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Kindle Scribeを徹底レビュー!実際に使ってわかったメリット・デメリットは?

手書き入力機能を備えた電子書籍リーダー、Amazon Kindle Scribe。「画面が大きくて見やすい」「付属ペンの書き心地がよい」と評判です。しかし、「読書用には重たすぎる」との口コミもあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?


今回はその実力を確かめるため、以下の6つの観点で検証・レビューを行いました。


  • 次のページに変わる速さ
  • ページの見やすさ
  • バッテリー性能
  • 本体の軽さ
  • 読書用機能の充実度
  • 読書以外の多機能さ

さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気の電子書籍リーダーとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、電子書籍リーダー選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

2026年03月24日更新
久我和真
ガイド
マイベスト 家電チームマネージャー
久我和真

テレビ・プロジェクターなどの映像家電や、ノートパソコンやプリンターなど家電全般の比較・コンテンツ制作を経験し、家電チームのマネージャーに就任。キャリブレーションソフトを用いたテレビ・プロジェクターの画質測定を設計したり、ノートパソコンのベンチマークテストに取り組んだりしてきた。「ユーザーにとってベストな選択体験を提供する」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。

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【結論】メモを取りながら読書したい人に!専用ペンつきでノートやPDFに書き込める

Amazon Kindle Scribeで大きな画面で読書やメモ・スケッチをしたい人におすすめ。比較したなかでは珍しい手書き機能つきで、付属のペンで書き込みが可能です。本に直接書ける仕様ではありませんが、気になった箇所をマークするとコメント欄が出てきてメモを残せるので、付箋感覚で使えますよ。

ノートのスタイルも白紙・罫線・Todoリストなど豊富。スケッチをしたりやることリストを作成したりと、使い勝手の幅が広いといえます。PDFデータに書き込んでメールでシェアできるので、仕事用の資料のやり取りにも便利でしょう。


ディスプレイは10.2インチと大きく、自動調光機能や色温度調整機能がついています。読書中に気になった言葉を調べられる辞書や本のリスト化など、電子書籍リーダーならではの機能も充実。フル充電時から6時間放置したあとの電池残量は71%で、バッテリーの持ちもよいとわかりました。


動画編集ソフトでページをめくる時間を計測した結果、小説は平均0.09秒で次のページに遷移。比較した商品は平均で0.43秒(※執筆時点)かかっていたことを思うと、タイムラグが少なくサクサク読めるといえます。なお、漫画の場合は平均0.93秒と少しラグを感じました


重量は436gと重ため。比較した10インチクラスの商品には400g以下のものもあったため、「読書用には重たすぎる」との口コミにも頷けます。入浴中に読書をしたい人には防水機能がない点もネックでしょう。防水仕様かつ軽量な電子書籍リーダーがほしい人は、ほかの商品もチェックしてみてください。

Amazon Kindle Scribeとは?

Amazon Kindle Scribeとは?

2022年秋に登場したAmazon Kindle Scribeは、Kindleシリーズで初めて手書きメモ機能を搭載。本物の紙のような読み・書き心地にこだわっており、読書だけでなくノートや日記としても活躍するモデルです。


そもそもスマホやタブレットではなく電子書籍リーダーで読書するメリットは、目の疲れにくさにあります。電子インクという特殊技術を用いており、ブルーライトが発生しないのが特徴です。


紙の本とは違い、1台に数千冊もの書籍を入れておけるのもメリット。蔵書の置き場所がなくなってきた人にもぜひ検討してほしいアイテムです。

Kindleの各モデルの違いはコレ!

Kindleの各モデルの違いはコレ!
出典:amazon.co.jp
2007年に誕生したKindle電子書籍リーダーの現在のラインナップは5種類。それぞれの特徴を以下にまとめたので、どれが自分に合うかチェックしてみてください。なお、子ども向けの本1000冊以上が読み放題のAmazon Kids+が1年間無料で使えるキッズモデルが選べるタイプもありますよ。

Kindle
  1. 特徴:シリーズのベーシックモデル
  2. ディスプレイのサイズ:6インチ
  3. 容量:16GB
  4. 防水機能:なし
  5. 接続方式:Wi-Fi
  6. カラー:ブラック・デニムブルー
  7. キッズモデルの有無:あり

