





新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」を心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
2024/10/17 発売
| 対応ストア | Kindle |
|---|---|
| 画面サイズ | 6.0インチ |
| ページめくり速度(小説) | 平均0.27秒 |
| ページめくり速度(漫画) | 平均0.40秒 |
| 防水機能 | |
| 書き込み機能 |
紙の本と同じような感覚で、ページをサクサクめくれたのもうれしい点。実際にページが完全に切り替わるまでの時間を計測すると、小説は平均0.08秒・漫画は平均0.12秒とスピーディで、どちらも満足の基準とした0.1秒と同程度でした。「ページ送りが非常にスムーズ」という口コミどおり、快適に読み進められそうです。
ページの見やすさも良好。画面の明るさは24段階で調整でき、暗い環境でも読みやすいダークモードにも対応しています。一部の商品には解像度が230ppi以下と低いものがあったのに対し、本品はWEBサイトの解像度よりも高い300ppi。陽が差す屋外のような明るい環境でも、文字を読みやすいでしょう。
本のリスト化・辞書・単語帳など、読書に便利な機能も搭載。ただし進む・戻るボタンはないので、片手での操作は難しいといえます。読書以外の機能として、PDFの閲覧やファイルマネージャーの使用が可能です。一方でアプリの追加はできず、書き込みにも非対応。防水機能もないため、お風呂での使用は避けてくださいね。
バッテリー性能はあと一歩の評価です。100%の状態から明るさMAXで6時間画面を表示すると、残量は57%まで減少。全体平均の約79%(※2024年12月時点)を大きく下回り、「バッテリーが持たない」との口コミは払拭できませんでした。1万円台で買える手頃さや持ち運びやすさは魅力ですが、充電の手間を減らしたい人はほかの商品も検討してみましょう。
<おすすめできない人>
今回ご紹介するAmazon Kindleは、軽さ・コンパクトさを重視したKindleのベーシックモデルです。2024年に発売された新モデルで、2022年モデルと比べてディスプレイの輝度が最大25%向上。白黒コントラスト比の強調や素早いページめくりを追求し、「紙のような読み心地」と謳っています。
販売元のAmazonは、1995年にアメリカで創業した総合オンラインストア。数億種類を超える製品を取りそろえているほか、生活に役立つさまざまなサービスの提案も行っています。近年では、Kindleシリーズやエンタメ向けのFireタブレットシリーズなど、オリジナル商品も人気を集めていますよ。
ストレージ容量は16GBあり、一般的な書籍なら数千冊を保存できる設計です。Kindleストアを通して、700万冊以上の書籍の購入・閲覧が可能。個人が出版している書籍も取りそろえています。
有料会員サービス「Amazon Prime(プライム)」に加入していると、1,000冊以上の電子書籍・マンガ・雑誌などが読み放題になるのもうれしいポイント。別の有料会員サービス「Kindle Unlimited(アンリミテッド)」なら、500万冊以上の本・マンガ・雑誌・洋書が読み放題で、同時に20冊まで楽しめます。
なお、会員でなくてもKindle端末自体は利用可能。有料会員を解約した場合は読み放題サービスは利用できなくなりますが、Kindleストアからのレンタルや購入が可能です。
<Kindle> ※本コンテンツで紹介
<Kindle Paperwhite(第12世代)>
<Kindle Paperwhite シグニチャーエディション>
<Kindle Scribe Notebook Design>
本品(Kindle無印)と似ているPaperwhiteとの違いは、防水機能の有無や搭載されているフロントライトの数です。本品は防水機能を備えておらず、フロントライトはLED4個のみ。対するPaperwhiteは防水機能があり、フロントライトにLEDを17個も搭載しています。浴室や暗所でも読書したい人にはPaperwhiteが適しているでしょう。
なお、人間工学に基づいてデザインされた上位モデル「Kindle oasis」も販売されていましたが、2024年12月時点ではAmazonのKindleストアでは取り扱いを確認できませんでした。興味がある人は中古品などをチェックしてみてください。
マイベストでは「まったくラグがなく、紙の本のページをめくっているような感覚の商品」をユーザーが満足できる商品とし、その基準を0.33秒以下と定めて以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「見やすい明るさ・色温度に調整でき、文字や画像も鮮明かつフラットベゼルでページがめくりやすい」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「週末に一日中読んでもバッテリーが切れず、通勤で1日1時間読むペースなら約1か月間充電が持つ」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下のそれぞれの方法の平均でおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「文庫本と同程度の軽さで、片手でもまったく支障なく本が読める」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準を200g以下と定めて以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「読書の助けになる便利な機能が多くそろっている」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「データやメモの保存先として使用でき、アプリがインストールできたりメモアプリを使えたりする」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
人気の電子書籍リーダーを比較検証したところ、Amazon Kindleには6つのよい点がありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。
本体サイズも約幅10.9×奥行15.8×厚さ0.8cmで、画面は6インチと文庫本と同程度の大きさです。比較した重量400g以上かつ10インチ以上の大型タイプと並ぶと、「軽くて持ち運びやすい」との謳い文句どおり。片手で持った際の負担が少なく、楽に持ち歩けて好きなときに本を読めるでしょう。
漫画も平均0.12秒と満足の基準と大差なく、全体平均の0.65秒(※2024年12月時点)よりサクサクめくれます。「ページ送りが非常にスムーズ」という口コミ同様、小説・漫画ともに紙の本と同じ感覚で読み進められるので、ストーリーの世界に没入できるでしょう。
