Google Pixel Watchを徹底検証！口コミ・評判をもとにわかったよい点・気になる点をレビュー

機能は充実しています。ストレス計や月経周期トラッキングのように、一部本体で測定せずにアプリ上で記録する機能もありましたが、日々の健康管理に役立てられる機能は十分です。詳細は以下をご確認ください。

1. 歩数｜◯
   
2. 消費カロリー｜◯
3. 心拍数｜◯
4. 心電図｜✕
5. ストレス計｜✕（アプリには搭載）
6. 睡眠モニタリング｜◯
7. 月経周期トラッキング｜✕（アプリには搭載）
8. 血中酸素濃度｜◯（睡眠時のみ）
9. 皮膚温度｜✕
10. 転倒検知｜✕
11. 緊急通報｜◯
12. 体組成計｜ ✕
13. ワークアウト｜40種類
14. 運動データのアプリ間共有｜✕

ヘルスケア機能は、心拍数・睡眠・歩数などを記録可能。2023年6月の機能アップデートで、睡眠時のみ血中酸素濃度の測定機能や、心拍数が異常に高い・低い場合に通知する機能も追加されました。一方、後継機のPixel Watch2が搭載している皮膚温度測定機能はありません。

ワークアウト（運動）の数は40種類で、そのうち7種類は自動検知に対応。比較したなかにはワークアウトが100種類以上の商品も多数あったので、本商品は少なめです。

とはいえ、運動中は運動時間・心拍数・消費カロリーなどを取得可能。GPSマップでは速度変化も見れたため、ランニングのタイムをより上げたい人にも向いています。記録される情報は細かく、視覚的にもわかりやすいつくりでした。設定した目標をあとどれくらいで達成できるかも表示されるので、日々の運動管理やダイエットをサポートしてくれるでしょう。

健康・運動以外の機能も充実しています。詳細は以下のとおりです。

1. 通知｜◯
2. 音楽｜◯（YouTube Musicに対応）
3. キャッシュレス決済｜◯（Suica・Google Pay・iD・QUICPayに対応）
4. スケジュール｜◯
5. GPS｜◯
6. 文字盤｜アプリショートカットの配置・明るさの自動調整
7. 音声アシスタント｜◯（Googleアシスタント）
8. マルチタスク｜ ◯
9. 体組成計｜✕

GmailやGoogleマップなど、Googleが提供する各種サービスとの連携も魅力。メールやナビを手元でサッと確認できると、スマホで見るよりもさらに便利ですね。Googleアシスタントも搭載し、照明・エアコンなどのスマートホーム機器の操作も可能です。

比較したなかでもキャッシュレス決済に対応したスマートウォッチは限られていたなか、本商品はSuica・iD・QUICPayの3つに対応。VisaやMasterCardのタッチ決済も可能なので、スマホを出さずに支払いを済ませたい人にぴったりですよ。

歩数・心拍数は専門機器と比べても遜色ありません。比較したなかには歩数の誤差が5%以上ある商品もあったなか、本商品は約0.9%とわずか。心拍数の誤差も0.4%ほどと正確です。

一方で、睡眠トラッキングの精度は項目ごとに差が見られました。入眠時間はズレが2分ほどと正確だったものの、起床時間は40分ほどの誤差が生じる結果に。必然的にトータルの睡眠時間もズレてしまいました。

しかし、深い睡眠の測定精度は比較したほかの商品より優秀です。比較した多くの商品は10分以上の誤差が生じたなか、本商品はわずか3分。起床時間の誤差を除けば、睡眠トラッキングの精度は高いといえるでしょう。

使い勝手も良好です。右フリックで前の画面に戻るなど、タッチで直感的に操作できるところが魅力。詳細は以下のとおりです。

1. 操作ボタンの有無｜◯
2. ボタンでホームへ戻るか｜◯
3. ボタンのカスタムの可否｜◯
4. ホーム画面のループ｜✕（ホームボタンがある）
5. 右フリック操作で戻る｜◯
6. ナビゲーションバー表示｜✕
7. 通知のタイトル文字サイズ｜9pt

タッチ操作に加えて、側面のサイドボタンとリューズ（電源ボタン）での操作も可能。リューズを押してホーム画面に戻ったり、サイドボタンの長押しでGoogle アシスタントを起動できたりする機能があります。

比較したなかでも物理ボタンのみで操作する商品は、何度もボタンを押す必要があり操作性はいまひとつでした。スマートに操作したいならタッチパネルの商品がおすすめです。

文字のサイズは9ptと、通知タイトルも読み取りやすいサイズでした。

「軽くてつけ心地がよい」という口コミどおり、重さが気になりません。バンド抜きの重さは36gと比較的軽く、モニターからは「フィットしすぎてつけていることを忘れていた」という声も。比較したなかには50gを超える商品もありましたが、本商品はつけっぱなしでも疲れにくい重さです。

文字盤も大きすぎず、モニターからは「手首を動かしても当たることが少なかった」と好評。比較したなかには文字盤が手首の幅と同じくらい大きく、つけていて邪魔に感じるものもありました。つけ心地を重視するなら、文字盤が大きすぎないものがおすすめですよ。

付属のバンドはサラサラと滑らかな質感。バンドの先端を内側に入れ込むタイプなので「慣れるまではやりにくい」という声もありましたが、滑りがよいので穴やループにするっと入ります。慣れればスムーズにつけ外しができるでしょう。

＜バンドのつけやすさについてのモニターコメント＞

1. 「伸縮性があるのでつけやすかった。穴にプチっと押し込むタイプなので、簡単に位置を固定させられるのもよい」
2. 「バンドはラバーのような素材でサラサラしている。留め具はFitbitと同じくバンド先端を中にしまい込むような構造。調整幅も広くとくに不満はない」
3. 「内側に入れるタイプのバンドだが、素材がスベスベでするっと入るので気にならない。とてもスムーズにつけ外しできる」

コメントは一部抜粋

1. 「比較的軽くて快適につけられた。1日つけていても自然に過ごせそう」
2. 「本体に厚みがあるので最初は少しズシッと重さを感じたが、つけていれば重いと感じなくなった。腕に負担がある感じではない」
3. 「軽くて手首にフィットするのでほとんど違和感がない。フィットしすぎて着けていることを忘れるほど」

ウォッチフェイスと交換バンドの数が豊富で、その日の気分や服装に合わせてカスタマイズが可能。詳細は以下のとおりです。

1. 本体バリエーション｜3種類
2. ウォッチフェイス（無料）｜101種類
3. 公式販売のバンド数｜16種類
4. 非公式バンドの販売数｜170種以上（22mm変換用アダプターもあり）

本体カラーは、マットブラック・シャンパンゴールド・ポリッシュトシルバーの3色から選べます。なかでもシャンパンゴールドは、比較した商品のなかでもそれほど多くないゴールド系。高級感のある色味で、手元を華やかに見せてくれますよ。

無料のウォッチフェイスは101種類。比較したなかには無料で1,000種類以上利用できる商品もあったので特別多くはありませんが、それでも十分なバリエーションがあります。

公式で販売されているバンドも、スポーツ用からメタル素材のものまで幅広いラインナップ。非公式のバンド数も170種類以上あるうえ、22mmの変換用アダプタを使えば一般の時計用バンドも取りつけられますよ。