AmazonのFire HD 10 キッズプロは、小学生向けのタブレットがほしいすべての人におすすめです。小学生向けのコンテンツが充実している点が大きな魅力。比較したなかでAmazon Fire HDシリーズにのみ標準搭載されていた「Amazon Kids+」を1年間無料で使用できます。小学生向けテーマを選べば学習まんがや図鑑などが自動で表示されるので、興味の幅が広がるでしょう。「使用時間を管理できる」との口コミどおり、使いすぎや有害コンテンツの使用を防げることもメリットです。とくに比較したなかでも珍しい、ゲームの起動条件を設定できる機能が特徴的。学習しないとエンタメ系コンテンツが使用できないので、勉強の習慣化を図れます。「親用の管理アプリが使いにくい」との口コミもありましたが、手順どおりセットアップすれば自動的に年齢に応じたコンテンツが表示される仕様です。処理性能が高い点もポイント。処理性能を示すベンチマークスコアを実測したところ、満足の基準値とした20万を大きく上回る約29万点を記録しました。比較したなかではトップクラスの数値で、子供はもちろん、大人が動画視聴やKindleで読書するにも困らない性能です。非純正アプリではありますが、「YouTubeも見れる」との口コミどおり、YouTube系のサービスも利用できます。バッテリー性能も優秀です。実際に試すとフル充電で約7時間YouTubeを再生できたので、日中は充電なしで過ごせます。重量はケースを含め約658gと軽くはないものの、薄型なので荷物が多くても持ち運べるレベルです。外出時のお供にもぴったりですよ。高性能で子供も大人も使いやすく、保護性能にも優れています。コンテンツも豊富なので、飽きずに楽しめるでしょう。小学生向けのタブレットがほしい人は、第一候補にしてみてください。<おすすめの人>大画面の子供用タブレットがほしい人利用を制限し、使いすぎを防げるものがほしい人Amazon Kids+をお得に利用したい人<おすすめできない人>なし
Microsoft Surface Go 2は、資料の確認や動画視聴がメインで、快適な操作性のタブレットを選びたい人におすすめです。口コミでは画面のもたつきが指摘されていましたが、実際に使うと指でのスクロール・ズームイン・アウトの操作はスムーズ。比較したなかにはカクつきを感じた商品もあったなか、本商品は触れた部分が遅延なく反応しました。しかし、CPUの処理性能を示すベンチマークスコアは、マルチコアで平均934ptsと低めです。メモリは4GBとやや物足らず、ストレージのデータ転送速度も高評価の基準には達していません。Webサイトや動画を見るぶんには問題ないものの、処理が重い作業には不向きです。仕様を変更できるモデルなので、目的に合わせて選びましょう。実際にモニターが文書を作成したところ、「何の問題もなく入力できた」「関数やフィルタ操作時の遅延がない」と好評。比較したなかには操作時にラグが生じた商品もあったのに対し、本商品は1つのアプリを操作する限り処理速度は落ちませんでした。別売りの純正のキーボードも軽いタッチで打ち込みやすく、タッチパッドの動きもスムーズです。画面の美しさが評判なだけあって、フルHD対応のディスプレイは細部までくっきりした画質。ただし最大輝度は270nitとそこまで高くないので、太陽光の下で見るとやや見えづらいでしょう。動画を連続で再生できた時間は約4時間49分です。比較したなかには6時間以上持つ商品もあったので、口コミどおりバッテリー持ちはやや物足りないといえます。本体重量はキーボード・充電用のコードを含めて1,060gと、比較した商品のなかではトップクラスの軽さ。薄型でコンパクトなデザインなので、カバンに入れてもかさばることなく持ち歩けます。発熱も抑えられており、動画を30分間再生しても表面温度は最高32.6℃と低めでした。ずっと持っていてもそこまで熱くありません。値段は、執筆時点で税込65,780円(公式サイト参照)。比較したなかには10万円近い商品もあり、Windowsタブレットとしては比較的安価といえます。軽い作業がメインなら有力な選択肢となるでしょう。複数のアプリを使いたい人や、重い作業をするなど処理性能を重視する人は、ほかの商品も検討してみてくださいね。
