞ができます。ライブ映像でも歌声に伸びがあり、ベースの音もしっかり聴こえたので、音楽リスニングをしても満足度が高いでしょう。
低音に迫力があるのも魅力。比較した半数の商品は音の迫力に欠けるなか、本商品はペットボトルサイズながら低音にパワーがあります。「低音に迫力がない」という口コミのようには感じませんでした。
最後に、設置性と機能性の検証です。
設置性の検証では、水平・垂直の台形補正機能・オートフォーカス機能などの設置しやすくなる機能は搭載されているか・80インチサイズの画面を投影するのにどれだけの距離でできるかなどをチェックしました。
機能性の検証では、内蔵されているOSで主要サービスを視聴できるか・スマートフォンからのミラーリングに対応しているかなどを確認しています。
機能面が優れており、狭いスペースでも快適に視聴できます。比較した前モデルNebula Capsule IIは垂直方向の自動台形補正機能のみ対応していたのに対して、本商品は垂直・水平の両方向に対応。壁からの距離が近くても、斜めからの投影で映像を視聴できます。
比較した半数の商品が非対応だったオートフォーカス機能も搭載。手動での調整の手間がなく、電源をつけるだけですぐに使用できるようになります。80インチの画面の投影距離は2.13m。比較した商品の平均が2.28m(※執筆時点)だったので、ほかの商品と大きな差はありませんでした。
一方、スタンドがなく角度調節ができないのは気になるところ。比較したXGIMIのHalo+は底面のスタンドを立てて角度調整ができたり、本体を倒して三脚なしで天井投影もできたりと、より自由度高く設置できました。
投影面の高さを変えたり、天井に映したりしたい場合は、別売りのNebula公式三脚スタンドやフロアスタンドを利用するとよいでしょう。
OSにAndroid TV 11.0を内蔵しており、使い勝手は良好です。YouTube・Amazon Prime Videoなどの視聴のほかに、アプリストアから自分の見たい動画配信サービスの追加もできます。
比較した多くの商品が非対応だったNetflix(ネットフリックス)ですが、本商品は正規のものではないアプリとしてダウンロードできました。ただし、付属のリモコンでは操作できず、画質も大幅に低下します。Netflixを見る場合は、Chrome castやFire TV stickの接続がおすすめです。
Chromecast・Apple AirPlayでのミラーリングにも対応。Androidスマホ・iPhoneどちらの端末の画面も、プロジェクターで投影できますよ。
2022/12/02 発売
| 解像度 | フルHD |
|---|---|
| 明るさ(ANSIルーメン) | 277ANSIルーメン |
| 対応ネットサービス | Amazon Prime、YouTube、Hulu、Disney+、DAZN、Netflix |
良い
気になる
| 連続再生時間 | 135分 |
|---|---|
| 投影方式(光源) | DLP方式 |
| 60インチ投影に必要な距離 | 1.6m |
| 80インチ投影に必要な距離 | 2.1m |
| 100インチ投影に必要な距離 | 2.7m |
| OS搭載 | |
| オートフォーカス | |
| コントラスト比 | 46:1 |
| 障害物自動回避 | |
| 台形補正 | 自動 |
| 入力端子 | HDMI、USB |
| Bluetooth対応 | |
| バッテリー搭載 | |
| HDR対応 | HDR 10 |
| 幅 | 83mm |
| 奥行 | 83mm |
| 高さ | 167mm |
| 重量 | 0.9kg |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
94,000円
(最安)
販売価格:94,000円
ポイント:0円相当
送料無料
(4件)
109,879円
(+15,879円)
販売価格:109,879円
ポイント:0円相当
送料無料
(260件)
118,701円
(+24,701円)
販売価格:119,900円
ポイント:1,199円相当
送料無料

(17,852件)
136,132円
(+42,132円)
販売価格:136,132円
ポイント:0円相当
送料無料
157,764円
(+63,764円)
販売価格:157,764円
ポイント:0円相当
送料無料
Anker Nebula Capsule 3 Laserは、公式サイトから購入できます。値段は執筆時点で税込119,900円(※公式サイト参照)です。
そのほかの取扱店舗は、Amazonや楽天市場などの大手ECサイト、ヨドバシカメラ・ビックカメラなどの家電量販店。値段はサイトによって異なるので、購入の際はそれぞれ比較してみてくださいね!
