




2024年に発売されたKindleシリーズ最上位モデルにあたる電子書籍リーダー、Amazon New Kindle Scribe Notebook Design。ネット上では「書き込みが非常にスムーズ」と評判です。一方、「縦書きの本には書き込み対応していない」という口コミも見られ、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか。
今回はその実力を確かめるため、以下の6つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気の電子書籍リーダーとも比較。検証したからこそわかった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、電子書籍リーダー選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」を心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
2024/12/04 発売
| 対応ストア | Kindle |
|---|---|
| 画面サイズ | 10.2インチ |
| ページめくり速度(小説) | 平均0.20秒 |
| ページめくり速度(漫画) | 平均0.42秒 |
| 防水機能 | |
| 書き込み機能 |
Amazon New Kindle Scribe Notebook Designは、大画面で読み書きしたい人におすすめです。10.2インチの大きなディスプレイを搭載し、解像度は300ppiと高いので文字をくっきり表示できます。ページをめくるスピードは、小説で平均0.06秒・漫画で平均0.09秒。比較した2022年モデルのKindle Scribeは漫画で1秒近くかかったのに対し、大幅に動作が素早くなりました。
本のリスト化や辞書・単語帳といった読書に役立つ機能も充実しています。読み終わりの目安時間が表示されるので、計画的に読書できますよ。PDFの取り込み・閲覧も可能です。SDカードで容量を追加することはできませんが、容量は16・32・64GBから選べます。使い方に合わせて選べば容量不足にはならないでしょう。
Kindleストアには700万冊以上のラインナップがあり、アマプラ会員なら1,000冊以上が読み放題です。周囲の明るさに応じて画面の明るさが自動調整されるので、日中でも就寝前の暗がりでも存分に読書を楽しめます。バッテリー性能も十分で、1日中使えるほど。スリープ機能があるので、無駄なバッテリー消費も抑えられます。
メモ機能があり、電子ノートのように使えるのも魅力。付属のペンにはショートカットボタン・消しゴムボタンが付いていて便利です。2022年モデルとは違ってActive Canvas機能を新搭載し、横書きのKindle本の文中へ直接書き込みが可能に。洋書を読む人はとくに便利に使えるでしょう。
しかし口コミにあったとおり、縦書きの本には自由に書き込めませんでした。Amazonでの価格は56,980円~(※2024年12月時点)。防水性はなく、重量も433gと重めなので、大画面やメモ機能にこだわる人向きです。比較したほか商品にはより文庫本に近い感覚で使えるものもあるので、気になる人はチェックしてみてくださいね。
<おすすめな人>
<おすすめできない人>
実際にAmazon New Kindle Scribe Notebook Designと比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイの電子書籍リーダーと、各検証でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
Amazon New Kindle Scribe Notebook Designの購入を迷っている人はぜひチェックして、自分にとってのベストバイアイテムを見つけてみてくださいね!
今回ご紹介するAmazon New Kindle Scribe Notebook Designは、2024年10月16日に発売された新Kindleシリーズ4種の最上位モデルです。シリーズ内で唯一専用プレミアムペンが付属し、紙のように書き込めます。
10.2インチと大きめのディスプレイは、光の反射を抑えた仕様です。明るい日差しのなかでも読み書きしやすいよう設計されています。交換用ペン先 (5個)・交換ツールも付属。加えてクイックスタートガイド・USB-C充電ケーブルもついています。
さらに、新機能のActive Canvasを搭載したのも特筆すべきポイント。一部のKindle本の文中に直接書き込めます。付属のプレミアムペンもアップデートされ、セットアップ・ペアリング・充電操作が不要に。ショートカットボタンがついており、消しゴム・ハイライトなどの機能を割り当てられます。
マイベストでは「まったくラグがなく、紙の本のページをめくっているような感覚の商品」をユーザーが満足できる商品とし、その基準を0.33秒以下と定めて以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「見やすい明るさ・色温度に調整でき、文字や画像も鮮明かつフラットベゼルでページがめくりやすい」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「週末に一日中読んでもバッテリーが切れず、通勤で1日1時間読むペースなら約1か月間充電が持つ」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下のそれぞれの方法の平均でおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「文庫本と同程度の軽さで、片手でもまったく支障なく本が読める」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準を200g以下と定めて以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「読書の助けになる便利な機能が多くそろっている」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「データやメモの保存先として使用でき、アプリがインストールできたりメモアプリを使えたりする」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
漫画のページをめくるスピードは平均0.09秒。2022年モデルのKindle Scribeは平均0.9秒だったので、大幅に素早くなっています。指の動きにスムーズに反応するので、紙の本を読んでいる感覚で読書できますよ。
周囲の明るさに合わせて画面の明るさが自動調整されるのもうれしいポイント。明るい日中でも暗がりの室内でも快適に読書できます。明るさや色温度は手動で好みに合わせて調節することも可能。ダークモードに対応しているので、就寝前の読書タイムにも重宝するでしょう。
スリープ機能があるので、無駄なバッテリー消費を抑えられます。別売りのKindle Scribe専用カバーがあれば、カバーを閉じるだけで画面が自動的にスリープ状態に。開くと画面が立ち上がり、すぐに読書の続きを始められるので便利ですよ。
比較した一部商品にはなかった、読み終わりの目安時間表示機能も搭載。画面左下あたりを指で2回タップするだけの簡単な操作で確認できるので、読書の計画を立てやすいでしょう。しかし、読書データの確認はできませんでした。また、本体に進む・戻るボタンはなく、ページめくり時はタッチ・スワイプ操作に限られます。
