最新チップの搭載により、画質が大幅に向上したと評判のGoPro HERO10 Black。インターネット上には高評価の口コミが見られますが、「熱暴走により10分ほどで機能停止した」という声もあり、購入すべきか悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、GoPro HERO10 Blackを含むアクションカメラ全12商品を実際に使ってみて、画質のよさ・手ブレ補正・音質のよさ・バッテリーの持ち・使いやすさ・機能性を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
良い
気になる
GoPro HERO10 Blackは、画質や音質にこだわる人におすすめです。
ほかのアクションカメラを上回るほど画質がよく、暗い場所での撮影でもハイクオリティな映像が撮影できます。発色もよく、目で見たものに近い色合いで映ることも好印象です。また、音質や手ブレ補正にも優れていました。
クラウドサービスへの自動アップロードやオート編集など、あると便利な機能も備わっています。操作性にも優れており、直感的に操作できるため、初めてアクションカメラを使う人でもすぐに使いこなせるでしょう。
ただし、4Kでの長時間の動画撮影には向かない印象です。検証では、約44分で発熱により撮影が止まってしまいました。とはいえ、バッテリー残量は38%だったので、画質を落とせば長時間の撮影にも利用できるでしょう。
2021年9月に発売されたGoPro HERO10 Black。新しいGP2プロセッサー搭載し、従来品よりも性能を向上させたモデルです。
サイズなどはHERO9とほとんど変わらないため、アクセサリーは共通のものが使えます。
動画は、解像度が4Kよりも91%高い5.3Kでの撮影が可能。さらに、撮影した動画から19.6MPでの静止画の切り取りができるようになりました。静止画は、23MPとGoPro史上最高画質です。
水深10mの防水性能を持つため、水中やウィンタースポーツでの撮影が気軽にできます。
手ブレ補正にはHyperSmooth 4.0を搭載しています。すべてのモードに手ブレ補正が対応しているため、ユニークなアクティビティ動画撮影に臨めるでしょう。
また、水平維持機能は従来品の27度から45度に。水平を保った映像の撮影の幅が広がりました。
撮影した動画や写真はワイヤレスでGoPro Quikアプリへ転送可能。また、GoProシリーズで初めて有線でのデータ転送にも対応し、通信エラーなどの心配をせずにデータを送れるでしょう。
アプリではトリミング・カラー調整・クロップ・動画の速度変更といった機能を使い、撮影したデータの編集もおこなえます。
付属品は以下のとおりです。
さらに、30点以上のアクセサリーに対応しており、さまざまなシーンでの撮影に活用できることも魅力です。
今回は、GoPro HERO10 Blackを含むアクションカメラ全12商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
検証①:画質のよさ
検証②:手ブレ補正
検証③:音質のよさ
検証④:バッテリーの持ち
検証⑤:使いやすさ
検証⑥:機能性
解像感・ノイズの少なさ・発色のよさを評価するために、以下の条件で撮影した動画をmybestの男女6人で確認しました。
<撮影条件>
<被写体>
今回の検証では、画質のよさはトップレベルでした。解像度が非常に高く、風景はもちろん人の表情までくっきりと映っていました。暗所でも細部まで映せており、ノイズも気になりません。
発色の鮮やかさもあり、人の目に近い色合いという印象です。水中でもクリアな発色なので、どんな場面でも鮮やかな映像を撮影できるでしょう。
次に手ブレ補正を検証します。
mybestの男女6人が以下の条件で撮影して動画を確認し、大きなブレのなさと小さなブレのなさについて評価しました。
手ブレ補正は非常に強力です。自転車で縁石から降りるときにはがたんと揺れますが、ほかの場面ではブレが気になりません。
小さい手ブレも気にならず、安定感のある映像を撮影できました。
続いては音質のよさを検証します。
mybestの男女6人で以下の条件で撮影した動画を確認し、声の聞きやすさと雑音の入りにくさについて評価しました。
音質にも優れています。声がはっきりと聞こえ、大きな声でなくても聞き取りやすくなっていました。
