両手鍋とグリルパンがセットの、マイヤー オールインワン 無加水鍋セット。フタなどの付属品もコンパクトに重ねて収納できる商品です。インターネット上では評判がよく、マイナスな口コミはほとんど見られませんでした。しかし、ほかの商品との違いがわからず購入に踏み切れない人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、マイヤーのオールインワン 無加水鍋セットを含む無水鍋・無水調理鍋全14商品を実際に用意して、料理のおいしさ・こびりつきにくさ・使い勝手のよさ・保温性の高さを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
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すべての検証は
マイベストが行っています
マイヤーのオールインワン 無加水鍋セットは、おしゃれで使いやすい無水調理鍋がほしい人におすすめです。内面にフッ素樹脂加工が施されており、溶き卵や牛肉をこびりつかせずに調理できます。
また、人参やキャベツの芯にもしっかり火がとおり、素材のよさを活かした食感・味わいが楽しめます。今回比較したほかの商品と比べると、硬い食材への味の染み込みは弱いものの、スープには野菜の旨味がしっかり染み出ていました。
本体やフタの取っ手が大きく、使い勝手もまずまずといったところ。保温性は高くありませんが、調理後すぐに食べる分には十分です。
両手鍋・グリルパン・フタ・ラックがセットになって、価格は税込24,200円(公式サイト参照・執筆時点)。組み合わせ方で幅広い料理が作れるので、無水調理以外にも使いたい人はぜひ候補に入れてみてくださいね。
マイヤーは、アメリカでトップレベルのシェアを誇る調理器具メーカーです。使い勝手とデザインに
こだわりぬいた商品は、ミシュラン3つ星シェフ達からも支持を集めています。
今回ご紹介するのは、組み合わせて使える両手鍋とグリルパンのセット。サイズは24cmと4〜6人分の調理に適したサイズで、熱源はIH・ガスに対応しています。
最大の特徴は、グリルパンを両手鍋のフタとして使える点です。2つの間に蒸気が膜を作る構造のため、無加水調理が可能になります。
内面には食材がこげつきにくいよう、フッ素樹脂加工が施されています。
セットには、フタ・蒸し料理や揚げ物調理に便利なラックも付属。幅広い料理に対応するうえ、重ねればコンパクトまとまります。
また、フタは調理中の加熱状況が見やすい強化ガラス製です。ドーム状にすることで、内部の水蒸気を循環させやすい工夫も取り入れられていますよ。
今回はマイヤーのオールインワン 無加水鍋セットを含む無水鍋・無水調理鍋全14商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
検証①:料理のおいしさ
検証②:こびりつきにくさ
検証③:使い勝手のよさ
検証④:保温性の高さ
まずは料理のおいしさを検証します。
下記のとおりに商品でスープを作り、実際に試食。味がしみこんでいるか・食材はやわらかいかを確かめました。
<スープの調理手順>
1.鶏もも肉・玉ねぎ・キャベツ・じゃがいも・にんじんを入れ、弱火で45分煮る
2.一度火を止めて水とコンソメを入れ、再び弱火で10分火にかける
硬い人参やキャベツの芯までしっかり火がとおっており、おいしさは好評です。スープにも、野菜の旨味がしっかり染み出ていました。
実際に試食したモニターからは、「根菜類もしっかりやわらかくて、箸でほぐれる」「素材の食感がうまく引き出されていた」「キャベツ・玉ねぎの甘みが感じられる」との声が寄せられています。
しかし、素材への味の染み込みは控えめです。「キャベツや人参は食材の味そのまま」との声も。上位商品と比べると、硬い食材には味が染み込みにくい傾向にありました。
物足りないと感じたときは、煮込み時間を長くする・一旦冷ますなどの工夫をしてみてくださいね。
続いて、こびりつきにくさの検証です。
商品で以下の調理を試し、食材が鍋にこびりつかないかをチェックしています。
溶き卵を焼いてみると、くっつくことなく簡単にめくれました。
鍋底はややザラッとした素材でできているため、こびりつく気配もありません。
お肉が焦げついた場合も、スルッと簡単にはがれます。
比較内で食材がこびりついてなかなか取れなかった商品よりも、洗うときの手間もかかりにくいでしょう。
次は使い勝手の検証です。
フタが開けやすいか・本体が重すぎないか・取っ手が大きく持ちやすいかをチェックし、毎日使いやすいかを確かめました。
アルミ・ステンレス製で、重さは1.86kg。アルミのみでできた商品と比べるとやや重めです。
しかし、本体やフタの取っ手が大きく、持ちやすさは申し分ありません。使いにくさを感じることはないでしょう。
最後は保温性の検証です。
以下の手順で商品の保温性を確かめ、最終的な温度が高いものほど高評価としています。
<検証手順>
1.鍋に水400mLを入れて中火で10分加熱
2.火を止めそこからさらに10分放置
3.鍋に残ったお湯を軽量カップに移し替え、温度を計測
10分後のお湯の温度は65℃でした。鋳物や土鍋に及ばないうえ、同じ材質の商品と比べても保温性はあまり高くありません。
すぐに冷めてしまうことはありませんが、保温性にはそこまでこだわらない人に向いています。
よりおいしさを重視するなら、ビタクラフト・ジャパンのスーパーファイブ 両手ナベがおすすめです。検証では、鶏肉が箸でほぐれるほどやわらかくなり、野菜にもしっかり味が染みました。ややこびりつきやすいものの、ステンレスとアルミを重ねた5層構造により保温性にも優れています。
使い勝手で選ぶなら、シービージャパンのコパン 無水調理ができる鍋がぴったりです。1.2kgと軽いので女性や年配の方でも扱いやすく、コンパクトなので収納スペースも抑えられます。セラミック加工のおかげでこびりつきにくさも優秀でした。さらに、アルミ製ながら保温性も申し分ありません。
ビタクラフト・ジャパン スーパーファイブ 両手ナベ 5.5L 深型をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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