最後に本体のみで角度調節ができ、設置が簡単な商品をご紹介します。
XGIMI Halo+は、高画質・高音質で映像を楽しめる1台。比較した商品のなかでも屈指の明るさを誇り、昼間でも問題なく映像を投影できます。暗くすれば映画館のような没入感を味わえますよ。底面のスタンドで約15度の角度調節ができ、設置のしやすいのも魅力です。
BenQ GV30は、天井に投影したい人におすすめ。ホイール上の本体を回転させると135度の角度調節ができ、簡単に天井への投影が可能です。部屋が明るいとやや見えにくいものの、カジュアルに試聴する分には十分な画質でした。サウンドは低音に迫力があり、臨場感ある映画鑑賞が楽しめます。
| 解像度 | フルHD |
|---|---|
| 明るさ(ANSIルーメン) | 511ANSIルーメン |
| 対応ネットサービス | Amazon Prime、YouTube、Hulu、Disney+、DAZN |
良い
気になる
| 連続再生時間 | 170分 |
|---|---|
| 投影方式(光源) | DLP方式 |
| 60インチ投影に必要な距離 | 1.6m |
| 80インチ投影に必要な距離 | 2.1m |
| 100インチ投影に必要な距離 | 2.7m |
| OS搭載 | |
| オートフォーカス | |
| コントラスト比 | 48:1 |
| 障害物自動回避 | |
| 台形補正 | 自動 |
| 入力端子 | HDMI端子、USB、DC |
| Bluetooth対応 | |
| バッテリー搭載 | |
| HDR対応 | HDR10、HLG |
| 幅 | 114mm |
| 奥行 | 145mm |
| 高さ | 172mm |
| 重量 | 1.6kg |
XGIMI Haloプラスをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
| 連続再生時間 | 不明 |
|---|---|
| 投影方式(光源) | DLP方式 |
| 解像度 | HD(1280×720) |
| 対応デバイス | PC、タブレット、スマホ |
| 明るさ(ルーメン) | 197ANSIルーメン |
| 明るさ(公称値) | 300 ANSI lm |
| 40インチ投影に必要な距離 | 不明 |
| 60インチ投影に必要な距離 | 不明 |
| 80インチ投影に必要な距離 | 2.1m |
| 100インチ投影に必要な距離 | 2.7m |
| 120インチ投影に必要な距離 | 不明 |
| 最小投影画面サイズ | 30インチ |
| 最大投影画面サイズ | 120インチ |
| 最短投影距離 | 不明 |
| 最長投影距離 | 不明 |
| コントラスト比 | 100000:1 |
| アスペクト比 | 16:9 |
| OS搭載 | |
| 入力端子 | HDMI、USB-C |
| オートフォーカス. | 自動 |
| スピーカー出力 | 4W×2/8W(ウーファー) |
| 光源 | LED |
| 3D対応 | |
| 特徴 | スマホ対応 |
| Bluetooth対応 | |
| Wi-Fi対応 | |
| 設置方式 | ポータブル |
| 台形補正機能 | 自動垂直 |
| ゲームモード | 不明 |
| HDR対応 | 不明 |
| 内蔵スピーカー | |
| 短焦点 | 不明 |
| 天井投影可能 | 不明 |
| 稼動時騒音 | 通常:29dBA/エコ:27dBA |
| バッテリー付属 | |
| 幅. | 120mm |
| 奥行. | 185mm |
| 高さ. | 196mm |
| 重量 | 1.6kg |
BenQ モバイルプロジェクター GV30をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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