やや雑音は入りますが、自然な音なのでストレスになるほどではありません。環境音や鳥の鳴き声が聞こえるので、自然な映像が撮影できます。
検証条件を以下のとおりに統一し、連続して撮影が継続できる時間で評価しました。
検証での連続撮影時間は44.19分とやや短めでした。4Kでの長時間撮影は厳しい印象です。
撮影終了時のバッテリー残量は38%でしたが、発熱により撮影が強制ストップになり、手では触れないほど熱くなりました。
続いて、使いやすさの検証です。
各種設定の変更や動画の再生と言いた操作を行い、メニューのわかりやすさと操作のしやすさについて評価しました。
直感的に操作できるほど使いやすさにも優れています。メニュー項目が分かりやすいうえに、アイコンをタッチするとヘルプが表示される点が好印象。
タッチパネルの反応もよく、スマホのように操作できました。画面遷移のアニメーションのなめらかさも、使いやすさにつながっています。
最後に機能性を検証します。
アクションカメラ本体と純正アプリの以下の機能を対象にして評価しました。
【アクションカメラ本体の機能】
【純正スマホアプリの機能】
機能はいうことなしの充実度で、今回の検証で調べた項目はすべてクリアしました。専用アプリでは、クラウドへの自動アップロードや動画の自動編集など、あると便利な機能が揃っています。
本体の機能でも、音声コントロールやフロントディスプレイのカラー表示などに対応しており、機能面で不満を感じることはほとんどないでしょう。
<アクションカメラ本体の機能>
<純正スマホアプリの機能>
2021/09/16 発売
タッチパネル | |
---|---|
撮影可能時間(実測値) | 約44分(4K 30fps時) |
対応フレームレート | 60fps(5.3K)、120fps(4K)、 240fps(2.7K) |
動画解像度 | 4K、フルHD、5.3K |
本体サイズ | 71.8×33.6×50.8mm |
本体重量 | 153g |
良い
気になる
高フレームレート(120fps以上) | |
---|---|
センサーサイズ | 1/2.3インチCMOS |
フロントディスプレイ | |
有効画素数 | 2300万画素 |
F値 | F2.5 |
手ブレ補正機構 | 電子式 |
動画記録方式 | H.264 (AVC)、H.265 (HEVC) |
静止画記録方式 | JPEG、RAW |
記録メディア | microSD、microSDHC、microSDXC |
内蔵メモリー容量 | |
連続撮影時間(公称値) | 76分(4K/30fps) |
モニターサイズ | 2.27インチ |
外部マイク入力 | |
Wi-Fi対応 | |
Bluetooth機能 | |
防水性能 | |
防塵性能 | |
音声操作 | |
付属品 | リチャージャブルバッテリー、粘着性ベースマウント(曲面)、マウント用バックル、USB-Cケーブル、サムスクリュー、カメラケース |
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GoPro HERO10 Blackは高性能なカメラでしたが、販売価格が6万円以上と価格高いため他商品もご紹介します。
GoPro HERO9 Blackは販売価格が5万円ほどながら、機能性は劣りません。また、強力な手ブレや音質のよさも好評。解像度も高く、水中でも鮮やかな映像が撮影できました。4Kでの連続撮影は約56分ですが、画質を下げれば1時間以上の撮影もできるでしょう。
DJI OSMO Actionなら、3万円ほどで高性能のアクションカメラを購入できます。検証では、高水準の手ブレ補正と高い解像度がありました。また、落ち着いた雰囲気の発色も特徴です。4Kでも1時間以上の連続撮影ができ、バッテリー持ちを重視する人にもおすすめできます。
高フレームレート(120fps以上) | |
---|---|
センサーサイズ | 1/2.3インチCMOS |
タッチパネル | |
総画素数 | 不明 |
フロントディスプレイ | |
有効画素数 | 2000万画素 |
静止画有効画素数 | 2000万画素 |
撮影可能時間(実測値) | 約56分(4K 30fps時) |
対応フレームレート | 30fps(5K)、60fps(4K)、240fps(フルHD) |
光学ズーム倍率 | 不明 |
電子ズーム倍率 | 不明 |
35mm判換算焦点距離 | 不明 |
水平維持機能 | 不明 |
