軽くて扱いやすいと評判の、アイリスオーヤマ 無加水鍋 両手鍋 MKSS-P20。旨味を逃さず調理でき、自宅でシェフの味が楽しめると謳われています。しかしインターネット上では「重くて使いにくい」「普通の鍋と料理の仕上がりは変わらない」などの気になる口コミもあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、アイリスオーヤマ 無加水鍋 両手鍋 MKSS-P20を含む無水鍋・無水調理鍋全12商品を実際に使ってみて、料理のおいしさ・こびりつきにくさ・使い勝手のよさ・保温性の高さを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
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すべての検証は
マイベストが行っています
アイリスオーヤマの無加水鍋 両手鍋 20cmは、料理のおいしさにこだわりたい人におすすめです。煮込み料理を作ってみると、食材にムラなく火が入ります。とくにじゃがいもがトロッと仕上がり、箸では持ち上げられないほど柔らかくなりました。
スープのできばえについては意見が分かれたものの、実際に食べたモニターからは「十分な旨味を感じる」という声が多く寄せられています。薄焼き卵は鍋を振っただけではがれてこびりつかず、炒め・焼き料理にも役立ちそうです。
また約1.35kgと軽いため、楽に持ち運べます。まずまずの保温性を備えており、火を止めて10分放置したあともお湯の温度が67℃に保たれていました。
一方で、付属しているシリコン製の持ち手が滑りやすいのが気になります。鍋を落とさないよう注意しましょう。しかしそれ以外に大きな欠点はないので、ぜひこの機会に購入してみてくださいね。
幅広い家具や家電などを手がけている、アイリスオーヤマ。
今回ご紹介するのは、旨味や栄養素を逃さず調理できる無水鍋です。直径は20cmで、満水にすると2.3L入ります。
旨味をしっかりと閉じ込めるために、フタがぴったり閉まるよう設計。
フタの内側には等間隔に突起がついており、蒸気を効率よく循環させるのも魅力です。フタの取っ手部分で簡単に蒸気抜きができ、吹きこぼれにくさにも配慮されています。
1つで煮る・炊く・蒸す・焼く・茹でる・炒めるの6役をこなすので、料理のレパートリーを広げたい人にもよいでしょう。
内側に施されたセラミックコーティングには遠赤外線効果があり、火力を抑えても熱まわりがよく、食材の芯まで火が通りやすいと謳われています。
ガス火だけでなくIHにも対応しているため、キッチンのタイプを選びません。カラーは、イエロー・レッド・オレンジ・グリーンの4種類があります。公式サイトでの値段は、執筆時点では税込5,280円でした。
ひと回り大きな浅型・深型の24cmサイズも販売されているので、家族の人数に合わせて購入してみてください。
今回は、アイリスオーヤマ 無加水鍋 両手鍋 MKSS-P20を含む無水鍋・無水調理鍋全12商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:料理のおいしさ
検証②:こびりつきにくさ
検証③:使い勝手のよさ
検証④:保温性の高さ
最初は、料理のおいしさの検証です。
分量を統一した鶏もも肉・玉ねぎ・キャベツ・じゃがいも・にんじんを入れて、弱火で45分煮ます。そして一旦火を止め、コンソメと水を加えてさらに弱火で10分加熱しました。できあがった料理を試食し、食材が柔らかくなったか・味が染み込んでいるかをチェックします。
食材にしっかりと火が入っており、モニターからは「口に入れた瞬間とろける」と好評です。とくにじゃがいもがトロッと仕上がり、箸で持ち上げるのが難しいほどの柔らかさでした。
スープについては「野菜・鶏肉に味が染みていない」「匂いが少し薄い」という声があったものの、「食感の奥に十分な味を感じる」「温まる味わいで寒い日に食べたい」などの意見も多く寄せられています。食材の甘味や旨味が引き出され、無水調理鍋ならではのおいしさが実感できました。
続いて、こびりつきにくさの検証です。
少量の油をひいて牛肉・溶き卵を焼き、鍋底にこびりついていないかをチェックしました。
焼いた溶き卵は、フライ返しを使わなくてもお皿に移せました。鍋を振っただけで食材がはがれてこびりつかず、炒め・焼き料理にもぴったりです。
次は、使い勝手のよさの検証です。
フタの開けやすさ・本体の重さ・持ち手の握りやすさを確かめ、総合的に評価しました。
約1.35kgとかなり軽いのはよい点です。鋳物ホーロー鍋に比べると半分以下の重さなので、楽に持ち運べるでしょう。
またミトンがなくても扱いやすいように、シリコン製の持ち手が付属しています。しかしこの持ち手をつけた状態だと、やや滑りやすく感じました。鍋を落とさないよう注意してください。
最後は、保温性の検証です。
水400mLを中火で10分加熱したあと、火を止めて10分放置します。そして鍋に残ったお湯を計量カップに移し、温度を計測しました。
10分放置したあとのお湯の温度は、67℃でした。今回検証したほかの商品のなかには、70℃以上をキープしているものもあったので、特別保温性が優れているとはいえません。しかし、急激に冷めてしまう心配は少なそうです。
最後に、より保温性が優れたほかの商品をご紹介します。
ストウブのピコ・ココット ラウンドは、火を止めてから10分経ってもお湯の温度が74.8℃に保たれていました。今回検証したなかでは保温性がトップクラスで、長時間の煮込み料理に向いています。ただし卵が鍋底に少しくっついてしまったので、きちんと油をひいてから食材を入れましょう。
シービージャパンのコパン 無水調理ができる鍋も、保温性が高くて温め直す時間を短縮できます。本体の厚みが薄くてコンパクトなため、収納場所が限られている人にもおすすめです。またこびりつきにくく、フライ返しを使わなくても薄焼き卵がスルッとめくれました。
全体の幅 | 29.7cm |
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全体の奥行 | 22cm |
全体の高さ | 14.8cm |
本体重量 | 3.5kg |
容量 | 2450mL |
本体素材 | 鋳鉄 |
対応熱源 | ガス、IH、オーブン |
ストウブ ピコ・ココット ラウンドをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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