Kindle Paperwhite

  1. 特徴:どこにでも持ち歩ける売れ筋モデル
  2. ディスプレイのサイズ:6.8インチ
  3. 容量:8GB/16GB
  4. 防水機能:あり
  5. 接続方式:Wi-Fi
  6. カラー:ブラック・デニムブルー・ライトグリーン
  7. キッズモデルの有無:あり

Kindle Paperwhite シグニチャーエディション

  1. 特徴:明るさ調整機能・ワイヤレス充電にも対応した大容量モデル
  2. ディスプレイのサイズ:6.8インチ
  3. 容量:32GB
  4. 防水機能:あり
  5. 接続方式:Wi-Fi
  6. カラー:ブラック・デニムブルー・ライトグリーン
  7. キッズモデルの有無:なし

Kindle Oasis

  1. 特徴:人工工学に基づいてデザインされた上位モデル
  2. ディスプレイのサイズ:7インチ
  3. 容量:8GB/32GB
  4. 防水機能:あり
  5. 接続方式:Wi-FiまたはWi-Fi+無料4G
  6. カラー:グラファイト
  7. キッズモデルの有無:なし

Kindle Scribe> ※本コンテンツで紹介

  1. 特徴:本物の紙のように読み書きできるモデル
  2. ディスプレイのサイズ:10.2インチ
  3. 容量:16GB/32GB/64GB
  4. 防水機能:なし
  5. 接続方式:Wi-Fi
  6. カラー:タングステン
  7. キッズモデルの有無:なし

検証してわかったメリット・デメリットをもとに向いている人を詳しく解説!

検証してわかったメリット・デメリットをもとに向いている人を詳しく解説!

今回は、Amazon Kindle Scribeを含む電子書籍リーダー全13商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。


具体的な検証内容は以下のとおりです。


  1. 次のページに変わる速さ
  2. ページの見やすさ
  3. バッテリー性能
  4. 本体の軽さ
  5. 読書用機能の充実度
  6. 読書以外の多機能

Amazon Kindle Scribeのよい点は5つ!

Amazon Kindle Scribeのよい点は5つ!

Amazon Kindle Scribeを実際に試した結果、5つものよい点があるとわかりました。購入を考えている人はぜひ最後までチェックしてくださいね!

専用ペンで付箋メモ・ノート・PDFなどに書き込める

専用ペンで付箋メモ・ノート・PDFなどに書き込める
特筆すべきは、シリーズ初の手書き機能でしょう。専用ペンがついており、読書中に気になったことをメモに残せます。なお、楽天が販売している「Kobo Sage」とは違い、本に直接書き込めるわけではありません。任意の箇所にマーカーを引くとコメント欄が出せ、付箋のように書き込める仕様です。

ペンの種類は蛍光ペン・万年筆・サインペン・鉛筆から選べるので、書きたいものに合わせて使い分け可能。ノートの作成機能も充実しており、罫線付き・白紙・やることリストといったさまざまなスタイルを選べ、スケッチブックや日記として活躍します。


PDFデータをインポートして書き込めるため、仕事用の資料チェックんも役立ちそうです。作成したノートや書き込み済のPDFデータをメールでシェアできるのもうれしいですね。

田口朱凜
元PC販売員/マイベストPC周辺機器担当
田口朱凜

画面の質感がiPadなどのツルツルとした質感とは違い、ペーパーライクな程よい摩擦があるので滑らずに文字を書けました。タブレットだと感覚が違って上手く文字を書けないことが多いですが、普段、紙にボールペンで描くような感覚で書けますよ


付属ペンの遅延もそこまで感じません。また、ノート機能のテンプレートの種類が豊富なのも利点。白紙や罫線などのスタンダードなものだけでなく、Todoリストのテンプレートも入っているので、ノート機能をフル活用したい人にとってはうれしいでしょう。

どんな時間・場所でも画面を見やすいように配慮

どんな時間・場所でも画面を見やすいように配慮
出典:amazon.co.jp

ページの見やすさも十分です。光の反射を抑えたディスプレイを採用しているほか、明るさ自動調節機能や色温度調整機能を搭載。昼間の屋外や明かりを落とした寝室など、どんな環境でも画面が見やすいといえます。


