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FANGOR プロジェクター F-JP601をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

低価格モデルながら基本機能が充実していると評判の、FANGOR プロジェクター F-JP601。プロジェクターデビューにもよいと口コミでは高く評価されていますが、一方で「画面が暗い」「音質が物足りない」といった意見もあり、購入するか迷っている人も多いのではないでしょうか?


そこで今回は、FANGOR プロジェクター F-JP601を含むモバイルプロジェクター全11商品を実際に使ってみて、画質・明るさ・音質・設置性・機能性を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!

2024年11月29日更新
原豪士(Goshi Hara)
ガイド
元オーディオ専門販売員/マイベストオーディオ・ビジュアル機器担当
原豪士(Goshi Hara)

オーディオ専門店「e☆イヤホン」の販売員として3年間勤務。オーダーメイドや高級機種なども含め、これまでに試聴したイヤホン・ヘッドホンは、のべ500種類を超える。また、音楽や環境に合わせて11種類のイヤホン・ヘッドホンを使い分けるほど、音には並々ならぬ情熱を持っている。 その後、2023年にmybestへ入社し、豊富な知識を活かしてオーディオ・ビジュアル機器のガイドを担当。「顧客のニーズを真摯に考えて提案する」をモットーに、ユーザーに寄り添った企画・コンテンツ制作を日々行っている。

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本コンテンツに記載の検証結果は2022年11月までの情報です

目次

はじめに結論!映像・音質ともに物足りないが、ミラーリング対応モデルが格安で買える

FANGOR
プロジェクターF-JP601

13,580円

プロジェクター

FANGOR プロジェクター F-JP601は、お試し感覚で購入できる低価格のプロジェクター。販売価格は2万円以下と、今回比較した商品のなかではトップクラスの安さ。8400mAhのバッテリーが内蔵されているので、屋外でも自由に映像を楽しめます。


ただし、映像・音質ともに評価はそこそこ。実際に投影してみたところ、輝度・解像度ともに低く、暗い部屋でもはっきりと映りませんでした。専門家から輝度不足を指摘されたとおり、明るさの実測値も37lmと検証した商品のなかでも控えめです。内蔵スピーカーの音のこもりも気になりました。


フォーカス調整が手動のみなのも惜しい点。自動台形補正機能があるので斜めからの投影はできますが、天井への投影も別途三脚が必要です。取っ手つきで持ち運びはしやすいため、部屋間を移動して使いたい・キャンプなどに持っていきたい人には便利ですよ。


OS非搭載なので、動画配信サービスを視聴したいときはスマホが必要です。iPhoneはミラーリングにも対応しており、価格から考えるとスペックは十分といえるでしょう。予算を6~9万円台まで大幅に上げられる人は、迫力ある映像と音を楽しめる、ほかの商品を検討してみてください。

FANGOR プロジェクター F-JP601とは

FANGOR プロジェクター F-JP601は、手頃な価格でプロジェクターにトライできる点が魅力。改めて、どんな特徴がある商品なのか解説します。

プロジェクター専門メーカーFANGORの低価格帯モデル。フルHDの映像を持ち運んで楽しめる

プロジェクター専門メーカーFANGORの低価格帯モデル。フルHDの映像を持ち運んで楽しめる
出典:amazon.co.jp

今回ご紹介するF-JP601は、主にWi-Fi機能付きのプロジェクターを取り扱う中国のメーカー・FANGORの商品です。


1万円台とリーズナブルな価格ながら、フルHD(1920×1080)の映像を最大200インチの大画面で楽しめるのが売り。8400mAhのバッテリーを内蔵していて、アウトドアや車の中など電源が確保できな

い場所でも使えます。無線・有線での接続もでき、映像やゲームなど幅広く活用できますよ。

最大200インチの迫力ある映像を楽しめる。三脚や天井吊りでの設置も可能

最大200インチの迫力ある映像を楽しめる。三脚や天井吊りでの設置も可能
出典:amazon.co.jp

プロジェクターの画質は明るさが重要。本商品は7,500ルーメンの明るさを公称しており、いつでもどこでも簡単に映画館のような気分を味わえると謳っています。


6m離れた位置からなら、最大200インチと大きく投影も可能。底面にネジ穴があるので、三脚や天吊り用の金具を用意すれば、より自由に設置できますよ。

スピーカーを内蔵。外部スピーカーにも出力可能で、ホームシアターも構築できる

スピーカーを内蔵。外部スピーカーにも出力可能で、ホームシアターも構築できる

スピーカーも内蔵しており、これ1台で映像と音響を同時に楽しめます。


より音質にこだわりたい人は、BluetoothやAUX出力端子から、外部スピーカーやヘッドホンに接続するのもおすすめ。せっかく大画面で映画を見るなら、スピーカーをそろえてサラウンド環境を構築するのも素敵ですね。

比較的大きめの箱型モデル。取っ手付きで移動が楽

比較的大きめの箱型モデル。取っ手付きで移動が楽

本体サイズは‎22.5×17.6×11cm・重量は1.58kgです。モバイルプロジェクターとしては比較的大きめで重量もある箱型モデルですが、移動時は取っ手を持てば大丈夫。庭先やキャンプ場での映画鑑賞、会議室などに持ち込んでのプレゼンなどにも活用できます。


付属品は、リモコン・電源アダプター・HDMIケーブル・取扱説明書の4点です。リモコンの電池は別売りなので、すぐに使いたい場合は用意しておいてくださいね。

実際に使ってみてわかったFANGOR プロジェクター F-JP601の本当の実力!