NEC LAVIE Tab T9 PC-T0995HASは、持ち運びやすい高性能モデルを探している人におすすめです。8.8インチのコンパクトモデルながら、処理性能を示すベンチマークスコアは1,345,594ptと比較したなかでトップクラスでした。「サクサク動く」と口コミで評価されていたように、資料作成・動画視聴・3Dゲームも難なくこなせる性能ですよ。色鮮やかで高解像なディスプレイも魅力です。実際に写真を見たモニターからは、「岩肌の凹凸や土の質感まで見て取れた」という声があがりました。比較したなかには等倍でも画質の粗さが気になるものもあったのに対し、本商品は拡大しても画質があまり劣化しません。階調表現も豊かで、光と影のグラデーションもきれいでした。映像もダイナミックです。人の肌感や動物の体毛まで精細に表現されており、「素晴らしい映像美」などとモニターから称賛されました。比較した一部商品のような映像のもたつきも見られません。左右のスピーカーから広がる立体的なサウンドも相まって、ゲームや映画の世界観に没入できるでしょう。タッチ操作も快適です。試したモニターからは「タイムラグがない」との声が上がっており、思いどおりの操作が叶います。比較した商品にはスクロールした際にすぐ画面が切り替わらないものもあったなか、スムーズにページを移動できたのもポイント。文字がカクカクしないため、Webサイトでの情報収集がしやすいですよ。フル充電の状態から動画を連続6時間52分再生でき、バッテリー持ちも十分。重量350.5gと軽いうえに発熱もしにくいため、長時間手で持って操作したい人にもぴったりです。価格は9万円台と高価ですが、場所を問わず動画やゲームを高品質な映像で楽しみたい人は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
Fire HD 10 タブレットは、外出先でも長時間使用できるものがほしい人におすすめです。動画を再生してバッテリーが切れるまでの時間を計測したところ、なんと10時間30分再生できました。比較した商品では10時間以上稼働できるものはかなり少数だったなかで、外出先でもバッテリー切れを心配せずに動画を鑑賞できます。「動作が重い」という口コミに反して、処理性能は良好。ベンチマークスコアは305,725ptで、エンタメ用ならウェブページの読み込み速度は十分といえるでしょう。素早くスクロールすると若干のカクつきはあるものの、実際に使ったモニターからは「快適に使用できる」「小さいタブをクリックしやすい」というポジティブな意見が多数でした。「画面が見やすい」という口コミどおり、画質のよさもおおむね満足できる結果です。色の濃淡の表現はもう1歩ですが、「自然の色がとても鮮やか」とモニターからは彩度の高さが好評。動画の迫力も人気で、比較した商品には音の臨場感が物足りないものもあったなかで、映画館にいるような迫力のある映像を楽しめますよ。発熱のしにくさも優秀。動画を再生して10分後の表面温度は26.7℃と、手で持っていても熱さを感じにくい温度です。比較した商品でもNECのTab T10は40℃以上まで上昇したのに対し、長時間の手持ち操作にも向いています。メーカーが軽い設計を謳っているとおり重量は軽めで、10インチの大画面がありながら軽くて扱いやすいのがメリットです。価格はだいたい2万円程度で、比較した商品のなかでは低価格。低価格帯でありながら、バッテリーの持ちや臨場感のある動画は高価格帯の商品にも引けを取らないのが魅力です。とはいえ、グラデーションもしっかり表現できる画質を求めるなら、ほかの商品も含めて購入を検討してみてください。