ディスプレイと枠(ベゼル)の間に段差がないのもポイント。スワイプや画面に書き込む際に手が引っ掛からず、スムーズに操作できますよ。


解像度は300ppiで、漫画の小さなコマも潰れず読みやすいといえます。比較したなかには解像度が212ppiと低いものがありましたが、本商品ならとくに不満は感じないでしょう。なお、ディスプレイの仕様は以下のとおりです。


検証結果詳細

  1. 明るさ調節:〇
  2. 色温度調節:〇
  3. ダークモード:〇
  4. フラットベゼル:〇
  5. 解像度:300ppi
  6. フロントライト:〇

バッテリーの持ちがよい。1~2日なら充電せずに済む

バッテリーの持ちがよい。1~2日なら充電せずに済む

バッテリー性能も優秀です。明るさを最高値にして6時間放置した結果、100%から76%までしか減っていませんでした


同時に比較したKindle Oasisは6時間で41%までバッテリーが減ったことを思うと、かなり長持ちするといえます。1~2日であれば充電せず使えるでしょう。

読書時間を充実させる機能も豊富

読書時間を充実させる機能も豊富

読書用機能も豊富でした。とくに、知らない単語が出てきても辞書機能ですぐに調べられる点は電子書籍リーダーならでは。お気に入りの本をリスト化できるため再読リストを作るのもよいでしょう。

なお、シリーズ内でページの進む・戻るボタンを備えていたのはKindle Oasisのみ。そのほかの機能はどのモデルも共通でした。なお、チェックした項目の詳細は以下にまとめています。


検証結果一覧

  1. 本をリスト化できるか:〇
  2. 辞書機能の有無:〇
  3. 進む・戻るボタンの有無:×
  4. 単語帳機能の有無:〇
  5. 読書データを確認できるか:×

小説をサクサク読めて、集中が途切れにくい

小説をサクサク読めて、集中が途切れにくい

ページが変わる際、タイムラグが少ない点も魅力。動画編集ソフトでページをめくる指が離れてから次のページへ完全に切り替わるまでの時間を計測した結果、小説の場合は平均0.09秒を記録しました。


比較した商品は平均で0.43秒(※執筆時点)かかっていたことを思うとかなりのスピードです。これなら、紙の本をめくるのと同じ感覚で読み進められそうです。

Amazon Kindle Scribeの気になった点は3つ!

Amazon Kindle Scribeの気になった点は3つ!
出典:amazon.co.jp

総じて高評価といえるものの、気になった点も3つありました。購入に踏み切る前に、自分に合う商品なのか確認しましょう。

漫画を読むときは少しタイムラグを感じるかも

漫画を読むときは少しタイムラグを感じるかも

小説をめくるスピードは速いものの、漫画は若干のタイムラグを感じました。動画編集ソフトでの計測結果は平均0.93秒で、比較した商品全体の平均0.75秒(※執筆時点)を上回っています。


比較した商品は全体的に漫画のほうがページをめくるのに時間がかかっていましたが、なかには漫画も0.1秒程度で次のページへ移るものも。よく漫画を読む人はほかの商品を検討してもよいでしょう。

画面が大きくて書き込みやすいが、片手で持つには重たい

画面が大きくて書き込みやすいが、片手で持つには重たい
画面が10.2インチと大きく、重量も436gと重ため。大画面で読み書きしやすいのはメリットといえますが、片手で持つには重たく感じそうです。


なお、比較した10インチクラスの商品には400g以下のモデルもありました。片手で持っても疲れにくいものを探しているなら、ほかの商品も視野に入れましょう。

防水機能がない点も惜しい

防水機能がない点も惜しい

比較した商品には防水仕様のものがあったなか、本商品は防水機能がついていませんでした。入浴中に読書をしたりアイデアを書きとめたりしたい人にはおすすめできません。

Amazon Kindle Scribeの価格比較

※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。

販売中のショップが見つかりません

Amazon Kindle Scribeが向いていない人におすすめの電子書籍リーダーは?

