ANA VISA Suicaカードはマイルを貯めやすい？メリットデメリットと特典などの口コミ・評判を徹底検証！

ANAマイレージ移行可能ポイントは、貯まったらANAマイルへの移行が可能。Suicaへのチャージでも貯められるため、改札にタッチするたびにANAマイルと交換できる特典航空券に近づけますよ。「Suicaへのオートチャージがついており非常に便利」との口コミどおり、Suicaを使う人には便利なカードです。

ほかのSuica機能付きクレジットカードも気になる人は、下記コンテンツをチェックしてみましょう。

＜ANAマイレージ移行可能ポイントの移行コース＞

1. 2倍コース｜移行手数料：6,600円・マイル還元率1.00％
2. 通常コース｜移行手数料：無料・マイル還元率0.50％

実際に普段使いを想定して貯まるマイル数を計算したところ、毎月10万円を3年間利用し続けた場合、16,600マイルを獲得できるという結果に。毎月20万円の利用だと50,800マイルでした。年会費が2,200円と安いので、毎月20万円の利用であっても元が取れます。「年会費が安く、マイルも貯まります」との口コミにも納得です。

マイルを効率よく貯めるには、年会費と移行手数料が重要。年会費がなるべく安いカードを選び、移行手数料を支払うとマイルが貯まりやすいでしょう。検証したANAカードには年会費が高額で、毎月10万円・20万円の利用では年会費と移行手数料を足した金額を上回らないものもありました。

電子決済メインの人は、ぜひ活用してみてくださいね。

入会時・毎年のカード継続時に1,000マイルもらえるボーナスもあり、年会費の元を取りやすいでしょう。

フライトでは、マイルが貯まりやすいとはいえません。ANAカードをANAのフライトで利用した場合に貯まるマイル数を計算したところ、フライトボーナスマイルの積算率は10％と低めでした。検証したなかには積算率が25～50％のANAカードもあり、空マイラーには向いていません。

航空券利用時の還元率も1.50％と低めです。検証した多くのANAカードが2.00％を超えていたことをふまえると、ANAの航空券を買ってマイルを貯めたい人にとって効率的とはいえません。

ANAマイルの利用頻度が低い人は、期限切れに気をつけましょう。本カードの利用で貯まるANAマイレージ移行可能ポイントは、有効期限が2年です。ANAマイルは3年が期限であるため、ポイント有効期限は実質5年となります。

ANAマイレージ移行可能ポイントの有効期限は、ステータスの高いカードほど長いため、検証したなかには最長10年と期限が長いものもありました。本カードのように有効期限が短めなカードは利用頻度が低いとポイントが失効しやすいため、こまめに利用するのがよいでしょう。

なお、新規入会やカード継続でもらえるボーナスマイルや、飛行機の搭乗で付与されるフライトマイルは有効期限が3年です。ANAマイレージ移行可能ポイントではなく、直接マイルが貯まるので有効期限が異なります。

好きなタイミングで自分で手続きする「応募方式」ではなく、「自動移行方式」を選択している場合も有効期限に注意が必要です。毎月自動的にポイントがANAマイルに移行されるため、交換された時点からANAマイルの有効期限が発生します。応募方式にしたほうが、トータルの有効期限は長くなりますよ。

空港でのサービスは、ステータスの高いカードほど豪華。国内の主要空港のラウンジが使えるカードラウンジや、世界1,500か所以上の空港のラウンジが使えるプライオリティ・パスが利用できるカードもありました。なお、本カードで利用できる空港サービスの一覧は、下記のとおりです。

＜空港サービス＞

1. カードラウンジ：×
2. カードラウンジ同伴者無料：×
3. プライオリティ・パス：×
4. プライオリティ・パス同伴者無料：×
5. クローク/手荷物預かり：割引
6. 航空会社ラウンジ：×
7. ビジネスクラスカウンター：×

カードによっては年会費がかかるプライオリティ・パスではなく、ラウンジキーが付帯する場合もあります。プライオリティ・パスとラウンジキーの違いは、下記コンテンツをチェックしてくださいね。