読み放題にない本や、Amazonプライム会員以外はKindleストアからレンタル・購入が可能。Kindleストアの対応冊数は700万冊以上と、比較した楽天ブックスの600万冊以上よりも豊富です。Kindleストアのほうが有名出版社だけでなく個人出版の本まで充実しているので、読みたい本が見つからない可能性は低いでしょう。
横書きのKindle本であれば、文中へ直接メモを書き込めるのもよい点。しかし口コミに「縦書きの本には書き込み対応していない」とあったとおり、漫画・雑誌・小説に試しても直接は書き込めず、ハイライトで選択した部分に手書きのメモをつける形になりました。楽天のKoboはどの書籍でも直接書き込めたのに対し、本商品は自由度が限られますが、洋書を読む人には便利な機能です。
ファイルマネージャーがあり、PDFの取り込みや閲覧もできるため、仕事用の資料管理にも役立ちます。アプリの追加はできず、SDカードスロットもありませんが、容量は16・32・64GBから選べるので、用途に合わせて選べば容量不足になることはないでしょう。
画面が10.2インチと大きいぶん、本体サイズは大きく重さもあります。サイズは幅19.6×奥行き23×高さ0.57cm・重量は433g。比較した商品内には7インチ程度で重量200g前後のものもありましたが、本商品だと文庫本のように片手で持って長時間読書するのは難しいでしょう。
また、2022年モデルのKindle Scribeと同じく防水性能は非搭載です。水に濡れると故障のリスクがあるため、お風呂やキッチンでの使用は避けましょう。手軽に持ち運んでいろいろな場所で使いたい人よりも、大画面にこだわりがある人に向いています。
2024/12/04 発売
| 対応ストア | Kindle |
|---|---|
| 画面サイズ | 10.2インチ |
| ページめくり速度(小説) | 平均0.20秒 |
| ページめくり速度(漫画) | 平均0.42秒 |
| 防水機能 | |
| 書き込み機能 |
良い
気になる
| 本体容量 | 16GB |
|---|---|
| 6時間後のバッテリー残量(実測値) | 62% |
| 解像度 | 300ppi |
| ネットワーク接続 | Wi-Fiモデル |
| PDF閲覧機能 | |
| 辞書機能 | |
| タッチペン付属 | |
| ライト搭載 | |
| 幅 | 19.6cm |
| 奥行 | 23.0cm |
| 厚さ | 0.57cm |
| 本体重量(実測値) | 433g |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
48,500円
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販売価格:48,500円
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49,348円
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販売価格:49,800円
ポイント:452円相当
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56,410円
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販売価格:56,980円
ポイント:570円相当
送料無料

56,980円
(+8,480円)
販売価格:56,980円
ポイント:0円相当
送料別
59,227円
(+10,727円)
販売価格:59,770円
ポイント:543円相当
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59,227円
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販売価格:59,770円
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61,076円
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(1,438件)
61,179円
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販売価格:61,740円
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Amazon New Kindle Scribe Notebook Designは、Amazonで購入可能。1年間の保証が付いており、有料の延長保証・事故保証プランも用意されています。送料は無料。容量は16・32・64GBの3種類展開で、価格は以下のとおりです。
<価格(※2024年12月時点)>
ほかに、楽天市場・Yahoo!ショッピングでも販売の確認が取れました。ポイントなどを使うとよりお得に買える場合があるので、いつもお使いのサイトがある人はリサーチしてみてはいかがでしょうか。
楽天のKobo Libra Colourなら、どの電子書籍でも直接書き込みが可能。別売りの専用ペンが必要ですが、紙の本に近い使用感です。201gと軽量なうえボタン・タッチ操作できるので、片手持ちで読みたい人にも使いやすいでしょう。見開きやカラー表示に対応しており、迫力あるシーンを楽しめるのもうれしいポイントです。
通勤通学・お風呂などでも使いたいなら、AmazonのKindle Paperwhiteがぴったり。7インチ・重量209gと文庫本に近い形状なので、片手持ちしても負担が少なめです。防水性能はIPX8と高いので、水濡れを気にせずに使えます。ページはサクサクとめくれるので、タイムラグを気にせずどこでも読書に没頭できるでしょう。
| 対応ストア | 楽天ブックス |
|---|---|
| 画面サイズ | 7.0インチ |
| ページめくり速度(小説) | 平均0.26秒 |
| ページめくり速度(漫画) | 平均0.39秒 |
| 防水機能 | |
| 書き込み機能 |
良い
気になる
| 本体容量 | 32GB |
|---|---|
| 6時間後のバッテリー残量(実測値) | 100% |
| 解像度 | 150ppi(カラー)/300ppi(白黒) |
| ネットワーク接続 | Wi-Fiモデル |
| PDF閲覧機能 | |
| 辞書機能 | |
| タッチペン付属 | |
| ライト搭載 | |
| 幅 | 16.1cm |
| 奥行 | 14.5cm |
| 厚さ | 0.62~0.83cm |
| 本体重量(実測値) | 201g |
楽天 Kobo Libra Colourの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
| 対応ストア | Kindle |
|---|---|
| 画面サイズ | 7.0インチ |
| ページめくり速度(小説) | 平均0.13秒 |
| ページめくり速度(漫画) | 平均0.30秒 |
| 防水機能 | |
| 書き込み機能 |
良い
気になる
| 本体容量 | 16GB |
|---|---|
| 6時間後のバッテリー残量(実測値) | 73% |
| 解像度 | 300ppi |
| ネットワーク接続 | Wi-Fiモデル |
| PDF閲覧機能 | |
| 辞書機能 | |
| タッチペン付属 | |
| ライト搭載 | |
| 幅 | 12.8cm |
| 奥行 | 17.7cm |
| 厚さ | 0.78cm |
| 本体重量(実測値) | 209g |
Amazon Kindle Paperwhiteの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
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