一方で、比較した多くの商品と同様にアプリの追加には非対応。なかにはGoogle Playストアから好きなアプリをインストールして使える商品もありましたが、本品が対応しているのはKindleストアのみなので覚えておきましょう。
SDカードスロットもなく、データ保存先の拡張は不可。「Kindle Scribe」のようにペンを使った本への直接書き込みもできないので、注意してください。
値段は19,980円(※2024年12月時点・公式サイト参照)と、比較したなかでリーズナブルなのも魅力のひとつ。3万円を超える商品が少なくなかった点をふまえると、購入コストを抑えたい人に向いています。
書き込みなどの機能には対応していないものの、外出先でも読書したい人や、基本的な機能が備わっていれば十分な人にはぴったりでしょう。
なお、専用ケースは3,980円(※2024年12月時点・公式サイト参照)で販売されています。カラーは本体と同様にブラック・マッチャの2種類。マグネットで固定するタイプで扱いも簡単です。本体をきれいに使い続けたい人はあわせて検討してみてください。
Amazon Kindleにはたくさんのよい点がある反面、気になる点もありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。
バッテリー性能は評価が伸び悩む結果に。100%の状態から明るさMAXで6時間画面を表示させると、57%まで減少しました。比較したなかにはバッテリー100%の状態を維持できた商品がいくつかあったのに対し、充電の手間がかかるといえます。
全商品の平均約79%(※2024年12月時点)も大きく下回っており、「バッテリーが持たない」との口コミは払拭できず。通勤時に1時間ほど読む程度であれば、約2週間に一度の充電で済みますが、週末を通して読みたい場合は明るさを抑えても丸2日は持たない可能性があるでしょう。
なお別売りの純正カバーには、閉じたときに自動でスリープになる機能がついています。バッテリー消費を抑える効果が期待できるので、興味がある人はチェックしてみてください。
2024/10/17 発売
| 対応ストア | Kindle |
|---|---|
| 画面サイズ | 6.0インチ |
| ページめくり速度(小説) | 平均0.27秒 |
| ページめくり速度(漫画) | 平均0.40秒 |
| 防水機能 | |
| 書き込み機能 |
良い
気になる
| 本体容量 | 16GB |
|---|---|
| 6時間後のバッテリー残量(実測値) | 57% |
| 解像度 | 300ppi |
| ネットワーク接続 | Wi-Fiモデル |
| PDF閲覧機能 | |
| 辞書機能 | |
| タッチペン付属 | |
| ライト搭載 | |
| 幅 | 10.9cm |
| 奥行 | 15.8cm |
| 厚さ | 0.8cm |
| 本体重量(実測値) | 155g |
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15,657円
(最安)
販売価格:15,800円
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Amazon Kindleの取扱店舗は、Amazon公式サイトのほか、楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイト。公式サイトで購入すると、以下の特典がついてきますよ。
<特典>
安く購入したい場合は、Amazonで定期的に行われる大型セールなどを利用するのも手。不定期に行われるタイムセールでも割引価格で購入できるチャンスがあります。キャンペーンによるクーポンコードで割引を適用することも可能なので、ぜひチェックしてみてください。
最後に、バッテリー性能がより高いものや購入しやすい価格の商品をご紹介します。
楽天のKobo Libra Colourは、機能豊富でバッテリー持ちも高評価を獲得した1台です。バッテリー100%の状態から明るさMAXで6時間放置しても、残量は100%のままをキープ。次ページへの切り替わりも小説で平均0.06秒と速く、サクサクめくれました。専用ペンで直接書き込む機能も搭載していますよ。
軽くて携帯しやすい手頃な商品なら、前モデルのKindle 第11世代も候補に。画面サイズは6インチ・重量は155gと軽く、文庫本感覚で携帯できます。小説のページめくり速度は平均0.06秒と、2024年版より若干優れていました。価格は約17,000円(※2024年12月時点・ECサイト参照)と手頃ながら、本のリスト化・辞書機能・単語帳と基本的な機能も備わっています。
| 対応ストア | 楽天ブックス |
|---|---|
| 画面サイズ | 7.0インチ |
| ページめくり速度(小説) | 平均0.26秒 |
| ページめくり速度(漫画) | 平均0.39秒 |
| 防水機能 | |
| 書き込み機能 |
良い
気になる
| 本体容量 | 32GB |
|---|---|
| 6時間後のバッテリー残量(実測値) | 100% |
| 解像度 | 150ppi(カラー)/300ppi(白黒) |
| ネットワーク接続 | Wi-Fiモデル |
| PDF閲覧機能 | |
| 辞書機能 | |
| タッチペン付属 | |
| ライト搭載 | |
| 幅 | 16.1cm |
| 奥行 | 14.5cm |
| 厚さ | 0.62~0.83cm |
| 本体重量(実測値) | 201g |
楽天 Kobo Libra Colourの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
| 対応ストア | Kindle |
|---|---|
| 画面サイズ | 6.0インチ |
| ページめくり速度(小説) | 平均0.20秒 |
| ページめくり速度(漫画) | 平均0.47秒 |
| 防水機能 | |
| 書き込み機能 |
| 本体容量 | 16GB |
|---|---|
| 6時間後のバッテリー残量(実測値) | 74% |
| 解像度 | 300ppi |
| ネットワーク接続 | Wi-Fiモデル |
| PDF閲覧機能 | |
| 辞書機能 | |
| タッチペン付属 | |
| ライト搭載 | |
| 幅 | 10.9cm |
| 奥行 | 15.8cm |
| 厚さ | 0.80cm |
| 本体重量(実測値) | 155g |
Amazon Kindle 第11世代を徹底レビュー!実際に使ってわかったメリット・デメリットは?
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