今回はFANGOR プロジェクター F-JP601を含む、モバイルプロジェクター全11商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。

具体的な検証内容は以下のとおりです。

  1. 画質

  2. 明るさ

  3. 音質

  4. 設置性

  5. 機能性

輝度が足りず、映像がはっきり見えない。解像感が低くドットが見える場合も

輝度が足りず、映像がはっきり見えない。解像感が低くドットが見える場合も

まずは、映像を楽しむうえで重要な画質と明るさの検証です。映像と音の専門家・折原一也さん協力のもと、解像感や明るさ・ノイズの有無などを評価しました。なお、今回は各商品を使って映画・YouTube・ライブ映像を鑑賞しています。


さらに100%白の映像を80インチサイズで壁に投影し、明るさを測定。画面を9分割してそれぞれ測定し、平均値に面積(平方メートル)を掛けて算出した数値で評価しました。

昼間や照明のある環境では、視聴が難しい

昼間や照明のある環境では、視聴が難しい

明るい部屋で投影したところ、明るさが足りず視聴が難しいという結果に。昼間に使うときは照明を消し、遮光カーテンで部屋を暗くするのがよいでしょう。


ただし、検証したほかの商品も明るい場所では見えにくいものがほとんどでした。明るい場所でも楽しめるものをお探しなら、明るさが150ANSIルーメン以上の商品を選ぶのがおすすめです。

暗所でも明るさが足りず。フルHDを謳っているが過度な期待は禁物

暗所でも明るさが足りず。フルHDを謳っているが過度な期待は禁物

部屋を暗くしても、画面全体の明るさが足りませんでした。明るい場所よりは見やすいものの、遮光する光が弱く壁の凹凸が見えています。口コミで「画面が暗い」と指摘されたとおり、没入感を得られる映像とは言い難い結果です。


フルHDの高画質を謳っているものの、解像感も低くドットが見えるシーンもありました。専門家からも、レンズの歪みによる左右の明るさの違いを指摘されています。

実測値は37ANSIルーメン。今回比較した商品の平均値を下回った

実測値は37ANSIルーメン。今回比較した商品の平均値を下回った

続けて、明るさもチェックしました。80インチに投影した白の映像を9ブロックにわけて測定したところ、実測値は37ANSIルーメンとかなり控えめ。公式では明るさ7,500ルーメンを謳っていますが、実際の数値とは大きな乖離がありました。


今回の検証での各商品の平均的な明るさは100lm前後。映画館のような美しい映像を楽しみたいなら、明るさが150lm以上ある機種を検討するのがおすすめです。

内蔵スピーカーだけでは、サウンドの満足感が低め。外部スピーカーやヘッドホンの検討を

内蔵スピーカーだけでは、サウンドの満足感が低め。外部スピーカーやヘッドホンの検討を

次に、音質の検証です。


映像と音の専門家・折原一也さんにご協力いただき、映画・YouTube・ライブ映像を鑑賞しました。聞き取りやすさ・音の広がりや臨場感といった、より一層映像を楽しめる音質なのかチェックします。

音がスカスカで迫力に欠ける。セリフが聞き取りにくい場面も

音がスカスカで迫力に欠ける。セリフが聞き取りにくい場面も

「音質が物足りない」との口コミどおり、音質の検証でも評価は伸び悩みました。専門家からは「拡張機を通したような、スカスカでこもった音」との指摘が。本体スピーカーだけでは、思ったとおりの音が聞けないでしょう。


音の強弱のバランスも苦手で、セリフが聞き取りにくいこともしばしば。音にもこだわりたいなら、BluetoothやAUX出力端子から外部スピーカーやヘッドホンを使用することをおすすめします

台形補正や手動のフォーカス調整機能つき。OSは非搭載だが、スマホやゲーム機を繋いで楽しめる

台形補正や手動のフォーカス調整機能つき。OSは非搭載だが、スマホやゲーム機を繋いで楽しめる

最後に、設置性・機能性の検証です。80インチの投影に必要な距離や台形補正機能の有無・天井投影のしやすさなど、設置の自由度の高さをチェックしました。


さらに、HDMI端子やスマホのミラーリングへの対応状況など、機能性についても検証。搭載OSで各種動画サービスがプロジェクター単体で視聴できるのかも確認しました。

2.42mで80インチが投影できる。広い空間があれば200インチでの視聴も可能

2.42mで80インチが投影できる。広い空間があれば200インチでの視聴も可能

80インチの投影に必要な距離は、実測値で2.42m。比較した全商品が2mを超えたものの、2.17mで投影できたものもあり、少し距離が必要な印象です。


【メーカー公表値】

  • 68インチ|2m
  • 98インチ|3m
  • 120インチ|4m
  • 200インチ|6m

80インチ以外は実測値を計測していませんが、最大200インチと超大画面での投影が可能。100インチまでしか投影できない商品もあるなか、広さが確保できれば大人数での映画鑑賞も楽しめます。