Amazon Kindleは、携帯しやすく屋外でも快適に読めるものをお探しの人におすすめです。本体重量は実測値で154.8gと、比較した商品内でもトップクラスの軽さ。画面サイズも6インチとコンパクトで、重量・大きさともに文庫本と大差ありません。「軽くて持ち運びやすい」との謳い文句どおりで、場所を問わず読書を楽しめるでしょう。紙の本と同じような感覚で、ページをサクサクめくれたのもうれしい点。実際にページが完全に切り替わるまでの時間を計測すると、小説は平均0.08秒・漫画は平均0.12秒とスピーディで、どちらも満足の基準とした0.1秒と同程度でした。「ページ送りが非常にスムーズ」という口コミどおり、快適に読み進められそうです。ページの見やすさも良好。画面の明るさは24段階で調整でき、暗い環境でも読みやすいダークモードにも対応しています。一部の商品には解像度が230ppi以下と低いものがあったのに対し、本品はWEBサイトの解像度よりも高い300ppi。陽が差す屋外のような明るい環境でも、文字を読みやすいでしょう。本のリスト化・辞書・単語帳など、読書に便利な機能も搭載。ただし進む・戻るボタンはないので、片手での操作は難しいといえます。読書以外の機能として、PDFの閲覧やファイルマネージャーの使用が可能です。一方でアプリの追加はできず、書き込みにも非対応。防水機能もないため、お風呂での使用は避けてくださいね。バッテリー性能はあと一歩の評価です。100%の状態から明るさMAXで6時間画面を表示すると、残量は57%まで減少。全体平均の約79%(※2024年12月時点)を大きく下回り、「バッテリーが持たない」との口コミは払拭できませんでした。1万円台で買える手頃さや持ち運びやすさは魅力ですが、充電の手間を減らしたい人はほかの商品も検討してみましょう。<おすすめな人>持ち運びしやすさを重視する人紙の本と同感覚で読み進めたい人明るい屋外でも読みやすいものがほしい人<おすすめできない人>バッテリー持ちがよいものがほしい人本への書き込みやアプリ追加をしたい人
Kobo Sageは、画面が見やすく、便利な機能が充実した電子書籍リーダーがほしい人におすすめです。解像度は300ppiと高く、文字がくっきり見やすいのが長所。また明るさや色合いを変更できるうえ、ダークモードにも対応しています。比較したなかでダークモードを搭載しているのは、本商品のほかはkindleシリーズや「Kobo Libra 2」のみと限られており、部屋を暗くしたまま読書したい人に重宝しますよ。バッテリー性能が非常に高いのも魅力です。実際に満充電の状態で明るさを最大にし、6時間使用しても、電池は100%の状態をキープできました。Koboシリーズは、比較したなかでバッテリー性能が高い傾向にありましたが、そのなかでもとくにバッテリー持ちがよい印象です。「バッテリーの持ちが悪い」との口コミもありましたが、電池切れを気にせず、長時間使用できるでしょう。画面サイズは8.0インチと文庫本より大きめ。重量は実測239gと、比較した商品の平均と同等レベル(※執筆時点)です。「軽量で持ちやすい」との口コミどおりそこまで重くないため、片手で持ちながら読めますよ。機能も充実しており、本を仕分けできるコレクション機能のほか辞書・単語帳機能も搭載。重要な箇所にハイライトをつけてまとめたり、しおりを挟んであとで見返したりもできます。ノート機能もあり、スタイラスペンを使えば自由帳のようにメモ書きを残すことも可能です。PDFの取り込みや閲覧もでき、読書以外にも幅広く使えるでしょう。防水性能はIPX8と高く、お風呂やプールで使えるのもうれしいですね。ただし、スワイプの速さは小説とマンガで差が出る結果に。動画編集ソフトで計測したところ、小説のスピードは平均0.09秒と良好でしたが、マンガは平均0.93秒とラグが出てしまいました。比較した多くの商品でも、マンガは遅延が出やすかったため、マンガをメインに読みたい人は注意してくださいね。「Amazon Kindle Paperwhite 第11世代」は小説もマンガもラグが発生しにくかったため、スムーズに読みたい人はこちらもおすすめですよ。とはいえ、タッチペンなどの便利な機能が豊富にあり、画面の見やすさやバッテリー性能のよさを備えた優秀な商品です。メモを取りながら小説を楽しみたい人は、ぜひ購入を検討してみてください。