F値 | F2.5 |
USB給電対応 | 不明 |
手ブレ補正機構 | 電子式 |
動画記録方式 | MP4 |
静止画記録方式 | JPEG、RAW |
動画解像度 | 4K、HD、5K |
フレームレート | 4K:60fps、 5K:30fps |
ファインダー付き | 不明 |
記録メディア | microSD、microSDHC、microSDXC |
内蔵メモリー容量 | |
連続撮影時間(公称値) | 約70分(4K60fps)、 約110分(4K30fps) |
実撮影時間(付属バッテリー使用) | 約70分(4K60fps)、 約110分(4K30fps) |
モニターサイズ | 2.27インチ |
本体幅 | 71.8mm |
本体サイズ | 71.8×33.6×50.8mm |
音声コントロール | ◯ |
本体奥行 | 33.6mm |
本体高さ | 50.8mm |
本体重量 | 158g |
HDMI端子 | 不明 |
内蔵マイク仕様 | 3 |
外部マイク入力 | |
Wi-Fi対応 | |
Bluetooth機能 | |
Wi-Fi | ◯ |
Bluetooth | ◯ |
防水性能 | |
防塵性能 | |
耐衝撃性能 | 不明 |
防水性能. | 10m(本体防水) |
耐低温性能 | 不明 |
音声操作 | |
広角撮影可能 | |
防塵性能. | ◯ |
ナイトモードあり | 不明 |
オートフォーカス機能 | 不明 |
ハイスピード | |
遠隔操作可能 | 不明 |
付属品 | チャージャブルバッテリー、粘着性ベースマウント(曲面)、マウント用バックル、USB-Cケーブル、サムスクリュー、カメラケース |
特徴 | Vlog向け |
GoPro HERO9 Black CHDHX-901-FWをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
高フレームレート(120fps以上) | |
---|---|
センサーサイズ | 1/2.3型 |
タッチパネル | |
総画素数 | |
フロントディスプレイ | |
有効画素数 | 1200万画素 |
静止画有効画素数 | 1200万画素 |
撮影可能時間(実測値) | 約78分(4K 30fps時) |
対応フレームレート | 60fps(4K・2.7K)、240fps(フルHD) |
光学ズーム倍率 | 不明 |
電子ズーム倍率 | 不明 |
35mm判換算焦点距離 | 不明 |
水平維持機能 | 不明 |
F値 | F2.8 |
USB給電対応 | 不明 |
手ブレ補正機構 | 電子式 |
動画記録方式 | MOV、MP4(H.264) |
静止画記録方式 | JPEG、JPEG+DNG |
動画解像度 | 4K、フルHD |
フレームレート | 4K:60fps、50fps、48fps、30fps、25fps、24fps |
ファインダー付き | 不明 |
記録メディア | microSD |
内蔵メモリー容量 | 不明 |
連続撮影時間(公称値) | 最大135分(フルHD30fps) |
実撮影時間(付属バッテリー使用) | 最大135分(フルHD30fps) |
モニターサイズ | フロント:2.25インチ/バック:1.4インチ |
本体幅 | 65mm |
本体サイズ | 65×42×35mm |
音声コントロール | ◯ |
本体奥行 | 35mm |
本体高さ | 42mm |
本体重量 | 124g |
HDMI端子 | 不明 |
内蔵マイク仕様 | 2 |
外部マイク入力 | |
Wi-Fi対応 | |
Bluetooth機能 | |
Wi-Fi | ◯ |
Bluetooth | ◯ |
防水性能 | |
防塵性能 | |
耐衝撃性能 | 不明 |
防水性能. | 11m(本体防水)/60m(防水ケース使用時) |
耐低温性能 | |
音声操作 | |
広角撮影可能 | |
防塵性能. | ◯ |
ナイトモードあり | 不明 |
オートフォーカス機能 | 不明 |
ハイスピード | 不明 |
遠隔操作可能 | |
付属品 | カメラフレーム、接着式フラットマウント、接着式カーブマウント、クイックリリースベース、バッテリーケース、止めネジ、USBケーブル(Type-C) |
特徴 | Vlog向け |
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