斜めからの投影でも自動的に台形を補正。天井投影には別途三脚が必要

斜めからの投影でも自動的に台形を補正。天井投影には別途三脚が必要

垂直方向の台形補正に対応しており、斜めからの投影もデジタル修正されます。ただし、オーフォーカスは非搭載。本体のダイヤルで毎回フォーカスを調節する必要があります。


天井投影には、別途三脚が必要です。本体のサイズが大きく、バランスがとりづらいので十分に気をつけながら設置しましょう。

動画配信サービスは、ストリーミング端末の接続が必須。HDMI端子にも対応

動画配信サービスは、ストリーミング端末の接続が必須。HDMI端子にも対応

OS非搭載のため、スマホなどのストリーミング端末を接続しないと、動画配信サービスは視聴できません。Apple AirPlayに対応しているので、ミラーリングでiPhoneの映像を投影することはできますよ。


接続端子は汎用性の高いHDMI端子。Switch・PS5などのゲーム機やDVDプレーヤーなど、さまざまなデバイスを接続できます。テレビがない部屋でゲームを楽しむ、子どもの寝かしつけに使うなど、活用シーンが広がりますね。

画質・音質のクオリティにこだわりたい人は、こちらもチェック

FANGOR プロジェクター F-JP601は、リーズナブルながら200インチの大画面で映像を楽しめる商品でした。最後に、一緒に検討していただきたい商品をご紹介します。


XGIMIのHalo+は、映画館のような高画質・高音質を体験できる商品。検証では337ANSIルーメンの明るさで、明暗所ともに色鮮やかな映像を楽しめました。専門家も、重厚で深みのある音響を評価。Android TVも搭載しており、これ1台あれば動画配信サービスも存分に楽しめます。


BenQのGV30なら、簡単に設置できて迫力ある映像を楽しめます。検証では、濃く鮮明な色合いの映像とクリアで厚みのある音響で、映画の世界に没入できると好評でした。ホイールを回転させて135度の角度調整ができ、天井投影も簡単。Android TVも搭載されているので、活用の幅が広がります。

明るさ No.1

XGIMI
‎Halo+

おすすめスコア
4.65
明るさ
4.91
コントラスト比
4.96
色の鮮やかさ・再現性
4.80
解像感の高さ
4.48
映像の滑らかさ
4.32
音質
4.55
ネット機能の充実度
4.59
設置のしやすさ
4.50
バッテリーの持ちのよさ
4.44
天井投影のしやすさ
3.25
起動の速さ
4.34
 1
 2
 3
 4
 5
 6
 7
 8
 9
最安価格
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74,900円
25%OFF
参考価格:
99,880円
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解像度フルHD
明るさ(ANSIルーメン)511ANSIルーメン
対応ネットサービスAmazon Prime、YouTube、Hulu、Disney+、DAZN

良い

    • 非常に明るく、色鮮やかで再現性が高い
    • コントラスト比が高く、きれいな映像が楽しめる
    • ネット機能が充実。操作性にも優れている

気になる

    • 天井へ投影しづらく、三脚が必要
連続再生時間170分
投影方式(光源)DLP方式
60インチ投影に必要な距離1.6m
80インチ投影に必要な距離2.1m
100インチ投影に必要な距離2.7m
OS搭載
オートフォーカス
コントラスト比48:1
障害物自動回避
台形補正 自動
入力端子HDMI端子、USB、DC
Bluetooth対応
バッテリー搭載
HDR対応HDR10、HLG
114mm
奥行145mm
高さ172mm
重量1.6kg
全部見る

XGIMI Haloプラスをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

BenQ
モバイルプロジェクターGV30

最安価格
58,528円
連続再生時間不明
投影方式(光源)DLP方式
解像度HD(1280×720)
対応デバイスPC、タブレット、スマホ
明るさ(ルーメン)197ANSIルーメン
明るさ(公称値)300 ANSI lm
40インチ投影に必要な距離不明
60インチ投影に必要な距離不明
80インチ投影に必要な距離2.1m
100インチ投影に必要な距離2.7m
120インチ投影に必要な距離不明
最小投影画面サイズ30インチ
最大投影画面サイズ120インチ
最短投影距離不明
最長投影距離不明
コントラスト比100000:1
アスペクト比16:9
OS搭載
入力端子HDMI、USB-C
オートフォーカス.自動
スピーカー出力4W×2/8W(ウーファー)
光源LED
3D対応
特徴スマホ対応
Bluetooth対応
Wi-Fi対応
設置方式ポータブル
台形補正機能自動垂直
ゲームモード不明
HDR対応不明
内蔵スピーカー
短焦点不明
天井投影可能不明
稼動時騒音通常:29dBA/エコ:27dBA
バッテリー付属(内蔵)
幅.120mm
奥行.185mm
高さ.196mm
重量1.6kg
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モバイルプロジェクター

BenQ モバイルプロジェクター GV30をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

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