各商品を見比べた結果、Amazon Kindle Scribeのデメリットをカバーできる商品を見つけたのでご紹介します。

楽天 Kobo Sageは本に直接書き込めるうえに防水仕様

楽天 Kobo Sageは本に直接書き込めるうえに防水仕様
読み書きできる電子書籍リーダーがほしい人は、楽天のKobo Sageをチェック。シリーズのハイエンドモデルで、別売りのスタイラスペンで直接紙面に書き込めるのが魅力です。防水機能つきなので、入浴中も使えますよ

画面は8.0インチと大きいものの、重量は239gと比較的軽量でした。片手で持っても負担になりにくいので、長時間の読書も快適でしょう。


ページをめくる速度も申し分ないうえ、明るさをMAXにして6時間放置してもバッテリーが100%から減っていませんでした。1日数時間使うのであれば1週間程度充電しなくて済みます。手書き可能モデルを探している人は、ぜひ候補に加えてみてください。

Amazon Kindle Scribeの付属ペンは2種類

Amazon Kindle Scribeの付属ペンは2種類
出典:amazon.co.jp
Amazon Kindle Scribeの付属ペンはスタンダード・プレミアムの2種類。16GBのKindle Scribeを購入する場合はどちらのペンをつけるか選べますが、32GB・64GBはプレミアムペンのみ選択可能です。

どちらのタイプも充電やペアリングいらずで使え、プレミアムペンには消しゴム機能やペンとマーカー切り替えなどを設定できるショートカットボタンがついています。スタンダード・プレミアムペン共通のペン先も販売しているので、消耗してきたら交換できますよ。

Amazon Kindle Scribeにアップデートの予定はある?

Amazon Kindle Scribeにアップデートの予定はある?
執筆当時、AmazonではKindle Scribeのソフトウェアアップデートを予告していました。

今後、書き込みツールが進化し、新しいブラシタイプが選べたりコピー・ペーストツールが使えたりするとのこと。また、ノートの整理が楽になるオプションやMicrosoft Wordから直接ドキュメントを送信する機能も追加されるようです。ますます便利になるKindle Scribeから目が離せませんね。

Amazon Kindle Scribeはどこで買える?

Amazon Kindle Scribeはどこで買える?
出典:amazon.co.jp
Kindle ScribeはAmazonで購入できます。容量やペンのスタイル、オプションにKindle Unlimiteをつけるか否かで価格が変動するので、販売ページをチェックしてみてください。


なお、Kindle Unlimiteつきを選ぶと、3か月間Amazonの読み放題サービスを使えます。読書家の人はこの機会に試してみてはいかがでしょう。

ペンホルダーつきの専用カバーも販売中

ペンホルダーつきの専用カバーも販売中
出典:amazon.co.jp
Amazon Kindle Scribeを購入するなら、専用カバーも忘れずに。折り返し方を2通りから選べる仕様です。

カバーを閉じると本体がスリープモードに、開くと自動で画面がオンになるのも魅力的。余計なアクションなく本の続きを読んだり書いたりできますよ。ペンホルダーがついているので紛失する可能性も低いでしょう。

mybestおすすめ!電子書籍リーダーの検証評価上位の商品も紹介

電子書籍リーダーの検証で上位を獲得した商品をご紹介します。AmazonのKindle Scribe以外にも、ぜひ以下のおすすめ商品も検討してみてくださいね。

ページの見やすさ No.1
バッテリー性能 No.1

楽天
KoboKobo Sage

おすすめスコア
4.58
次のページに変わる速さ
4.21
ページの見やすさ
5.00
バッテリー性能
5.00
本体の軽さ
4.41
Amazonで見る
Kobo Sage   1
最安価格
39,195円
中価格
最安価格
39,195円
中価格
対応ストア楽天ブックス
画面サイズ8.0インチ
ページめくり速度(小説)平均0.32秒
ページめくり速度(漫画)平均0.72秒
防水機能(IPX8)
書き込み機能

良い

    • 解像度は300ppiで、文字がはっきりと見える
    • 1日数時間の使用であれば公称値どおり数週間はもつ
    • 本体の重量は239gと片手で持てる

気になる

  • 特になし
本体容量32GB
6時間後のバッテリー残量(実測値)100%
解像度300ppi
ネットワーク接続Wi-Fiモデル
タッチペン付属
ライト搭載
16.1cm
奥行18.1cm
厚さ0.76cm
本体重量(実測値) 239g
全部見る
Kobo Sage

楽天 Kobo Sageの評判・口コミは?実際に使用してメリット・デメリットを徹底レビュー!

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